独断と偏見の
まんがレビュー 2004年8月

2004年8月2日(月)
タイトル のの美捜査中!
著者名 重野なおき
巻数 全1巻(JETS COMICS)
出版社 白泉社
発行年 2004年
ジャンル 警察4コマ
評価 ★★   :もう一工夫欲しいところです。
ストーリー

 野々宮のの美(24)は、東大法学部を主席卒業した。国家試験で満点を取り警視待遇になったものの、その後様々なトラブルにより巡査待遇で桜台警察署に配属された。頭はよいが、天然ボケののの美が繰り広げる警察4コマ。

コメント

 日曜日に、父親の代理で親戚の法事に行って来ました。親戚の家は明石市にあるため、前日に神戸の実家に泊まりました。

 なぜか私は、結婚式に出席するということには縁が無いのですが、葬式や法事に行く機会はいやに多いです。まぁ、結婚式は一回であるのに対し、葬式一回の後にはずっと法事が続くので必然的に行く機会が多くなるのは理解できますけどね。

 今回は以前出席したお葬式の一回忌にあたります。法事自体はつつがなく終わりました。ちょっと短いかな、と感じたぐらいです。そして、少々早めにお昼の食事が始まりました。この手の席にはお酒が付き物ですが、車で来ていたので最初の一杯だけで後は遠慮しました。

 食事も終わり、親戚一同居間でくつろいでいました。そろそろ話すネタも尽きてきた頃、いきなりこの家の当主に呼ばれました。何事かと思いきや、どうやらパソコンの調子が悪いので見て欲しいということでした。

 多分、親戚一同の中で一番コンピューターに詳しいであろう私が呼ばれたということみたいです。話を聞いてみますと、どうもWindowsの起動時間が異様に長かったり、また購入した当初に比べて全ての処理が遅く感じられるとのことでした。早速状態を診て調整することにしました。

 で、パソコンをみてみると余分なソフトウェアが沢山入っている上、過去にはコンピューターウィルスにも感染したことがあるとのことです。お店(酒屋さんを営んでいます)の経理に使っているとのことですが、経理用として使うのと同時に、家庭用のパソコンとしても使っているようで、何かと混沌とした状態でした。

 とりあえず、余分と思われるソフトウェアをアンインストールし、その後、ディスクをチェックし、さらにはデフラグを行いました。理想を言うならば、OSを最初から入れ直したかったのですが、そこまでは時間が無かったので諦めました。

 結局、デフラグを終了し、再起動し動くことを確認した段階で一区切りとしました。居間に戻ってみると、先ほどまでいた親戚一同はほとんど見あたりませんでした。窓の外は薄暗くなっています。なんやかんやで、パソコンを診るのに結構手間取ってしまったようでした。

 あまり長居するのもなんなので、一区切りついたことを伝え、おいとますることにしました。それにしても、親戚の家に法事で来て、Windowsのデフラグを行うとは思いもよりませんでした。こういうことを行うのは嫌いではない、というかどちらかと好きな方なので構わないんですけどね。

 今回の法事には車で行きました。そんなわけで、車を運転しているシーンが登場する、重野なおき氏の「のの美捜査中!」を紹介したいと思います。

 「一言感想」にも書きましたが、異なる出版社から重野なおき氏のコミックが同時に3冊発売されました。この「のの美捜査中!」はそのうちの1冊です。他には、竹書房の「GoodMorningティーチャー」第5巻、双葉社の「うちの大家族」第1巻が発売されました。

 さて、この「のの美捜査中!」は設定としてはありがちな内容です。また登場するギャグも従来の警察官4コマと似たようなレベルで特筆すべきものは特にありません。

 しいて言えば、通常の4コマのギャグと、事件の謎解きの部分を絡めているというところでしょうか。できれば、このやり方をもうちょっと深くまで掘り下げれば、もう少し面白くなったかもしれませんね。ただ、謎解きとギャグがうまく絡み合っていないと、逆にギャグの面白さが低減してしまうので、なかなか難しいかもしれません。

 残念ながら、今回はうまく活かすことができなかった感じがします。ただし、着眼点としては悪くないので、今後もうちょっと工夫してからトライして欲しいものです。

 そんなわけで、重野なおき氏のいつもの4コマとはちょっと異なる4コマを読みたい方にお勧めしますよ。

 蛇足です。とある方から岩明均氏の「寄生獣」のレビューについて指摘を頂きました。それを受け、「寄生獣」のレビューの一部の文章を修正し、それに関する説明を追記しましたので、興味のある方はご覧になって下さいね。

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2004年8月4日(水)
タイトル 幻月楼奇譚
著者名 今市子
巻数 全1巻(Chara COMICS)
出版社 徳間書店
発行年 2004年
ジャンル 百鬼夜行抄男色テイスト
評価 ★★★  :「百鬼夜行抄」がお好きな方へ。
ストーリー

 老舗味噌屋の鶴亀味噌にて、主人が亡くなった。その跡取りの升一郎が店を継ぐことになったが、升一郎は少々素っ頓狂であると評判だった。そんなおり、家ではこの世に未練があるのか亡くなった仏様が歩き、また升一郎が命を狙われるのだったが…。

コメント

 最近、自分の周りのあちこちで、年会費無料のクレジットカードの勧誘を行っているのをよく見かけるようになったと思いませんか? 勧誘される場所は、デパートや電気量販店を始め、パソコンショップ、コンビニ、ガソリンスタンドから、果てはスポーツクラブまで。

 自分の身の回りにあるお店というお店が、そのお店が提携しているクレジットカードに加入させようとしますね。年会費が無料になるとか、そのお店で購入する場合に割り引きしてくれるとか、特典をつけて。

 こういった提携のクレジットカードに加入させる理由としては、大まかに2つあるようです。

 1つ目は手数料を得るためです。例えば、クレジットカードがVISAであれ、MasterCardであれ、そのカードを使って買い物などをした場合に、手数料の一部がその提携した会社やお店に入るようです。例えば、A量販店の提携クレジットカードを使ってBデパートで買い物をした場合に、A量販店に手数料の一部が収入として入ります。

 この収入が結構ばかにならないらしく、この不景気で売り上げが落ちている状態では結構貴重な収入源になるようです。特に最近では、インターネット通販を行う場合には、カードの使用は必須に近い状態ですよね。

 2つ目は個人情報の入手のためです。先ほどの例で、A量販店の提携クレジットカードを使ってBデパートで買い物をした場合に、手数料だけでなく、その人がBデパートで何を買ったのか、という情報がA量販店に提供されます。つまり、そのカードを使った販売履歴をA量販店は得ることができるのです。

 それらの販売履歴は、A量販店にとって有力なマーケティング調査、ダイレクトメールでの広告の武器になります。以前までは、独自のポイントカード等を使ってA量販店で何を買ったのか、という情報までは入手できました。しかし、提携クレジットカードを用いることにより、A量販店以外の購入履歴まで判明してしまうのです。

 つまり、年会費無料のクレジットカードには、こういった手数料及び個人情報収集としての裏の顔があったわけです。つまり、年会費をその会社が負担してでも、十分にペイするということですね。

 さて、これらの対抗策としては何を行ったら良いのでしょうか? 一番良いのは、クレジットカードを使わないことです。昔ながらの現金支払いが、一番簡単で強力な対抗策になります。

 もし、インターネット通販などでカードを使わなくてはいけない状況に陥ったら、友人や知人に協力してもらいましょう。その友人の持っているカードを使って購入して貰い、その友人に現金で支払うわけです。そうすれば、その買い物が自分自身の個人情報であることが分からない上、その友人の個人情報をも撹乱することができます。一石二鳥ですね。

 何はともあれ、意外とこういった事実は知らされていない場合が多いので、クレジットカードを使う上で十分に注意しましょうね。

 そんなわけで、そんなクレジットカードなんか存在しなかった時代の物語である、今市子氏の「幻月楼奇譚」を紹介したいと思います。

 この「幻月楼奇譚」ですが、「百鬼夜行抄」の男色版といった感じです。人間の恨み辛みを元にした人間関係、そして、未練を残し成仏できないもの等が描かれています。今市子氏の絵は、この時代設定の雰囲気と良く合っています。特に、和服の雰囲気と良くマッチしますね。

 「百鬼夜行抄」と同様に、物語がじっくりと練り混まれているので読んでいて面白いです。反面、流し読みするとちょっと混乱するかもしれませんね。じっくりと練られていますので、ちゃんと物語が理解できるようになるまで、何回か繰り返して読むのが良いかと思います。

 なお、男色関連のエピソードがところどころに挟み込まれていますので、その手のお話がお好きな方、もしくは嫌いでない方にお勧めしますよ。もちろん、この部分を取り除いたとしても良く出来ていると思います。

 蛇足です。主人公が味噌屋の若旦那ということか、みそ汁を飲んでいるシーンがよく目に付き、ついつい自分でもおいしいみそ汁が食べたくなります。

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2004年8月6日(金)
タイトル 小姓のおしごと
著者名 松山花子
巻数 全1巻(バーズコミックス ガールズ コレクション)
出版社 幻冬舎
発行年 2004年
ジャンル BL系短編集
評価 ★★   :面白いと思ったのは1作品だけでした。
ストーリー

 史上初と思われる森蘭丸4コマを収録した、松山花子氏のボーイズラブ系短編集。コミックには、「永久磁石」「おためし版の子供たち」「理由なき戦い」「鬼の恋わずらい」「箱の中」「小姓のおしごと」の6作品が収録。

コメント

 ふと思うとこがあって、思考実験をしてみました。思考実験と言っても、そんなたいそうなものではありません。テーマは、「核兵器」を根絶するにはどうしたら良いのかというものです。

 核兵器には大きなデメリットがあります。それは、放射能の問題です。核兵器が使用された場合に、投下された土地は放射能に汚染され普通では住めない場所になってしまいます。また、ターゲットになった土地だけでなく、その近隣の土地にも放射能の汚染が広がっていきます。

 核兵器を使用する意図として、自滅覚悟で相手の殲滅を行うならともかく、その土地を占領したり、再活用したいと思うのなら使用しない方が得策でしょう。

 では、そんなデメリットを抱えたまま、なぜ今現在も核兵器を保有しているのでしょうか。ひとえに、現時点で存在しうる最大の破壊力を持った兵器だからでしょう。この威力ゆえ、核兵器を持ちたがる国が絶えないのではないでしょうか。

 逆に、上記の部分がポイントとなるなら、核兵器よりも強大でコストが安く、かつ技術的にもそれほど高度でない兵器を開発できれば、核兵器を廃絶することができるのではないでしょうか。利便性やコスト、能力が核兵器よりも上であれば、必然的にどんどんと置き換わっていくことになるでしょう。

 ということは、核兵器よりも破壊能力の高い兵器の開発が、核兵器廃絶に近づく一歩ということになります。なんとなくしっくりこない思考実験結果になってしまいましたが、みなさんはどう思いますか?

 ところで、核兵器と言えば戦争の道具ですね。そんなわけで、戦をしているシーンが登場する、松山花子氏の「小姓のおしごと」を紹介したいと思います。

 私は、松山花子氏の4コマまんが「やさしくしないで!」を読んで、初めて松山花子氏の存在を知りました。この「やさしくしないで!」が非常に面白かったので、その後松山花子氏の作品を探していました。

 で、いくつか見つけたのですが、そのほとんどがBL(ボーイズラブ)系でした。ですので、あまり食指が動かなかったのですが、この「小姓のおしごと」のコミックの帯には、
「史上初 森蘭丸4コマ!!」
とあったため試しに買ってみました。上述の4コマと同じ様な面白さを期待したからです。

 結論は、残念ながら4コマの方は期待外れでしたが、同時に収録されている短編に気に入る作品が1つありました。

 その作品とは、2番目に収録されている「おためし版の子供たち」です。また、これ以外にも「永久磁石」もそこそこ読めますが、これら以外の作品はあまり面白いものではありませんでした。そんなわけで、今回は「おためし版の子供たち」を中心に紹介したいと思います。

 この「おためし版の子供たち」のストーリーは以下のような感じです。

 とある主人公は養子を欲しがっていました。しかし、彼が反社会的ということで斡旋してもらえませんでした。ところが、そんな彼にも裏口で養子を受ける手段があると耳打ちされました。

 それは、半年間のお試し版の子供を育て、その後本物の子供が引き渡されるというものでした。最初のうちは、与えられた子供を育てることにとまどいを覚えました。しかし、段々とお互いになじんでゆき、親として子供を育てるということを自覚していきました。そして、お試し版の子供に愛着を感じるようになりました。

 時は流れ使用期間が満了し、子供を返却することを迫られました。しかし、主人公は子供を返却せずにそのまま子供と一緒に暮らすことを決意しました。実は、それは正しい選択でした。使用期間の過ぎた子供は、お試し版の機能が解除され、本物の成長する子供として歩み始めるのでした。

 結構こみ入った内容ですが、たったの17ページしかないのにうまくまとめてあります。今回何ページあるか改めて数えてみたのですが、17ページしかないなんて思いもよりませんでした。構成力が優れていますね。

 この「おためし版の子供たち」では、鍵となるセリフが50ページ最後に登場します。このセリフを見て、勘の良い方なら結末が分かってしまったかもしれませんね。それは、おためし版の子供を渡す際に発せられるセリフ、
「期日に必ずお返しを」
の「必ず」に強調するための点がついているというものです。

 私はあまり深く考えずに読み進んでいったんで、素直に上記の結末に感動を覚えました。短いながらも、濃縮されている内容で十分に楽しめました。ので、気になった方は是非読んでみて下さいね。

 蛇足です。「更新状況」に記載されている記事のリンク先を変更してみました。RSSリーダーを使ったレビューの閲覧がしやすくなったと思います。

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2004年8月9日(月)
タイトル 女子大生家庭教師濱中アイ
著者名 氏家ト全
巻数 1巻〜(講談社コミックス)
出版社 講談社
発行年 2004年
ジャンル 耳年増家庭教師もの
評価 ★★★  :軽い下ネタまんががお好きな方へ。
ストーリー

 濱中アイは耳年増の女子大生。アルバイトで、中学生の男の子、小久保マサヒコの家庭教師をすることになった。大学の先輩から、この年頃の男の子はエロのみに生きると言われ、それを真に受けてしまったのだが…。

コメント

 暑い日々が続きますね。これだけ暑いとビールが美味しいですね。

 私は、行き付けの酒屋さんで、1ケース分の中瓶ビールをまとめて買っています。1ケースに20本入るので、10本のヱビスビールと10本のハートランドビールを入れてもらっています。

 ヱビスビールは知っている方も多いと思いますが、ハートランドビールをご存じの方は少ないかもしれませんね。大量に生産していないのか、売っているお店をあまり見かけませんが、なかなか美味しいビールです。瓶がシンプルでラベルがほとんど貼っていないのも好感が持てます。

 さて、先日いつものように酒屋さんにビールを買いに行った時のことです。アサヒビールからプレミアム生ビール塾撰というのが発売されていると教えられ、
「おいしいから一度試してみてよ」
と言われました。

 ならば、ということで1ケースに8本のヱビスビール、8本のハートランドビール、そして残りの4本をプレミアム生ビール塾撰にしてもらいました。飲んでみた感想としては、
「おいしいとは思うけど、私好みではないかな」
という感じでした。

 プレミアム生ビール塾撰のラベルを見ると、
原材料   :麦芽・ホップ・米・スターチ
アルコール分:約5.5%
となっています。前述のヱビスビールやハートランドビールは、
原材料   :麦芽・ホップ
アルコール分:約5%
となっています。

 米やスターチを使いアルコール分を高めることにより、暑い夏に向いたコクよりもキレを重視した仕上げを目指したのだと思います。ある意味、アサヒビールらしいですね。

 私はどちらかというと、アルコール分が低くどっしりとしたコクのあるタイプのビールが好きなため、残念ながらこのプレミアム生ビール塾撰は私の嗜好とはちょっと違っていました。

 なお、上記のような書き方をすると、お酒に詳しい人から、
「なら、ピルスナー型でないビールを買った方が良いのでは?」
などとツッコミが来そうですね。

 日本で出回っている大多数のビールがピルスナー型ということで、それ以外のタイプのビールは値段が高い上、外国産のビールなどでは、瓶の再使用もやっていなかったりします。

 そんな諸々の事情により、ヱビスビールとハートランドビールを買っています。この2つは、ピルスナー型のビールの中では好みの味ですので。ただ、たまには異なる味を試すのも面白いので、今度買うときは1ケースに2〜3本のプレミアム生ビール塾撰を混ぜてもらおうかと思っています。

 そんなわけで、ビールを飲んでいるシーンが登場する、氏家ト全氏の「女子大生家庭教師濱中アイ」を紹介したいと思います。

 氏家ト全氏の作品というと、「妹は思春期」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。この「妹は思春期」はかなり品の無いギャグが満載ですが、それに比べると「女子大生家庭教師濱中アイ」は、露骨に下品な描写はほとんどありません。個人的には、このぐらいの方がギャグとして面白いと思います。

 この「女子大生家庭教師濱中アイ」では登場人物が、普通の行動を下ネタ関連のものと勘違いして突拍子も無い行動に出る、というギャグパターンで成り立っています。そのため、如何に勘違いするシチュエーションを創出するかが、作品の出来を左右します。まだ1巻しか読んでいないので何とも言えませんが、ワンパターンにならないように今後も面白いギャグを続けて欲しいですね。

 下ネタギャグではないのですが、第1巻の42ページにある以下のセリフが何故かツボにはまりました。
「ど−して!? なんでもうすぐ試験があるコト言わなかったの!?」
「‥‥ああ‥ 聞かれなかったから‥‥」
「ああっ なんて現代の若者を象徴するかのような発言!」

 そんなわけで、あまり露骨でない下ネタまんががお好きな人にお勧めしますよ。また、ラブコメっぽいシチュエーションもありますので、そこら辺がお好きな方にも良いと思います。反面、下ネタがお嫌いな人にはお勧めしません。

 蛇足です。この「女子大生家庭教師濱中アイ」の第1巻のコミックには、この作品の前身である「女子大生家庭教師宿田アイ」が収録されています。微妙に主人公の性格が異なりますが、基本的に一緒の内容です。

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2004年8月11日(水)
タイトル むきもの67%
著者名 竹本泉
巻数 全1巻(ミッシィコミックスDX)
出版社 宙出版
発行年 1997年
ジャンル 学園もの短編集
評価 ★★★  :竹本泉氏のいつものテイストが好きな方へ。
ストーリー

 前向きな宮島洋、後ろ向きな中沢明子、脇見がちな州堂周一、髪の毛が爆発している小梅ひよみ、いきなりもてだした笹山あい子、下を向き手歩いている中久保通之らを描いた学園もの短編集。

コメント

 テレビで、アテネオリンピック開会式の選手行進が放送されていました。様々な外国の選手団に続き、日本人選手団の行進が映し出されました。選手達が手を振っていたり、ビデオを片手にはしゃいでいたり、笑顔を振りまいていたりする様子が見てとれました。

 この行進を一緒に見ていた同居人H氏が、ポツリとつぶやきました。
「外国の女性選手に比べると、日本人選手(の顔)は見劣りするね」
その後、テレビ画面に映っていた柔道の某選手などを指し示しました。

 H氏の主張を否定はしません。が、ノーコメントとさせてもらいます。

 そんなわけで、オリンピックと言えばマラソン、そんなマラソンを体育の授業で行っているシーンが登場する、竹本泉氏の「むきもの67%」を紹介したいと思います。

 この「むきもの67%」は、様々なキャラクターにスポットをあてた、変則的な学園もの短編集です。同じクラスで友人同士のキャラクターにスポットが当てられる時もあれば、まるっきり別の学園のお話になるときもあります。

 なお、「前向き100%」「うしろむき48%」「わきみをしてないときもある」「くしゃくしゃのなかみ」「あいの嵐」「下を向いて歩こう」の6話が収録されています。この中では、個人的に「わきみをしてないときもある」のお話が好きです。

 ただ、話の展開自体は好きなのですが、登場するメインキャラクターの中沢明子と州堂周一には特に好感を持たなかったりします。と言いますか、州堂周一のキャラクターなんかは、どちらかというと嫌いなキャラクターです。

 91ページに州堂周一の以下のようなセリフがあります。
「何か目的があったときにさ 目的どおりにいけば二番 全然目的と違うのに うまくいけばそれが一番」
このセリフは同意できます。こう言い切る州堂周一の性格は、一部私と似ているような気がします。ひょっとすると、州堂周一のキャラがあまり好きでないのは、同族嫌悪からなのかもしれませんね。

 そんなわけで、竹本泉氏のテイストの学園ものがお好きな方にお勧めしますよ。

 蛇足です。カバー裏には、カバーと異なる絵が収録されていますので、持っている方は要チェックですね。

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2004年8月13日(金)
タイトル パペットマペットの4コマショートコント大作戦
著者名 パペットマペット
巻数 1巻〜
出版社 竹書房
発行年 2004年〜
ジャンル 実写4コマ
評価 ★★★  :パペットマペット氏のコントがお好きな方は是非。
ストーリー

 パペットマペット氏のうしくんとカエルくんが、今度は実写4コマまんがとなって登場。今日もうしくんはカエルくんにいじめられるのでした…。

コメント

 同居人H氏と一緒に東山動物園に行きました。歩いていけるぐらい近くにあるのですが、意外と訪れる回数は少なかったりします。私もH氏も動物園は好きなのに。

 ちなみに、今回の私の目的は動物の写真を撮影することです。最近は野鳥などを撮影しに行くこともなくなり、カメラがほこりを被っていました。久々に写真を撮りたくなり、身近な動物園に行くことにしました。

 さて、今回の写真のメインターゲットはペンギンと白熊です。理由はと言いますと、なぜだか無性にペンギンと白熊が撮影したくなったからです。日曜日ということもあって、ペンギンの柵の周りには沢山の親子連れがいました。空いている隙間をなんとか見つけ、撮影に良い場所を陣取りました。

 さて、ある程度ペンギンを撮影した後、今度は北極熊の方へ撮影場所を移しました。ただ、隣のアシカの池で給餌が始まり、こちらの方が動きがあるせいで、ついつい北極熊よりもアシカの方を向いてシャッターを切っていました。

 持ってきたフィルム2本を全て使い切ったところで撮影は終了。カメラをザックにしまい、ぶらぶらと他の動物を見て回りました。

 その後、今日の第2の目的のワライカワセミの場所へ向かいました。ここで何をするのかと言いますと、こちらの声に反応させワライカワセミを鳴かすのです。

 前回来たときは、通りすがりの動物園のおじさんが実に見事にワライカワセミを鳴かせており、それを真似てH氏も一生懸命に、
「ココココココ」
と笑いかけていました。が、いっこうにワライカワセミ達は反応してくれませんでした。今回はそのリベンジです。

 さて、H氏が、
「ココココココ」
と笑いかけました。しかし、ワライカワセミ達は反応してくれません。周りに家族連れが多いこともあり、H氏は恥ずかしさもあってなかなか大声で笑いかけられなかったようです。

 H氏は何回も、
「ココココココ!」
と笑いかけましたが、近くにいた1羽がちょっと反応しただけで、他のワライカワセミ達は反応してくれませんでした。

 結局、1時間ぐらい粘ったでしょうか。こちらの笑い声には反応してくれませんでしたが、檻の中でワライカワセミ同士の喧嘩が始まり、その喧嘩で鳴き声を聞くことができました。でも、本来の意図したものとは違った経過でしたけど。

 今回も失敗に終わったということで、H氏はまたまた次回へのリベンジに執念を燃やすのでした。

 さて、動物と言えばうしとカエルですね。そんなうしとカエルが登場する、パペットマペット氏の「パペットマペットの4コマショートコント大作戦」を紹介したいと思います。

 実は私は、このパペットマペット氏のコントが好きです。初めて知ったのは、NHK で放送されていた爆笑オンエアバトルでした。思わず、パペットマペット氏の所だけ録画して、繰り返して見ては毎回同じ箇所で笑っていました。

 そのパペットマペット氏のコミックが出ているということで、店頭で見つけてすぐに手に入れました。中はほぼ全てカラーページとなっています。

 内容的には、普段テレビなどで放送しているショートコントを4コマまんがの形式で表したものになっています。元々、4コマまんがのようなものを想定してショートコントを創作していたのかもしれません。というのも、4コマまんが形式にて、ショートコントが違和感なく当てはまるからです。

 ただ、純粋に4コマまんがのギャグとしてみると、いまいちバリエーションが少ない気がします。普通の4コマまんがに比べて、登場できる背景やシチュエーションが限られているのが原因かもしれません。

 また、こうした印刷物の4コマ形式でショートコントを読むと、実際にコントを行っているのを見るのより速いペースで次のコントに目がいきます。そのため、少ない時間の中で沢山のショートコントを読むことになり、先ほども記載したバリエーションの幅の狭さが気になってきます。

 平均してみると、普通の4コマまんがよりも面白さは少々落ちるように感じます。ただ、うしくんとカエルくんのパペットであるという特性を活かしたギャグも一部には見受けられ、これらは好感が持てました。もちろん、元々パペットマペット氏を知っている人でないとその面白さが分からないかもしれませんが。

 また、コントで行った場合と、この4コマ形式でのギャグを見比べますと、基本的には似たような内容になっています。ただ、一部にはパペットという特性をあえて無視し、手にはめていない状態で登場するギャグがありました。

 第1巻の18〜19ページに記載されている「強盗」の4コマなどがこれに該当します。押し込み強盗ということで、うしくんがカエルくんにプラスチックのケースの中に押し込まれてしまうという4コマです。このとき、手にはめているのはカエルくんだけで、うしくんは手にはめられていません。

 パペットマペット氏のファンの方は是非押さえておきたいコミックですね。なお、4コマを読むときは、パペットマペット氏のショートコントの間合いを思い浮かべながら、それに準じて読むとより楽しめると思いますよ。

 蛇足です。「パペットマペット」と「マペットパペット」どちらが正しいのか、一瞬躊躇することがあります。みなさんはそんな事ありませんか?

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2004年8月16日(月)
タイトル ラーメン・ラビリンス
著者名 市東亮子
巻数 全1巻(PRINCESS COMICS)
出版社 秋田書店
発行年 1994年
ジャンル ラーメンファンタジー
評価 ★★   :ラーメンがお好きな方へ。
ストーリー

 20XX年、ラーメンを食べることを禁じた法律が制定される。それが、「禁麺法」である。ラーメンを禁じられた民衆は、ラーメンに飢えていた。そんな中、どんな物質でもラーメンにしてしまう錬麺術師が、彼らの望みを叶えるために暗躍するのであった…。

コメント

 オリンピックの卓球で、福原愛選手の試合が放送されていたので、何とはなしに見ていました。

 ふと、気付くと11点の4セット先取というルールとなっており、びっくりしました。というのも、私は高校の頃9ヶ月ほど卓球部に所属していたのですが、その時に行った試合のルールと異なっていたからです。

 風の噂で、卓球のルールが変わったというのを聞きましたが、本当だったんですね。ルールの変更理由は知りませんが、試合展開がスピーディーになり、観客に見せる卓球としては、この方が良いかも知れませんね。

 ところで、卓球を英語で言うと「テーブル・テニス」ですね。そんなわけで、テーブルが作中に登場する、市東亮子氏の「ラーメン・ラビリンス」を紹介したいと思います。

 市東亮子氏の作品は、個性的と言いますか、異色な作品が多く見受けられます。この「ラーメン・ラビリンス」も、その異色な作品の中の1つです。

 上記のストーリーの部分を読めば分かると思いますが、物語の設定からしてすでにギャグになっています。そのギャグの設定をシリアスな顔をして、登場人物が演じていきます。ある意味、島本和彦氏の作風に通ずるものがありますね。

 ラーメンがテーマとなっていますが、決してグルメまんがを期待してはいけません。いわば、
「ラーメン好きの、ラーメン好きによる、ラーメン好きのためのまんが」
と言った感じです。全般的に、ラーメンを崇める内容ばかりが記載されています。

 面白いのはインスタントラーメンの社名や商標がそのまま登場していることです。当然、こういったことを無許可で行うのは問題が発生する可能性があります。なかがきにも書かれていますが、1社1社、市東亮子氏自ら電話して許可をもらったようです。

 なお、普通のラーメンよりも、インスタントラーメンの描写の方が詳しいのは、市東亮子氏の食生活から来ているのかもしれませんね。

 何はともあれ、ラーメンとギャグまんががお好きな方へお勧めします。これを読み終わった後は、ラーメンが食べたくなるかもしれませんね。

 蛇足です。ここで使われている「禁麺法」「錬麺術師」の「麺」の字ですが、作中では違う字が使われています。でも、シフトJISだとうまく表示できないようなので、今回の字で表記することにしました。実際に使われている漢字は、こちらのページで記載されている表の「二十畫」の一番右の字になります。参考までに。

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2004年8月18日(水)
タイトル 虹色もなか
著者名 細井玲子
巻数 全1巻(マーガレット コミックス ワイド版)
出版社 集英社
発行年 1991年
ジャンル ショートショート学園ラブコメ
評価 ★★★  :前向きほのぼのがお好きな方へ。
ストーリー

 浅香陽子は、レインボー商店街に住む剣道部員の高2の女の子。隣に住んでいて幼なじみの美大1年生の川崎桂に思いを寄せていた。しかし、桂は鈍感でなかなか陽子の気持ちに気付かないのであった。そんなおり、派手な美人の月江さんが、桂を巡ってライバル宣言をしてきたのだったが…。

コメント

 最近のテレビのバラエティ番組では、喋っている人を写すと共に、そのセリフを文字で映し出している場面をよく見かけます。しかも、単に文字を表示するだけでなく、フォント、色、大きさ、さらにアニメーションなどを効果的に使用しています。いわば、音声からの伝達と文字からの伝達の2系統で情報を伝達しています。そのため、視聴者により理解しやすい状態を作っています。

 個人的には、これはまんがの影響が少なからずあるのではないかと考えています。というのも、まんがでは絵を見ると同時にセリフを読みます。つまり、絵と文字、テレビでは映像と文字を同時進行で解釈していくわけです。

 ほとんどの方は、子供の頃からまんがを読んでいると思うので、特に違和感なくまんがを読めると思います。でも、ほとんどまんがを読んでいなかった人に、この絵と文字の同時進行というまんがの表現を見せると、スムーズに読めるようになるまで時間がかかります。

 活字の場合には、記載されている文字に従って一定のリズムで視線を動かしていけばよいので比較的簡単です。しかし、まんがの場合には絵と文字の視線を切り替えながら読んでいかなくてはなりません。さらに、次のコマがどこにあり、どこに視線を移動するのが適切なのか、把握しながら読み進んでいかなくてはなりません。

 そのため、視線移動という観点からだけでも、まんがを読むためにはある程度の訓練が必要になるわけです。さらに、同じまんがでも4コマまんがなどはコマ間の視線移動はシンプルで分かりやすい反面、少女まんがなどでは創意工夫に富んだコマの構成が多く、慣れていない人にはかなり分かりにくい構成となっている場合が多いようです。もちろん、その複雑な構成を読み解くことができれば、そのコマの構成の意図を理解でき、より楽しめるのですけれど。

 そんなわけで、比較的シンプルなコマ構成をしている、細井玲子氏の「虹色もなか」を紹介したいと思います。

 この「虹色もなか」では、同じ話数の中に、4コマまんがと通常形式のショートショートとが混在しています。そのため、ページによって視線の動きが縦(4コマまんが)に動いたり、横(ショートショート)に動いたりと一定でありません。そのため、ページ単体だけで見ると視点移動は非常にシンプルな構成なのですが、読んでいてどうしても引っかかりを感じる部分が発生しています。

 物語部分に着目しますと、この「虹色もなか」は、最後に浅香陽子と川崎桂の2人がちゃんと結ばれたのかはっきりとした結末が描かれていません。そのため、少々不完全燃焼気味です。でも、この物語の流れからすると2人は結ばれ、商店街でお店を営んでいそうな気はしますね。

 なお、このコミックには上記の「虹色もなか」以外にも、「夏の終わりのアブラ汗」「さくら咲く日の血圧上昇」「いい女・じゅんこシリーズ」が収録されています。これらは、シチュエーションこそ異なるものの、雰囲気はどれも同じです。

 ということで、前向きにほのぼのとしている雰囲気のまんががお好きな方にお勧めしますよ。もちろん、細井玲子氏のファンの方は是非読んで下さいね。

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2004年8月20日(金)
タイトル 魔女っ子@home
著者名 みずなともみ
巻数 1巻〜(MANG TIME KR COMICS)
出版社 芳文社
発行年 2004年〜
ジャンル 魔女っ子4コマ
評価 ★★   :絵柄がお好きならば…。
ストーリー

 祐天寺みずきは、美術大学に通う一人暮らしの1年生。ある日、家に帰ってくると、なぜかそこには魔法使いのマリアがいた。ホームステイ先を間違えてやってきたのだが、戻ることもできずそのままみずきの部屋に居着くことになったのだった…。

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 最近の天気予報はあてになりませんね。お仕事で、客先に出掛けることがありました。天気予報ではこれから天候が崩れるといっていました。そこで、いつもは経費削減のために自転車で行っている所を、帰りに雨に降られることを考えて、車で行きました。

 そして、客先で無事に仕事をこなし、扉を開け建物から出ると………快晴でした。

 また、週間天気予報などで雨が降るのを避けてスケジュールを遅らすと、雨の降る日もどんどん遅れていきます。どうも、今年の夏の天気予報は例年よりもあまり当たらないような気がします。

 う〜ん、困ったものです。

 そんなわけで、外だけでなく部屋の中にまで雨が降るシーンが登場する、みずなともみ氏の「魔女っ子@home」を紹介したいと思います。

 この「魔女っ子@home」ですが、最近多い絵柄がかわいいだけの、ギャグがあまり面白くない4コマまんがです。

 一人暮らしの男の子の所に、ドジな魔女っ子がいそうろうするようになる、というのはとてもありがちな設定ですね。ありがちなどころか、巷に溢れている設定のような気もしますけど。設定にそれほど凝らない4コマまんがの形態とは言え、もう一ひねり欲しいところですね。

 また、ギャグ自体もあまりというか全然面白くないです。というか、先が読めるお約束的なギャグばかりです。残念ながら、設定だけでなくギャグ自体もひねりが無いですね。

 そんなわけで、表紙を見て、絵柄が気に入った方なら買っても良いのではないでしょうか。ギャグの面白さを期待する方は見送った方が無難だと思いますよ。

 蛇足です。カバー裏の表紙には、カバーとは異なる絵が収録されていますので、持っている方は要チェックですよ。

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2004年8月23日(月)
タイトル 大阪発OL通信
著者名 胡桃ちの
巻数 全1巻(BAMBOO COMICS)
出版社 竹書房
発行年 2001年
ジャンル 大阪ガイドOL4コマ
評価 ★★★  :旅行好きの方へ。
ストーリー

 ここは、大阪。この大阪には、元気いっぱいのOL達が暮らしている。そんな彼女らの生活を描いた4コマまんが。他にも、トラベルライターの日高リョーコが様々な宿を紹介する「泊まってみたい![リョーコの究極お宿めぐり]」も収録。

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 テレビの影響なんでしょうか。最近、スーパーの豆乳の棚が、いつも空になっています。どうやら巷では豆乳が流行っているみたいですね。イソフラボンがどうとかで。流行るのは構わないんですが、前から飲んでいる私みたいな人間が被害を被ってしまいます。ここ最近、私のお気に入りのメーカーの豆乳が買えない状態でいます。

 そこで、自分で作ってみることを検討してみました。一番手軽なのは豆乳メーカーを買ってきて、ほぼ機械まかせで作る方法です。でも、電動珈琲ミルすら買えない人間が、豆乳メーカーを買うことはままなりません。

 とりあえず、豆乳の作り方を調べてみました。基本は簡単なんですね。おおざっぱには書くと、
1)大豆を煮る
2)それを砕いて絞る
3)火を通す
で、完成です。もちろん、色々細かい処理はありますが、基本的には上記の手順です。

 幸い、私の家にはミキサーならぬミルサーがあるので、大豆を砕くのはこれでなんとかできそうです。ただ、ミルサーだと一回で処理できる量が少ないのが気になりますが。

 で、思い立ったら即行動。スーパーに行って乾燥大豆を買ってきました。早速作ろうかと思いきや、大豆を買った時点でなんとなく満足してしまい、いまだに作っていなかったりします。

 大豆自体はすぐには悪くならないのでとりあえず問題はないのですが、なんやかんやで作るのに手間がかかりそうです。そのため気合いが入らないと作れなさそうですが、なかなか気合いが入らなかったりします。う〜ん、一体いつ作れるんでしょうね。

 まぁ、実際に豆乳を作ったら、またここで報告しますね。

 ところで、大豆といえば節分ですね。節分で豆まきをするシーンが登場する、胡桃ちの氏の「大阪発OL通信」を紹介したいと思います。

 この「大阪発OL通信」のコミックには、2つの作品が収録されています。1つ目は、コミックのタイトルにもなっている「大阪発OL通信」で、2つ目は「泊まってみたい![リョーコの究極お宿めぐり]」です。

 前者は秋田書店のコレットにて、月に2ページで連載されていたものです。見開き2ページのうちの最初の1/4スペースは簡単なイラストと文で大阪の名所を紹介しおり、4コマまんがは3本のみの掲載となっています。

 どういうコンセプトでこの連載が始まったのか分かりませんが、大阪を紹介するというスタンスだけあって4コマの舞台も大阪です。ただ、あまり大阪に関係ないネタが多いですが。

 また、最初の1/4スペースで紹介されている場所と4コマのネタもあまり関連がありません。これが、関連のある4コマでネタを作っていたら面白かったと思います。

 後者の「泊まってみたい![リョーコの究極お宿めぐり]」ですが、こちらは主人公は宿のレポートを書くフリーライターで、そのために様々な宿に行くというお話です。こちらは、まんが内にその宿がちゃんと登場しています。

 1話で1つの宿が紹介されており、まんが内のストーリーとまんがの読者に宿を紹介する、ということがうまくマッチしています。もちろん、単に紹介しているだけでなく、胡桃ちの氏テイストの4コマまんがにちゃんと収録されています。

 ただ、ページ数の関係かこの「泊まってみたい![リョーコの究極お宿めぐり]」は全話収録されていないようです。残念ですね。

 そんなわけで、高嶺の花のお宿に泊まってみたい方や、大阪が好きな方にお勧めしますよ。この「大阪発OL通信」で、大阪の名所をチェックしてみるのも良いかもしれませんね。

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2004年8月25日(水)
タイトル それからどしたの? 仔猫ちゃん
著者名 那州雪絵
巻数 全1巻(花とゆめCOMICS)
出版社 白泉社
発行年 1994年
ジャンル デザイン学校生の日常
評価 ★★★  :楽しい学生生活に憧れている方へ。
ストーリー

 鎌田早苗は、デザイン学校の学生である。ある日、モデルとしてやってきた工藤さんい一目惚れする。友人の田島諒のアパートに工藤さんも住んでいると知り、知り合いになるため諒の部屋へ押し掛け色々と画策するのだったが…。

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 私はまんがを含め、何かと本を購入することが多いです。特に、コンピュータ関連の書籍は、欲しい情報がその本の中のわずか数ページであっても、買うようにしています。仕事上、どうしても必要ですからね。

 こういった本を購入するときには、仕事上の経費とするため領収書をもらっています。この領収書ですが、本屋さんによって様々ですね。とある本屋さんでは、手書きの領収書で金額や日付は書き入れるものの、宛名や但し書は書いてくれません。そのため、その都度金額を書き終わるギリギリのところで、うまく牽制して宛名や但し書を書いてもらうようにしています。

 また、別の本屋さんではレジの機械で自動的に領収書を発行してくれるところがあります。これだと、金額や日付は自動で入力されており、あとは宛名と但し書を書き入れるだけなので、非常に便利ですね。それでもレジが混んでいるときなど領収書を発行してもらうのに、ちょっと気兼ねしてしまいますけど。

 そこで思ったのですが、いっそのこと宛名や但し書までレジの機械で自動で発行できるようにしたら良いのではないでしょうか。私みたいにしょっちゅう領収書を要望する人間には、どのような宛名と但し書を記載するかを記憶したカードを予め配っておきます。

 で、商品を精算するときに、そのカードを一緒に提出し、レジの機械に読み込ませるわけです。すると、自動的に宛名や但し書までレジの機械で出力してくれるというです。銀行のATMの振り込みカードにちょっと似ていますね。

 これだと、後はお店の担当者が印鑑もしくはサインをするだけで良いので、非常に合理的だと思います。まぁ、本屋さんのレジを見ていても、領収書を発行してもらう人間はそんなに多くないので、費用対効果を考えると難しいかもしれませんけど。

 でも、本屋さん以外だと意外とニーズがあるような気はするのですけど、どうでしょう。レジの機器の開発に関わっている方には、一度検討してもらいたいですね。

 ところで、病院でお金を払う時も領主書は受け取りますね。そんなわけで、入院しているシーンが登場する、那州雪絵氏の「それからどしたの? 仔猫ちゃん」を紹介したいと思います。

 雰囲気としては、「ここはグリーン・ウッド」の女子専門学校生版といった感じです。お気楽な学生生活が描かれており、学生生活の楽しい部分を切り取って描いたような作品です。

 基本的には、デザイン学校にモデルとしてやってきた工藤さんに、学生である鎌田早苗が一目惚れし、それにその友人である田島諒と本間令子が振り回されるというパターンです。と言っても、大きな山場があるのではなく、淡々と他愛ない学生生活が描かれています。でも、なんとなく楽しげですね。

 そんなわけで、楽しい学生生活に憧れている方にお勧めしますよ。

 また、「それからどしたの? 仔猫ちゃん」だけでなく、「天使とダイヤモンド」完結編も収録されています。「天使とダイヤモンド」については、別途コミックスが存在していますので、またいずれかの機会に紹介したいと思います。

 蛇足です。近所のなじみの本屋さんでは、顔を覚えられているため、こちらから何も言わなくても領収書を発行してくれます。便利ですね。

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2004年8月27日(金)
タイトル あんたっちゃぶる
著者名 鈴木みそ
巻数 全4巻(アスキーコミックス)
出版社 アスキー
発行年 1993年
ジャンル ゲーム業界レポート&暴露まんが
評価 ★★★  :鈴木みそ氏の原点を読みたい方へ。
ストーリー

 鈴木みそ氏がお送りする、ゲーム業界の表と裏のレポート&エッセーまんが。鈴木みそ氏の独自の視点から、ゲーム業界の表と裏を語っています。

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 友人O氏が遊びに来ました。最近、カラオケで歌っていないと言うので、2人でカラオケに行きました。なお、前回と同様、私は歌いませんでした。

 ところで、今回は初めてシダックスのカラオケに行きました。O氏も名前だけは知っているものの、入るのは初めてのようでした。さて、早速受付に行きました。会員でない場合には、表示料金の10%増しということです。まぁ、これは特に問題ないでしょう。

 が、次に聞かれたのが氏名、住所、電話番号と、その確認用の免許証の提示でした。会員でない人間が、カラオケを一時利用するだけにかかわらず、これらの情報を提出しなくてはいけないとのことです。しかも、一方的に情報を求められるだけで、これらの個人情報の利用目的の説明がありませんでした。

 多分、来春から個人情報保護法が完全施行されるということで、その前に出来る限り個人情報を収集しておこうという腹づもりでしょうね。

 それにしても、たかだかカラオケをするだけで、個人情報の提出と、本人確認を行うのはどう思います? 個人的には、こういうお店には二度と行きたくないですね。絶対に。

 なお、個人情報の提示は1人分だけで良いとのことでしたので、私ではなくO氏が提示しました。

 カラオケの方は、O氏リサイタルという感じで3時間以上1人で歌っていました。幸い、フリードリンク制だったので、ジュースと珈琲を何杯も飲んでそれを聞いていたのでした。

 そんなわけで、カラオケで歌っているシーンが登場する、鈴木みそ氏の「あんたっちゃぶる」を紹介したいと思います。

 この「あんたっちゃぶる」は、まだファミコンが現役の時代に、ファミコン通信(現ファミ通)に連載されていた4ページまんがです。内容は、ゲーム業界に関連するレポートまんがです。

 ただし、単なるレポートまんがではなく、過激な言動や暴露話などが盛りだくさんのまんがです。そのため、一部のコマはクレームにより、コミックに収録できず差し替えている部分があります。

 連載されていた時期がファミコン〜スーパーファミコンへの移り変わりの時期であり、すでになくなってしまったゲームメーカーの名前なども登場します。今思うと懐かしいですね。

 この「あんたっちゃぶる」のコミックは鈴木みそ氏の初のコミックであり、その後の鈴木みそ氏の作風を方向付けた重要な作品でもあります。この後にファミ通で連載された「おとなのしくみ」や「オールナイトライブ」、「銭」などでも共通した作風が見てとれると思います。

 逆に、いまだにこの「あんたっちゃぶる」の粋から抜け出せないでいる、というのもある意味事実だと思います。現在連載中の「銭」に関して、鈴木みそ氏のサイトに「普通の漫画に挑戦した意欲作。」とありますが、本質的なところでは「あんたっちゃぶる」と変わっていません。単に、著者自身ではなく他の架空のキャラクターが代弁しているだけですので…。

 そういう点で、この「あんたっちゃぶる」は鈴木みそ氏の原点となる作品です。鈴木みそ氏のファンの方は必ず読んでおきたいですね。あと、情報としては少々古いかもしれませんが、ゲーム業界の裏側を知りたい方にもお勧めしますよ。

 蛇足です。鈴木みそ氏のサイトへ行ったら、トップページに著書の刷数を明示してありました。ここまではっきりと明示してあるまんが家さんは初めて見たので、ちょっとびっくりしました。

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2004年8月30日(月)
タイトル ジャグってますか!?
著者名 カワサキカオリ
巻数 全1巻(BAMBOO COMICS)
出版社 竹書房
発行年 2004年
ジャンル パチスロ日記
評価 ★★★  :著者本人も、その仲間達もいい味だしています。
ストーリー

 主人公である著者は千葉県に住み、パチスロ「ジャグラー」シリーズをこよなく愛す24歳。そんなカオリとその仲間や家族達が繰り広げるパチスロ人生を描いた日記風まんが。

コメント

 鈴鹿サーキットで土日の2日間にまたがって開催されるシマノ鈴鹿ロードレースというものに参加してきました。場所取りの関係から、朝方5時頃に名古屋を出発し、三重県の鈴鹿サーキットへ向かいました。

 ここのところ、朝寝て昼過ぎに起きるという生活が続いていました。そのため、0時過ぎに布団にもぐりこんだものの、全然眠くなりませんでした。結局、一睡も眠れず徹夜のまま出掛けることになりました。

 まぁ、レース自体は、雨に降られただとか、後ろから来た後の組の人たちに抜かれたとか、抜かれるときに動転してコースアウトしたとか、順位は下から数えた方が早かったとか、色々ありましたが、なんと無事に終了しました。

 問題は、その帰りです。道が混むのを避けるため、最後の国際ロードを見ずに帰ることにしました。途中で眠くなりつつも無事に家に帰り着きました。そして、自転車を車から降ろそうとした、その時です。なぜか、車に積んである自転車の前輪がありませんでした…。

 車に自転車を載せる際に、スペースの関係から前輪を外しました。で、その際に外した前輪を、鈴鹿サーキットの駐車場に置き忘れてしまったようです。それに気付いた私はドッと徒労感に襲われました。はっきりいって、レースを走り終わったときよりも遙かに疲れました。思わず、その場で立ちすくんでしまいました。

 ここまで大きな荷物を忘れるなんて初めてです。そう言えば、最近細々とした小物を良くなくすのですが、これが、年をとるということなんでしょうか…。

 そんなわけで、パチスロをしながら時には徒労感に襲われることもある、カワサキカオリ氏の「ジャグってますか!?」を紹介したいと思います。

 前にも書いたかも知れませんが、わたしはパチスロをやったことがありません。また、やろうとも思わなかったりします。でも、なぜかこの手のコミックって買ってしまうんですよね。

 この「ジャグってますか!?」も書店の新刊コーナーに置いてあるのを見つけ、なんとなく買ってしまいました。登場するパチスロの機種などよく分からないのですが、体験記と言いますか、日記風なところが好きですね。何と言いますか、ルールの分からないスポーツを、その動きに魅せられてなんとなく見ているというのに似ているかも知れません。

 そんなわけで、パチスロ、特に「ジャグラー」シリーズがお好きな方にお勧めしますよ。開店前に並んだときのお供としても良いかもしれませんね。

 蛇足です。カバーの内側に折り曲げている所には、ナースにコスプレしたカワサキカオリ氏が掲載されていますよ。持っている方は、要チェックですね。まぁ、普通に読んでいれば気付くとは思いますけどね。

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