パラオへ
2009年 21日〜6

パラオに最後に行ったのは19912月、ぷちアイランド初の海外遠征!
あの時は、首都コロールからブルーコーナーを目指し、
毎日
2時間近くボートを走らせた。

豪快な地形に大物たちが優雅に旋回する、初めてカジキに遭遇したのがパラオ!
あれから18年間、不思議とパラオには気持ちが向かなかった。
サメもイソマグロもギンガメもナポレオンなど人気の大物はいるのですが
何というかトカラ列島や豆南諸島、銭洲、八丈島、神子元島のような
海に野生の匂いが感じられなかったからではないだろうか?

ところが昨年の4月、良縁時さんからの電話で
パラオが毎年4月の半月から新月にかけての8日間に
イレズミフエダイがぺリリューコーナーに大集結するとの事、
それが本当に凄いのよ!金子さん見たことある?と大絶賛!

それから数ヵ月後八丈島へ来たゲストの島尾さんから
その時に撮った動画を見せていただき、
ぷっちーの海への恋心が突然動き出してしまいました。
そして良縁時さんに「来年行く機会があったら是非誘ってください」‥と

数日後、良縁寺さんからの連絡で来年のイレズミはもういっぱいだけど、
その代わりに2月の半月から満月の間にツノダシの大群をサメが捕食するのが
あるらしいけど行きますか?
」 

「行きます!行きます!イレズミは来年でいいですから」

っと、いうことで今回はパラオの季節限定のセレモニー
“ツノダシ”を見に行くことになったのでした。

1日目
/1成田1105発、コンチネンタル航空にてグアムまで約3時間
そこからパラオまで約2時間、
しかし相変わらずコンチネタル航空はミクロネシア時間・・・・
4時間近く出発が遅れて
パラオのコロールのホテルに着いたには
2/2の午前1時、明日のピックアップは午前7時
早く寝なければ‥

2日目
コロールの港からボートでカープ島を経由、目的地ぺリリュー島に午前930に到着!
すぐに機材をセットしてダイビングボートは出港、

ポイントはジャーマンチャンネル
ここはパラオでは有名ではあるが
何故か潜る機会にめぐり合えずぷっちーにとってファーストダイブ
「どんな海か楽しみだ」
潜降すると白砂に珊瑚の岩礁が点在し小笠原の兄島瀬戸のようだ。砂地がすり鉢のように
深みに消えていく海、潮上に進んで行くとウメイロモドキの群から
2mぐらいのメジロザメが何匹も出てくるではないか

「さすがパラオ、そしてジャーマンチャンネル、砂地にメジロザメか、
有名なポイントだけのことはある」
と感心していると
今回一緒に来たメンバーの皆さん
(トカラツアーに参加した氏家さん野崎さん小笠原ツアーに参加された佐藤さん
豆南諸島ツアーに行った
良縁寺さん千徳さんが反転してアンカー方向に戻って行った。
何かなと、先を見つめるとうっすらマンタが見えたので、
通過しそうな所に先回りして待つことに、すると予想通り正面からマンタが来た

 

 ジャーマンチャンネルは中々楽しい海で
「これがパラオの魅力かも」
と思わせる海でした。

2本目はぺリリュー島のドロップを潜る、しかし潮が逆なのか不発!
その上ぷっちーはガス欠寸前だった、
何しろ昨晩の機内食から16時間何も食べてないのだから
2本目が終了したのが午後2時
「あ〜腹へったな〜!!」

昼食後 千徳さんと2名だけで18年ぶりの(約5500本ぶり)
ブルーコーナーへ向かった、
驚いたことにコーナーには伊豆のボートポイントと同じように何か所にも
アンカーブイが係留してあり随分整備されたと言うか…

潜降すると下げ潮の中にメジロザメが何匹もウロウロ、ロウニンアジものんびり
 
横には相変わらず人なっこいナポレオンがよってくるあたりは楽しいのだけれど・・
水族館のような??・・相変わらず野生の匂いがしない!
18年前に見たモノより全て型が小ぶりなのは、
水温が30℃以上あることなのかそれとも
海が荒れたのか分からないけれど

ブルーコーナーがちっちゃくなったようで少し残念、
このダイビングの後半潮が速くなりクロヒラアジの群れが現れる、


(クロヒラアジの群)

あとで聞くと夕方何故か現れるのだそうだ。

目的のツノダシは大群どころか単体で見られる程度、
「本当にセレモニーは見れるのか?

3日目
早朝6:30 ペリリューコーナーを流すがツノダシどころかサメも不発、何も出ず!
朝食をすませボートに乗り込むとスタッフが
皆さん何かリクエストはありませんか?

すると良縁時さんが
ツノダシの群れを目的にきたのですからツノダシですよ!

ツノダシですか!?」スタッフの返事は話が伝わってない様子だ
それを感じた良縁時さんは、ぷんぷん!!
スタッフのその後の話ではツノダシの群れはブルーコーナーに現れるのだそうだ
タートルコーブで2本目を終え、3本目ブルーコーナーへ到着
スタッフが海に飛び込み水面からツノダシを探しているようだ、少しすると
100匹ぐらいならいますよと声がかかる
大物を見るなら潮上から流すといいのだろうが、
水面を見る限りツノダシは潮の下
大物は期待薄なのでした。そこで良縁時さんが
皆さんどうしますか?ツノダシ少ないけれど見ますか?金子さんはどうですか?
「皆さんと一緒でお任せしますが、ツノダシ目的なんだから行きましょうよ!」

醤油こと‥で!

潜降開始すると目の前にツノダシの群れを発見




100匹?いえいえ!500匹はいるのでは?デジカメで撮影している間も



何だか数がどんどん増えて1000匹ぐらいに膨れ上がってきたように見える。
興奮している自分!



良縁時さんと目が合うと彼女がガッツポーズ!
彼女の嬉しさが手に取るように伝わってきてこちらも嬉しかった!


(ツノダシを見て殺気立つサメ)

すこし冷静になりサメがツノダシを捕食するシーンがいつ始まるかと
メジロザメを観察していると頭上からロウニンアジたちが
ツノダシを
追い回し始めた!

56匹のロウニアジたちが猛スピードで群れから離れた一匹のツノダシを
岩の間に追い込み、一揆に襲いかかっていった。
そしてそのツノダシの逃げ込んだ岩にナポレオンや

鮫までもが我先にと顔を突っ込み食べあさっている!



こんな光景は今まで見たことが無い!
ツノダシ一匹にこんなデカイ奴らが寄ってたかって・・・
ドロップオフから棚に上がってみると同じような光景が何ヶ所かで起こっていた。


(ナポレオンが穴に逃げ込んだツノダシを体をくねらせて襲っている様子)

メジロザメやロウニンアジ、
ナポレオンの尋常でない動きや泳ぎを見ていると


(ロウニンアジは真っ黒くなり興奮して走りまくる)


(サメもやる気満々で増えてきた!)

本当に自然は弱肉強食の世界、
野生の匂いビンビン!決して水族館などではなかった。
 
(バラクーダは意外と動きが無く、潮に乗りホバーリング)

この後はブルーコーナーを攻めまくりツノダシの群れの捕食シーンを
再度見ることもでき
たのも、今回ベースとした
ぺリリュー島がブルーコーナーまで20分 ぺリリューコーナーまで5分と
アクセスが楽だったのも要因の1つだと思います。

*ペリリュー島は日が沈むと砂の中からサンドフライと言うチッチャな蚊が出てくるので要注意!
こいつがいつまでたっても痒いんです!本当の話!
  
(ぺリリュー島のホテルと前の浜からの夕焼けです!)

来年のイレズミフエダイの大集結も今から楽しみですが
日本の各ポイントも毎日潜ってデーターを出せば
季節限定のセレモニーに会えるのかもしれませんね?
今回不発だったペリリューコーナーの大爆発も体感したいですね。
これは通ってしまうことになるかも‥?


(パラオの季節限定のセレモニー)
*3月〜4月 半月〜新月の2日から3日間 イレズミフエダイの大集結
*毎月の満月 バラフエダイの大集結
*毎月 新月の前後 カスミアジの大集結
2月 半月〜満月の2日から3日間 ツノダシの大集結


気温:28水温:29,5℃〜3.0透視度:2030メートル

2/2 @ジャーマンチャンネルAペリリュードロップBブルーコーナー
2/3 @ペリリューエクスプレスAタートルコープBCブルーコーナー
2/4 @ペリリューエクスプレスABブルーコーナー2/5 @ブルーコーナー