独断と偏見の
まんがレビュー 2007年2月

2007年2月5日(月)
タイトル りすとカツ代のきょうびの料理
著者名 秋月りす、小林カツ代
巻数 全1巻
出版社 角川書店
発行年 2006年
ジャンル 料理エッセイ&料理まんが
評価 ★★★  :料理エッセイを読みたい方へ。
ストーリー

 まんが家の秋月りすと、料理研究家・エッセイストの小林カツ代がコラボした、ちょっと風変わりな料理エッセイ本。四季ごとの料理レシピを収録。

コメント

 コンスタントに動物園に行くようになってから、双眼鏡が欲しくなりました。

 先週はずっと双眼鏡を買うかどうか悩んでいました。カメラ屋さんを訪れては、双眼鏡コーナーで色々試したり、ネットで色々情報を収集したりしていました。特に、ここの「双眼鏡愛好会」というサイトがとても参考になりました。

 これらのことを行う度に、欲しい意欲が増していきました。そして、その欲しい意欲を抑えきれず買ってしまいました。

 買ったのは、ペンタックスのタンクロー8×25UCFWPです。本当は、もっと口径の大きいのが欲しかったのですが、そうなると値段の方もどんどんと高くなっていくので、コストパフォーマンスの良いこのタンクローにしました。

 ちなみに、このタンクローを選んだ大きな理由としては、眼鏡着用で使えるかどうかでした。眼鏡着用で快適に見られる条件がつくと、途端に上のグレードの双眼鏡ばかりになってしまいます。私が裸眼で視力がよかったらもっと選択の幅が広がるのですけどね。

 あと、光学的にダハプリズムより、ポロプリズムの方が安く良いものが作れるということで、コストパフォーマンスの良い部分も重視しました。

 結論としては買って良かったです。普通の状態では見えなかった動物たちの毛色や、傷跡なども見つけることができました。手袋をつけたままでも操作できるので、寒い冬でもばっちりです。これからも重宝しそうです。

 難点としては、このタンクローでも眼鏡着用での使用はちょっときつい気がしました。なんとか運用でカバーできますが、もう少しアイレリーフが長かった方が眼鏡着用者には良さそうです。

 でも、アイレリーフがこのタンクローの15mmよりも長いものって、値段が倍以上するものばかりなんですよね。なかなか難しいところです。

 そんなわけで、著者の2人のイラスト共に眼鏡をつけている、秋月りす氏と小林カツ代氏の「りすとカツ代のきょうびの料理」を紹介したいと思います。

 実は、最初この本を手にしたとき、料理レシピ本でそのおまけとして4コマまんがが収録されているのかと思っていました。

 でも、違いました。どちらかと言うと、4コマまんがにレシピがついている感じです。実際ページを開くと分かるのですが、1つの料理ついて、見開きの左側にそのレシピ、右側にそれをネタにした4コマまんがが収録されています。

 他のレシピ本と異なってるのは、料理手順は書かれているものの、完成した料理の写真が一切掲載されていないことです。それどころか、写真だけでなく完成した料理のイラストすらありません。ただ、料理手順がエッセイっぽく書かれているだけです。

 もちろん、申し訳程度にイラストが描かれているページもあります。が、本当に申し訳程度にすぎないのでデザイン的にはともかく、実際には役に立ちません。

 結局、読むレシピ本と言いますか、料理エッセイ本と言った感じでしょうか。書かれている内容は役立つのかもしれませんが、あまり実践的な本ではないですね。

 私は、気が向くとレシピ本なんかを買ったりします。これらの本の料理の写真を眺めながら、気になったものを実際に試すわけです。

 しかし、この「りすとカツ代のきょうびの料理」では全くといって良いほど、チャレンジしようという意欲は沸きませんでした。作りたいという意欲をほとんど刺激しない一風変わったレシピ本ですね。一通り読んだら、それで満足してしまいました。

 実際のところ、4コマまんがの部分を読んで終わり、という方も多いのではないでしょうか。個人的には、レシピがおまけについている4コマまんが、という捉え方をしています。

 余談になりますが、79ページにお腹がいっぱいだと料理を作る気力がなくなり、空腹だと意欲が増す、といった内容の4コマが収録されています。私の場合にはこの逆ですね。

 空腹だと今すぐにでも食べたいという欲求から、野菜や魚の切り方が雑になり、火加減も気持ち強めになってしまいます。満腹とはいわないまでも、ある程度お腹が満たされている方が、じっくり丁寧に料理するような気がします。

 そんなわけで、ちょっと毛色の変わったレシピ本を読みたい方へお奨めしますよ。レシピ本を読んで、その料理を実践したいという方にはあまりお奨め出来ません。

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