| 独断と偏見の まんがレビュー 2004年4月 |
| 2004年4月2日(金) | |
| タイトル | サークルコレクション |
| 著者名 | 小坂俊史 |
| 巻数 | 全2巻(BAMBOO COMICS) |
| 出版社 | 竹書房 |
| 発行年 | 2002〜2004年 |
| ジャンル | サークル棟4コマ |
| 評価 | ★★★ :インドア4コマがお好きな方へ。 |
| ストーリー | |
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ここは、色々なサークルの部屋が集まっているサークル棟。ここに、児童文学研究会が存在する。この児童文学研究会は、部員5人の弱小サークルである。そんな児童文学研究会を舞台に、繰り広げられる4コマまんが。 |
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お気付きの方はいないと思いますが、このまんがフリークのサイトでは、RSSの配信を行っています。私のサイトは、トラックバックなどの機能がないので、狭義ではblogではありません。でも、広義ではblogに該当するかと思います。 最近blogが流行っていますが、その特徴の1つとして、トラックバックとRSSの配信があると思います。このサイトの場合、更新が不定期(本当は、定期更新の予定なのですが)なので、少しでも利便性を高めようとRSSの配信を行うことにしました。 RSSリーダーをお使いで、このサイトを定期的にチェックされている方は、RSSリーダーに登録していただければ幸いです。なお、アドレスは以下の通りです。 http://hwbb.gyao.ne.jp/mfreak-htf/rss/index.rdf ただ、本当のところは、利便性を高めるためというよりも、単に私もRSSの配信をしてみたかったというのが正しいかもしれません。当初は、rdfファイルを手動で作成しようかと思っていたのですが、漢字コードの変換が結構大変でした。結局、RSSエディタHeadline-Editor Lite版というフリーソフトを使わせて貰いました。結構便利です。 上記の文から私自身もRSSリーダーを使っていて、その恩恵にあずかっているようにも思えますが、その実、RSSリーダーを使ったことはありません。単に、この記事を読んで、便利そうだと感じただけだったりします。 この記事には、RSSについて説明してありますので、 ということで、RSSの配信を始めたことのお知らせでした。 そんなわけで、劇中でしょっちゅうお知らせのビラやポスター、看板が登場する、小坂俊史氏の「サークルコレクション」を紹介したいと思います。 この「サークルコレクション」には、その名前の通り、様々なサークルが登場します。「リサイクル同好会」「ひるね同好会」「カレーライス研究会」「地盤地下研究会」などなど。 1つ1つの4コマは格別に面白いというわけではありませんが、ついつい読んでしまう魅力があります。ある意味、秋月りす氏に通じるものがあるのかもしれませんね。 「とびだせ漂流家族」でもそうでしたが、ちょっと突拍子もない設定を行い、それを元にインドアなネタを展開するのが、小坂俊史氏のパターンですね。 また、小坂俊史氏の4コマまんがでは、ある特定パターンのボケキャラが登場します。ここでは、井上みちるが該当します。同様のキャラは、「とびだせ漂流家族」、「月刊フリップ編集日誌」でも登場していましたね。多分、こういったキャラがいることにより、ネタを作りやすくなっているのだと思います。 そんなわけで、肩の力を抜いて4コマまんがを読みたい方へお勧めしますよ。個人的には、結構好きなまんが家です。 蛇足です。カバーをめくった表紙には、色々なサークルの人たちが必死で勧誘している絵が描かれていますよ。 蛇足その2です。前回の車の故障は、フラッシャーの故障だったようです。修理代は、工賃を合わせて8,100円でした。そんなに高くなくて良かったです。 蛇足その3です。前回「BLAME!」のことを連載中と記載しましたが、すでに連載は終わっているそうです。この場にて、訂正致します。なお、この情報は、N氏が教えてくれました。雑誌を読んでいないと、こういう情報に疎くなってしまいますね。 |
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| 2004年4月5日(月) | |
| タイトル | ガラスの仮面 |
| 著者名 | 美内すずえ |
| 巻数 | 1〜41巻(花とゆめコミックス) |
| 出版社 | 白泉社 |
| 発行年 | 1976年〜 |
| ジャンル | 演劇ドラマ |
| 評価 | ★★★★★:必須科目です。 |
| ストーリー | |
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北島マヤは、テレビや芝居が大好きな平凡な中学生。そんなある日、映画の登場人物の真似をしているところを、往年の大女優月影千草に見いだされる。そして、月影千草の後継の1人として育てられることになるのだが…。 |
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「ガラスの仮面」というまんがをご存じでしょうか。内容を知らない方でも、名前ぐらいは聞いたことがあると思います。この「ガラスの画面」をパロディ化したギャグが、色々なまんがで登場していますしね。 実は、私は今までその存在は知っていても、「ガラスの仮面」を読んだことはありませんでした。でも、前々から読みたいと思っていました。そんな思いがずっと心の中に貯まり続け、ある日突然爆発してしまいました。どうしても「ガラスの仮面」が読みたくなったのです。 まんがに関しては、「思い立ったら即行動!」が原則です。早速、近所の大きめの本屋さんに行って、様子見で1〜5巻を買ってきました。案の定、はまってしまい、すぐに次のが読みたくなりました。同じ本屋に行って残りを買おうとしましたが、巻数は揃っているものの、ページが一部焼けていて、ほこりも被っており、買う気がしませんでした。 そこで、もう一方の本屋に行きました。ここも比較的大きな本屋だったので、「ガラスの仮面」の6〜40巻までを一気に買い揃えることができました。全ての巻を鞄に詰め、雨が降りつつある中を、ほくほくした顔をしながら帰途に着いたのでした。なお、この時は41巻の存在に気付かなかったため、後日また買いに行くはめになりましたけど。 さて、家に帰って早速続きを読み始めました。もう、面白くて止まりません。夢中になって、2日がかりで1〜40巻を読み終えました。このとき、急ぎの仕事がなかったのが幸いでした。もし、急ぎの仕事が合ったら、落ち着いて仕事が出来なかったでしょうね。 そんなわけで、こんなにも夢中になった、美内すずえ氏の「ガラスの仮面」を紹介したいと思います。 読んでみて、背景は曽田正人氏の「昴」、物語と人物構成はほったゆみ氏、小畑健氏の「ヒカルの碁」に似ていると感じました。もちろん、「ガラスの仮面」の方が先ですので、この「ガラスの仮面」が何らかしらの影響を与えたと考えるのが自然ですね。 各々の共通点を比べてみますと、以下の通りになります。 上記では、「昴」「ヒカルの碁」との共通点を書き出しました。しかし、逆に相違点を出しますと、「ガラスの仮面」の方には人物関係の広がりがあり、「昴」「ヒカルの碁」にはそれが無いことが挙げられます。 というのも、「昴」「ヒカルの碁」とも、メインのテーマである囲碁とバレエに話を絞っており、主人公の周りの人物関係は、これらのテーマを支えるサブ的な役割しか持っていません。 ところが、「ガラスの仮面」のテーマは、演技と恋の行方の2つが挙げられます。そして、これらを機軸として人物関係が複雑に絡み合っているところに、物語の面白さがあります。これは言ってみれば、主人公の成長録を描く少年まんがと、人間関係の広がりを見せる少女まんがの良い部分を両方兼ね備えていることになります。 今となっては絵自体に古くささは残りますが、内容的に非常にクォリティーが高いです。特に、巻が進むごとにどんどんとクオリティーが上がっていきます。逆に、このクオリティでコンスタントに連載が続けられず、連載と休載を繰り返しているのもうなずけます。 私は、コミックの部分しか読んでいないのですが、このコミックで収録されているクオリティーで連載するのは、月間連載といえども無理でしょう。そのぐらい、クオリティーが高いと思います。 個人的に、物語の展開のさせ方で非常に感心したのが第8章の「華やかな迷路」です。ここでのポイントは、マヤに本気の恋をさせることと、それを今後の物語を展開する上で断ち切る必要があります。しかし、恋は盲目と言いますか、生半可な理由では断ち切ることができません。マヤと茂の恋が本気であればあるほど、これを断ち切る理由を作るのが難しくなります。 しかし、美内すずえ氏は、「行方不明の母親の死」を用いることにより、見事に断ち切きりました。この物語展開は、脱帽です。読み終わってみれば、これしかないというほど見事な理由だと思います。 また、単に恋を断ち切るだけでなく、憎むべき相手としての真澄を確立させ、今後の憎むべき相手である真澄と、愛しい紫のバラの人、の同一人物であるかもしれないというマヤの疑惑と葛藤を起こさせる布石にもなっています。 さて、この「ガラスの仮面」を始め、「昴」「ヒカルの碁」では、うまく物語を完結させるのが難しいです。もちろん、目標を達成させれば完結になります。しかし、単に目標を達成させるだけでは物語に深みが出てきません。 「ヒカルの碁」の場合には、物語の中では目標の達成半ばで終了しています。また、主人公ヒカルのライバルであるアキラとの優劣もはっきりつけていません。これは、このまんが自体は終了しても、今後も永遠のライバルとして切磋琢磨していく、そういった含みを持たせた、ある意味賢い終わらせ方です。その後の展開を読者に想像させ、広がりを持たせています。いわゆる、文芸小説などで良くある、含みを持たせた終わらせ方です。 逆に、「昴」の場合はこれがまた難しいです。優越をつけずに含みを持たせた終わらせ方にすると、このまま永遠の未完となります。しかし、現時点でははっきりとしたライバルは登場させていません。ライバルというよりも、分かり合える同士といった感じがします。今後、「昴」がどういった展開をするのか皆目想像もつきません。 さて、「昴」に比べると「ガラスの仮面」の仮面の方がまだ想像しやすいです。一番想像しやすい結末としては、最終的にマヤが紅天女の座を手にいれ、亜弓は完全に負けを認めます。真澄は全てを捨てマヤと一緒になり、マヤは最後の紅天女を演じると共に、舞台から降り、真澄と一緒に誰の目も届かない所へ逃亡する、といったところでしょうか。もちろん、単なる一ファンの浅はかな予想に過ぎませんけど。 そんなわけで、「ガラスの仮面」は「昴」や「ヒカルの碁」が好きだった方には、特にお勧めしますよ。というか、色々なまんがでギャグの題材とかにも使われていたりしますので、まんが好きの方は必ず押さえていただきたい作品です。まだ、読んだことのない方は、友達に貸してもらうなり、本屋さんに行くなりして、読まれることをお勧めしますよ。 蛇足です。インターネットで「ガラスの仮面」の情報を探していて、「ガラカメモリー」という情報が充実したサイトを見つけました。2005年7月に閉鎖する予定とのことですので、「ガラスの仮面」の情報を得たい方は早めにご覧になった方がよろしいかと思います。特に、未刊行の連載部分の情報も記載されており、コミックだけしか読んでいない私には非常に参考になりました。 |
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| 2004年4月7日(水) | |
| タイトル | となりの芝生は |
| 著者名 | 青木光恵 |
| 巻数 | 全1巻(ヤングジャンプ・コミックス) |
| 出版社 | 集英社 |
| 発行年 | 1997年 |
| ジャンル | パソコンショートショート |
| 評価 | ★★★ :パソコン好きの方に。 |
| ストーリー | |
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パソコンと男女関係をモチーフにしたショートショート。14話収録。 |
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三陽商会の配当金が届きました。この銘柄自体は確かに過去に買ったのですが、私の思惑通りに株価は上昇せず、ある一定の株価に下がった時点で売却してしまいました。その後、買った事自体を忘れていました。 しかし、この三陽商会の株を保有している期間が、ちょうど配当金の権利を確定する日をまたがっていたようです。おかげで配当金が送られてきました。こういった突然の収入は嬉しいですね。この銘柄で損はしたけど、多少なりともその損失補填ができたというところですね。 送られてきた郵便振替支払通知書を見てちょっとびっくりしました。それは、2次元バーコードが使われていたことです。通常の1次元バーコードを使われているのなら、見渡す限りどこにでも存在しますが、2次元バーコードが使用されているのは初めてみました。2次元バーコードの存在自体は知っていましたが、身近なところで使われている例は少なかったためです。 今回の郵便振替支払通知書で、使われていたのはQRコードだったと思います。すでに、郵便振替支払通知書を換金してしまい手元にないため、確認はできませんけど。 それにしても、この2次元バーコードはかなり便利そうですね。1次元バーコードに比べて情報量も多そうですし。これをさらに発展させて3次元バーコードとかも登場するかもしれませんね。1色での表現でなく、多色の表現を用いたりしてね。でもそうすると情報量は増えますが、汚れには弱くなりそうな気もしますね。 今のところ、コミックの裏表紙に記載されているバーコードは2つですが、2次元バーコード1つで済むようになるかもしれませんね。さらには、その2次元バーコードの中にタイトルや著者名なども入ったりして。ただ、そういった場合に本屋さんのバーコード読みとり装置のシステムを変更しないといけなくなるので、当分ありえないと思いますが。 ちなみに、私がコミックの裏表紙のバーコードに気付いたのは、勝鹿北星氏、浦沢直樹氏の「マスターキートン」でした。今まで買ったコミックはカバーが黒基調でシックなデザインでしたが、途中からそこにバーコードが記載され、そのデザインを乱していました。なんというか、黒の裏表紙に白いバーコードのシールを貼ったような外見でした。せっかくの落ち着いたカバーデザインが台無し、と当時は思ったものです。 元々「マスターキートン」のカバーデザインは、バーコードが記載される以前に考えられたものなので、仕方がないと言えば仕方がないんですけどね。今は、大概のコミックがバーコードがあることを考えたカバーデザインとなり、大分違和感は少なくなりました。私がバーコードの存在を見慣れたというのもあると思いますけど。 そんなわけで、裏表紙に1次元バーコードが記載されている、青木光恵氏の「となりの芝生は」を紹介したいと思います。 この「となりの芝生は」は、オールカラーのコミックです。印刷の関係だと思いますが、あとがきまでカラーだったりします。 基本的に、パソコンと男女関係の2つのテーマを盛り込んだショートショートと言った感じです。でも、一部には、単なる背景としてしかパソコンが登場しないストーリーもあったりします。 個人的には、CHAPTER4の「あるパソコン伝道師くんの場合」が一番好き、というか共感できます。なぜなら、私も人からパソコンの事を聞かれたりすると、喜々として相談に乗ってしまうからです。 特に、自分でパソコンやその周辺機器を買えなくても、相談に乗った人が買うと、自分も買ったみたいで嬉しくなります。もちろん、羨ましいと思う部分もありますけど。特に、その人が全然使っていなかったりすると、「あるパソコン伝道師くんの場合」の岡村くんのように、 そんなわけで、パソコンがテーマとして扱われているまんががお好きな方にはお勧めしますよ。 蛇足です。この「となりの芝生は」の続きとして、「続 となりの芝生は」も発行されています。興味のある方は、こちらもどうぞ。 |
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| 2004年4月9日(金) | |
| タイトル | PILE UP |
| 著者名 | 士郎正宗 |
| 巻数 | 全1巻(e−mangaKC) |
| 出版社 | 講談社 |
| 発行年 | 2002年 |
| ジャンル | SFアクション |
| 評価 | ★★★ :ちょっと地味目です。 |
| ストーリー | |
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兵器メーカーイーストボウ社の技術部長が殺害された。第9公安機関のカールとサンチョはその調査に乗り出した。捜査を続けるうちに、本庁特捜部の人間が事件に絡んでいることが判明するのだったが…。 |
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映画「イノセンス」を見てきました。観客は、私を含めて2人しかいませんでした。自営業の特権を活かし、平日昼間に映画館に訪れたのが効いたようです。おかげで、落ち着いて見ることができました。 本編の内容は、「攻殻機動隊」の第6話「ROBOT RONDO」をアレンジしたものです。また、各々のシーンにおける細かい描写については、「攻殻機動隊1.5」から細々と拝借されていました。 押井守氏の作品の特徴として、登場人物がやたらめったらことわざや格言、他の人の名言を使うことにあります。この「イノセンス」でもその傾向が見受けられました。というか、ちょっと多すぎです。 背景や細部の描写は秀逸。それだけでも見る価値は十分にあります。が、ストーリー自体は劇場用映画としては非常にお粗末でした。というか、なぜこのあえてこのストーリーを選択したのか、私には理解できませんでした。 以前の劇場版「攻殻機動隊」では、まんが「攻殻機動隊」のメインテーマとなる部分を的確に表現していました。そのため、見た目や雰囲気はまんが「攻殻機動隊」とは異なるものの、それなりに納得いくものでした。しかし、今回のものはそれすらなく、何を表現したかったのかが良く分からないまま、スタッフロールを眺めることになりました。 2時間近い上映時間の長さを感じさせませんでしたが、上記の通り、映画自体が何を主張したかったのか感じとることができませんでした。なんとなくことわざやら格言やらで、 単なるエンターテイメントとしては物足りなく、メッセージ性のある作品としてはそのメッセージが不在、もしくは、伝達不十分という中途半端な出来でした。映像自体は非常に出来が良く、それだけでも見る価値はあると思いますが。 作品を見たあとにテレビでの「イノセンス」の特番を見ました。人間の身体とその感覚というようなテーマであると、鈴木敏夫氏と押井守氏の対談がありました。しかし、そんなメッセージは、私はどこからも受け取れませんでした。結局、細部や映像表現の手段にこだわったあまり、目的を表すための手段であった映像表現が、手段を表現するための目的となり、本末転倒になってしまったというところでしょうか。もちろん、単に私の理解力不足という可能性もありますけど…。 なお、もう一度見直すためにも、DVDが発売されたら購入しようかとも思いましたが止めました。というのも、今のDVDの解像度(720x480)では、この映像の良さがスポイルされてしまうからです。ですので、私はハイビジョン(1920x1080)の解像度で収録されたDVDが発売されるまでしばらく待つことにします。そうでないと、この映像を十分に楽しむことはできませんから。みなさんは、この映画「イノセンス」にどのような感想を抱きましたか? そんなわけで、この「イノセンス」の原作者である、士郎正宗氏の「PILE UP」を紹介したいと思います。 内容及び絵柄とも、「攻殻機動隊」よりも「アップルシード」の雰囲気に近いです。また、士郎正宗氏本人があとがきでも記載しているように、全般的に地味な作品です。物語が淡々と進んでいきます。 ジャンル的にSFアクションですが、玄人筋というか、士郎正宗ファン以外にはあまり受けないのではないかと思います。ですので、その筋の人だけにお勧めします。 蛇足です。ページ数の少ない本で、ハードカバーという形態は読んでいて手に馴染みにくいですね。なお、既存の原稿をe−mangaという形態を付加しての発売に関しては、過去に「GUN DANCING」と「後悔機動隊1.5」で書きましたので、そちらを参照して下さいね。 |
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| 2004年4月12日(月) | |
| タイトル | 金澤ネエさんRCカー日記 |
| 著者名 | 金澤尚子、井沢利昭 |
| 巻数 | 全1巻(BEAM COMICS) |
| 出版社 | エンターブレイン |
| 発行年 | 2001年 |
| ジャンル | 日記形式RCギャグまんが |
| 評価 | ★★ :電動ラジコンカーに興味がある方へ。 |
| ストーリー | |
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ラジコン初心者の金澤ネエさん(金澤尚子氏)が、ベテランのアンドリューといわさん(井沢利昭氏)と共に繰り広げる日記形式ラジコン学習まんが。 |
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RFIDタグというのをご存じでしょうか。無線ICタグと言った方が意味を掴みやすいかもしれませんね。単純に言うと、微小のICチップにてデータの読み書きを無線にて行うことができる荷札(タグ)のことです。いわば、バーコードをICチップ化したようなものです。 このRFIDタグの特徴としては、微小ながらバーコードよりも多い情報を無線にてやり取りできるということにあります。そのため、販売サイドからはより効率的な流通システムの構築、消費者サイドからは商品の生産履歴の把握(トレーサビリティ)、という点において注目されています。 ただ、これはこの利便性の向上と共に、新たに消費者に対するプライバシー侵害の問題も提議されています。 例えば、お店の出入り口に万引き防止用のRFIDタグをチェックできるような機械が置かれていたとします。悪意あるお店の人が、自分のお店で売っているもの以外のRFIDタグをもチェックした場合に、そこを通ったお客が持っている、もしくは身につけている全ての商品情報が分かってしまいます。 自分が持っているハンドバッグの中に入れてある商品や、身につけている衣服なども他人に把握されてしまうわけです。さらに、これらの身につけている情報から、その人の嗜好、思想、身体特徴、病気の有無なども把握可能となってしまうわけです。具体的に言いますと、 また、こういったRFIDタグが商品に埋め込まれ、普通では取り出せない形にしてしまうと、特定の家の人に対し電波を出すだけで、その家や部屋の中にある製品が分かってしまう可能性もあります。もちろん、RFIDタグ自体が出す電波は届いてもせいぜい数メートル程度なので、そんなのは杞憂に過ぎないという意見もあり、これはこれで正しいかもしれません。 しかし、これらの製品をゴミとして捨てた場合、それらのゴミに付いているRFIDタグから、その人が何を食べ、何を着て、何を見ていたのか、など判明してしまいます。しかも、無線でデータを受信できる故、ゴミを直接あさる必要がなく、ゴミの近辺にいるだけで情報を取得できてしまうのです。ゴミ収集所の近くに車が数分間止まっていても、それが単なる一時的な駐車なのか、RFIDタグから個人情報を収集しているのかなんて、区別できませんよね。 個人的には、これらのRFIDタグを消費者の任意で無効化、もしくは取り外しできるようにするのがもっとも安全で、簡単な方法だと考えています。商品情報が記載されているわけでありませんが、一部の書店では万引き防止のために無線ICタグのしおりをコミックにはさんでいたりしますね。で、レジで精算するとそれを外してくれます。こういった方法であれば、消費者が一方的に不利益を被ることが少なくなると思います。 反面、上記のようなプライバシーの問題をクリアできれば、個人ベースでも色々とRFIDタグを活用できる気がします。例えば、電波の強弱具合で、目的のコミックがどこら辺に置いてあるのか探索できるとかですね。そうすれば、自分の部屋に無造作に平積みしてある山の中から、どこら辺に自分が見たいコミックがあるのか簡単に探し当てることができます。そうすると、今までいちいち山を崩したり、1回1回箱を開いて探していたことを行わなくて済むようになります。技術的に可能かどうかは分からないのですが、個人的には欲しい機能ですね。 そのうち、RFIDタグ対応本棚とかできるかもしれませんね。本棚にRFIDタグをチェックする機能が入っており、本棚に本を並べるだけで自動的に蔵書登録できるとか。本棚にはRFIDタグを読みとるだけでも、パソコンと連動することにより蔵書のデーターベース構築が簡単に可能になるとか。これは、本に限らず、CDやDVDでも同様ですね。 さらに、冷蔵庫なんかでもRFIDタグに対応したものが出てきて、現在冷蔵庫に入っているものをいつ買ったのか、その賞味期限がいつなのか、こういった情報がスーパーなどに居ながら携帯電話を使って分かるようにするのも面白そうです。 現状では、商品の販売側の利便性と、消費者のプライバシーについてしか論議されていないような気がします。個人的には、消費者に対する利便性までも考慮したら、きっと上記の本棚や冷蔵庫だけでなく、もっともっと便利な製品が考えられると思います。もちろん、これらを活用したくない消費者には、RFIDタグを無効化することを可能にすることもお忘れないようにね。 ということで、"RFID"は"Radio Frequency IDentification"の略ですね。同じ"Radio"でも"Radio Control"は"RC"ですね。ということで、ラジコンがテーマの、金澤尚子氏、井沢利昭氏の「金澤ネエさんRCカー日記」を紹介したいと思います。 この「金澤ネエさんRCカー日記」ですが、タイトルにある「RCカー」という名前通り、船や飛行機などは一切登場せず、車のラジコンだけが登場します。また、車は車でも電動ラジコンだけで、エンジンのものは登場しません。 奥付の初出を見ると、「タミヤRCカーズ」「TA03パーフェクトガイド」「タミヤツーリングカーセットアップガイド」「タミヤツーリングカーパーフェクトガイド」となっています。これから分かるように、ラジコンの種類もタミヤのものしか出てきません。 日記形式で著者の金澤尚子氏自身が主人公となり、初心者の立場から色々と教えてもらうという形式で展開されています。日記形式ではありますが、一応詳しい説明が記載されています。そのため、初心者は主人公と共にラジコンの知識を学び、上級者は主人公の行動にツッコミをいれて楽しむ、といった感じですね。これを読むと、なんとなく私もラジコンがやりたくなります。 ただ、金澤尚子氏自身はあまりラジコンに興味がないような雰囲気が見てとれるのが、ちょっと残念です。ラジコンにはあまり興味はないけれどお仕事でやっている、というような感じです。 カバーをめくった内側に、カバーとは異なる4コマと1コマのまんがが収録されていますので、持っている方は要チェックですよ。 蛇足です。以前、テレビで書籍につけたRFIDタグの実験をしているのを見たことがあります。本をまとめて取ると、店員に万引き注意の警告が表示されるそうです。私は一気に10〜40冊程度(最近では「ガラスの仮面」など)コミックを買うことがあり、こういった場合にも万引きの疑いの目を向けられるのは、ちょっと心外ですね。万引きが多発している今日では、仕方がないのかもしれませんが…。 |
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| 2004年4月14日(水) | |
| タイトル | GREEN〜農家のヨメになりたい〜 |
| 著者名 | 二ノ宮知子 |
| 巻数 | 全4巻(講談社コミックスキス) |
| 出版社 | 講談社 |
| 発行年 | 2000〜2001年 |
| ジャンル | 農家コメディー |
| 評価 | ★★★ :二ノ宮節が好きな方へ。 |
| ストーリー | |
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ワコは、気の乗らないキャンプに来ていた。そこで偶然誠と出会い、面食いなワコは誠に一目惚れをした。そして、ワコは誠の農業の手伝いをすることを決意し、毎週末東京から秩父までやってくるのであった…。 |
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中村区の方へ行く用事がありました。当初は自転車で行こうかと思いましたが、そこまで元気はなかったので地下鉄で行くことにしました。自転車を駐輪場に置き、地下鉄の改札口へ向かいました。 切符売り場に到着し、早速目的の駅までの料金を路線図で調べていました。そして、その分の小銭があったかどうか、財布と路線図を交互に眺めていました。と、その時です。 見知らぬ女性が、いきなり私に声をかけ、 どうやら、その人はこの1日乗車券を使って改札から出てきたものの、もう使う予定がないので私にくれたようでした。にしても、私はそんなにお金に困っているような顔をしていたのでしょうか。何はともあれ、この1日乗車券はありがたく使わせてもらうことにしました。 ところで、これって不正行為になるのでしょうか。電車に揺られながら一日乗車券の裏書きを読んでみたところ、使用後の譲渡については何も記載されていないので、多分大丈夫なんでしょう。 ということで、電車に揺られながら自宅と誠の家を往復する主人公が登場する、二ノ宮知子氏の「GREEN〜農家のヨメになりたい〜」を紹介したいと思います。 内容は一応農家まんがではありますが、一部の箇所を除いて農作物や植物の描写はぞんざいです。また、線も荒いと言いますか、雑な感じがします。なんというか、酔っぱらいながら描いたような線です。逆に元々カラーページだったところは、それなりに気合いが入っているのか、綺麗な線で描かれています。 内容的には、恋愛コメディーが主軸であるにも関わらず、色々と農業にまつわる専門的なことが出てきます。きっと、しっかりとした取材を行ったんでしょうね。反面、取材したことを全て鵜呑みにしてしまっているのか、以下のような間違いも見受けられました。 第1巻63ページにて、誠が農薬を使いたくないからと虫除けにニコチン液を作っているシーンが登場します。ニコチン液は、タバコのニコチンを水に溶かしたものと石鹸をまぜてつくります。 これは確かに、虫除けとしては効果がありますが、下手な農薬よりも人体に影響があるような気がします。そのため、正しい無農薬栽培を行おうとする誠の行動としては、適切ではないように思えます。花とか観葉植物とか、人間が口にしないものに対しては、このニコチン液の使用も問題ないのかもしれませんが…。 そんなわけで、二ノ宮節のコメディーが読みたい方にお勧めしますよ。また、NHKにてTVドラマ化されたようですので、それで興味を持った方にもお勧めします。 蛇足です。個人的には、第2巻の「マコトの小さな隠し事」のほうれん草の話が一番好きですね。 |
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| 2004年4月16日(金) | |
| タイトル | Dr.モローのリッチな生活 |
| 著者名 | Dr.モロー&スタジオ寿 |
| 巻数 | 1〜3巻(FOX COMICS) |
| 出版社 | フォックス出版 |
| 発行年 | 2002年〜 |
| ジャンル | 日記まんが(実話) |
| 評価 | ★★★ :この家族はすごいです! |
| ストーリー | |
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Dr.モロー氏の家族や知人などの身近な出来事を描いた実話日記まんが。 |
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久々に風邪を引いてしまいました。熱を計ると38度ありました。土曜日に友人M氏の結婚式に出席する予定だったのですが、この風邪のせいで急遽キャンセルすることになりました。 M氏は大学時代の友人で同い年です。そのM氏から結婚式の招待状が届き、是非とも出席したかったのです。というのも、その婚礼会場が名古屋駅真上にある「名古屋マリオットアソシアホテル」だったからです。 以前からこの名古屋マリオットアソシアホテルのことは気になっていましたが、そうそうここを訪れるような機会はありません。それこそ、友人の結婚式でもない限り。そのため、今回はこのホテルに足を踏み入れるちょうど良いチャンスだったのですが、残念ながら風邪のため出席することはできませんでした。 すでに、「出席」で返事を出していたので、這ってでも行こうかと思いました。しかし、婚礼の最中に倒れたりして迷惑を掛けるのも良くありません。泣く泣く諦めることにしました。それにしても、どうも私は結婚式に縁がないようです。逆に、葬式には縁があるのか、良く行く羽目になります。直接関係ない人でも、代理とかで良く行きます。 なお、お祝い金は後日、本人に直接手渡ししました。本当は、事前に送った方が良かったのでしょうけど、前日に急遽欠席となったため送る余裕はありませんでした。相場がどのぐらいなのか分かりませんでしたので、とりあえず3万円包みました。実際には、いくらぐらい包むものなんでしょうね。まぁ、相場よりも低かったとしても、私の苦しい台所事情を知っているので、きっと許してくれるでしょう。 ということで、弟の結婚式に出席するネタが描かれている、Dr.モロー氏の「Dr.モローのリッチな生活」を紹介したいと思います。 1話4ページ収録されています。これが月間ペースで発表されていたため、かなりの年月が経ってこれだけの巻数が出せるページ数になったようです。そのため、1巻では1991〜1993年、2巻では1994〜1996年、3巻では1997年〜1999年の日記が収録されています。 あとがきによりますと、当初は業界モノ日記まんがというコンセプトで始まったらしいです。最初の頃はそれを意識して描いていますが、その後段々と家族や友人などの身の回りの人のネタに比重が移っていきます。 が、この身近な出来事ネタというのが非常に面白いです。特に、家族ネタは最高ですね。どんなエピソードがあるかと言いますと、 コミケ関係のネタも多いですが、家族ネタなどもふんだんにあるため、コミケについて詳しくなくても十分に楽しめます。単純に日記まんがとして楽しめるので、日記まんががお好きな方には是非ともお勧めしますよ。 蛇足です。全ての巻のカバー裏に、描き下ろしのまんがが収録されていますので、持っている方は要チェックです。 |
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| 2004年4月19日(月) | |
| タイトル | アカイチゴシロイチゴ |
| 著者名 | 宇仁田ゆみ |
| 巻数 | 全1巻(FEEL COMICS) |
| 出版社 | 祥伝社 |
| 発行年 | 2004年 |
| ジャンル | 恋愛短編集 |
| 評価 | ★★★ :大人向けの少女まんがを読みたい方へ |
| ストーリー | |
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2人がベッドを共にする直前から直後までを描いた大人向け少女まんが短編集。 |
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ここの所、自転車に乗っていなかったので、久々に乗ろうと思いました。しかし、この冬ずっとほったらかしていたので、ほこりや油で汚れていました。そこで、自転車の整備を行いました。 簡単に拭いただけなのですが、やはり手が油まみれになってしまいました。この油は石鹸で洗っただけでは簡単に落ちません。そこで、ものは試しにということで、化粧を落とすためのクレンジングクリームを使ってみました。 すると、見事に汚れが落ちていきました。感動するほどにどんどん綺麗になっていきます。今度から、自転車を整備して手が油にまみれたら、クレンジングクリームを使って落とすことを決意させるまでに至りました。それほど、良く落ちました。 それにしても、これだけ強力に油を落とす効果がクレンジングクリームにあるとは思いませんでした。裏を返せば、化粧を落とすにはこれだけ強力でないといけないということになります。やはり、化粧自体かなり顔の肌に負担を掛けているということではないでしょうか。よく、若い頃から化粧をしていると肌が早く荒れてくると言いますが、なんとなく分かるような気がします。 今回分かったことは、油で手が汚れたらクレンジングクリームで落とすのが良く、化粧は肌に良くない、ということですね。 ということで、化粧をしているシーンが登場する、宇仁田ゆみ氏の「アカイチゴシロイチゴ」を紹介したいと思います。 最近、宇仁田ゆみ氏の作風に私自身が読み慣れたせいか、ちょっとまんねり気味なところを感じてしまいました。作品自体はまんねり、というわけではないのですが、また似たような男の子が出てきた、と読みながら思ってしまいました。主人公の女の子のバリエーションに比べて、登場する男の子のバリエーションが少ない気がします。 絵的には、いつもの宇仁田ゆみ氏です。ただ、難点としては車が止まって見えることです。「アンチカガミコント」の車が登場するシーンですが、どれも走っているようには見えません。すごく違和感があります。なんと言いますか、車が描かれているシールを原稿に貼ったよう感じです。 また車以外でも、登場人物が描かれているシーンでも躍動感がありません。座っているシーンや会話しているシーンなど、動きが少ないときは良いのですが、動きの多いシーンの描写はいまいちです。その場面を高速なシャッター速度で撮影したみたいに、その動きを切り取ってしまった感じで描かれています。 この短編集は、全部恋愛関係のお話で、特に相手と初めてベッドを共にする直前〜直後までの物語が多いです。そこに焦点があたっています。 ストーリー的にはいまいちでしたが、「ナナクセ」の主人公の独り言が気に入っています。そのセリフは、 なお、共感できるお話は「プラッチックデザイナー」、出来が良いと感じたのは「ハナサキキス」です。特に、「ハナサキキス」は複数話に別れていまして、その中でもEpisode2.5とEpisode3がいい感じでした。また、一番初めに収録されている「アンチカガミコント」は「マニマニ」の番外編にあたります。「マニマニ」にて登場した脇役の姉妹にスポットライトが当たっています。 そんなわけで、宇仁田ゆみ氏のファンの方、「マニマニ」が好きだった方、また大人向け少女まんがが読みたい方にお勧めします。 蛇足です。カバーは複数の丸い穴が空いており、その穴からカバー裏の表紙に描かれた「アカイチゴシロイチゴ」「宇仁田ゆみ」という文字が見えるようになっています。最近は、色々と凝った細工がしているカバーを見かけるようになりましたね。 |
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| 2004年4月21日(水) | |
| タイトル | ルリカ発進! |
| 著者名 | ひらのあゆ |
| 巻数 | 全2巻(MANGA TIME COMICS) |
| 出版社 | 芳文社 |
| 発行年 | 2001〜2002年 |
| ジャンル | 派遣4コマ |
| 評価 | ★★★ :まじめな話題を取り上げている4コマまんが |
| ストーリー | |
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ある日、会社に派遣社員の森ルリカがやってきた。彼女は優秀で、かつ明るく、パワフルな人だった。そんな彼女を中心に、職場の雰囲気も段々と変わっていくのだった…。 |
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名古屋に古くからあるコンパルという喫茶店に入りました。といっても、チェーン店ですので、私が入ったお店はそんなに古くはありませんでしたが。 このとき、私は無難にホットコーヒーを頼んだのですが、一緒に入った知人はアイスコーヒーを頼んでいました。私は何も知らずにホットコーヒーを頼んでいたのですが、ここではアイスコーヒーを頼むのが通だったようです。 というのも、オーダー後に持ってきたアイスコーヒーを見て、ちょっとびっくりしてしまいました。普通は、アイスコーヒーを注文すると、氷の入ったグラスに冷えたコーヒーが入れられて出されます。で、それにガムシロップなり、ミルクなりを好みで混ぜ合わせて飲むわけです。 ところが、コンパルで出されたアイスコーヒーはひと味違っていました。というのも、ホットコーヒーが入ったカップと、氷だけが入ったグラスを別々に持ってきたのです。これをカップから氷の入ったグラスの方へ注ぎ、自分でアイスコーヒーを作るわけです。 難点としては、うまく注がないとテーブルにコーヒーがこぼれてしまうことです。事実、慣れているであろう知人も綺麗に注げずに、ちょっとだけこぼしていました。 それにしても、この方法は面白いですね。なかなか粋だと感じました。次回コンパルへ行ったときは、是非ともホットコーヒーでなく、アイスコーヒーを頼もうと思います。なお、インターネットで検索したところ、このコンパルでは「エビフライサンド」というものも有名らしいです。こちらも、試してみたいですね。 そんなわけで、仕事の合間にコーヒーを飲んでいるシーンが登場する、ひらのあゆ氏の「ルリカ発進!」を紹介したいと思います。 内容は、4コマまんがとしては定番のOLものです。厳密には、主人公は派遣社員なので、OLではないかもしれませんけど。 ひらのあゆ氏の4コマの特徴として、舞台が固定されていることがあげられます。4コマの舞台はほとんど会社内だけです。舞台が他の場所や外に動くことはありません。これは、ひらのあゆ氏の別の作品である「ラディカル・ホスピタル」でも同様ですね。こちらは、舞台のほとんどが病院内です。 4コマまんがなのでおちゃらけつつも、まじめな話題を盛り込んでいます。職場でのOLの立場、夢の実現、仕事する気になれない時、セクハラ問題、リストラ、仕事のミスとプロ意識、死の悲しみ、などなどです。そのため、全般的にセリフが多く、セリフメインで話を進めていくタイプの4コマとなっています。セリフが多い分、読み応えが結構あります。ただ、個人的にはこのセリフの多さはそんなに気になりませんでした。 反面、ちょっと説教掛かっている面もあり、気になる人は気になるかもしれませんね。作風的に「ラディカル・ホスピタル」と共通点が多いので、「ラディカル・ホスピタル」が好きな人には是非ともお勧めしますよ。 蛇足です。カバー裏にはカバーと異なる絵が描かれているので、持っている方は要チェックですよ。 |
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| 2004年4月23日(金) | |
| タイトル | 中央線最強黒猫伝説 |
| 著者名 | ほしのえみこ |
| 巻数 | 全1巻(TSUKASA COMICS) |
| 出版社 | 司書房 |
| 発行年 | 2002年 |
| ジャンル | 猫4コマまんが |
| 評価 | ★★★ :下ネタもOKな猫好きの方へ。 |
| ストーリー | |
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ほしのえみこ氏のプライベートを描いた、猫日記4コマまんが。 |
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知人N氏に所に行きました。この方は私より遙かに年配です。私がそこそこパソコンのことに詳しいということで、色々とアドバイスをしていたりします。 さて、このN氏ですが息子夫婦が共働きということで、その時々に応じて息子夫婦の子供を預かっていたりします。つまり、N氏のお孫さんですね。そのお孫さんは3人いまして、2人は幼稚園、1人は小学校1年生です。そこで、その子供達をおとなしくさせるために、お孫さんにDVDなどを見せてあげているという話を聞きました。 そこで、私も協力しようと、子供達が喜びそうなDVDを貸してあげました。まず、最初に「ウォレスとグルミット チーズ・ホリデー」をお貸ししました。これがかなり受けが良かったらしく、他のヤツももってきて欲しいと頼まれました。 そこで、その後は「ペンギンに気をつけろ!」「ウォレスとグルミット、危機一髪!」「ウォレスとグルミットのおすすめ生活」などを立て続けにお貸ししました。どれも評判が良かったとのことです。 子供達に私が直接会ったときに、もっと持ってきて欲しいとせがまれたのですが、残念ながら「ウォレスとグルミット」のシリーズは上記だけで打ち止めです。ので、今度は「トムとジェリー」のシリーズを持っていこうかと思っています。 私が子供の時分、「トムとジェリー」を楽しんだ記憶があります。当時は、TV放送されている「トムとジェリー」を見ながら、 そんなわけで、「トムとジェリー」は猫と鼠のドタバタ劇ですね。猫と鼠が登場する、ほしのえみこ氏の「中央線最強黒猫伝説」を紹介したいと思います。 この「中央線最強黒猫伝説」は、ほしのえみこ氏の私生活とフィクションから作った日記風4コマまんがです。しかし、その大部分に飼っている猫のクモが登場するので、猫4コマまんがと言っても差し支えないと思います。なにせ、ほしのえみこ氏が描いたクモ(飼っている猫の名前)の絵が表紙を飾ってあり、裏表紙には多数のクモの写真が散りばめられていますから。 また、裏表紙だけでなく、巻頭カラーページにはクモの写真を交えた日記まんがが収録されています。写真を見ると、実際にまんがに登場するように、本当に真っ黒な猫です。これだと、まんがに登場させるときもベタで済むので、楽そうですね。 おおまかに内容は、「私の不幸はしょうが味」「中央線最強黒猫伝説」の2つのパートに別れています。多分、掲載された雑誌が異なるのだと思います。しかし、中身はほとんど同じなので、そのままパートの違いに違和感を覚えず読み進めると思います。また、単純に猫まんがとして見ても、微妙に切り口が他のまんが家と異なり、下ネタ若干含まれております。逆にその部分が、他の猫まんがに比べて新鮮味を感じました。単純下ネタを出すだけでなく、うまい具合に猫のネタと絡ませており、非常に面白いです。 猫好きにはお勧めな一冊です。ただし、一部下ネタギャグも出てくるので、そういうのが嫌いな人にはあまりお勧めしません。逆にそういうネタもOKな人でかつ猫好きなら、かなり楽しめると思いますよ。 蛇足です。下のリンクを2004年7月18日現在、Amazonではアダルト商品として取り扱われています。が、別にアダルト商品ではありません。念のため。 |
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| 2004年4月26日(月) | |
| タイトル | Mr.Clice |
| 著者名 | 秋本治 |
| 巻数 | 1〜5巻(ジャンプ・コミックス) |
| 出版社 | 集英社 |
| 発行年 | 1989年〜 |
| ジャンル | パロディスパイアクション |
| 評価 | ★★ :1、2巻は面白いんですけど…。 |
| ストーリー | |
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繰巣陣(くりすじん)は、プレイボーイで国家特別工作機関の超A級工作部員。しかし、作戦中の事故により脳だけを女性の身体に移植されてしまった。男性の身体に戻すことを餌に様々な任務を遂行させられることになった。しかし、女性の身体だとまじめに任務を遂行することから、本部ではなかなか元の身体に戻してくれないのであった…。 |
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「勧善懲悪」という構図は、物語を作る上で良く用いられます。良くあるパターンとしては、世界征服を狙う悪と、そこから世界を守ろうとする正義、そして最後は正義が勝つという構図です。 この勧善懲悪の構図は、非常に分かりやすいです。さらに物語を無国籍にすると、日本以外の国でも、違和感なく受け入れてもらえます。例えば、「DRAGON BALL」のアニメが日本以外でもヒットした様に。分かりやすさだけでなく、教育的な観点もあり、子供向けには、この手の構図の物語が溢れています。 しかし、この勧善懲悪の物語にも弊害があります。それは、読み手が常に正義側であり、正義側の都合しか考えていない点です。つまり、自分が正義なわけです。その結果、読み手である子供達は、自分は常に正義側にいると思いこみ、逆に自分の今ある世界が正義であると信じて疑わなくなります。 もちろん、大人になるにつれて、敵側にもそれなりの理由があり、必ずしも自分が正しいとは限らないことを学んでいきます。しかし、子供の頃から理屈抜きで正しいと教えてこられた事に対しては、盲目的に信じてしまう傾向があります。ヨーロッパのキリスト教への信仰などがこれにあたりますね。 さらに、これが悪化し、自分たちが正義と信じているものを、他人にも押しつけてしまうという問題が発生する場合があります。これが大きく発展すると、戦争になったりしますね。宗教戦争なんかが良い例だと思います。これはお互いに正義として信じている者同士の戦いなのですから。 さて、宗教戦争というと、現在の日本では遠い存在として考えてしまいます。しかし、こういった盲目的な正義の観点、実は意外と身近なとろころに潜んでいたりします。 例えば、私達が学校で教わっている「民主主義」もその1つに挙げられると思います。確かに民主主義は優れた形態ではありますが、必ずしもベストではありません。ところが、民主主義の世界に生まれ育った私たちは、「民主主義」がベストであり、それ以外の方法は悪であると認識してしまうという悪い傾向があります。そのため、一部の王政、独裁政治に対し民主主義を押しつけようとしてしまいます。 王政や独裁政治は悪として語られる事が多いのですが、もし、指導者が優秀であれば、政治なり、経済なり、社会システムなりを荒療治で改革を行うことが可能になります。なぜなら、その指導者が全権限を持っているためですね。荒れた国の復興や改革を行う場合に、目的まで最短距離の手法で行うことができるという利点を持っています。結果として素早い復興、改革が可能となります。 ところが民主主義で取られる選択はベターであって、ベストではありません。なぜなら、あくまで最大公約数的に物事を決定してしまうからです。 逆に、指導者が優秀でない、もしくは悪意ある者であった場合に、それを止める権限を持たない独裁政治は目もあてられない状態に陥ります。間違っていても、それをストップ出来る者がいないためです。そう言う点では、多数決である民主主義の場合には、著しくひどい状態には陥りにくいという利点があります。 ここら辺が難しいところです。その国の文化、風俗、状態によって最適である手法は異なってきます。今は、民主主義がとりあえず良いと考えられていますが、将来的にはもっと優れた手法がでてくるかもしれません。 何はともあれ、様々な側面から柔軟に考える思考を持ちたいですね。 そんなわけで、勧善懲悪な構図で成り立っている、秋本治氏の「Mr.Clice」を紹介したいと思います。 この「Mr.Clice」ですが、面白いのは1、2巻だけです。最初の頃は、開き直って完全にパロディ、ギャグに徹しているため面白かったです。作者自身、気合いが入って描いているのが見てとれました。 が、それ以降中途半端に物語性や、叙情性を入れているため、面白くなくなりました。多分、今後もこの「Mr.Clice」が面白くなることはないだろうと思います。そこで残念ながら、評価も1、2巻だけなら★3つですが、それ以降の巻の事も含めて考えると★2つということになりました。 個人的には、1、2巻のような物語をずっと続けて欲しかったですね。ただ、2巻は1992年に発売され、3巻は2001年と9年の差があるため仕方がないのかもしれませんね。作者自身のモチベーションも変化しているでしょうし。 内容は、「ゴルゴ13」のパロディです。それが一目で分かるのは、ページの構成の仕方ですね。まず物語が始まると、最初に序章となるページが描かれます。その後、場面ごとに「PART1 バグシイ邸」「PART2 花火の用意を…」「PART3 ATTACK!!」などのように細かくパートが分割されていきます。短いパートでは1ページ程度のものもあります。この手法を「Mr.Clice」では全面的に取り入れています。 実際、秋本治氏はさいとう・たかを氏の影響を受けており、また自身も「ゴルゴ13」が好きであることからこのようなパロディ的な形式を用いたのだと思います。実際、秋本治氏が「ゴルゴ13」が好きであることは、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」を読んでいれば分かりますね。「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の中には、「ゴルゴ13」のパロディと思える人物が多数登場してきます。星逃田、ボルボ西郷他が該当しますね。 とりあえず、ガンアクション(ギャグ)がお好きな方は、1、2巻だけ読んでみると良いでしょう。もちろん、内容が内容ですので、リアル性にこだわる方はやめておいた方が良いかもしれません。そういうものを追求する内容ではありませんから。なお、3巻以降はリアル性を追求しない方にもあまりお勧めできませんが…。 |
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| 2004年4月28日(水) | |
| タイトル | VOICE |
| 著者名 | 西村しのぶ |
| 巻数 | 全1巻(ship fresh comics) |
| 出版社 | スタジオ・シップ |
| 発行年 | 1991年 |
| ジャンル | 恋愛短編集 |
| 評価 | ★★★ :お洒落な恋に憧れている方へ。 |
| ストーリー | |
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山科留華は、小さなビストロの料理人。30歳になった今も、初恋の日下雅人との思い出を心の中に残している。その雅人が8年ぶりに日本に帰ってくると聞き、素直に喜ぶ留華だったが…。他5本を収録。 |
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伏見周辺に用事があって、荷物をかごに入れ、家から自転車で出かけました。自転車をこいでいると、汗もかかず、かといって寒くもなく、とても気持ちの良い季節ですね。 また、春ということもあって、新緑がとても綺麗です。普段通っている道も、今までは冬の寒々しい風景だけが脳裏にありました。しかし、顔を上げてあたりを見回してみると、何気なく植えてある歩道沿いの木々でさえ、新緑が鮮やかでとても綺麗に感じてしまいました。 思わず心の中で、 「ここって、こんなに綺麗な風景だったっけ?」 と疑問に思ってしまうほどです。見慣れたはずの風景も、とても新鮮なものに感じてしまいました。 そんなわけで、新緑というと緑ですね。コミックのカバーが緑の西村しのぶ氏の「VOICE」を紹介したいと思います。 サードガールもそうでしたが、初期の頃の西村しのぶ氏の作品は、「不倫」がキーワードになっている場合が多いですね。そこでは、恋と結婚は別物であるという概念があります。つまり恋の先に結婚があるのではなく、相手が結婚していようと、自分が結婚していようと、結婚と恋は別物であるということです。 そして、そこに登場し不倫をする女性は、自分の恋が全ての価値の中心軸にあることがあげられます。この価値観には、相手が結婚している否かではなく、自分の恋を満足させてくれるかどうかにあります。逆に言うと、相手がいて恋をするのではなく、自分の恋を満足させてくれる相手に恋をするといった感じになります。ここら辺は、本末転倒と感じる人もいるかもしれませんね。 また、女性の恋の相手としては、年上の医師(主に歯科医師)というパターンが非常に多いように思われます。確かに、不自由なく使えるお金を持っていて、かつ、身近にいそうな職業というと、開業している歯科医師というのはありえそうな選択だと思います。 ただ、同じ医師でも内科医や小児科医ではお金はなさそうですね。この「VOICE」に収録されている「普通の恋ってやつ」で登場した不倫相手は内科医でしたけど。 西村しのぶ氏の全てのまんがに言えるのですが、この「VOICE」も非常にお洒落です。大人っぽい雰囲気が漂っています。 これは、例え主人公が高校生で、設定上は自分よりも遙かに年下であっても、自分より遙かに大人な雰囲気を醸し出しています。私のメンタル的な問題かもしれませんが、10年後に同じものを読んでも、きっと登場人物は相変わらず自分より大人っぽいと感じると思います。不思議ですね。 そんなわけで、お洒落な恋に憧れている方、お洒落な恋の物語を読みたい方にお勧めしますよ。 蛇足です。西村しのぶ氏のコミックは、あとがきまんがが結構好きだったりします。もちろん、この「VOICE」のも。 |
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| 2004年4月30日(金) | |
| タイトル | 祝!できちゃった結婚 |
| 著者名 | 宇仁田ゆみ、高清水美音子 |
| 巻数 | 全1巻 |
| 出版社 | メディアファクトリー |
| 発行年 | 2003年 |
| ジャンル | できちゃった結婚シミュレーション |
| 評価 | ★★★ :身に覚えのある方や可能性のある方へ。 |
| ストーリー | |
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小川雪子は、ある日自分が妊娠しているのを自覚する。おそるおそる妊娠判定薬で調べたところ、見事に陽性反応。あわてて彼のところへ行くのだったが…。 |
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布団の中から、寝ぼけ眼で目覚まし時計を見ました。見た瞬間、背筋が凍り付きました。なんと、昨日の晩にセットした時間を大幅に過ぎているのです。文字通り、布団から飛び起きてしまいました。 今日は用事は、決して時間に遅れてはいけない仕事の約束です。不幸中の幸いと言いますか、まだなんとか間に合いそうな時間でした。急いで支度をして、その場は出かけたのでした。 さて、家に戻ってきてから目覚まし時計を確認してみました。アラームが鳴る時間を現在に設定してみます。案の定、音が鳴りませんでした。時刻は正しく刻んでいますが、アラーム部分は故障してしまったようです。 この目覚まし時計は、私がして会社の寮に住むようになってから買ったものです。値段は980円と安く、ちょっとポップな感じのデザインが気に入っていました。何かと重宝していたのですが、最近では電池の蓋を無くしてしまい、油断すると電池が外れてしまうと言う不便な状態に陥っていました。今回のアラームの不具合で、目覚まし時計としての役割は果たせなくなってしまいました。 そこで、新たに別の目覚まし時計を導入する必要が出てきました。といっても、新しい目覚まし時計を買うのはもったいないです。そこで、元々私のだったけれども、同居人H氏がサブの目覚まし時計として使っていた時計を返してもらうことにしました。 念のため、アラームの確認をしてみたところ、ちょっとうるさいぐらいのアラーム音が鳴り響きました。問題なさそうです。早速、次の日から使うことにしました。なお、アラームの鳴らない目覚まし時計は、単に時間を表示するだけの時計として、本棚に置いておくことにしました。 そんなわけで、病院に持っていく荷物の中に時計も含まれている、宇仁田ゆみ氏、高清水美音子氏の「祝!できちゃった結婚」を紹介したいと思います。 この「祝!できちゃった結婚」は、ある日いきなり妊娠していることが発覚し、不安の中、相手、仕事、将来の事を考えながら妊娠、結婚、出産、育児に至るまでの過程を順序立てて説明してくれているまんがです。 内容は、そのほとんどを宇仁田ゆみ氏のまんがが占めますが、要所要所で詳しい説明を高清水美音子氏が文で記載してあります。まんが自身も、1話1話ポイントをしぼって物語が展開していきます。これがそのまま行うべき行動の順になっています。 最初の頃は、いきなり妊娠していることが発覚したらどうしていいのか分からず、パニック状態になってしまうと思います。そんなとき、落ち着いて今後どのような行動を取ったら良いのか、この「祝!できちゃった結婚」良い指針になってくれると思います。あせる必要はないということを、教えてくれます。 なお、このまんがの性質上、説明的なセリフが多いですが、それは致し方がないところですね。ただ、それでも宇仁田ゆみ氏のテイストが入っていますので、単なる宇仁田ゆみ氏のファンの方にもお勧めできます。宇仁田ゆみ氏の場合、大人の恋愛を描くことが多く、今回の妊娠〜結婚〜出産〜育児というテーマも氏の描く世界観とマッチしていると思います。 ただ、よくも悪くもどんどんと物語を展開させる必要がある都合上、主人公の悩みの描写が浅いことが気になりました。一般的な宇仁田ゆみ氏の作品は、もっと主人公が色々と考えたり、悩んだりします。しかし、今回はできちゃった結婚の場合何をすれば良いのかという物語を1冊で展開させる必要があり、それらの悩みの描写が控えめになっています。その点が、単に宇仁田ゆみ氏のファンとして読むとちょっと物足りない感じがしますね。致し方のないことですが。 そんなわけで、できちゃった結婚にこれからなりそうな方や、身に覚えのある方にお勧めしますよ。結婚、出産までの流れが分かり、何をする必要があるのかがはっきりと分かり、少しでも不安が解消できるかと思います。 |
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