独断と偏見の
まんがレビュー 2005年9月

2005年9月30日(金)
タイトル ラヴ・バズ
著者名 志村貴子
巻数 全3巻(YKコミックス)
出版社 少年画報社
発行年 2003〜2005年
ジャンル ひねくれ女子プロレスラー物語
評価 ★★★  :女子プロレスがお好きな方へ。
ストーリー

 5年前に忽然と所属事務所からいなくなった人気女子プロレスラー藤かおるが、ある日子供連れで再び戻ってきた。行くところがないので、また事務所に置いて欲しいと言う。再び練習生からやり直そうとした藤かおるだったが…。

コメント

 実は、前々から食器洗い乾燥機の購入を検討していました。理由としては、手洗いした場合に比べ、水の消費量が少ないためです。また、電気代は掛かりますが、手洗いに比べてトータルコストで優れています。

 うちで検討していたのは、三菱電機のEW-DE1と、シャープのQW-SC1です。この2つの食器洗い乾燥機は2〜3人用と同居人H氏と私しかいないうちではぴったりのサイズです。逆に、これら以外の製品は大家族向けで、サイズも大きくなってしまいます。

 さて、この2つのどちらにするか迷いました。各々の特徴をあげますと、以下の通りです。
[三菱電機 EW-DE1]
 1)蛇口から直接給水できるので余分な工事をしなくても良い。
 2)QW-SC1より沢山の食器が入り、出し入れがしやすそうである。
 3)水の使用量が5.5リットルである。
[シャープ QW-SC1]
 1)デザインが優れている。
 2)洗剤を使わず、塩だけで洗うことができる。
 3)水の使用量は8リットルである。

 で、これらのことを踏まえた結果、蛇口から直接給水でき設置が簡単、という理由が決め手となり、三菱電機のEW-DE1を購入しました。理想を言えば、この三菱のEW-DE1に塩で洗う機能が付いていれば、もっと良かったんですけどね。

 さて、お店から持ち帰り、実際に設置しました。蛇口からの直接給水ができるので、流し台の横に置き、排水ホースを流し台に垂らすだけでした。簡単ですね。

 また、実際に食器を洗ってみたところ、手で洗うよりは多少時間が掛かるものの、綺麗に洗うことができました。また、音も静かで真夜中に使っても全然気になりませんでした。

 難点は、消費電力が1000W以上ということですね。うちの場合、電子レンジ、ドライヤーなどと同時には使えません。以前、電子レンジとドライヤーを同時に使って、ブレーカーを落としたことが何回かあるので。

 また、カタログではかなりの食器点数を入れていますが、実際にはそれほど入りませんでした。うちはどんぶりなどの底の深いお皿が多く、またマグカップなどのようなものが加わると意外と食器が入らないと感じました。そのため、カタログで記載されている手洗いと食器洗い乾燥機の実際のトータルコストの差はもっと小さいのではないかと思われます。

 ただ、やはり入れておけば自動的に洗ってくれるのは便利ですね。2人以上の家庭なら、導入を検討されても良いと思いますよ。特に、料理をするのは好きだけど後片づけは嫌い、という人にお勧めですよ。

 そんなわけで、食器を洗っているシーンが登場する、志村貴子氏の「ラブ・バズ」を紹介したいと思います。

 この「ラブ・バズ」は女子プロが舞台ですが、レスリングの戦いがメインではなく、舞台裏を描いた作品です。大ヒットする作品ではないですが、個人的に志村貴子氏の作品の中で一番好きです。

 この作品の特徴は、主人公の藤かおるのひねくれた性格にあります。ただ、藤のひぬくれ方にはなぜか愛嬌があり、周囲の人達はなんやかんや言いながら藤には甘くなってしまいます。また、読者の方もこのひねくれた性格を許容してしまいます。逆に、次にどんなひねくれたことや憎まれ口を叩くのだろうと期待するところがあったりもします。

 このひねくれ者の藤は、土壇場で逃げるという弱い部分があり、物語の冒頭でも子供連れで古巣の女子プロ事務所に逃げてきたところから始まりました。この時、どこから逃げてきたのかというと、以前所属事務所から逃げ出したときに行った男の場所でしょう。

 第1巻の150ページにて所属事務所から男の家に逃げましたが、その男が迎えた時の言葉が、
「来るか普通」
というものでした。つまり、逃げて出ていった場所にまた逃げて来るのか、という意味です。

 この物語では都合5回も藤は逃げています。土壇場で、所属事務所から逃げ、男の所から逃げ、復帰した所から逃げ、再び復帰した所から逃げ(未遂)、さらに試合中からも逃げています。特に、この試合中から逃げるというのは予想外でした。今まで4回も逃げていたので流石にもう逃げないだろうと思っていた矢先に、5回目の逃亡があったのですから。良い意味で裏切られた感じです。

 この作品を一言でくくると、藤かおるの成長録か、はたまた藤かおるとそのパートナーである町屋ゆりのひねくれた友情を描いた作品と言えそうです。

 余談ですが、タイトルの「ラブ・バズ」の「バズ(buzz)」は、うなり、騒音、噂、無駄話という意味です。すると、「恋のうなり」か「恋の無駄話」という様な感じでしょうか。

 そんなわけで、女子プロレスが好きな方、ひねくれた主人公の物語が好きな方にお薦めしますよ。もちろん、志村貴子氏のファンの方にも。

 蛇足です。第3巻187ページに、藤かおるの子供えりかに対し、
「えりか− お父さん来たよ−」
と、かおるのお母さんが言うセリフがあります。かおるとえりかが藤家に住んでいるのに、お父さんが帰宅ではなく来たことを告げています。ということは、かおるは結局結婚しないまま今に至っているのかもしれませんね。

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