独断と偏見の
まんがレビュー 2004年7月

2004年7月2日(金)
タイトル ぱわまゆ
著者名 榛名まお
巻数 全1巻(BAMBOO COMICS)
出版社 竹書房
発行年 2004年
ジャンル ペットショップ4コマ
評価 ★★   :動物好きの方に。
ストーリー

 天然ボケのまゆと、その姉でしっかり者の店長つかさは、ペットショップ「プチガーデン」を営んでいた。そんな2人が繰り広げるドタバタペットショップ4コマまんが。他に読み切り4コマまんが1本を収録。

コメント

 今年の初めに出願した特許の審査請求を4月下旬に行いました。審査請求を行う場合、通常ある程度のお金が掛かります。今回の場合、料金の変更期にあたったため、10万円弱の金額で審査請求が行えました。変更後の今は、最低でも17万円程度の金額が掛かります。

 改訂後の料金よりも安いとは言え、それでも10万円という金額は高いですね。そこで、私は個人の減免申請を行い、審査請求に掛かる費用の減免を行うことにしました。そこで、またいつものごとく、発明協会さんへ相談に行きました。無料で相談できる発明協会さんには、いつも感謝しています。

 さて、色々と調べてもらった結果、今出願している形式では減免の条件を満たしていないと言うことが判明しました。というのも、特許願の発明者、出願人、審査請求書の請求人は一致しなくてはいけない、という風に決まっています。つまり、特許を出願した人をY氏とすると、以下の通りでないといけません。
発明者:Y氏
出願人:Y氏
請求人:Y氏

 この個人の減免制度では、個人単独で出願することを想定しているため、このようなことになっているのだと思います。では、複数人では駄目なのかというとそうではなく、以下のような形式も認められるようです。
発明者:Y氏、Z氏
出願人:Y氏、Z氏
請求人:Y氏、Z氏

 今回の特許は、大阪に住む友人H氏の協力を元に発明しました。ですので、特許願及び審査請求は、以下のようになっています。
発明者:私、H氏
出願人:私
請求人:私、H氏

 これでは、出願人の部分が条件を満たしていません。しかも、特許の出願自体はすでに申請してあるため、変更できないように思われました。ところが、ある方法を使うと条件を満たせることが分かりました。

 上記の私の例の場合、出願人が権利を持つため、私が100%権利を持っていることになります。そこで、その権利の一部をH氏に譲渡することにより、減免の条件を満たせるとの回答が特許庁の方からありました。つまり、「出願人名義変更届」と「譲渡証書」を出願審査請求書と減免申請書と一緒に提出することにより、以下の形式を満たすことになります。
発明者:私、H氏
出願人:私、H氏
請求人:私、H氏

 さて、これで一件落着かと思いきや、もう1つ問題がありました。それは、個人の減免を行うにあたっての条件です。要は収入が少ない人しか認められないのです。私は全額免除の条件をを満たしていますが、H氏は減免の条件を一切満たしていません。

 この場合はどうなるか、ということが問題になりました。改めて、発明協会さんの方で特許庁に聞いてもらったところ、出願した時の権利の持ち分に応じて、減免額が決定されるということでした。今回、譲渡証書にて1/10の権利をH氏に譲渡したことを明記しました。つまり、以下のようになっています。
発明者:私、H氏
出願人:私(持ち分9/10)、H氏(持ち分1/10)
請求人:私、H氏

 この場合、仮に出願審査請求に10万円必要としますと、私の負担金額9万円は全額免除され、H氏の負担金額1万円は一切免除されないということになります。つまり、合計で1万円の審査請求料ということになります。

 このようにして、審査請求と減免申請を行ったのでした。これが4月下旬のことです。ところが、6月初めにその審査請求の減免申請に対して、「却下通知」が届きました。今回のものは、
発明者:私、H氏
出願人:私
請求人:私、H氏
となっており減免の条件を満たしていないため認められない、という内容でした。条件を満たすように、譲渡申請を行ったのですが、譲渡では駄目という通知でした。

 却下通知には担当者の電話番号が記載されていましたので、電話してみました。そして、今までの経緯を説明し、以前発明協会さんから特許庁の方へ確認の電話をしたときは、確かに認められていると言っていた、ということを伝えました。

 すると、担当者の方でも色々調べてみるとのことで、折り返し電話を頂けるということになりました。その後、30分程で電話があり、結果、今回の却下通知は間違っており、減免申請は認められるとのことでした。すぐに、誤送通知及び、減免申請が認めた旨を記載した通知書を送付する、とのことでした。幸い、私の方で行う作業は特になく、特許庁の方で全て処理してくれました。

 今回は出願人が複数おり、かつ出願後に名義変更し、さらに減免条件を満たす人間が片方だけ、という非常に特殊な組み合わせでした。そのため、特許庁の専門家の方でも間違いが発生したものと思われます。ただ、間違いと分かった後の対応は素早く、問題なく上記の減免申請が受理されました。

 今回のような条件で審査請求料の減免申請を行う人は非常に少ないと思います。逆に例が少ないだけ、専門家でも分かりにくい部分のようです。今回記載した内容が、少しでも参考になれば幸いです。

 今回は色々と電話でやり取りを行いました。そんなわけで、電話しているシーンが登場する、榛名まお氏の「ぱわまゆ」を紹介したいと思います。

 この「ぱわまゆ」ですが、最近多いキャラがかわいいだけの4コマまんがです。残念ながら、ネタが練られている感じはしません。そのため、たまたまくすっと微笑することはあっても、大笑いすることはないでしょう。

 こういったキャラがかわいいだけの4コマでも満足できる方にはお勧めしますが、心の底から笑いたい人にはお勧めできません。ただ、様々な愛玩動物が登場しますので、そういった動物が好きな方で、気楽に4コマまんがを読みたい方にはお勧めしますよ。

 蛇足です。このコミックには「ぱわまゆ」だけでなく、「ぴーかん☆CLUB」という高校の写真部を舞台にした4コマまんがも収録されています。ただし、読み切りで5ページほどしかありません。

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2004年7月5日(月)
タイトル みずしな孝之のミズシネマ
著者名 みずしな孝之
巻数 1巻〜(愛蔵版コミックス)
出版社 集英社
発行年 2003年〜
ジャンル 映画エッセーまんが
評価 ★★   :「いい電子」がお好きな方へ。
ストーリー

 最新映画をみずしな孝之氏が紹介する、新作映画紹介まんが風エッセーまんが。

コメント

 TV報道、新聞、雑誌などの報道は、建前上、公正的な視点から報道されることになっています。でも、同じ事柄でも、報道する立場や意見の違いにより、異なるニュアンスで報道されています。

 内容を要約すると確かに同じ事柄を報道しているのですが、その報道の仕方によって受け手の解釈が異なってきます。新聞や雑誌ではある程度立場や意見のカラーがはっきりしているため、それを踏まえて読み解くことが出来ます。また、文章であるがゆえ、読み返したり、自分の頭の中を整理しながら読み進めることができます。

 逆にTV報道は要注意ですね。文章に比べると非常に少ない言葉と効果的な映像を用いることにより、文章で記載される以上に、受け手の理解を誘導させることが可能となります。さらに、次から次へと情報を流し込むことにより、文章を読むときよりも頭の中の整理をしにくくなっています。

 「百聞は一見に如かず」という言葉がありますが、受け手にとっては映像があることにより、説得力が増して感じられます。実際の映像には制作者の意図が入っていますが、それがあたかも自分の目で見ているかのように思わせる効果を映像は持っているからです。

 ちょっと古い例で恐縮ですが、こんな報道がありました。当時の阪神の野村監督が、妻の不祥事により、監督を辞めざるを得ない状況になりました。

 このとき、NHKのニュースでは辞任した事を伝えた後、大阪での街頭インタビューを放送しました。このとき、放送された人々は皆、野村監督の辞任を残念がっており、辞めないで欲しい、と言ったものでした。

 その後、とある民放(どこか忘れました)でも同じニュースをやっていました。こちらの大阪での街頭インタビューは、辞めて当然、という論調の人だけを放送していました。

 前者では野村監督に肯定的であり、後者では否定的ですね。大阪に住んでいない人で、前者だけを見た人は、大阪に住んでいる人皆は野村監督に肯定的であると思い、後者だけ見た人は、大阪に住んでいる人皆は野村監督に否定的であると感じることでしょう。

 これは簡単な一例に過ぎません。政治的な話になると色々な要素が絡みこみ、非常に真実が分かりにくくなります。では、これらにどのように対処したら良いのでしょうか?

 やはり理想的には、複数の報道に目を通すことですね。複数の報道に目を通すことにより、報道機関によってその差異が見えてきます。その差異からより真実に近いものが見えてくるのではないでしょうか。

 なお、念のため書いておきますと、私は報道の差異を否定しているわけではありません。どちらかというと、差異はあった方が良いと思います。ただ、その際には上記のように分かりにくい形で意見を潜り込ませている場合もあるので、受け手の私達はそれに注意を払う必要があります。

 さて、映像の報道と言えば今はTVですが、その昔はニュース映画でしたね。ということで、映画についてまんがで語っているみずしな孝之氏の「みずしな孝之のミズシネマ」を紹介したいと思います。

 この「みずしな孝之のミズシネマ」ですが、評論らしきものを行うというよりも、映画をモチーフにした日記風ギャグという感じです。最初こそ、それなりに映画をネタにしていましたが、その後は簡単な映画の説明をいれて、あとは担当者との掛け合いをメインに描いています。映画をモチーフにした「いい電子」といった感じですね。

 まぁ、まんがのレビューサイトとか言いながら、今回のように日記部分の方が多い私が言えたものでもないかもしれませんけど。

 一応、映画が好きな人、特に最近の新しい映画が好きな人にお勧めです。逆に映画に興味がなくても、「いい電子」のようなみずしな孝之と担当者との掛け合いが好きな方にもお勧めしますよ。

 蛇足です。カバーをめくった表紙には4コマまんがが収録されていますので、持っている方は要チェックです。

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2004年7月7日(水)
タイトル しゅぽぽともぴん
著者名 ともびきちなつ
巻数 全1巻(MCCコミックス)
出版社 マインドカルチャーセンター
発行年 1996年
ジャンル ファミリー4コマ
評価 ★★★  :ほのぼの&ラブラブ4コマがお好きな方へ。
ストーリー

 ちょっと太めなかーちゃんと、恐妻家のとーちゃん、そしてその赤ん坊であるともぴんを描いたほのぼのファミリー4コマまんが。他にも、「好きだヨンた−くん」のなれそめ編を収録。

コメント

 大須でエアダスターを買ってきました。ちょうど切らしていた頃に、店頭でワゴンセールがやっているのが目に入り、一番安いヤツを買ってきました。

 さて、一昔前はエアダスターというとフロンを使ったものがメジャーでしたが、その後代替フロン(HFC等)に変わりました。ただ、代替フロンでも温室効果があるということで、代替フロンだけでなくDME(ジメチルエーテル)などをミックスし、代替フロンの使用量を減らす製品が多くなりました。

 今では、温暖化への影響が少ないと言われているHFC-152aのものが主流なんですね。私が買ったものはHFC-134a+DMEの古いタイプでした。どうりで安かったわけです。買ってから気付きました。

 さて、このエアダスターですが、私が何に使っているかと言いますと、カメラとパソコン内部のほこりを飛ばすのに使っています。特にパソコン内部のほこりを飛ばすのに重宝しています。

 というのも、私は夏場でもエアコンをつけません。それが影響してか私の部屋の温度はしばしば35度以上になります。そんな中、パソコン内部にほこりが貯まっていると、冷却効率が落ちて不安定な動作になる原因になりかねません。特に、私のパソコンは床置きで、かつ寝るときはその近くに布団を敷くため、通常よりもほこりが溜まりやすい状態になっています。

 そのためシーズンの変わり目毎に、パソコン内部をエアダスターで飛ばしています。そのおかげか、長年今のパソコンを使ってますが、高温度による不安定動作は今まで起きたことがありません。

 しかし、パソコン内部の高温度化を嫌って、強力な温暖化ガスであるHFC-134aのエアダスターを使うというのも皮肉なものですね。

 そんなわけで、仕事をしているふりをして、えっちなゲームをパソコンでしているとーちゃんが登場する、ともびきちなつ氏の「しゅぽぽともぴん」を紹介したいと思います。

 このコミックの前半分は本のタイトルにある「しゅぽぽともぴん」が、そして後ろ半分は「好きだヨンた−くん」のなれそめ編が収録されています。

 前者の「しゅぽぽともぴん」では、太めのかーちゃんと、恐妻家のとーちゃん、そしてその子供であるともぴんらの家族団らんを、ともぴんの視点から描いています。家族の素朴な幸せを感じさせるまんがです。

 コミック内に著者のコメントが無いのでよく分かりませんが、このまんがを描くきっかけというのは、ともびきちなつ氏自身に子供が出来たのではないでしょうか。なぜなら、この手の赤ん坊にスポットをあてているまんがというのは、実体験を元にしたものが多いからです。

 逆に、子供のいないまんが家の場合でも似たようなパターンのまんがを連載することがあります。この場合には、上記の赤ん坊の位置に、著者の飼っているペットがそのまま置き換わります。ですから、世の中には愛玩動物にスポットをあてたまんがも多いですよね。

 自分が飼っているペットを子供のようにあやすのは、そのペットに対する飼い主の言葉遣いが、
「ママだよ〜」
「おかあちゃんに見せてごらん〜」
などのように言うことが多い事からも分かりますね。ある意味、赤ん坊をモチーフとしたまんがは、ペットをモチーフにしたまんがと同類なのかもしれませんね。どちらも、着眼点としては同じだと思いますので。

 後者の「好きだヨンた−くん」のなれそめ編ですが、これはゆーちゃんが女子高校生で、たーくんがその高校の教師をやっていた頃のお話です。そして、ゆーちゃんとたーくんが知り合うきっかけから、結婚に至るまでを思い出形式で描いています。この時、ゆーちゃんが17歳で、たーくんが25歳ですから、本編の2年前のお話ということになります。

 ということで、ともびきちなつ氏のファンの方は元より、「好きだヨンた−くん」がお好き方にもお勧めしますよ。

 蛇足です。「好きだヨンた−くん」の1/2ページの扉絵にあるポエムは、ちょっと恥ずかしいですね。

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2004年7月9日(金)
タイトル はたらきもの
著者名 竹本泉
巻数 全1巻(ミッシィコミックスDX)
出版社 宙出版、主婦と生活社
発行年 1995年
ジャンル 働く少女コミックス
評価 ★★   :いまいちピンときませんでした。
ストーリー

 魔法使いのエレン、ロケットガールのハイジ、海洋パトロールのアナと3人の働く少女の物語を収録。

コメント

 世の中には宇宙を舞台としたまんがが沢山あります。そして、それらは壮大な舞台として宇宙を取り扱ったものが多いです。「銀河鉄道999」「宇宙戦艦ヤマト」「火の鳥」などがそうですね。

 これらに登場する宇宙は憧れであり、宇宙に幻想や夢を抱かせます。そして、この手の作品には高度に発達した科学技術があり、また地球人以外の知的生命体が当たり前のように登場します。

 ところが、最近ではより現実的な宇宙を取り扱った作品が増えてきました。いわゆる地に足の着いたリアルな宇宙観です。「ふたつのスピカ」「プラネテス」「MOON LIGHT MILE」などが該当しますね。

 ここで語られる宇宙というのは、地球から何万光年も離れていません。地表から上空100kmぐらいの場所からが宇宙です。海で例えると、前者の宇宙は太平洋ど真ん中であり、後者の宇宙は砂浜の波打ち際といったところですね。

 宇宙に行けるかどうか分からない狭き門を目指して学校に通ったり、宇宙でゴミ拾い(デブリ回収)をしたりと、現実的で身近に感じられる宇宙が描かれています。

 実際、今ではお金さえあれば民間人でも宇宙に行ける時代です。宇宙が今までよりも身近になったことが、これらの作品にも反映されているのかもしれませんね。いわゆる憧れの宇宙から、身近で現実的な宇宙へとみんなの意識が変化した証なのかもしれません。

 そんな意識の変化が、こういったまんがの誕生に一役買ったことでしょう。

 そんなわけで、宇宙飛行士が月に到達したところをTVで見ているシーンが登場する、竹本泉氏の「はたらきもの」を紹介したいと思います。

 とか書きながらいきなり話が脱線します。というのも、今回はどのまんがを紹介しようかかなり迷ったんです。日記部分の話の流れから、そこで登場したまんがを紹介するのが筋なのかもしれません。

 でも、「銀河鉄道999」は2部が終わっていませんし、「火の鳥」が未完であるのはともかく内容が内容だけにそれなりに気合いが入っていないとレビューできません。さらに、「宇宙戦艦ヤマト」は持っていなかったりします。

 では、「ふたつのスピカ」「プラネテス」「MOON LIGHT MILE」はというと、これらはまだ物語が終わっていません。これらはどれも良い作品であるため、物語の途中でレビューはしたくありません。もちろん、中には「ガラスの仮面」のように途中でレビューしてしまったものもありますが、これはいつ物語が完結するか分からないので…。

 それゆえ、今座っている位置から手の届くところにコミックが置いてあり、宇宙に関連したエピソードが含まれている「はたらきもの」をピックアップするに至ったのでした。

 さて、この「はたらきもの」ですが、そのタイトルの通りはたらく少女が主人公のコミックです。

 おっとりとした魔法使いエレンのお話「恋するふわふわ娘」「ふわふわなパチパチ」「夜のつきはふわふわ」、お転婆なロケットガールのハイジのお話「ロケットガール」「金のワイン銀の翼」、そして海洋パトロールのアナのお話「水平線に 海の歌」が収録されています。

 魔法使いエレンは長生きをしているため、1話、2話、3話とどんどん時代が進んでいきます。1話では西洋の中世ぐらいが舞台であり、2話では蒸気機関車が登場する近代、そして3話では宇宙飛行士が月に行く現代となっています。

 そして、その時代ごとにエレンの相棒の猫が変わっているのがポイントですね。猫好きには注目のポイントかもしれませんね。物語には直接関係していませんけど。なお、各々の猫の名前は古代ギリシャの偉人の名前(ソクラテス、アルキメデス、プラトン)が付けられています。

 「ロケットガール」「金のワイン銀の翼」とも、時代遅れのロケットをどこにも飛ばすことができなくなり、それに抵抗するロケット好きなハイジのお話です。これを読んでいると、ついつい今自分が乗っている車とオーバーラップさせられます。

 というのも、私が乗っている車にはディーゼルエンジンが積まれており、排ガス規制によってあと2年間しか乗ることができません。個人的にはかなり気に入っている車なのですが、これも時代の流れでしょうか。「ロケットガール」や「金のワイン銀の翼」で、時代の流れによって追い込まれるロケットと重ね合わせて見てしまいます。

 そんなわけで、竹本泉氏のファンの方、また猫好きの方にはお勧めします。とはいっても、竹本泉氏の作品の中においてあまりピンとくる内容ではありませんでしたけど。

 蛇足です。カバー裏には、表紙と異なる3人の主人公が描かれていますので、持っている方は要チェックですね。

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2004年7月12日(月)
タイトル 泥棒猫
著者名 大石まさる
巻数 全3巻(YKコミックス)
出版社 少年画報社
発行年 2001〜2003年
ジャンル 人生謳歌まんが
評価 ★★★  :大石まさる氏のファンは是非。
ストーリー

 マックは天才的な泥棒猫である。ある盗みをきっかけにユーリと知り合い、ユーリもマックの仲間になった。そんな泥棒猫の2人の楽しい日常を描いたまんが。他にも「くの一はおデコだぜ!」も収録した変則2本立て。

コメント

 みなさんは、食べ物の好き嫌いはありますか? 何でも美味しく食べられる人もいれば、好き嫌いが多い人もいるでしょう。私はそんなに好き嫌いが多い方ではないのですが、どうしても食べられないものがあります。それは、パイナップルです。

 パイナップルが嫌いと言うと、大概の人は驚きます。私からすると、パイナップルを食べられる人の方がどうかしています。果物そのものをはじめとして、缶詰や、ジュース、飴等パイナップルの味のするものは全て嫌いです。

 親の話によると、私が赤ん坊の頃はパイナップルジュースとかを平気で飲んでいたようです。しかし、私の物心がついた時はすでにパイナップルが嫌いでした。幼稚園の時のおやつにパイナップルが出て、それを噛まずに牛乳で無理矢理のどの奥に流し込んだ苦い記憶があります。幼稚園児の頃からパイナップルが嫌いだったんですね。

 さて、そんなパイナップル嫌いの私に選択の時が来ました。夏に入って暑くなってきたこともあり、チューチュー(正式名称は何と言うのでしょうか?)を冷凍庫にストックすることにしました。近所のスーパーにいくと3種類置いてありました。
1)無果汁   10本 150円
2)果汁 50%  8本 150円
3)果汁100% 10本 300円

 価格的に若干高いものの、3)の果汁100%のものを買いたいと思いました。しかし、袋を見るとリンゴやブドウの絵に混じってパイナップルまで描かれています。異なる味付けのものごとに微妙に色が違っていますが、凍らした後には色で判断できないような気がしました。

 結局、値段が安かったことも手伝って、袋にパイナップルの絵が描かれていない2)の果汁50%のものを買いました。端から見ると、値段だけで迷っているように見えたと思いますが、実際にはパイナップルの事で悩んでいたのですね。誰も、パイナップルで悩んでいるとは思わなかったでしょうけど。

 余談ですが、中華料理屋で杏仁豆腐が出るときは、念入りにパイナップルが無いかチェックします。入っている場合には、それだけ除けて食べていたりします。

 さて、上記のチューチューは食べ物ですが、チューチュー鳴くと言えばネズミですね。そんなわけで、ネズミが登場する、大石まさる氏の「泥棒猫」を紹介したいと思います。

 初めて読んだときは、アニメ「名探偵ホームズ」の雰囲気が漂う作品かと思いました。もちろん、「名探偵ホームズ」の登場人物は犬でしたが、この「泥棒猫」は登場人物が猫です。雰囲気がすごく似ている上、第1巻86〜89ページなど「未来少年コナン」を彷彿させるシーンがありましたので、実は大石まさる氏は宮崎駿氏のファンなのかもしれませんね。

 最初の頃は天才的な泥棒のマックとユーリのお話でした。が、第1巻13話から物語が脱線したと言いますか、主人公が一時的に替わります。そして、今までの主人公だったマックとユーリはたまにしか登場しない脇役になってしまいました。

 では、誰が主人公になったかと言いますと、新たに登場したくの一ネズミのホタルにスポットが当たります。そして、第1巻14話から「くの一はおデコだぜ!」という忍者ネズミの物語になります。

 「くの一はおデコだぜ!」と「泥棒猫」がどう関係あるのかが問題になると思います。ここでは、マックとユーリの所に住んでいる駆け落ちしたネズミの兄の元へ、上記の主人公であるホタルが訪れるということで、一応物語りの舞台としてはつながっています。これが第2巻10話まで続きます。

 そして、その後第2巻11話からまたマックとユーリに主人公が戻ってきます。新たに弟子のナツメが加わり、「泥棒猫」の物語が第3巻まで続くことになります。

 多分最初は、色々なものを盗む怪盗のようなまんがにしたかったのかもしれません。が、実際には泥棒を生業とするマックとユーリの楽しい日常生活を描いた作品となっています。大石まさる氏の作品全般に言えるとこですが、とにかく明るく前向きでにぎやかです。人生を楽しんでいるといった感じのキャラが多数登場します。ヒットするのが難しいと思われる作品ですが、少なくとも作者が楽しんで描いているようです。

 なお、登場人物の感情表現が、顔や表情だけでなく、しっぽの動きでも表現されているあたりがなかなか良い感じです。犬や猫が好きな方は、しっぽの動きなどにも注目して読むとより楽しめると思いますよ。

 なお、個人的には、「くの一はおデコだぜ!」よりも「泥棒猫」の方が好きです。人生を楽しめていない方には是非読んで頂いて、楽しい人生を送っていただきたいですね。

 蛇足です。第1巻のカバー裏の表紙には大きな絵が、そして第2巻と第3巻のカバー裏の表紙にはショートまんがが描かれていますので、持っている方は要チェックですよ。

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2004年7月14日(水)
タイトル ことぶきファイトクラブ
著者名 細井玲子
巻数 全1巻(マーガレット コミックス)
出版社 集英社
発行年 2003年
ジャンル 学生ボクシングコメディ
評価 ★★★  :女性ボクサーに興味がある方へ。
ストーリー

 寿みずほは、15歳の女の子。もうすぐ高校に入学する。そんな春休みの日に、自宅のボクシングジムに新しく入った練習生の板東くん(15歳)に一目惚れする。板東くんに近づくために、ボクシングを始めることを決意するのだったが…。

コメント

 暑いです! とても暑いです! 私は自分の部屋の中ではエアコンをつけていません。そのため、30度を超すと気温の上昇とともに私のモチベーションは低下していきます。おかげで、やらなくてはいけないという思いがありつつも、仕事が全然進みません。

 タイムラグがあるので分かりにくいと思いますが、この時期のまんがフリークは、ただでさえ遅い更新頻度がさらに遅くなっていました。

 まんがで言うと大石まさる氏の「りんりんD・I・Y」の第3巻75ページのかりんのような状態です。かりんもカナダへ行くことに燃えていたのに、暑さでそのやる気がそがれてしまっていましたよね。

 この暑さを回避するために、暑い昼間に寝て、夜に仕事を行う夜行性の生活にしようかとも考えました。気温から考えるとある意味合理的なような気もしますが、これだと際限なく生活が乱れるような気がしてやめました。それに他の人と生活が合わなくなりますしね。

 では、現実はどうしているかと言いますと、昼は暑いので寝て、夜は暗いのでこれまた寝ている、という状態です。四六時中寝ているとまではいいませんが、猫並に1日16時間以上寝ている日もありました。

 もう少し気温が下がってくれれば、モチベーションも向上してくるのですが…。  そんなわけで、暑さでやる気がそがれているシーンが登場する、細井玲子氏の「ことぶきファイトクラブ」を紹介したいと思います。

 この「ことぶきファイトクラブ」は、以前紹介した細井玲子氏の「はたらくおねえさん」や「レスキューBoy宅急Girl」と同じ様な雰囲気を持つまんがです。描き方も同様で、コマ数やコマの大きさに制限されない4コマまんがと言った感じですね。

 なお、主人公の性格も他の作品と似通っています。そのため、似たようなネタになりがちです。細井玲子氏の場合、設定に色々と工夫を凝らすことで、マンネリ化を避けようとしています。

 例えば今回のような女子高校生でボクシングジムに通っている主人公、「レスキューBoy宅急Girl」では女性の宅配便ドライバーなどといった具合です。現実の世界に全くいないとは言いませんが、限りなく少ないでしょう。

 さらに、出来る限りその設定を活かしたギャグを作っているのも1つの特徴です。そのため、同じようなテイストの作品が多くありながら、舞台が変わっているため同じギャグとして感じにくいところがあります。今回の場合ですと、登場する舞台も圧倒的にボクシングジムが多いですね。

 なお、この「ことぶきファイトクラブ」では最後が尻切れ蜻蛉状態になっているのが残念です。せめて、高校を卒業するぐらいまでは続けて欲しかったですね。とは言っても、学年を感じさせないネタが多いので、卒業という区切りはあまり意味がないかもしれませんが。

 そんなわけで、前向きなギャグが好きな方にお勧めできる作品です。また、女性の方でボクシングに興味のある方にもお勧めしますよ。ボクシング自体の参考にはなんらならないと思いますけど。

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2004年7月16日(金)
タイトル 頑丈人間スパルタカス
著者名 安永航一郎
巻数 全4巻(少年キャプテンコミックススペシャル)
出版社 徳間書店
発行年 1994〜1996年
ジャンル 頑丈人間スポーツギャグ
評価 ★★★  :非常に危険なギャグが満載です。
ストーリー

 女子高校生だった六条ひとまは、その頑丈さを買われて政府の「とある機関」に雇われた。そして、阿蘇にあるアナボリック国際スポーツアカデミーという謎のトレーニング施設に侵入することとなった。ところが、この施設が肌に合い、当初の目的を忘れてしまうのだったが…。

コメント

 みなさんは固定観念にとらわれている事ってないですか? 私は結構あります。無意識のうちに当たり前と思いこんでいることってありますよね。そして、なんらかの拍子にその事に気付き、感動することがあります。

 学生時代に名古屋で一人暮らしをしていた頃のお話です。たまたま、父親が名古屋に来て私の住んでいたアパートまでやって来ました。私はちょっと用事があったので、父親を家に残し出掛けていました。

 帰ってくると、父親は近所のコンビニで買い物をしたらしくコンビニの袋が置いてありました。そして、コーヒー牛乳を飲んでいました。しかし、その手元にはコーヒー牛乳はありませんでした。かわりにブラックの缶コーヒーと牛乳パックがあったのです。自分の好きな比率でコーヒーと牛乳を混ぜ合わせ、飲んでいたのでした。

 思わず目からうろこが落ちてしまいました。私はコーヒー牛乳を飲みたくなったら、コーヒー牛乳という商品そのものを買ってしまうでしょう。「コーヒー牛乳=コーヒー牛乳という商品を買う」という固定観念にとらわれていた自分に気付きました。思わず、感心してしまった次第です。

 そんなわけで、コーヒー牛乳を飲んで、鼻の右からコーヒー、左から牛乳を出すというギャグが登場する、安永航一郎氏の「頑丈人間スパルタカス」を紹介したいと思います。

 この「頑丈人間スパルタカス」ですが、非常に危険なギャグが満載です。特にパロディ部分では、実在の団体や人物が簡単に想像できるものが多数登場しています。例えば、第1巻54ページに登場する謎の宗教団体ホトトギス神秘教の信者のセリフでは、
「どこへいきなさるっありがたい説教を聞きなされっ」
「教祖様の血ィ飲んで空とんでみませんかっ!!」
「パソコン買いませんかっものすげえ安いですよっ」
などと言った具合です。宗教団体名や上のセリフから、どの新興宗教団体を指しているか一目瞭然ですね。

 他にも、力道山氏(プロレスラー)、王貞治氏(野球選手)、アントニオ猪木氏(プロレスラー&政治家)、植村直己氏(登山家)、戸塚宏氏(ヨットスクール校長)、ハーディング(フィギュアスケーター)らが登場し、かつ、それらの特徴を活かしたギャグが描かれています。

 もちろん、実在の団体や人物だけでなく、「美少女戦士セーラームーン」、「沈黙の艦隊」、「ブラックジャック」、「鉄腕アトム」など、メジャーなまんがもパロディやギャグの対象になっています。

 あとがきにもありますが、安永航一郎氏が楽しんで描いたのが分かる作品です。いい意味で編集者からの制限が無く描けたのではないでしょうか。個人的には、安永航一郎氏の作品の中で、もっとも過激がギャグが掲載されているまんがだと思います。

 上記のパロディ部分が分からなくても、通常のギャグの部分だけで十分に楽しめます。ただ、少々下品な描写が多いので、こういうのが平気と言いますか、好きな方に限られるとは思いますが。もちろん、パロディ部分まで分かるのならば、一層楽しめると思いますよ。

 蛇足です。同居人H氏は上記のコーヒー牛乳を飲んで、鼻の右からコーヒー、左から牛乳を出すというギャグを大絶賛していました。

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2004年7月19日(月)
タイトル スワン レイク
著者名 樋口橘
巻数 全1巻(花とゆめCOMICS)
出版社 白泉社
発行年 1999年
ジャンル 学園ラブストーリー
評価 ★★★  :ユニークな発想のストーリーを読みたい方へ。
ストーリー

 仁礼椿(にれつばき)は、高校の中で才色兼備で旧家のお嬢様と噂されていた。しかし、その実体は貧乏に喘ぎ、ギリギリの家計生活のなか家族の面倒を見ている苦学生であった。椿には、玉の輿に乗るという夢があり、そのために自らの苦境を隠し父親が代議士の葛城先輩に近づいていた。ところが、そんな彼女の正体をナンパな相葉に知られてしまうのだったが…。

コメント

 みなさんは、アスクルというのをご存じでしょうか? これは、文房具や事務用品をメインとしたインターネット通販の専門店です。ただし、インターネット通販と言っても、普通のインターネット通販とはちょっと違います。

 というのも、アスクルの名前の由来となった「明日来る」というのが大きな強みです。つまり今日の18時までに注文すると、次の日に届けてくれるのです。このスピーディーさが非常にありがたいですね。

 この次に日に届けてくれるというスピーディーさの秘密は、独自の宅配網を充実させているからのようです。というのも、確か注文を届けてくれた時に一般的な宅配業者の名前ではなく、
「アスクルです。」
と名乗っていたような気がします。ただ、半分寝ぼけながら受け取ったので、記憶がちょっとあやふやですけど。

 また、このアスクルは品揃えも充実している上、売っている商品も近所の文房具店などで買うよりも安い価格設定となっています。特に、個人的に多用するテプラのラベルなどは、近所の量販店(ヤマダ電器ギガス)よりも安い価格で売っていました。

 テプラのラベルは、私はDVD-RAMへ、同居人H氏はMDへとしょっちゅう使っているため、すぐに無くなります。そのため、アスクルでまとめ買いしています。

 なお、ちょっと変わったものではホームエレクタも扱っています。知人N氏は、東急ハンズでホームエレクタを買った後、このアスクルでも同じものが安く売っていると知って悔しがっていました。しかもかなりの量を一気に買ったため、送料を支払って家に届けてもらったそうです。アスクルなら2,500円以上ですと送料無料になるのに…。

 そんなわけで、近所に充実したお店が無いときや、とにかく安く手に入れたい時などにこのアスクルを利用してはいかがでしょうか。忙しい個人やSOHO向けだと思いますよ。ただ、会社勤めの単身者ですとなかなか昼間に受け取ることができないので、逆にちょっと不便かもしれませんね。

 さて、文房具の典型と言えば、鉛筆とノートですね。そんな鉛筆やノートを多用するには学生ですね。そんなわけで、学園を舞台とした物語が収録されている、樋口橘氏の「スワン レイク」を紹介したいと思います。

 このコミックには、3本の作品が収録されています。コミックのタイトルになっている続き物の「スワン レイク」、そして読み切りの「人魚」と「かえる王女」です。なお、最後の方にちょっと長めあとがき(10ページ)も収録されています。

 このコミックは、樋口橘氏の初のコミックです。収録されている作品の特徴としては、樋口橘氏も記載しているように、すべて童話が元になっています。ただ、これらの作品を作る元になったというだけで、アレンジがかなり入っており内容は必ずしも童話のものと一致しません。そのため、「スワン レイク」に関しては、樋口橘氏のコメントが無ければ「シンデレラ」が元になっているとは気付きませんでした。

 なお、それぞれの元となった作品は以下の通りです。
・スワン レイク:シンデレラ
・人魚     :人魚姫
・かえる王女  :かえるの王様

 まず、「スワン レイク」についてです。収録されている作品の中で、一番主人公がてきぱきと自分の強い意志を持って行動していて好きですね。他の作品にくらべて、こればかり読み返してしまいます。

 特に、最後の方で堂々と二股宣言をするあたりが良いです。ここまではっきりしていると、いっそすがすがしいですね。と言っても、厳密には二股宣言ではなく、無意識のうちに相葉に発奮させようといったところでしょうけど。

 ただ、ちょっとだけ疑問点も残ります。貧乏だから大学に行けないと主人公の仁礼椿は思いこんでいますが、高校で奨学金がもらえるほどの才女なら、大学でも授業料免除&奨学金が当然もらえるのではないでしょうか。それに、大学は高校よりも時間に自由が利くので、今の高校生活よりももう少し楽な生活ができると思いますよ。バイトする時間もあるでしょうし。

 次に「人魚」についてです。主人公は人魚姫の生まれ変わりで、王子様の生まれ変わりである保健医の心を1週間以内に射止めないとまた泡に戻ってしまうのですが、その相手に自分の気持ちを伝えようにも相手の前では声がだせない、という設定は非常にユニークですね。

 一体どうやって気持ちを伝えるのだろう、とドキドキしながら読み進みました。結局、躓いた拍子にキスをする(厳密にはちょっと違うのですが)というオチでちょっと期待外れではありましたけど。

 それに相手に自分の気持ちは伝えましたが、相手の心を射止めたかどうかは微妙なところです。伝える事ばかりに重点を置きすぎて、保健医の気持ちの描写が少なくなってしまっています。

 128ページの保健医のセリフで、
「人魚姫もこいつくらいに噛みつかんばかりの勢いがあったら もしかして王子の心を掴んだかもな」
という部分に、保健医の気持ちが集約されているのだとは思いますが。

 最後に「かえる王女」です。実は私は元となった童話「かえるの王様」を知りません。ので、どの程度アレンジされているのかさっぱり分かりません。

 「カエル」という言葉を聞く毎で、カエルになったり、人間に戻ったりしますが、ところどころでカエルというセリフと変身の回数が合わない箇所があります。

 なお、ネタばらしになりますが、最後に鵜飼哲朗がすでに死んで霊になっていたのですが、そのことに気付いていなかったというネタは映画「シックス・センス」のようですね。ただし、この「かえる王女」の方が先に世に出ていますので、「シックス・センス」の真似ではありません。

 なんか重箱の隅をつついてばかりのようですが、樋口橘氏のファンなら押さえておきたい一冊です。また、荒削りではありますが、樋口橘氏のユニークな着眼点や発想が垣間見えますので、ファン以外の方にもお勧めしますよ。

 蛇足です。樋口橘氏が現在連載している「学園アリス」のテレビアニメがこの秋から放送されるようですね。ファンの方は、こちらも要チェックですね。

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2004年7月21日(水)
タイトル るきさん
著者名 高野文子
巻数 全1巻
出版社 筑摩書房
発行年 1993年
ジャンル るきさん的日常生活
評価 ★★★  :日々追われた生活をしている大人の女性に。
ストーリー

 るきさんは家で仕事をしていた。一月分の仕事を一週間で終え、後はマイペースに過ごす日々。そんなるきさんの日常を描いた、マイペース日常生活まんが。

コメント

 私が住んでいる家の洗面所には、体脂肪計付体重計が置いてあります。結構昔にもらったものなので、体脂肪率を1%単位でしか表示できません。まぁ、体脂肪の測定はその時の身体の状態によって結構誤差があるので、この程度の1%単位でもあまり実用上不便はなかったりします。

 さて、最近計っていなかったので久々に体重計にのってみました。すると、びっくり! なんと体脂肪率が44%と表示されてしまいました。

 29%と表示されたことが過去にはありましたが、30%代が表示されたことはありませんでした。それが、30%を飛び越していきなり44%というのは、流石におかしいと思いました。

 特に最近ではコンスタントに運動をしていたので、こんな数値になる筈はありません。と思い、一度リセットしてから再度計り直してみました。

 すると今度は、20%と表示されました。うん、きっとこちらの方が正しいんですよね。でも、20%はちょっと減りすぎなような気がしますけど。

 どちらも信憑性に今ひとつ信憑性に欠けるような気がしますが、個人的には20%の方を信じたいと思います。というか、単に電池が消耗していて正しく計れていないだけのような気がしますけど。

 さて、この体重計は洗面所(脱衣場)においてあります。その隣には浴室があります。ということで、お風呂に入っているシーンが登場する、高野文子氏の「るきさん」を紹介したいと思います。

 実はBSマンガ夜話で初めてこの「るきさん」の存在を知りました。その後、とある本屋で売っているのを見つけ、手に取った次第です。

 元々の連載を知らないのですが、多分カラーで掲載されていたのでしょう。このコミックも全編カラーで収録されています。また、原則的に1回2ページ15コマの構成になっています。

 カラーで収録されているということで、この色について注目したいと思います。私は実際にまんがを描いたことがないのではっきりとは分からないのですが、彩色には2つの方法が使われています。それは筆で色を塗る方法と、カラートーンを使用する方法です。前者の場合は塗りむらがあり、後者の場合にはありません。

 基本的にカラートーンを使用しているページが多いですが、ところどころ筆が使われている箇所が見あたります。

 なお、色使いで特徴的なのは背景色の選び方です。各々の話に、背景色が黄色だったり、緑だったり、ピンクだったり、無色だったりと色々な色が使われています。

 最初の方はそのコマ毎の背景に合う色が塗られていましたが、ある程度描き進むにつれ、背景色の選び方がこなれてきました。というのも、2ページの見開き全体を眺めたときにバランス良くなるような配色を行っています。そのため、見開きの背景色はなるべく色の種類を減らし、少ない色で描かれています。

 ただ、後半になってくると背景色は無色(白色)が多くなり、上記の鮮やかな背景色に比べると、逆にちょっとスカスカした感じを覚えてしまいました。

 次に登場人物のお話です。メインの登場人物は、るきさんとえっちゃんの2人しかいません。そして、私はどちらのタイプの人間かと言いますと、えっちゃんの方に類されると思います。特に、26ページのえっちゃんのセリフで、
「はーぁフォションも落ちたものねぇ 私鉄各停駅のスーパーに置かれるようになるなんて」
と嘆きつつも、
「売り切れるとヤダから二個買っとこう」
と言って買ってしまうシーンがあります。こういった行動は自分の過去を振り返っても心当たりがあります。私の場合、紅茶ではないく、スパゲッティでした。
「こんなお店で安売りされるなんて『DE CECCO』も落ちたものだねぇ」
とか言いながらまとめ買いしていたりしますから。

 そんなわけで、仕事に追われ忙しい日々を送っている大人の女性にお勧めしますよ。現実的には絶対に出来ないと分かりつつも、きっとるきさんの生活に憧れてしまうでしょう。

 蛇足です。なぜか近所のどこの本屋でも、この「るきさん」のカバーが汚れていたり、破れていたりしていました。何故でしょうね。

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2004年7月23日(金)
タイトル 今日の5の2
著者名 桜場コハル
巻数 全1巻(ヤンマガKC)
出版社 講談社
発行年 2003年
ジャンル 小学生コメディ
評価 ★★★  :小学生コメディがお好きな方へ。
ストーリー

 ここはとある小学校の5年2組。ここでは、仲の良い女子と男子で、授業の合間に様々なやり取りが繰り広げられていた。そんな課外の日常を描いた小学生コメディ。

コメント

 みなさんは、知人や友人の何げない一言が、心の中に残っているということはありませんか?

 実は、私にはあります。それは、私が中学生の時でした。同じクラスの友人M氏が、雨の日にこう言ったのです。
「不思議だね。雨の日には誰かに指図されたわけでもないのに、みんな傘をさしてくるんだよ。」
この言葉を聞いた直後は、何を当たり前のことを言っているんだろうと思っていました。でも、なぜだかこの言葉が心の中に深く残り、今でも時折こうして思い出します。

 そうして何回も繰り返して反芻しているうちに、なんて深い意味があるのだろうと感銘するに至りました。何の考えもせずに当たり前と思っている事に対しての示唆、そして雨対策としていまだに原始的な傘という手段しかないことへの指摘、そんな意味が込められているように感じました。

 もちろん、ここまで深い意味での発言かどうかは分かりませんが、それでもその着眼点のするどさに今でも感心しています。でも、きっとM氏は、言ったこと自体忘れているような気がしますけどね。

 そんなわけで、雨の日に傘をさすシーンが登場する、桜場コハル氏の「今日の5の2」を紹介したいと思います。

 さて、一般的にまんがで人物が描かれた場合、顔などはデフォルメして描かれます。そして、そのデフォルメされた顔や姿というのは、高校生、大学生、そして社会人までもが子供のように見える場合があります。まんがで描かれた人物というのは、本来の年よりも若く見えることはあっても、年をとって見えることは少ないです。

 ところが、この「今日の5の2」の場合には、登場する小学5年生の女子が、中学生〜高校生ぐらいに見えます。コマによっては、部分部分にシリアスな顔が登場し、これらの顔の場合にはとても小学生に見えませんでした。

 逆に、男子の場合そのシリアスな顔があまり登場していないためか、はたまた一般的にこの年代の女子に比べて精神的に幼いせいか、年相応の小学生に見えます。

 ラブコメっぽいシチュエーションもあるので、そういうのがお好きな方にお勧めしますよ。特になかなか進展しない小学生のような恋愛(って、小学生ですが)のパターンがお好きな方は是非どうぞ。

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2004年7月26日(月)
タイトル トリコロ
著者名 海藍
巻数 1〜2巻(MANGA TIME KR COMICS)
出版社 芳文社
発行年 2003年〜
ジャンル キャラ系4コマ
評価 ★★   :キャラ系4コマがお好きな方に。
ストーリー

 七瀬家は、母の幸江と娘の八重の2人で住んでいた。ある日、幸江の友人の娘である大阪出身の青野真紀子と広島出身の田崎多汰美が、七瀬家に下宿することになった。今までの2人の生活から一気に4人の生活になり、にぎやかな日々が訪れたのであった…。

コメント

 以前、友人M氏の結婚式に出席しそびれた話を記載したと思います。そのM氏から、引き出物用のカタログギフトが届きました。結婚式場が「名古屋マリオットアソシアホテル」ということもあってか、JR名古屋タカシマヤのカタログギフトでした。まぁ、両者は同じ建物の中にあるので、当然と言えば当然ですね。

 さて、このカタログギフトですが、小物から食べ物まで色々ラインナップされています。しかし、これというのが無く、なかなか選ぶのに迷いました。

 包丁セットなどが結構惹かれたのですが、どうせなら関市の刃物市でお値打ちに買いたいですね。

 私はアイスクリームを自分でも作るほど好きなので、アイスクリームを選ぶというのが無難な気がしました。しかし、冷静に考えると我が家の小さな冷蔵庫では全部入りきらないように思えます。今でも、冷凍室の中にはDeLonghiのアイスクリームメーカーや、珈琲豆、氷、保冷材と所狭しと入っていますから。

 食器類は特に必要でありませんし、インテリアの類はまんがが平積みされている部屋には無用の長物です。

 同居人H氏と話したところ、やはり無難にお米10kgが良いのではないかとう提案がなされました。そうすれば、食費が助かりますしね。でも、せっかくの引き出物でお米を選ぶのは何か味気ない気がしますけど。それに、これが送られてくるころには、そろそろ新米の季節ですし。

 とりあえず、本命をお米としながらも未定ということにしました。締め切りは8月末ですので、じっくりと考えることにします。でもじっくり考えすぎて、出し忘れたら大問題ですね。

 そんなわけで、お米を食べているシーンが登場する、海藍氏の「トリコロ」を紹介したいと思います。

 この「トリコロ」ですが、ここ最近多いキャラ系4コマまんがです。ここで言うキャラ系とは、物語やギャグに重点を置くのではなく、キャラクターそのものの魅力をメインとしたまんがです。そのため、一般的な4コマまんがに比べて、ギャグがあまり練られておりません。

 絵的にあまり好きではなかったため、「トリコロ」の存在は知りつつも買うには至りませんでした。ただ、とあるサイトでこの「トリコロ」の事が記載されており、ちょっと気になり買ってしまいました。

 読んでみた結果、ところどころツボにはまるギャグもありましたが、基本的にはそれほど面白くありませんでした。でも、同じキャラ系の4コマまんがでも、岬下部せすな氏の「悪魔様へるぷ☆」よりは面白かったです。

 ここ何年かの傾向として、今まで4コマ界には無縁だったキャラクターの魅力を前面にアピールする4コマまんがが増えてきました。これらの存在を否定するつもりはありませんが、もうちょっとギャグの水準を上げて欲しいものです。

 これらのキャラ系4コマまんがの台頭のきっかけは、あずまきよひこ氏の「あずまんが大王」だと思います。ただ、これはこれで独特の雰囲気を出しており、かつキャラが立っていた上に、そのキャラを活かしたギャグが練り混まれているため結構楽しむことができました。

 が、残念ながら現在の多くのキャラ系4コマまんがはどれも似たような作りであり、キャラが立っていないためじっくり読まないとキャラの区別が付きにくい、ギャグの水準が低い、などの問題があります。もう一工夫して欲しいものですね。

 個人的には、キャラ系だろうがなかろうが、面白ければそれで良いというスタンスです。しかし、見ていて面白くない4コマは論外です。単に登場する人物がかわいい、かっこいいというだけでしたら、画集とかにすれば良いのですから。

 ただ、この「トリコロ」は絵的にも中途半端で、後野まつり氏の「ツインズナース」と同様に年齢による人物の描き分けが出来ていません。そう言う意味では、画集にもなりえないかもしれませんね。多分に、海藍氏の描けるものが偏っているため、このような状態になってしまっているのでしょう。

 また、4コマは基本的に「笑い」をメインとしてますが、逆に泣かせることや感動させることをメインとした4コマがもっとあっても良いと思います。例えば、業田良家氏の「自虐の詩」とかですね。最近は、4コマまんが界も低迷が見られますので、従来の発想に捕らわれず、4コマまんがの可能性にどんどんとチャレンジして欲しいものです。

 そんなわけで、キャラ系4コマがお好きな方は目を通されると良いのではないでしょうか。

 蛇足です。カバー裏にはカバーと異なる絵が収録されていますので、持っている方は要チェックですよ。

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2004年7月28日(水)
タイトル 山の上歌劇団
著者名 小笠原朋子
巻数 全1巻(MANGA TIME COMICS)
出版社 芳文社
発行年 2004年
ジャンル 歌劇団4コマ
評価 ★★★  :ミュージカルがお好きな方へ。
ストーリー

 樹里はブロードウェイミュージカルを目指している明るく前向きな高校1年生。入学した高校にミュージカル部が無かったので、先輩や友達と共にミュージカル同好会を立ち上げた。そんな楽しい同好会の日々の1年間を描いた4コマまんが。

コメント

 過去に何回か登場している友人N氏が、交通事故に遭いました。どうやら自転車に乗っていて、車と衝突してしまったらしいです。N氏自身は無事だったようですが、自転車の方はかなりのダメージを受けてしまったようです。自転車のフレームが歪んでいるそうなので、実質全損というところでしょうか。

 幸い、相手が加入している車の保険が下りると言うことで、損害額の見積もりを出すために自転車屋さんに行くことになりました。行きつけの自転車屋さんは名古屋市にあるのですが、N氏は現在豊田市に住んでいます。そのため、壊れた自転車を車で運ぶことになりました。

 朝、私が住んでいる名古屋市からN氏と待ち合わせをしている豊田市まで赴き、壊れた自転車を積み込んだ後、また名古屋市の自転車屋まで向かったのでした。その後、自転車屋で用事を終えた後、またN氏を豊田市まで送っていきました。

 なお、「ガラスの仮面」を貸して欲しいということでしたので、「ガラスの仮面」が収納されている箱ごとN氏にお貸ししました。この箱には、「ガラスの仮面」41冊と、「軍鶏」19冊、そして最終巻が抜けている「MとNの肖像」5冊が入っていたような気がします。一気に、65冊貸したことになりますね。

 一気に貸すこと自体は問題がないのですが、返してもらうにはまた車でN氏の住んでいる豊田市まで行かなくてはなりません。まぁ、なんかの機会で豊田市に行くときにでも引き取ろうかと思っています。

 そんなわけで、車で家まで送ってあげるシーンが登場する、小笠原朋子氏の「山の上歌劇団」を紹介したいと思います。

 この「山の上歌劇団」ですが、ちょうど1冊で完結です。主人公が高校に入学して、その後ミュージカル同好会で一緒にいた3年生達が卒業するまでの1年間が描かれています。変にだらだら続かなく、ちょうど良い長さだと思います。なお、コミックとしては、一般的な4コマまんがのコミックよりも少々厚めになっています。

 さて、小笠原朋子氏のまんがの特徴としては、登場するキャラクターの女性の方が活発的で、おとなしい感じのキャラクターは男性キャラクターに多い事があげられます。言わば、物事をリードする女性キャラクターに対し、それに翻弄される男性キャラクターという構図ですね。

 これは、この「山の上歌劇団」以外にも、同じ時期に発売された「悪の生徒会長」や現在2巻まで発売されている「さくらハイツ102」でも同様の事が言えると思います。

 雰囲気としては、文化祭前夜のどたばたが毎日続いているような感じです。そんな明るく前向きな雰囲気の4コマまんががお好きな方にお勧めしますよ。

 蛇足です。カバーをめくった表紙には、この「山の上歌劇団」の初期プロットが掲載されています。持っている方は要チェックですね。

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2004年7月30日(金)
タイトル うっかりOLあゆこさん
著者名 しばたあきら
巻数 全1巻(MANGA HEIM COMICS)
出版社 徳間書店
発行年 1993年
ジャンル うっかりOL4コマ
評価 ★★★  :バブル期の雰囲気を味わいたい方へ。
ストーリー

 川野あゆこ(23)は、すっとこ商事営業部に勤務していた。ちょっとうっかり者だけど、いつも明るく前向き。そんなあゆこのうっかりOL生活の日常を描いた4コマまんが。

コメント

 ガソリンスタンドの規制緩和が行われ、街のあちこちでセルフ式ガソリンスタンドを見かけるようになりました。規制緩和当初は、郊外の国道沿いなどには見かけたのですが、名古屋市内ではあまり見かけませんでした。それが、近年では市内でも当たり前のように見かけるようになりました。

 セルフ式の最大のメリットは、なんといっても一般的なスタンドよりも価格が安いことがあげられるでしょう。運転手自身が給油を行うということで、人件費が安く済み、通常のガソリンスタンドよりも1リットルあたり2〜3円ほど安い値段が付けられているところが多いようです。

 また、10リットルだけとか、1000円分だけとかの少量給油でも、店員に気兼ねせずに入れられるのも良いですね。引っ越しで荷物を運ぶレンタカーを借りたとき、ガソリンを満タンにして返さないといけませんでした。でも、そんなに走っていないため数リットルだけ入れるのにガソリンスタンドに立ち寄るのは、ちょっと気兼ねしたものです。
「レギュラー満タンで!」
と威勢良く言いつつも、実質4リットルだけしか入らなかった、ということもありました。

 さて、一般的になったセルフ式ガソリンスタンドですが、恥ずかしながら今の今まで行ったことがありませんでした。というのも、私が行き着けのガソリンスタンドは、近所にあるセルフ式のガソリンスタンドよりも値段が安かったりします。さらに、店員もてきぱき動き窓ガラスも拭いてくれるとなれば、ついついそちらに行ってしまうのが心情です。

 しかし、セルフ式も一度は試してみたいと思っていたので、値段のことはさておき、近所のセルフ式ガソリンスタンドへ行ってみました。実際に操作してみたところ、最初はちょっととまどってしまいました。幸い、私の時は店員さんが近くに立っていたので、そこでやり方をちょこちょこ聞きました。

 導入されている機器によって若干手順は異なるかと思いますが、基本的には以下の通りです。
1)お金を入れる。
2)給油の種類、量を選択する。金額での選択も可。(1000円分とか)
3)静電気を放電した後、車の給油キャップを開ける。
4)注油する。
5)指定した量になるか、満タンになると自動的に止まる。
6)レシートとお釣りを受け取る。

 なお、ディーゼルの場合には注油時に泡立つため、泡にセンサーが反応し、早めに止まってしまうようです。ですので、泡が落ち着いてきたら、また少しずつ入れてあげるのが、きっちり満タンにするコツのようです。

 個人的には、急いでいるときや少量だけ入れたいときなど、セルフ式ガソリンスタンドは重宝すると感じました。最初は、どのように行って良いのかとまどうかも知れませんが、まだやっていない方は一度チャレンジしてみてはいかがでしょう。できれば、経験者と一緒に行くのが良いかと思います。もちろん、必ず常駐している店員さんがいるので、分からなければ呼んで聞けば良いんですけどね。

 なお、セルフ式ガソリンスタンドのバーチャル体験が出来るサイトもあるようなので、こちらを一通り目を通してから行っても良いかもしれませんね。

 ところでで、ガソリンスタンドには一般的に車で行きますね。ということで、車に乗っているシーンが登場する、しばたあきら氏の「うっかりOLあゆこさん」を紹介したいと思います。

 この「うっかりOLあゆこさん」の表紙を見ると、第1巻である「1」という文字が記載されています。しかし、上の巻数では「全1巻」としましました。それはなぜでしょうか?

 それは、連載していた徳間書店のまんがハイムという4コマ誌が休刊してしまったからです。そのため、永遠に2巻が出版される可能性はなくなりました。コミック131ページのあとがきには、しばたあきら氏が、
「これからもどうぞ、よろしくお願い致します。」
と記載してありますが、残念ながらこの続きは発行されなかったことになります。

 しばたあきら氏は結構好きな4コマまんが家さんでしたが、この「うっかりOLあゆこさん」の後、1994年に「アフター5に乾杯!!」を出した後、コミックは一切発行されていないようです。たまに立ち読みをする4コマまんが誌でも見かけませんので、現在活動されているのかどうか定かではありません。

 さて、「うっかりOLあゆこさん」のコミックですが、連載されていた時期が1991〜1992年ということで、4コマ内の描写にバブル期の影響が表れています。主人公のファッションのセンスや、趣味などがいかにもバブル期という感じがします。特に、3ページ目にはページいっぱいに、扇子(羽根付き)を両手に持ちお立ち台で踊っている姿が描かれています。これなぞ、バブル期に流行ったものの1つですね。

 また当時、「オヤジギャル」という言葉がありましたが、ここで登場するOL達はそんなオヤジギャル達でゴルフや競馬をし、電車内では競馬新聞を読んでいたりします。他にも「アッシー」「メッシー」などの懐かしい言葉も見受けられます。ここら辺もバブル期に流行った言葉ですね。

 そんなわけで、懐かしのバブル期の雰囲気を味わいたい方にお勧めしますよ。露骨なバブル期の描写はありませんが、ちょっとしたファッションや人々の行動、風景の中に当時の様子が表れています。

 蛇足です。話が日記部分に戻りますが、車の給油口に無線ICタグを付けるというのはどうでしょうか? ノズルを給油口に差し込んだ場合に、油種を自動的に機械が判別し、間違ったノズルが差し込まれた場合にはロックが解除されず注油できない、といった仕組みです。

 これなら、異なる油種を入れてしまう危険を防止することが出来ると思います。現段階では3種類(ハイオク、レビュラー、軽油)しか種類が無いので問題ないかもしれません。しかし、将来的には天然ガスや水素、エタノールなど様々な燃料で動く車が登場することでしょう。そんなときでも、上記のような仕組みがあれば、安心して自分で燃料を入れることができます。

 なかには、ガソリンと水素の両方で駆動可能なエンジンを開発しているメーカーもあることですし、ガソリンスタンドの店員の間違い防止にも有効だと思いますよ。

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