'99年4月度・銚子・犬吠埼


お出迎え
 今月から集合時間が7時に戻る。暖気を済ませていつものようにR246へ向けて南下・・・せずに、鶴川へ向けて北上。リーダーを出迎えに行く事にした。前日のタレコミで、幹線道路は警察が派手に動いているらしく、R246はその最たるものなので、使いたくなかったのである。
 リーダーの家へ着くと、FXがまだあった。しかしカバーがかかっていないので、どうやら起きているらしい・・・そこに居るよ。彼はチェーンの清掃をしていた。注油を済ませ、出発。世田谷通りを集合場所へ向けて走る。彼が遅刻する理由がなんとなくわかった気がした。
 集合地点に着いたのはもう時間いっぱいだった。かなりの人が集まっている。今回は総勢27名、見送り3名。妙にホンダのレプリカモデルが多いなぁ。
 今回はまず千葉の銚子へ、その後は気分で北上か南下することになった。

燃料の憂鬱
 最初の集合地点は湾岸幕張PAである。当然ほぼ全線高速道路である。
 今回もTT-Rでの参加である。こいつは燃料が9リッターしか入らない。いつもは手前のスタンドで給油をするのだが、今回は通り過ぎてしまった。しかも既にかなり走っており、そのまま首都高へ乗ったら途中で止まるのは目に見えている。そのため少し先行してスタンドで給油してから首都高へ乗ることにした・・・のだが・・・
 実は駒沢付近からR246を渋谷方面へ向かうと、スタンドの数が激減する。今回は南青山の当たりまで走ってようやく一軒見つけた。次の入り口は高樹町であった・・・
 高速へ入ると、浜崎橋付近までかなり渋滞していたが、湾岸線は快適そのもの。しかし高速には滅法弱いバイクなので、法定速度付近で走る。この渋滞で、他の面々はすり抜けをやってないかな?という淡い期待も空しく、PAにはほとんどの人が到着していた。

受難・第一弾
 発見したのは、Lanza津島であった。
 AkkoちゃんのCB400を何気に眺めていたら、何とリアのアクスルナットが無いのを発見。このまま走ったらまずいのは明白である。さすがにアクスルナットまで常備する強者は無く、一応その場しのぎで針金で仮止めし、ZX-9R清水くんとKatana菊地さんが同行してバイク屋を探すことになった。その他の面々は次の集合場所へ向かうことになった。この時初めて知ったのだが、ホンダのバイクはアクスルナットをピンなどで止めていないのだ。でも実際に外れてしまうのを見るのは初めて。以前SS時代にロックナットが緩んでいたというのはあったが。
 次の集合場所は、いきなり九十九里・片貝海岸である。現在9:30。バイク屋は無事に見つかるだろうか?

淡々と
 片貝海岸までは京葉道〜千葉東金道路と、やっぱり淡々と高速道路を進む。とりあえず燃料はまだ大丈夫そうである。その前も高速オンリーなので、燃費も良いはず。
 私はリーダー、初心者・山ちを含む5台で走る。途中の合流がめちゃくちゃに混んでいたが、千葉東金道路に入ると快適になった。ここでも高速苦手なTT-Rは、ひたすら法定速度付近で走行。一番苦痛だったのはTL1000の福地さんだったに違いない。
 普通ならただ淡々と走るのは眠くなるのだが、何とこんなところでZZ-R400三上君が乱入!どこで聞きつけたのだろう?我々をぶち抜いて先に行ってしまった。
 東金ICで降り、R126を北上・・・のはずが、私のいいかげんなナビゲートで道を間違えてしまった。一旦戻り、再度R126を北上。途中で左折し、後はもうすぐ・・と思ったら、これが海岸まで意外に長い。何回か来ているはずなのに、思い違いをしてしまった。
 集合場所である公園手前の駐車場に着くと、案の定最後だった。が、少し人数が足りない。どうやら何人か道を間違えて、近くのコンビニにいるらしい。そこまで行って合流することにした。


いくつあるか数えてみよう。
 そのコンビニとは、某大手コンビニである。が、ここへ来る前にも思ったのだが、そのコンビニしか無いような気がする。R126から左折した後だけでも3件近くは見たし、その他のコンビニが無かった。何か嫌な予感がする。
 予感は当たった。そのコンビニが何件もある。見えるたびに先頭は減速、いないのを確認するとまた走り出す。これを何回も繰り返し、数件目でやっと合流できた。間違えたのは5名ほど。
 ここでしばらく休憩していると、信じられないことにさっき別れた清水君とAkkoが合流! 菊地さんは別件で離脱。このときの清水君のコメント:

とにかく片貝海岸なのは分かってたのでそこまで行ったけど、誰もいやしない。後は南か北だけど、どっかで銚子へ行くとか言う話を聞いたような気がするので、北上することにした。そうするとこの道をまっすぐ行くしかないから見つけたんだよ。

 鼻が利く、とか、電波が飛んでくる、というのは良く聞く話だが、実際に見るのは初めてかも。
 写真は無事合流したAkkoちゃんと清水君(の一部)。本人の希望により、素顔はミラーコートさせて頂きました。


寄稿:あの時あの場所で・・・
※久々の登場ながらいきなりこんな事に巻き込まれてしまったZX9R清水さんの寄稿です
 あっこさんのアクスルナットが脱落している事が判明し、まず近場のバイク屋に向かうことに・・・
先導は午後に予定が入っているという博さん、しんがりはハザードが点くバイクって事で“青いそよ風号”が指名された。千葉周辺のバイク屋なぞ知らないが、幸い近くに幹線道路もあることだし何とかなるだろう。
 後で合流する可能性を考えると少しでも早く出たいので二人を急かしてみると、自分を置いて二人でさっさと出発してしまった・・・
「おいおい、しんがり置いてどこ行くの・・・」
慌てて追いかけ、PAの出口付近で合流。ハザードを出し、路肩をソロソロと進む・・・
 近場といっても湾岸幕張PAの先には、穴川ICまで下りられる所はない。ハイスピードで脇をかすめられながらも、宮野木Jctを通過。何とか穴川ICまで辿り着く。ワイヤーで急場をしのいだのだが、案外しっかりしていてそれ程心配することは無さそうである。ただし、あまりの事に(アクスルナットが取れるなんて!!)びっくりしていた娘とは思えないほど豪快にギャップを越えている・・・。念のため、料金所でリヤブレーキだけはあまり使わない様に指示した。
 高速を降り“千葉市内”の看板を頼りに進んでいくと、早くも先頭の博さんがバイク屋を発見!! まだ開店していないものの、明らかにカスタムショップであるこの店なら何とかなるだろうと、一同ホット胸を撫で下ろした。ジュースを飲みながら(あっこさんの奢り!!)しばらく待つとお店の人がやって来たので、事情を説明する。アクスルナットが無くなっているのを見て、良く走ってきたねと言いたげな顔をしていた・・・
 パーツを探すにもまず店の中のバイクを出さないとならないって事で、しばらく作業を見守っていると、中からそれは綺麗にカスタムされたバイク達が出て来る出て来る・・・博さんと二人で「お〜!!、お〜!!」と歓声を上げまくってしまった。中には雑誌等で紹介されたものもあり、ほんとに綺麗!!
 店のバイクも無事ディスプレイされた所で、あっこさんのCBの手術開始。まずワイヤーを切り、手ごろなアクスルナットを着けてみるが、ホンダのバイクは他社とサイズの若干違うものを使っていることが多く、ホンダ系バイクをあまり扱わないと言うそのお兄ちゃんも苦労していた・・・
 やっとの事で修復し、御礼を言って出発。(お代はお店の好意でタダでした)。博さんはこのままR16を北上して帰路に着く。青いそよ風号と、あっこCBは皆と合流すべく“東金〜片貝海岸入り口”を目指す・・・
 千葉東ICで千葉東金道路に入り、まずはあっこさんを先に行かせて後ろから様子を見るつもりだったが、前に出るなり“ひゃくさんじゅっきろ”程で巡航し出すじゃないですか・・・そりゃあんた、バイク屋でしっかり直したんだから大丈夫だよと言ったけど・・なんとも度胸のある娘だと感心してしまった。
 東金からR126のバイパスに下り、堀上の交差点を右折して皆が居るであろう集合ポイントに向かった。このコースは何度か使ったこともあるし、待ち合わせのポイントも風まかせで以前使った所なので、自信を持って「きっと追いついたよ」などと言いながらやって来たのに、誰もいやしね〜!! おいおいそんなに急いで出発したんか? 海でも見ていてくれれば良いのに・・・などと考えつつ、疲れているであろうあっこさんを見ると“まだまだ大丈夫”って走る気満々!! まあ、バイク屋からここまでそれ程無かったし、取りあえず追っかけてみるかってな感じで出発する。以前風まかせでここに来た時はいずれも南下したが、今日は「犬吠埼に行く」って言っていたはずだからまあ北上だな・・・取りあえず県道30を北上する。
 なんとも中途半端な走りをする車に道をふさがれ少々いらついてきた頃、その車が右ウインカーを出した。
「よっしゃー!!」
 車の左から前に出ようとしたその時、右側のコンビニにまるで暴走族のようなバイク集団発見!! 皆が居るではないか・・・。結局その車と共に右折し、コンビニの駐車場に進入。めでたく皆と合流と相成った!!
 メットを取った自分に皆から「良く追いついたね〜、早速出発だよ!!」
「・・・」


そのまま銚子へ
 休憩したコンビニは、かなり銚子方面に向かっていたので、そのまま銚子へ向かう事になった。現在の道をそのまま海岸沿に北上し、途中でR126と合流、あとは先に着いたメンバーが適当な店を探す、と言う事になった。私は先発隊としてAniki、リッキー他数名と一緒に銚子へ向かう。
 ここでもやっぱり某コンビニが目を引く。他のコンビニが全く無い。変な場所。
 余り車は多くなく、割といいペースで走っていると思ってたが、それでもなかなかR126に合流しない。後から考えたら、私の地図は車用のもので、千葉などは縮尺が違っている。首都圏と同じ縮尺で考えるとひどい目に遭ってしまうのだ。やっと合流できたと思った時には、かなり疲れてしまった・・・
 R126に合流後、Anikiが給油のため一次離脱。しばらく行った交差点で待つと、携帯が何回か鳴った。リーダーからは、銚子駅北のファミレスで合流とのこと。みつる君からは、道が分からなくなったので合流しようとのこと。さすがにこれだけの大人数でこれだけの距離をバラバラに走ると、いろいろあるね。とりあえずリーダー達と合流することに。でも、いつ抜かれたんだろ・・・


昼ご飯もばらばら
 になってしまった。  まずはリーダー達と合流することに。Akkoちゃんがまたトラブルで止まったらしい。今日は厄日のようである。しかし、後続の面々と共に到着した。話を聞くと:
福地さんのTL1000の排気音が大きすぎ(JMCA本当に通ってるんかいなと言うくらいうるさいOVER右二本出し)て自分のバイクの音が分からなくなり、途中で止まった。
うんうん。気持ちは分かる。
 結局は特にトラブルも無く全員が合流できたので、ここで昼飯となったが、余りに人数が多く、一部(?)せっかくここまで来たのだから魚が食べたい、という者もおり、別れる事になった。時間を決めて、この駐車場へ集まると言う事で、三々五々散っていった。私は当然、魚を食べる。
 FZR1000土井さんの意見のままアナゴ天丼を食べる。なかなか美味。写真はみんなで割り勘の刺し身盛り合わせ。でもこれで5人前はちょっと少ないんでないかい?


犬吠埼へ・・・と言いたいが
 魚組は10人と人数が多く、ちょっと時間までに集合できる気配が無い。また他の面々と連絡を取ってみると、何と犬吠埼まで足を伸ばしている者もいるという。というわけで集合場所を犬吠埼に変更し、直接そちらへ向かう事となった。
 犬吠埼まではZX9R清水君が先導。またまた海岸沿いを調子良く走っていたが、途中で後続がいなくなった。どうやらまたまたAkkoちゃんにトラブル発生らしい。
 今度はハンドル周りのスイッチボックスを止めるボルトが無くなり、アクセルワイヤーが固定できなくなってしまい、マシンが止まってしまったと言うのだ。たまたま元バイク屋のLanza津島がいたので、左側のボルトを移植し(こっちもラストワンだったらしい)、あとはガムテープで固定して何とか走れるようになった。そのすきに私は本日2回目の給油。
 犬吠埼へ着いたのは、またしても最後になってしまった。着くと今度はFZR土井さんがリアタイヤを見ている。何とでかい釘が刺さっていた。幸い奥まで刺さっていなかったので、このまま自走可能らしい。今日はいろいろあるなぁ。
 もう春なので、風は強いが寒くない。ここでしばらく談笑の後、集合写真を撮ることに。今回は最近お気に入りのキヤノンA1。モードラ付けてさらに偉そうになってしまった。灯台をバックにしたかったので、縦にして、みんなにも縦に並ぶ様にして、こんな感じ。顔も確認できるし、灯台も入ってる(ちょっと飛んだけど)し、まあまあでしょ?
 その後は談笑の続き。確かに日の落ちるのが遅くなったとは言え、これから帰る距離も考えて、暗くならないうちに解散とした。私はリーダーや清水君たちと共に西を目指す。


眠るんじゃない、眠ったら終わりだ
 帰りは、元来た道を逆送する形で、R126を目指して進む。さすがに渋滞とまでは行かないが混んできた。おまけに信号のタイミングが悪く、Lanza津島と二人、取り残されてしまった。
 で、取り残された場所と言うのが、なぜかここだけ車がいない。3車線でがらんとしてる。先に行ってしまったFXのテールランプがさっきまで見えていたが、だんだん遠ざかっていく。とにかく二人で猛ダッシュをかけるが、所詮オフロード、高速は苦手。そのうち道が狭くなり、混んできたので、すり抜けに切り替えて何とか追いつく事ができた。たまに飛ばすのはいいが、何か無理をさせてしまった気がする。
 その後はただただ隊列を組んでゆっくり進む。次第に暗くなってきた。だんだん腰も痛くなってきた。そろそろ休憩でもするのかな、などとぼんやり思っていたら、直前にいたリーダーが猛ダッシュ!何かと思ったら、Akkoちゃんが居眠り運転してたらしい。気付いたのは途中参加のZZ-R三上君。たまらず手近なコンビニで休憩を取る事にした。
 私もちょっと睡魔が近づいてきていたので、ちょうど良かった。迷わずリポDを一点買い。いやーコンビニで買えるようになって本当によかった。山ちは無糖ブラックを飲んでいる。やっぱり眠かったのかな?
 眠気も覚めたところで、出発。しかし辺りは薄暗くなってきた・・・


とどめの一発
 千葉東金道路へ入り、東京を目指す。ここは一部追い越し車線があるものの、基本的には対面通行。最初だけ車に引っかかったが、あとは全くいなかった。
 最初の追い越し区域で、清水君とリーダーがダッシュ。絶対追いつけないのは分かっていたから、残りはのんびり法定走行・・・のつもりだったが、2回目の追い越し区間で、何を思ったかAkkoちゃんと津島がダッシュ。最初は追いつこうとしたが、後ろもいる事だし、そのまま行かせた。まあ津島がいるから大丈夫だろう。しかし・・・
 東金で出口とその先が複雑に分岐している。出口は直進するが、その先へ進むには分岐路を進む事になる。かろうじて先行する2台が見える。ウインカーも見えたので、問題ないかなと思ったら、Lanzaしかいない。そんなに先行してたのかな?
 確認もできないので、そのまま進み、休憩地点の野呂PAに着いた。しかしCB400の姿はなく・・・話によると、Lanzaでは追いつかず、直進を食い止める事ができなかったそうだ。どうせ出口なのだからすぐに入ればリカバーできるだろう・・と言ってる間に帰ってきた。道が分からないなら、抜かすんじゃないよ!
 そのあと話を聞くと、衝撃の事実。何と50mばかり逆送したそうだ。空いてたから良いものの、何と命知らずな・・・
 野呂PAで道路情報を見ると、この先かなりの渋滞があるらしい。仕方なくここで渋滞がおさまるまで待つ事にした。その間、Akkoと山ちのライディングスクールが始まってしまった。センタースタンドかけやコーナリングなどなど・・・。私も山田さんのCB750で恐る恐るやってみるが、何でZZ-Rより軽いかなぁ?
 結局ここで2時間近く話し込んでしまった。ここからは帰る向きが二手に分かれる。私はリーダー、清水君と一緒にレインボーブリッジを目指す。


最後まで燃料の憂鬱
 多分大丈夫だろう。高速ばっかりだったし。でも首都圏まるまる横断するんだよね。途中で降りた方がいいかな?そんな事を考えながら、結局レインボーブリッジを渡りきってしまった。同行するのがあの二人だから、当然一人旅である。
 最後の休憩地点は首都高芝浦PA。二人はちょっと書けない速度。こっちはほぼ法定走行で、その差は5分程度だったらしい。
 この後二人は4号線、私は3号線で帰宅・・・なのだが、トリップメーターがぎりぎりの線を指している。東名まで使うと、もうスタンドが無いので、用賀からR246へスイッチ。これでいつガス欠になっても大丈夫・・・でも結局ぎりぎりのところで帰着してしまった。全行程300km以上。久しぶりに疲れた。