'96年8月度 東京湾観音〜富津岬

観音様の足元で記念撮影 観音様の中で。右端がつわものZX-10氏

from HIROSHIMA
 8月の第三土曜日はお盆のすぐ後だった。 帰省ラッシュの可能性もあるし、あま り集まらないかな? と思っていたが、保土ヶ谷PAに着いてみるとすでに何人か集まっていた。 保土ヶ谷 PAの中でも風まかせが陣取っているいつもの場所に、広島ナンバーの ZX-10がある。 他のグループのかな?と思っていると、何と! 以前に参加していて広島に引っ越した人で、今回はお盆休みを利用して参加したとのこと・・・ 恐るべし・・・
 そんな話をしているところへ、荷物満載の GSX-Fくんがやって来た。 いかにも「長旅をこなして来た」という感じの GSX-F君は、群馬からいつも参加している強者なのだけれど、今回は北海道ツーリングの締めとしてその帰りに参加したらしい。 かなり恐ろしい・・・ 風まかせには強者が多い!

富津へ
 それぞれの強者を囲んだ話も尽きないが、今回は千葉県富津の東京湾観音を目指すことに決定した。 ベイブリッヂ回りで湾岸を走り、首都高最後の千鳥町インター出口で集合。 ここからは一般道を行くことにする。
 R357はいい感じに渋滞をしていて、これまでが快調だっただけに不満不満! 船橋に入る頃にはほとんど動かない。 すり抜けしながら進んでいくと、渋滞の原因が事故であることが判明。 交差点の真ん中に路線バスが一台、まさに車止めの様に止まっている。 信号に従いながらバスの脇を通り過ぎるとき、その影にバイクがひっくり返っているのが見えた。 ライダーの姿はすでになく、無事なのかどうかも分からないまま先を急いだ。

探し物は何ですか?
 事故現場を過ぎると流れがよくなり、しばらく行った先の GSで給油をする。 す ると、広島から来た ZX-10さんがリーダーと「サイフが見当たらない」と騒いでいる。 今日の宿泊費や、帰りの交通費(もちろん広島まで)が入っているため、とりあえず保土ヶ谷 PAに電話するなどして探したけど見つからなかった。 仕方なく近くの交番までみんなで行くことにして、出発の準備をしていたら、ZX-10さんが両手を合わせて頭を下げながら走ってくる・・・
「サイフありました〜!」
 どうやらいつもならウエストポーチに入れるのを、今日に限ってタンクバックに入れてしまったために気付かなかったらしい・・・ とりあえずよかったよかった。

最初の休憩
 R14〜R16を走りついで、次の目的地の R297交差点先のコンビニを目指す。 ダンプなどの大型車が多いので、すり抜けがんがん組と、後から組に分かれる。 相変わらずすり抜けになると FZ山内さんが速い速い! 時折突っ走っては後ろのみんなが来るのを待つといった感じで走っていく。 目印の交差点を過ぎたが、コンビニらしきものは見当たらない。 もともとあるという確証もないのに来てしまったため、心配がよぎる。 交差点からかなり走ったところでやっとコンビニを見つけ、後から組みと合流して休憩をした。 8月の中旬で曇り空のため、かなり暑苦しい! みんなコンビニ内をウロウロして涼んでいた。

次の休憩
 次の目的地は、内房線の佐貫町駅。 それぞれで行くつもりだったが、割りとすいていてみんないいペースだったので一緒に走る。 国道から少し離れた所にある静かな駅に、なんて場違いなバイクの集団・・・ マザー牧場に行くと思われる家族連れに、不思議そうな顔をされてしまった。 その内、赤Ninja大森さんの周りに人だかりが・・・「やっぱ人気あるな〜」と思っていたら、その前にある看板がみたかったらしい・・・ バイクがじゃまだったのネ!
 上着なんか着ていられないくらい暑くなって来たので、さっさと東京湾観音に行くことにする。

東京湾観音・・・って結構高い
 駅からずいぶん近く、5分程で到着した。 駐車場はジャリ敷きでちょっと恐いが、管理人さんもいるからきっと安心!? 見上げると、どでかい観音が海を見下ろしていた。 先に見学するか、食事にするか相談していると、リーダーはすでに食券を買って席に着いていた。 有無を言わさず食事となる。 食堂はかなり涼しく、展望も良好! 窓の外には富津岬も見えていた。 食後、みんなで記念撮影をし、観音の見学をすることに・・・ 観音の内部の階段を上っていくと、さらに展望がよくなった。
 小さい窓から外を見た Magnaさんは、「もうだめ!」と言って下りていってしまった。走りはグレイトなのに、こーゆーところは結構おちゃめ。
 一番上まで上がると風も強く、暑さをしのぐにはいいかもしれない(もっとも上がってくるだけで結構暑い)。 見下ろすとMagna平本さんが一人でぽつりと座っていた。

次は富津岬・・・って今回高いところが多いぞ
 観音を堪能した次は、さっき見えていた富津岬まで行くことに決定した。 小さい港町を抜けていくこのコースはちょっと迷うかもしれないが、大乗寺までくれば、あとは先端まで一直線。
 面白い形の展望台のある富津岬は、対岸の川崎から横浜方面や、富士山までよく見える。 とにかくこの日は風が強く、展望台ごと揺れている感じがした。 海岸では、大勢の人がジェットスキーやウインドサーフィンを楽しんでいる。いい展望だ・・が、恐いぞ。で、やはりMagna平本さんは下で待っていた。

フェリーで帰宅
 かき氷でも食べたいところを我慢して、木更津フェリー乗り場へ向かった。 温かさと寝不足から、睡魔に襲われ始める。 先月のリーダーの例もあるので、最後尾に回って V-MAX平田さんと遊びながら走る。 フェリー乗り場に着くと、次の便にみんなで乗れることが分かり、一安心。 チケットを買って待合室でくつろいだ。 外とは別世界の様に涼しい部屋でのんびりと高校野球を見て出港を待つ。
 何度かフェリーには乗ったことがあるのだが、バイクのときは倒れそうでなんとなく不安。 およそ 30分の船の旅を楽しんだ。 建設中の東京湾横断道路を見ながら、”このフェリーは無くして欲しくない!”と言う意見で一致する。
 川崎に到着してしばし休憩した後、解散となる。 今日は八王子に泊まると言う広島ZX-10さんと一緒に、R16を使って家路を急いだ。



※'96年8月号は、"SPADA"清水さんが寄稿してくださいました。