サイパン 
エンリチッドエアー(ナイトロックス)
SPツアー
5/95/11

皆さんナイトロックスを知っていますか?
初めて耳にする方、名前だけは聞いたことはあると言う方も… 
私たちが呼吸する空気は主に2種類のガス、

窒素(79%) 酸素(21%)から構成されていますが
ナイトロックスとは酸素21%を超える割合に高められた空気
(特に一般的なのは酸素30%〜40%)
のことを言います。

エンリッチド・エア・ナイトロックスを使用することは、
より長く水中で過ごせたり、より短い水面休息時間でのダイビングを可能にし、
窒素の影響を緩和してくれるので
1日に複数回のダイビングをする場合や、
長期にわたるダイビング旅行などでは特に有利になるのです。

海洋実習はどこへ

それは昨年の11月、八丈島伊勢海老ツアーに参加されていた村上あい子さんが
ね〜ェ、金子さん私、ナイトロックスを取りたいの、講習できる?
もちろんできますよ、何時ごろですか?

私ね、水温が高いときが良いのね、それと私の空いているのは4月か5
待てよ、関東でナイトロックスを扱っているのは伊豆の大瀬崎と土肥
その頃の水温は15℃前後、沖縄にしても21℃前後だし梅雨の走りか…
では、東京に帰って調べて連絡しますねと、言うことで
海洋実習地は決定は先送りになり

調べるてみる沖縄では全くナイトロックスを扱っていないことが分かり
次に東京から近い暖かい海に選ばれたのが56月が
ベストシーズンで水温28℃が予想され3時間で行ける“サイパン“
色々調べていると一軒だけグァム島から船で酸素を輸送しナイトロックス32%の空気を
製造してくれるというサービスが見ったのです。
村上さん、サイパンでの講習はいかがですか?と連絡を入れる
サイパン、いいですね、暖かいし、お安いしと言うことで
ここにめでたく日本からはるばるやってきてサイパンで初となる
エンリッチド・エア・ナイトロックスSPコースの開催が決定したのでした。

透明度がすばらしい

参加者は村上さん、高橋さん、日野さん、阿久津さんの4名、
4月に東京で学科講習を終了、
Gウイーク明けの5/8に成田を出発
59日〜10日でボートダイブ(テニアン島のグロッド、フレミング)
サイパン島の(
ディンプル、沈船)ビーチ(オブジャン、ラウラウ)計6ダイブ

(ボートダイブはこの船で)
  
(水の中にいることを忘れそうな透明度抜群のオブジャンビーチ)

(ラウラウビーチのマアジのトルネード、凄いすッ!)

休憩中やログ時間に潜水計画を皆さんで練りながら楽しく講習が終了しました。 

(参加者の皆さんとエンリッチド・エアのチヤージ室で記念写真)

 金子のサイパン上陸は今回で9回目なのですが
夏に行くのは初めてで水温の
29℃は
私としては高すぎてマスクの中で汗が目に入り目がショッパクて‥
しかしゲストの方たちは快適そのもののようでした。
今回1番印象に残ったのは、透明度 どのポイントも抜群で50mは軽く見えて
夏の日差しが水底まで届くので、本当に水中が明るく青く綺麗!

夏のサイパン、気に入りました。

「エンリッチド・エア・ナイトロックスSPコースの開催地に
サイパンは良いな〜」
なんて思っていると村上さんが
金子さん、サイパンでのナイトロックスの講習を恒例にしたらいかが?
と、言ってくださいました。
是非やりたいすね!
リクエストお待ちしたいます。


ゴールデンウイーク八丈島
4/28〜5/6

前半の水温は例年通り20℃前後でしたが後半に入ると黒潮が島から離れ
18℃前後
なっててしまい水温は少しだけ低めでしたが
今年も昨年続きお天気に恵まれ無事に終了することが出来ました。
参加者13名の皆さんありがとうございました。
黒潮が少し離れ水温が下がり黒潮のヘリに八丈島がある時は深場の大物が姿を現すのですが
この期間中、早朝(午前5時前後)にナズマドに潜るとハンマーヘッドとニタリが
頻繁に目撃されたいました。特に4/29は島中どこも凄かったです!
チームぷっちーはナズマドの駐車場が朝から満杯のため
朝ナズに潜れたのは一度だけ、来年は4:00起きでトライしましょね!
  
(左4/29早朝のナズマドにてBショップ撮影、コウラにてHヨップ撮影)

(4/29のぷちアイランドは南原口白の根で超大型イシガキダイの群れに大遭遇)

今回のツアーで重大ニュースが二つありました。
(1)吉田章子さんが4/28垂戸にて通算1000ダイブを達成!
(2)車椅子でも潜る、高林健二さんが2回のボートダイブの後に
底土でメンバー全員で一緒にダイビング!
 
健ちゃん次の夏休みも皆と一緒に潜りましょね!


与那国ツアー報告
/29〜2/2  2/5〜2/9

今年最初の与那国ツアーは参加者9名!内、初めて与那国の海に潜る方が4名!
安全を最優先とし、前半チームと後半チームに分かれた為、
2週に渡るロングツアーとなりました。

1月29日
与那国空港のタラップを降りると、例年なら「やっぱり暖かいや」と感じるのだが、
今年は東京から持ってきたコートをあわてて羽織るほど肌寒く感じた。

昼食後、1本目ダイヤティ! 2本目遺跡ポイントへ、

(最西端だよ遺跡で集合)
水温23℃透明度30m海のコンディションは良好、後は潮向きと速さだろう
この日、参加者の川上さんは600本 
川原さんが100本目の記念ダイブを達成、


日本最西端をバックに皆でお祝いです。乾杯!

130
いよいよ本番モード 快晴の朝、よしまる荘のテラスから
西崎を見るといつもの海面に見える潮目がありません、
最近おかしいよ、普通は北から流れが入るのに
1月中旬から南からで今日も変わってない、

例年だと与那国では年に23日しかないのに、
こんなに長い間、潮向きや変わらないのは初めてさ

と、八郎さん

1本目は西崎の灯台下からエントリーした。
光が差し込む海の中をゆっくりと潮に乗る。
通常ならエキジットするあたりからのエントリー!となる。
青物の姿は見えずともさすが西崎!
魚影は濃い、グルクン、ウメイロモドキ、バラフダイの群れに
混じりコブシメやカメの姿も沢山見られたダイブでした。
エキジットすると良縁時さんが今のが西崎!?と不思議そうに言った。

逆方向に流したためいつもと違う西崎を体験!

2本目はあまりにも天気が良いので光が真上から差し込んでいる光の宮殿へ!
エントリーすると流れている、それも逆に、ここのポイントが流れることは珍しい!
かなり速くて逆潮、この潮向きが逆になればと願ったのだが・・・


3
本目は流れも速のですが以前潮向きは南から!潜降しハンマーヘッドロックに着底。
ギンガメの群れとロウニンアジが現れたあと
南の根へ向け流すもハンマーは現れませんでした。
この日の水温は昨日から2℃も上がり25
今日は全然寒くありませんでしたよ、むしろ気持ちよいぐらいでした。
と村上さん
冬に与那国で水温が25℃を超えるのは無いことでハンマー出現の適温は2223
このまま水温が下がらず南潮なら今年はサメも終わりかもね
と八郎さんがつぶやいた。

1月31 
晴れ、海はべた凪、コンディションは最高、
もちろん今日は西崎三本勝負と期待でいっぱいでしたが

ハンマー狙いで潜った3ダイブは不発!
しかもいつでも激流で有名な西崎が1日中流れないのです。
こんなことはめったにあるものでないので2本目は
ハンマーヘッドロックの谷間をゆっくりと探検しちゃいました。

ハンマーヘッドロックをのんびり海中遊泳の島尾さんと超巨大なサザナミヤッコ

ロックは超巨大なロクセンヤッコやサザナミヤッコが姿を見せるなど
何時もと違うハンマーヘッドロックに感激した川上さんに
またあのポイントに行きたいとその後何度もお願いされました。
その晩、八郎氏を囲み飲んでいる時にも今年のサメは終わったかもね
耳元でささやく彼に、じゃ八郎さん、ここは1番!出番でしょう!!と金子
八郎氏がグラスを置き席を立った、しばらくして戻ってきた
八郎氏から明日10時!」と一声メンバーに笑顔がもどり食堂に拍手が響いたのでした。

21
実を言うと八郎さんは操船や奥様のおめでたで大変忙しく、
今年に入って一度もガイドどころか潜っていない

そこをわざわざ決まっていた2/1の予定を変更してまで
ガイドをしてくれる八郎さんの男気に感謝、感激なのでした。

9時に潜ったチームが「単体だがハンマーを見れました」
「流れも弱いが北からに変わってきましたよ」
と、

期待も膨らむ就航前

八郎さんの今年最初のブリーフィングを聞くチームぷっちー

10:10八郎さん率いるチームぷっちーは赤土に潜降、
やはり八郎さんは海の中がいい
スタートして少したつと流れがまたもや止る

(流れが止まり真上に上がる泡に中にダイバーが‥)
,
潜水時間30分彼はそれでもサメを探す
西崎の前で風が強く波が高いため浮上、ハンマーは残念ながら不発
海がシケ始めこのダイブが今回のツアーで最後のハンマー狙いとなったのでした。
22
朝から風が強いため西崎はクローズ!
帰りの飛行機は17:05発の那覇行き。
1
日ゆっくり観光を楽しんだ後、与那国に別れを告げ東京へ!

25日から後半戦スタート 

与那国空港のタラップ下りると今回は暑い夏の日差しが迎えてくれ
もうすぐにでもTシャツに着替えたいぐらいの陽気なのだ。
よしまる荘に着き先週から来ているダイバーが
金子さん単体でハンマーが出だし昨日は水中でクジラ見ましたよ」と言えば
YDSスタッフの面々も
流れがだんだん北よりに変わって来ているのでいい傾向です」と
今回は幸先のよい朗報だ。

1本目 久良部バリ 2本目 西崎、潮の流れレベル2を
南の根からハンマーヘッドロックへドリフトダイブ

(イソマグロの真上を通過)
西崎が通常の北からの流れに戻っていてイソマグロやロウニンアジが姿を現し
明日からのダイビングに期待が膨らむ金子なのでした。

(久良部バリはハナダイとナイヨウハギがいっぱい)

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今回のゲストの方2名は与那国が初めてなので1本目遺跡ポイントへ
ここでゲストの中澤さんは400本の記念ダイブを達成しました。

起死回生の一発の巻き

2本目、さあここからが本番モード!与那国ダイビングサービスの船YDSは
南の根沖、水深60m地点で停止、潜降の合図で水深10mで集合。
北からの弱い流れ、少しずつ深度をさげ20mをキープし蒼いだけの中を行く
先週とは確かに何かが違う、体が潮に反応し方向が変わるし、テングハギやグルクンも
多く感じるのだが
潜降から10分ぐらいしても海に動きがない、
「そろそろ出て恋」と
水底付近や前方向に気持ちを集中してた時、ふと

昨晩、花村先生(与那国のDrコートこと診療所の医師)と食事をした時に
ハンマーの群れは案外後ろから来る時が多いですよ」と言っていたのを思いだし
後方にも目を向けて探し始めることにした。
少しの時間が過ぎたころだ 
スタッフの浦崎さんの後ろにうっすら白い物が
来たか?」と思ったのとほぼ同時に
浦崎さんの腕が後ろを見つめ指差さす。

(
ぼんやりと奴が見えた)

来た、遂に来た!ハンマーヘッドの登場だ
よっしゃ!”と、近づこうとした時だ、
なんとハンマーはこちらにゆっくりとまっすぐに向かってきた、
このダイブで一緒に潜ったゲストはチームぷっちー含め6名、
カメラを持っていない人や、しかも気がつかない人も・・、
チームぷっちーの2名に至っては教えても「あら、大きなマグロね
と思っていたと言うからびっくりである。
そんなことでハンマーヘッドに突っ込む者が無く、動かなかったのが
幸いし1匹が5匹、10匹に・・・けっこういるな〜と思い始めていると
そのハンマーが
物凄い数の群れに変わって我らを覆い尽くしてしまったのだ。
 
奴らとの距離5m!上も下も右左も全部に囲まれてしまいました。
流れも弱く時間にして5〜6分、ハンマーヘッド玉の中、
至福の時間がそこにありました。
数にして確認できたものでも軽く100匹 
水深25mで囲まれ下は40mから上は18mぐらいまで全部ハンマー、
特に真下から見たハンマーは何十年ぶり。何匹かは超巨大でしたね。
透明度が20m前後でしたからもっと良ければ…凄いことに
船の上は 笑顔、笑顔!
八郎さんが「今年1番じゃないの」と言えば
浦崎さんは「SHINJOの起死回生の逆転満塁ホームランがでましたね
金子がゲスト方に「凄い数でしたね100匹はいましたね」と言うと
シャッターを押すことに夢中になっていたゲストの方は

あら、そんなにいないでしょ、10匹ぐらいじゃない」と・・・??

スタッフ全員が大爆笑
カメラを持たないダイバーの方が冷静に全体を見れるのかも・・
兎にも角にも与那国の海に、やっぱり奴はいたのでした。

27からは与那国の海が本領を発揮
西崎ハンマーヘッドロック3本勝負で見たものは、ハンマー50匹以上の群れ
その後も単体で幾度もハンマーは姿を現し
イソマグロの編隊やバラクーダ、ロウニンアジにツムブリの群れも見れ

1,2本目は南の根沖を流し、3本目は着低に成功
与那国らしいダイビングを満喫した1日でした。



南の根に現れたイソマグロの編隊

 最終日の2月8日も朝から夏のようん日差しが照りつけて大爆発の予感が‥
西崎1本目は与那国では珍しいメジロザメが南の根に現れ
2本目は透明度が回復し海の中が綺麗になっていました。

これで3本目の最後の聖戦に期待が脹らむというものです



2本目ハンマーヘッドロックにギンガメが戻ってきました


迎えた今回の最後のダイブ、
南の根沖から流すこと10分 右後方にハンマーを確認
近づくにつれ数が増え、またまた群れとのご対面!

 

その後ロックが前方に現れてきたので潮上に泳ぎ出ると、いました!
ギンガメの群れにイソマグロの編隊、その後ろには巨大ロウニンアジが付いてます。
懐かしいトカラ諸島の二ヨン瀬のような光景が広がるのを見つめ
最後のダイビングを終了したのでした。

今回のツアーで前半戦に参加して下さった皆さんは潮の流れに悩まされ
ハンマーヘッドが現れず残念でしが
来年は今年の分まで楽しみましょうね、


自然は時として気まぐれなものです。
明日は快晴でしょう」と言う天気予報が出ているにもかかわらず
当日は雲が多かったり、また、あるときは「風が強いでしょう」との予報に反して、
風もなく穏やかな行楽日和になることも・・・


黒潮の本流がもろにぶつかる与那国では、
当然さまざまな生物が島付近を行き来しています。
中でも
有名な西崎というポイントでは、たいがい
今回もハンマーは見れるでしょう!」と予報がでます。
ところが、神様のちょっとした気まぐれで、
思い描くようなダイビングができなくなってしまうこともあるのです。
前半戦がまさにそれでした。

ところが、後半戦は海の神様も超ご機嫌で、
与那国の海の魅力をたっぷりと堪能させてくれました。
思うに海は気まぐれ!でも熱い想いを持ち続けていれば、
必ずや期待以上のプレゼントがある
」ということです。

日本の1番西の端にある島!日本で黒潮が1番初めにぶつかる島!
そしてハンマーヘッドシャークの待つ島

来年また「チームぷっちー」を冒険ダイビングへと誘うでしょう!


これまでのツアー報告