緊 急 特 集
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ここにある文章の取り扱いには注意が必要です。
読んで笑う分には問題はありません。しかし、何らかの薬剤と関連づけてその効果を説明したり
宣伝や広告に利用した場合、薬事法違反とみなされ非常に重い罰則が課せられる惧れがあります。
また、ここに書かれている内容を何らかの薬剤に当てはめて解釈しないでください。
薬事法の全文はここにあります。
目次
1998/08/08 第一回 『果たして毛は生えるのか?』
1998/08/26 第二回 『この特集について&経過報告』
1998/08/27 第三回 『ハゲ絶滅の危機』
(某極東リサーチ社調)
1998/08/29 第四回 『ハゲ治療の未来』
1998/09/03 第五回 『自己同一視』
1998/10/03 第六回 『マーフィーの法則』
1998/10/30 第七回 『数え歌』
1998/11/05 第八回 『究極のハゲ克服法』
1999/03/08 第九回 『油断大敵』
1999/06/01 第十回 『ハゲは伝染するのか?』
1998/08/08 第一回 『果たして毛は生えるのか?』
98年7月末、ついに最後のあがきに訴えることにした。これがだめならもう後はないであろう。今年の末頃には毛が増えているかもしれないが、これは植毛ではなく、これから述べる薬剤の効果であることを今の内に明言しておこう。
最後の足掻きとは、
@外用薬(N国製 〇〇〇〇〇〇; 〇〇〇〇〇製剤)
A内服薬(A国製 ×××××; ×××××××××製剤)
である。いずれもA国???で認可された育毛剤であり(???で認可されている育毛剤はこれらだけである。)、2/3くらいの人に効果があるといわれている。また、これらを併用するとさらに効果が期待できると言われている。
簡単にこれらの薬剤の説明をしよう。
男性の壮年型脱毛は、遺伝的要因とDHT(ディヒドロテストステロン;還元男性ホルモン)の相互作用によって、毛髪のライフサイクルが短くなり脱毛が多くなったり、毛髪が細くなるなどの現象であることが解明されている。〇〇〇〇〇は毛根の遺伝子発現機構がDHTによって撹乱されるのを防止することによって脱毛を抑える。使用開始から2ヶ月程度で効果が現れ、使用を中止すると効果が失われる。
一方、×××××××××はテストステロンを還元する酵素を阻害することによって脱毛の原因であるDHTの合成を阻止し、脱毛を抑える。基本的にはDHTは成人男性の生体機能に必要なものではないため、副作用は無いはずだが、2%程度の人に性機能低下などの副作用があるといわれている。女性、特に妊娠中の女性はこの薬剤の服用はもとより、接触も固く禁止されている。使用後3〜4ヶ月で効果が現れ、使用を中止すると効果が失われる。
1998/08/26 第二回 『この特集について&経過報告』
誤解される前に書いておこう。この特集は育毛剤の商売をすることを目的するものではないし、モニター報告でもない。世の悩める諸氏に役立つ情報を提供することを目的としている、などということを私がするはずがない。早い話がウケねらいの特集である。断定調の文体もそういうことであって、ここに書いてあることは、単なる受け売りや科学的根拠を欠くものが少なくない。トンデモ本を楽む心で読んでもらいたい。なお、この特集に関わる内容で問い合わせや指摘・苦情などをいただいても、回答しない場合があるのでご了承願いたい。
さて、本題だが、いまのところこれといった効果も副作用も自覚するものは無い。しかし気のせいか、頭皮が柔らかくなったような感じである。抜け毛は相変わらず多いし、短い毛、先細りの毛も少なくない。まあ、前回書いたようにまだ効果が現れる時期ではないし、信じれば偽薬でも効果があるものである。気長に続けるしかあるまい。
1998/08/27 第三回 『ハゲ絶滅の危機』 (某極東リサーチ社調)
若年層のハゲが減少していることにお気づきだろうか。このままでは、世の中からハゲが消えてしまうかもしれない。読者諸氏は気づいていないかもしれないが、これからのハゲの悩みには、「孤立化」という要素も加わるのだ。
ハゲが絶滅する!
これは一体どういうことなのか?
ハゲが減ってきている要因には以下のようなものがあるだろう。
1. 環境ホルモンによる男性の女性化
2. 育毛、増毛、ヅラなどによるもの
3. 自然淘汰
この中で最も深刻な問題はどれだろうか。それは3である。自然淘汰とは平たく言えばハゲた男性が配偶者を見つけられない可能性が高くなり、結果、ハゲを遺伝的に受け継いだ人が少なくなるということである。
問題は、ハゲ遺伝子とセットになる傾向が強い遺伝子に、人類の存続に重要な遺伝子が存在する可能性である。ハゲの絶滅とともに、この遺伝子資源も失われてしまい、人類絶滅の危機につながる可能性があるのだ。
読者諸氏にもこの問題について一度真剣に考えてもらいたい。笑い話のネタくらいにはなることであろう。
なお、本題の経過報告については2週間ごとを目処に行っていくつもりだ。果たして毛は生えるのだろうか。
1998/08/29 第四回 『ハゲ治療の未来』
ハゲ治療の未来を予測してみよう。未来といっても数年以内、もしかすると明日にでも、あっと驚く画期的な治療法が現れると私は予想している。近年の科学技術の目覚しい進歩から予想される希望的観測だけでなく、それによってもたらされるであろう莫大な富の存在による確信である。育毛剤やヅラ産業がどれほどの市場を築き上げたかは改めて説明するまでもないだろう。もし、たとえばハゲをほぼ完全に治療する医薬品を市場に投入すれば、従来の産業が築き上げた市場を一気に簒奪することが可能である。またこの手の治療薬は、微生物あいての抗菌剤などと異なり、耐性菌の出現によって巨費を投じて開発した薬が一年と経たずに効かなくなって商品価値を失うということもないし、対象とする症状が生命の存続にかかわるものでもないので、薬が効かなかった場合のリスクも皆無である。こんなオイシイ状況を見逃さない企業がないわけがない。
さて話は変わるが、第一回がこのページの立ち上げより前の日付になっているが、これは私が会社内で開いているページで先にスタートしていたからである。もちろん、ここと同じように隠しコーナーである。こっちのホームページにある入り口がわかりにくいらしく誰も入ってこないようなので、ちょっとわかりやすくしてみた。会社のほうの入り口は
こんなのだが、ほのめかすまで誰も気づかなかった。セガのドリームキャストの裏企画も似たようなことをやっていたが、そういう私も自動巡回をかけるまで気づかなかった。情報を親切な形で与えられることに慣れきってしまっているということかもしれないが、まあ時代の流れというものだろう。
1998/09/03 第五回 『自己同一視』
今、録画しておいたスタートレック・ディープスペース9を見ながらこれを書いている。スタートレックといえば前シ
リーズまでは血沸き肉踊る正統派SF冒険活劇だったはずだが、いつのまにやらSFホームドラマになってしまった。しかもSF部分には今まで以上に金をかけているようだ。まったくアメリカ人というのはどうしようもないな、といいながら毎週欠かさず見ていたりする。私が好きな登場人物はなんといってもクワークである。普段は金の亡者で小悪人然と振舞いながら、ここぞというときに見せる機転と勇気、男らしさがいい。その次はシスコ司令官というところか。で、ちょっと考えてみると、こいつらハゲではないか。なるほどそう言うことだったのか。
さて、本題の経過報告だが、〇〇〇〇〇〇の一本目を今日使い切った。つまり1月分ということだ。で、生えてきたかというと、うーん、よくわからない。短い毛が増えていれば生えていることになるのだろうが、こういうのはそんなに多くなさそうだ。まあ、これから効果の出る時期に入るので、気長に待つことにしよう。
1998/10/06 第六回 『マーフィーの法則』
マーフィーの法則 というのが一時流行した。物事は大抵悪い方向に倒れるという考え方を、法則めいたフレーズにした、あれである。育毛剤を試したことのある読者諸氏なら、次の法則を見出すのにさほど苦労はしないだろう。
「効果の無い育毛剤に限って、使用を止めると一気に脱毛が加速する。」
言いかえれば、市販されている育毛剤というのは、そのほとんど全てが、増毛効果といえるほどの効力は持たないものの、多少脱毛プロセスを遅らせる程度の力は持っているということであろう。(でなけりゃ詐欺だ)
しかし、それが脱毛をかろうじて阻止している間にも、「いつでも脱毛OK」状態の毛根が着実に増えていき、薬の使用を止めると、ばっさり抜けるということではないだろうか。
マーフィーの法則とはそんなものではないだろうか。もともと悪い方向にしか倒れようが無いのである。
さて、久々の経過報告だが、〇〇〇〇〇〇の2本目を先日使い切った。2カ月分ということだ。結論から言うと、効いているようだ。第三者に聞いても、効果を肯定する場合が多い。効果と副作用は次のようなものである。
・以前は赤黒かった頭皮が完全に白くなった。
・後頭部の薄いのがかなり目立たなくなった。
・頭頂部はまだ薄いが、毛根の無い面積は確実に狭くなってきている。
・短い毛が生えてきている。
・先細りの短い毛の脱毛が稀になった。
・額や目の周りの産毛が濃くなった。湿らせずに剃ると痛いくらいである。
・フケが多少でる。
といったところである。さて、この先どこまで回復するのだろうか。
ちなみに、今使っている薬の説明書には、使用を中止すると生えた毛が抜けることがちゃんと書いてある。大して効果の無いものにこれを書くと、脅迫紛いになるから書かないのだろうな。
1998/10/30 第七回 『数え歌』
だれでもスポーツ刈りや刈り上げをすると、数ミリ程度の大きさのハゲが見つかるものである。小学生のころ、クラスの誰かが頭を短く刈ってきた日には、よくこの歌が聞かれたものである。
ひとつ人よりハゲがある ふたつ不思議なハゲがある
みっつ醜いハゲがある
よっつ横にもハゲがある いつついつものハゲがある
むっつ昔のハゲがある
ななつ並んでハゲがある やっつやっぱりハゲがある
ここのつここにもハゲがある
とおでとうとうはげちゃびん
そのころ私はK都府M鶴市に住んでいたが、読者諸氏の学校ではどうだったのだろうか。今の子供はどうなのだろうか。多少気になるところではある。
しかし、ほんとに七つ並んでいたら大変である。ケンシロウじゃあるまいし。十まで数えるまでもなく既に禿げているのではないか。
さて、経過報告をせねばなるまい。回復傾向はまだ続いているようだ。頭頂部はまだ薄いが、横の方はかなり改善されたようだ。私は右目の上あたりで髪を分けているが、分け目の地肌の幅がかなり細くなった。もうほとんど普通である。どうやら周辺部から回復していくようだ。
ちなみに最近私は、伏字になっていない伏字を面白がってよく使う。KセラとかT芝とか。こんなもの書く奴はO阪人に違いないとか。実際そうなのだが。
1998/11/05 第八回 『究極のハゲ克服法』
究極のハゲ克服法、それはスキンヘッドであろう。私も一時、スキンヘッドにしようかどうか結構真剣に考えたことがあるが、諸般の事情から結局あきらめた経緯がある。いまだと検索エンジンを使えば、スキンヘッド事情について参考になるページが結構見つかるが、なぜかリンクが失われていたり応答が無いサイトが多いのはどうしたことか。読者諸氏も一度潔く剃ってしまうことを考えてみてはどうだろうか。似合うかどうかは、デジカメで撮った画像をレタッチソフトで細工すれば参考になるかもしれない。便利な世の中になったものだ。
さて、今回は前回からあまり経過していないので、報告はなしだが、代わりに、このまま毛が思いっきり薄くなったら私がやってみたかったことの一つを紹介しよう。それはバーコードヘアである。本物のバーコードヘアである。つまり、例えばセブンスターの箱にあるバーコードの隙間をもった櫛を作り、ウルトラハードムースをつけた髪を梳かしてバーコードにするわけだ。それでコンビニに行って「セブンスターください」と言って店員がセブンスターを棚から取り出している間におもむろにバーコードリーダーを手に取り頭をスキャンするのだ。もう番組は終わったが、某特報ヤラセ王国あたりに「エエッ?コンビニでアソコを出すオジサン?」とかいうふれこみで出演すれば、いい線行ったかもしれない。さらに複数のバーコードをインプットしておけば完璧だ。
まさかそんな人がいるとは思えないが、私は何の権利も主張しないし、責任もとらないので、やってみたい人は自由にやってもらいたい。
1999/03/08 第九回 『油断大敵』
久しぶりの更新である。喉もと過ぎればなんとやらというやつで、更新を怠っていたわけだが、これはとりもなおさず油断していたということにほかならない。
というわけで、今回は前置きどころではない。なんと増えた毛がこの一月くらいでばっさり抜けてしまったではないか。心当たりは以下のように幾つかあるのだが…
1)飲み薬が効いているだろうと思いこみ、塗り薬をたまにしか塗らなくなった。
2)増え具合の悪い頭頂部には塗っていたが、前頭部にはあまり塗っていなかった。
3)飲み薬の賞味期限が切れている。(冷蔵庫には入れているので多分大丈夫だとは思うが)
4)夜更かし。月火水木は3時間くらいしか寝ていない。
5)悪性のハゲが伝染した。
心当たりとしては以上のようなものだが、今回の脱毛の傾向としては、ハサミの入った(つまり伸びきった)毛が多く抜けていることである。伸びかけの毛は残っているようだ。これは薬を使う前とは逆の現象である。どうも私の場合飲み薬はさほど効いていなかったため、塗り薬をさぼったことが敗因となったようだ。
いずれにせよこのままあきらめるつもりはないので、図らずもこの特集がこれからしばらくは続くこととなってしまったということである。
1999/06/01 第十回 『ハゲは伝染するのか?』
結論から言おう。私はハゲは伝染ると思っている。遺伝するとかそういうことではなく、家庭や職場など生活をともにする者同士で伝染するということだ。
家庭や親族内のハゲ集団は遺伝でも説明がつくが、町工場など比較的構成員が固定された小集団に、遺伝では説明ができないハゲの多発地帯があるのはなぜなのか。ばかばかしいと思われる読者諸氏には考えていただきたい。ハゲが伝染性の物ではないと誰かが証明しただろうか。そんな話は聞いた事が無い。おそらく、あほくさくて誰もそんなことは研究していないはずである。
感染経路の可能性は、接触がもっとも怪しいと思う。もし、ハゲの人でやたらと頭を触ってくる人がいれば、おそらくその人はハゲが感染することをうすうす勘付いているのだろう。あるいはインフルエンザなど多くの病原体がおこす症状や衝動がそうであるように、それはハゲ因子の自己保存機構のなせる業なのかもしれない。
さて、経過を報告しよう。ミノキシジルは国内でも解禁されたので、もう伏字を使って隠す必要も無くなった。私が使っていた塗り薬はこれである。前回以来、ちゃんと用法・用量を守って塗りつづけた結果、まもなく抜け毛は止まり、ばっさり抜けてしまった分は、大方回復したようだ。いや大した物である。しかし、サボると私のようにばっさり抜けてしまう惧れがあるので、読者諸氏も十分に注意されたい。
(つづく)

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