独断と偏見の
まんがレビュー 2004年1月

2004年1月2日(金)
タイトル ジーザス
著者名 藤原芳秀、七月鏡一
巻数 全13巻(少年サンデーコミックス)
出版社 小学館
発行年 1993〜1995年
ジャンル ハードボイルドガンアクション
評価 ★★★  :ハードボイルドが好きな方へ。
ストーリー

 凄腕の殺し屋、その名もジーザス。ジーザスは、ある犯罪組織のヘロイン1tを強奪し、死亡を偽装して藤沢真吾という別人になりすます。しかし、ちょっとした手違いから高校の教師を演じる必要に迫られるのだったが…。

コメント

 あけましておめでとうございます。といっても、実際にこれを書いているのは1ヶ月半遅れの2月なので、すでに正月気分は残っていませんけど。

 さて、高校生の頃、学校からバイト禁止を言い渡される時や、遅刻などをしたりすると先生は怒って、
「社会はそんなに甘いもんじゃないんだぞ。社会人になったら今のようなことは…」
と言われていました。似たようなことを言われた方は多いと思います。高校生だった当時は、素直に聞いていたものです。

 でも、実際に社会に出て働きだし、何年か経験すると、高校生の頃に言われたときほど厳しいものではないのを知ります。逆に、実社会を何年か経験したことによって、当時の先生達に問いただしてみたいことができました。それは、
「そういう先生は、(教師以外で)実際の社会に出たことがあるのですか?」
という問いです。

 なぜなら、大学で教員免許を取得してから、そのまま教師になった人がほとんどです。すでに引退した高校の先生の言葉ですが、
「今までずっと教師をやってきた。教師以外の社会(世間)を知らない。教師以外のことは何もできないのでは、と不安が募る」
と言われたのが印象的でした。

 良く知らないものに対して人間は恐怖心というのが募ります。伝聞だけで実際に経験したことがないのなら尚更です。実体験がないゆえ、先生自身が実社会を必要以上に恐れ、
「社会はそんな甘いものでは…」
と、生徒達に言っているのかもしれませんね。

 しかし、実社会を知らない人達が、これから社会に出ようとしている生徒達を指導するというのは、滑稽な話です。車の運転免許を持っていない人が、自動車学校の先生をするような感じですね。

 だから、今後はもっと教師以外の職を経験した人を優先的に採用するというにはどうでしょう。最低でも、3年間ぐらいの社会経験が欲しいところですね。今後改善されていくことを望みます。

 ということで、ひょんなことから社会の先生をやることになった殺し屋が登場する、藤原芳秀氏、七月鏡一氏の「ジーザス」を紹介したいと思います。

 まず、最初に目に付くのが導入部分でしょう。凄腕の冷酷な殺し屋が、高校の先生を演じなくてはいけない羽目になる、というこのギャップが非常に面白いです。

 絵は、全体的に暗めと言いますか、黒いです。顔のアップなどは繊細な線で描かれていますが、逆に服装などはベタ一色で描かれていることが多いです。絵的には重苦しい感じがしますが、それが逆にハードボイルドな内容とマッチしています。

 ストーリーは、、主人公1人対大きな謎の組織、という良くある構造です。この流れは、「闇のイージス」でも引き継がれていますね。

 リアリティという点では、あまり高くありません。登場人物や戦闘シーンなどはB級映画を見ているような感じです。ただし、主要キャラクターの心理描写が綿密に行われているため、単なるガンアクションまんがにとどまっていない点が好感を持てますね。

 なお、ご存じの方も多いかと思いますが、現在連載中の「闇のイージス」ではちょこちょことジーザスが登場してきています。「闇のイージス」が好きな方で、まだ「ジーザス」を読んでいない方は必見ですよ。

 蛇足です。納期厳守に関しては、実社会の方が学校より遙かに厳しいですね。

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2004年1月5日(月)
タイトル 楽楽
著者名 宇仁田ゆみ
巻数 全1巻(JETS COMICS)
出版社 白泉社
発行年 2000年
ジャンル 青年向け少女まんが
評価 ★★★  :ちょっと変わったものを読みたい方へ。
ストーリー

 ちょっと変わった出来事を元におりなす男女関係を描いた短編集。

コメント

 お正月、神戸の実家に帰省しました。例年のこの時期は、高校の時の友達と忘年会をやりますが、今年はみんなのスケジュールの関係で新年会になりました。単に飲み会が、年明け前か、年明け後か、の違いなんですけどね。なお、このまんがフリークで過去に何回か(2003年1月17日2003年5月2日2003年5月5日2003年11月7日)登場している友人H氏も参加していました。

 いつもは神戸で行われているのですが、参加メンバーの住んでいるところの関係や、たまには気分を変えた方が良いだろうということで、今回は大阪梅田での開催となりました。

 そこで、何年ぶりかに新開地駅から梅田駅に向かう阪急電鉄に乗りました。昔、大学受験に失敗し浪人生だった頃、大阪の予備校までこの阪急電鉄で1年間通ったものです。神戸にも同じ予備校がありましたが、より規模の大きい大阪に通っていました。

 そんな懐かしさを感じながら車両に乗り込むと、中はガラガラでした。しかし、座席が空いていても、あえて扉の近くに立つことにしました。というのも、電車から流れる風景を眺めていたかったからです。

 この阪急神戸線は神戸と大阪を結んでおり、大阪に行く場合、進行方向の右側と左側で各々海側と山側の風景を見ることができます。しかし、私は浪人時代から山側を見ることが多かったです。今回もそうでした。理由は分かりません。単に私が海よりも山の方が好きだからかもしれません。

 待ち合わせ場所は梅田だったので、このまま電車に乗っていれば良かったのですが、まだ時間に余裕があったので、あえて2つ手前の十三駅で降りてみました。そこで、十三の駅からぶらぶらと淀川の堤防の道を歩き、地下鉄御堂筋線の西中島南方駅まで行ってみることにしました。そして、西中島南方駅から地下鉄に乗って待ち合わせ場所まで移動したのでした。

 実は、この淀川の堤防の道は、私のお気に入りの道の1つです。これまた私が浪人生だった頃、良くこの道を歩いていました。私の通っていた予備校は御堂筋線の江坂駅にありました。昼からの講義を受けなかったときは、今回とは逆のルートでこの堤防の道を歩き、家に向かったものです。堤防の道を歩かない普段は、梅田まで地下鉄で行き、そこで阪急に乗り換えていました。

 この堤防の道は、淀川の川幅が広いこともあり、都心部では数少ない広大な空を眺められるスポットです。この場所は今でもお気に入りです。何年ぶりかに歩いたこの場所は、相変わらず空の広大な眺めを私に提供してくれました。空を眺めながら、何かしら心の中で高揚してくるのを感じました。良かったです。

 ということで、飲み会のシーンが登場する、宇仁田ゆみ氏の「楽楽」を紹介したいと思います。

 この「楽楽」ですが、タイトルの副題として「宇仁田ゆみ作品集」とあります。副題の通り、このコミックは短編集です。内容は、青年向け少女まんがという言葉が妥当でしょうか。日常のちょっと変わった出来事に着眼し、そこから生まれる男女関係を描いています。この変わった出来事に対する着眼点が、普通の作品とはちょっと異なっているのが特徴です。また、そこが面白いです。

 ヤングアニマルに掲載されていたせいか、基本的に男性キャラ側からの視点となっています。なお、男女のどちらかが、アルバイターである話が多いです。特に、男性側がアルバイトしている率が高いですね。単にその方が話が作りやすかったからなのか、宇仁田ゆみ氏自身がアルバイトで様々な経験をしたからなのかは、不明ですが。

 個人的に気付いた特徴として、カメラや写真というキーワードが良く登場することでしょう。これは、この「楽楽」に限らず他の作品でもそうです。言葉として登場するだけでなく、物語の舞台の中に登場します。それが、1つの重要な要素の場合もありますし、逆にさりげないアクセサリーとして登場することもあります。

 具体的に言いますと、「ニンゲンをとろう」では、見習いカメラマンが主人公なので、これは重要な要素として登場していますね。「ノドノ ビリビリ」では、イルカさんの過去の写真がポイントとなっています。逆に、「すきなひと」では、写真がたくさん入っている本、というものがさりげなく登場します。また、別のコミックですが「スキマスキ」でも、写真とカメラは重要な役割を演じています。

 宇仁田ゆみ氏は過去に写真関係の学校へ通っていたか、もしくは仕事をしていたか、趣味として興味がある、のどれかでないでしょうか。単に私の想像なので、真実のほどは分かりませんが。

 そんなわけで、ちょっと着眼点が変わっている短編恋愛ものを読みたい人はお勧めしますよ。もちろん、宇仁田ゆみ氏のファンの方は必見ですね。

 蛇足です。カバーには登場した女性キャラが描かれています。同様に、カバーをめくった表紙には、同じ構図で男性キャラが描かれています。持っている方は要チェックですね。

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2004年1月7日(水)
タイトル ましろ☆ふっとタイム
著者名 おおた綾乃
巻数 1巻〜(MANGA TIME COMICS)
出版社 芳文社
発行年 2003年〜
ジャンル フットマッサージ4コマ
評価 ★★   :もうちょっとギャグに広がりが欲しいです。
ストーリー

 南ましろは、フットマッサージの資格を取ったばかり。帰省してみると、両親はオーストラリアに移住していた。両親は新しいマンションをましろに用意していたものの、敷金だけしか払っていなかった。家賃を稼ぐため、ましろは早々にフットマッサージのお店を開かなくてはいけなくなるのだった…。

コメント

 お正月には、車で帰省しました。その帰り道のお話です。

 私は、その時の気分によって、様々なコースを通って帰ります。ですので、神戸の実家から現在住んでいる名古屋までは、いつも異なる道を通るわけです。名神高速道路を使ったと思えば、名阪国道をのんびり走ったり、はたまた名阪国道と平行に走っている峠道を走ったりします。

 今回は、神戸→大阪→奈良を高速道路で、奈良→三重を名阪国道で、そして三重からまた高速道路を使うというオーソドックスなルートを通りました。実は、このオーソドックスなルートを通ったのは目的があったからです。

 それは、東名阪高速道路の上りにある御在所SAです。ここには、SAとしては珍しくマッサージしてもらえるスペースがあります。オープン時間は10時〜19時までです。いつもは、神戸を夕方に出発するため、オープンしている時間にたどり着いたことはありませんでした。

 しかし、今回は昼前に神戸を出発し、かつ寄り道せずに御在所SAへ向かったのでした。御在所SAのマッサージを受けるために。そして、念願のマッサージを受けてみました。時間は30分ほどです。肩と腰を重点的にお願いすることにしました。長時間の運転で強ばっている筋肉が、少しずつほぐされていき、なかなか良い感じです。ただ、私にはちょっとマッサージの力が強すぎる感じもしましたが。

 マッサージを受け終えた後、なんとなく頭がぼーっと空になったような状態になりました。身体も軽くなったような気がします。不思議なものですね。

 なお、支払いの時にスタンプカードと飴玉を1つもらいました。このスタンプカードは御在所SA以外に、名神高速道路の多賀SAでも使えるそうです。しかし、高速道路なんて実家に帰省する年に数回しか通らないので、1年間有効のこのスタンプカードを埋めることはできそうにもありません。プロのドライバーでもない限り、このスタンプカードを埋めることは難しいのではないでしょうか。

 ということで、フットマッサージ師が主人公の、おおた綾乃氏の「ましろ☆ふっとタイム」を紹介したいと思います。

 絵は、コマの中に余白がないほど埋まっています。かといって見苦しい絵ではありません。また、登場人物の目が大きいのが1つの特徴です。

 全体的にほんわかした雰囲気ですが、ギャグ自体がいまいちです。このまんがでは、様々なお客が来る、というパターンなのでネタには困らないはずですが、それを生かし切れていません。逆に、フットマッサージを行う室内空間だけのネタに陥りやすく、話に広がりが出ていないのです。難しいものですね。

 おおた綾乃氏の別の作品である「派遣です!」よりさらに一ランク落ちる感じです。もう少し工夫が欲しいところですね。ほんわかした雰囲気の4コマがお好きな方には、よろしいかと思います。

 蛇足です。カバーをめくった表紙にはちょっとしたまんがが収録されていますので、持っている方は要チェックですよ。

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2004年1月9日(金)
タイトル Dr.猫柳田の科学的青春
著者名 筆吉純一郎、柳田理科雄
巻数 1〜4巻
出版社 幻冬舎コミックス、幻冬舎
発行年 2002年〜
ジャンル 空想インチキ科学
評価 ★★   :「空想科学大戦!」が好きな方は良いかと。
ストーリー

 時は昭和三〇年代。東京科学大学が始まって以来の秀才である猫柳田愛吉は、根付津家の書生をしていた。根付津家の人々の日常的の悩みを解決するために、その頭脳と科学力を駆使するのだったが…。

コメント

 社団法人発明協会に行ってきました。なぜ、発明協会に行ったのかと言いますと、特許として出願できそうなアイディアがあったからです。

 このアイディア、高校の時の同級生で大阪に住んでいるH氏に色々相談に乗ってもらい、改良を重ねました。こう書くと何かすごそうに聞こえます。その実、欠点を指摘され、それを克服するために3日間ほど思案した、というだけの話です。で、出来上がったアイディアは、特許を取れるかもしれないということなので、どのような手続きをしたら良いのか発明協会に相談に行ったわけです。

 この発明協会では、無料相談というものが行われています。発明協会の方が相談に乗ってくれるものと、弁理士さんが行ってくれるものと2つあります。支部にもよりますが、予約せずに相談できます。思い立ったらすぐに行って相談できるのが良いですね。

 最初は発明協会の方に、特許の出願の流れや、4月からの料金改定、個人に対する減免措置などの手続きについて、懇切丁寧に教えてもらいました。私の細かな問いに対しても、嫌な顔一つせずきちんと教えてくれました。また、よく分からない事項については、すぐに特許庁に問い合わせてくれました。これで、無料なんだからすっごくお得です。感謝しています。

 なお、帰り際に、発明協会が出版している「特許 出願のてびき[第31版]」の購入を強く勧められました。税込みで900円するので、ちょっと迷いました。が、これだけ丁寧に教えてもらったので、感謝の気持ちを込めて購入することにしました。

 この時は、感謝の気持ちだけで購入したのですが、後日非常に役に立つことになりました。でも、そのお話は、また今度。

 その後、弁理士の無料相談にも立ち寄り、特許の内容について相談しました。しかし、私が出願しようとしているIT関連にはあまり詳しくない方だったようで、今ひとつ理解してもらえませんでした。1時間以上説明して、ようやく背景技術の一部を説明するにとどまっていました。

 私の後にも無料相談を待っている方がいたので、その日の相談は打ち切りました。そして、もう少し詳しく説明したものを、後日弁理士さんの事務所へ送ることになりました。どういう風に説明したら分かりやすいのか、説明内容を考えながらそこを後にしたのでした。

 ということで、怪しげなものを発明する人物が登場する、筆吉純一郎氏、柳田理科雄氏の「Dr.猫柳田の科学的青春」を紹介したいと思います。

 「空想科学大戦!」というシリーズに老科学者である猫柳田が登場します。この「Dr.猫柳田の科学的青春」はその名の通り、その老科学者猫柳田の若かりし頃を描いた物語です。

 ただ、私自身は「空想科学大戦!」を読んでいないので、詳しいことは分かりません。また、私は「Dr.猫柳田の科学的青春」を1巻しか読んでいません。ですので、1巻だけ読んでの感想になります。

 内容的には、面白くないことはないのだけど今ひとつ、といった感じです。発明の発想自体はユニークなんですが、いまいち楽しめません。発明の内容があまりにも大仰すぎるのです。どうせなら、もうちょっとリアルに科学的な嘘を付いて欲しかったです。知識がない人が見たら、どれが嘘でどれが本当か分からないような嘘ですね。まんがの内容は異なりますが、「HAL(はいぱああかでみっくらぼ)」のような嘘の方が、よりマニアックで楽しめると思います。

 現在、4巻まで出ていますが、よほど私の気が向かない限り、2巻以降は買わないでしょう。

 蛇足です。このまんがフリークに登場する人物のイニシャルは、Hの人が非常に多いですね。今までに、同居人H氏、大学の先輩H氏、長崎に住んでいる高校の同級生H氏、今回登場した大阪に住んでいる高校の同級生H氏、と4人います。まだ登場していませんが、他にも友人でH氏は存在します。私の周りはH氏だらけですね。

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2004年1月12日(月)
タイトル 六本木リサイクルショップシーサー
著者名 山本マサユキ
巻数 全1巻(ヤンマガKC)
出版社 講談社
発行年 2002年
ジャンル ギャグ
評価 ★    :あまりお勧めできません。
ストーリー

 大学4年生の渡部鯵郎(ワタベアジロウ)は、就職試験の最終面接を受けようとしていた。しかし、提出用の証明写真を忘れたため、リサイクルショップシーサーで写真を撮ろうとしたが、散々な目にあってしまう。そして、騙されてこの怪しげなリサイクルショップに就職することになったのだが…。

コメント

 前回の特許の話のつづきです。

 家に戻った後、概要が分かるように絵なども交えて、説明したものを作成しました。そして、メールにて送信しました。その説明を読んでもらいながら、弁理士さんと色々話を進めて行きました。が、肝心の依頼料についてなかなか折り合いが付きませんでした。

 というのも、その弁理士さんが言うには、通常出願書類の作成だけで、大体25〜30万円かかるそうです。仮に、出願する書類の説明をほとんど私が作成するのなら、15万円ぐらいでOKということでした。

 ただ、その後話を聞いてみると、一度弁理士さんに依頼して特許の出願を行うと、その後の手続きは全て弁理士さんにお願いしなくてはいけなくなります。補正書提出や、審査請求などを行う度に、手数料を支払わなくてはいけなくなります。

 さらに、特許をうまく権利化できた暁には、慣習として別途十数万円の成功報酬を支払う必要があると言われました。つまり、全て弁理士さんにお願いして特許出願を行うと50万円以上かかってしまうことになります。

 しかも、私は1月中に出願したかったのですが、早くても2月、下手をすると3月ぐらいの出願になると言われました。費用がかかる上に、出願までの期間も長いのでは、割があいません。結局、全て自分で行うことにしました。

 なお、全部自分で行った場合、かかる費用は特許庁へ収める金額だけになります。今年の4月に改訂される料金表で計算すると、出願から権利化まで大体20万円ぐらいとなります。

 さらに、私の場合には、個人の減免制度というのを活用しようと考えていました。これだと、出願時にかかる特許印紙21,000円(4月の改訂後は16,000円)だけで済んでしまいます。2万円と50万円なら、普通は2万円を選択しますよね。結局、全て自分で行うことにしました。いい勉強になりますし。

 今回の出願書類作成にあたっては、発明協会で購入した「特許 出願のてびき[第31版]」が非常に役立ちました。複雑な出願書類の書き方が、シンプルに分かりやすく説明されています。

 ただ少し残念なのは、フローチャートの書き方が書かれていないことです。この本だけではフローチャートの記載方法が一切分かりませんでした。仕方がないので、特許庁の特許電子図書館で他の人の出願した書類を参考にして書くことにしました。あと、特許の相談に乗ってくれたH氏の過去に出願した書類も参考にさせてもらいました。

 本当は、1月中に出願したかったのですが、なんやかんやで2月の中旬までかかってしまいました。だから、この1月〜2月半ばぐらいまでは、このまんがフリークのサイトが、なかなか更新されていなかったわけですね。そこまで、余力が残っていなかったからです。

 とりあえず、出願した内容が特許として権利化できるといいですね。でも、権利化できたとしても、それがお金になるとは限らないのがつらいところです。

 ということで、変な発明品が沢山出てくる、山本マサユキ氏の「六本木リサイクルショップシーサー」を紹介したいと思います。

 山本マサユキ氏の作品は、「ガタピシ車でいこう!!」が好きだったので、買ってみました。が、残念ながら非常に出来の悪い作品です。「ガタピシ車でいこう!!」のコミックを持っている方に説明すると、「ガタピシ車でいこう!!」の本編以外に収録されている作品と同じレベルです。

 何もかもが中途半端です。ギャグも、お色気も、考証も、ストーリーも、シリアス部分も、全てが中途半端です。

 山本マサユキ氏のファンで、山本マサユキ氏のコミックは全て揃えたい、という願望がある方以外にはお勧めしません。

 蛇足です。カバーは裏と表の両方が使えるリバーシブルになっています。また、カバーをめくった表紙には、ちょっとしたまんがが記載されていますので、持っている方は要チェックです。

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2004年1月14日(水)
タイトル 半熟革命
著者名 槇村さとる
巻数 全3巻(マーガレット コミックス)
出版社 集英社
発行年 1986年
ジャンル 浦安ラブストーリー
評価 ★★★★ :一番好きな槇村さとる氏の作品です。
ストーリー

 東京コンプレックスを抱いて上京してきた佐藤花絵。しかし、理想の東京生活とはほど遠い生活を浦安市で送ることになる。そんなおり、借りた家の持ち主である長島二郎(ジェイソン・レーン)が現れ、浦安を誇りにしている彼と一悶着あるのだったが…。

コメント

 特許関係のこともあり、お仕事で徹夜しました。徹夜した後は、さっさと床につきたいものです。でも、寝る前にお風呂に入るのと、入らないのとではその後の安眠度が違ってきます。ですので、よっぽど疲れた時以外は、なるべくお風呂に入るようにしています。

 さて、我が家はお風呂がタイル張りになっており、冬場は浴室内の空気が非常に冷たくなります。そこで、服を脱ぐ前に予めシャワーでお湯を出しておき、浴室を暖めるようにしています。

 今日はいつもより空気が冷たかったためか、床のタイルに叩きつけられたお湯が霧状となって舞い上がりました。そして、その水蒸気は浴室内をふんわりと包み込みました。さらに、浴室の窓からは朝の光が水蒸気の中を走り抜け、幻想的な情景を醸し出していました。みすぼらしい浴室が、ひなびた情緒ある温泉のように感じられました。

 と、ここまでは良かったのですが、その後同居人H氏が起き出してきてからは、問題が発生しました。こともあろうか台所でお湯を使いだしたのです。私の住んでいるアパートは、お湯をガスで温めています。そのため、同時に複数箇所でお湯を出すと、お湯が分散され温かさが減ってしまいます。

 お皿を洗う程度なら問題ないでしょう。けど、寒い中お風呂に入っている身にはたまったものではありません。シャワーから出る水がとても冷たくて、風邪を引きそうになりました。急遽、台所の方に声をかけて、使わないでもらうことにしたのでした。

 冬場は、上水道を流れている水の温度が低いこともあり、2カ所同時使用は少々厳しいですね。夏場とかなら問題ないんでしょうけど。

 ということで、お風呂といえば、銭湯。家を焼き出されて、銭湯に入っているシーンが登場する、槇村さとる氏の「半熟革命」を紹介したいと思います。

 この「半熟革命」のテーマとして、東京コンプレックスの克服、というものがあります。主人公のハナ(佐藤花絵)も、最初は東京へのコンプレックス丸出しでした。逆に、その憧れの東京像とはかけ離れた所にある、浦安での生活に嫌悪を抱いていました。

 しかし、浦安で生まれ、誇りを持っているジロさん(長島二郎ことジェイソン・レーン)と一緒に暮らすことにより、その東京コンプレックスが次第に解消されていきます。東京コンプレックスが解消されるに従い、段々と浦安が好きになり、理想の東京像に踊らされてた自分に気付くことになります。

 そして、浦安が好きになるのと同時に、浦安に誇りを持っているジロさんをも好きになっていきます。ここら辺の心情の変化の描写が、なかなか良く描けていて秀逸です。

 ストーリー展開のリズムも非常に良く、気持ちよく読み進んでいくことができます。そして、ハナが浦安を好きになるのと同じように、読み手である私も浦安に住みたくなってきまそた。もちろん、まんがで描かれている20年前の浦安なのですが。

 また、ストーリーの中で、浦安にある小さなケーブルテレビ局が登場します。ハナやジロさん達は、そこで様々な番組を作っていきます。こういうのを見ると、自分でもビデオカメラを持ち出して色々と撮影したくなりますね。今の時代、手元のパソコンでもかなりの編集作業を行うことができますし。

 そんなわけで、槇村さとる氏の作品が好きな方はもちろん、東京コンプレックスをお持ちの方、秀逸なラブストーリーを読みたい方へは是非ともお勧めしますよ。特に、槇村さとる氏の最近の作品しか知らない方には、新鮮にうつることと思います。

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2004年1月16日(金)
タイトル エリア88
著者名 新谷かおる
巻数 全23巻(少年ビッグコミックス)
出版社 小学館
発行年 1979〜1986年
ジャンル 戦場ドラマ
評価 ★★★  :戦闘機が好きな方はお勧め。
ストーリー

 エリア88…アスラン空軍の外人部隊基地。ここには、命知らずの戦闘機乗りが集まっている。その一人、風間真は自分の母国日本に戻るため、今日も敵を撃墜するのであった…。

コメント

 航空機内における安全阻害行為等(機内迷惑行為)の防止のための改正航空法が施行されました。おおざっぱにいうと、迷惑行為に対する罰則が強化された、という感じですね。

 具体的な規制内容についてはリンク先を読んでもらうとして、このような常識的な事すら、具体的に法律で規制せざるを得ないというのは悲しいことですね。子供ではないんですから。

 ということで、飛行機が沢山登場する、新谷かおる氏の「エリア88」を紹介したいと思います。

 物語の最初は個別のミッションの命令があり、それをこなすというパターンが繰り返されます。この個別のミッションにおいて、新しい登場人物の紹介や、レギュラーキャラクターの背景を説明しています。ただし、登場したと思ったらすぐに死亡してしまうキャラも結構多いですが。

 ある程度、上記のパターンの繰り返しが行われた後、少しずつ加速度的に物語の展開していきます。そして、アスランの内紛、プロジェクトフォー、風間と神崎の関係などを複雑に絡み合わせ、最後の大団円を迎えることになります。

 こういった物語の展開手法は、新谷かおる氏が良く使うパターンですね。「砂の薔薇(デザート・ローズ)」や「NAVI」でも、同様の手法が使われていました。

 そんなわけで、新谷かおる氏のファンの方、飛行機、特に戦闘機が好きな方にはお勧めしますよ。ただし、考証について意図的に本来とは異なることを描いてある箇所があります。読み手は、事前に許容できる考証のレベルを下げておく必要があると思います。新谷かおる氏のファンなら、ここら辺のことは問題ないでしょう。

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2004年1月19日(月)
タイトル のんポリズム
著者名 浜口乃理子
巻数 全1巻(イブニングKC)
出版社 講談社
発行年 2003年
ジャンル 体当たりレポートまんが
評価 ★★   :暇つぶしには良いかと。
ストーリー

 著者と担当編集が、体験やインタビューを行った色々な事柄をレポートした、体当たりレポートまんが。様々な人が登場しています。

コメント

 芥川賞と直木賞の受賞作品が発表されましたね。今回の芥川賞の受賞者は何かと話題になっているようです。2人とも綺麗な顔立ちをしているので、話題になりやすいようですね。

 一部では、停滞している純文学の分野を活性化させるために、注目を浴びるため顔で選んだのではないか、と揶揄されているようです。こういう見方がされると、綺麗な顔立ちも善し悪しですね。実際のところ、顔と作品どちらで選ばれたのかは、ノミネートされた作品群を全て読んでみないと何とも言えません。が、近年の純文学にはあまり興味がないので、多分読まないでしょう。

 そんなわけで、今回直木賞を受賞した京極夏彦氏が整理魔としてちょこっと登場する、浜口乃理子氏の「のんポリズム」を紹介したいと思います。

 この「のんポリズム」ですが、レポートまんがです。レポートまんがは基本的に誰が描いてもそこそこ楽しめる作品に仕上がるのが特徴です。想像ではなく、体験談を描くからですね。インターネット上で多数公開されている個人の日記サイトを、ついつい読んでしまう感覚に似ていますね。

 こういったレポートまんがは、誰でもできて、かつそこそこ面白いものに仕上がります。しかし、まんが家独自の切り口がない場合は、単に体験したことを描いて終わりです。そのため、より面白くするために、体験自体が過激なものになりがちです。

 逆に、まんが家独自の切り口がある場合には、単なる会社訪問であっても、面白みがぐっと増します。鈴木みそ氏等が良い例ですね。

 では、この「のんポリズム」はどちらに属するかというと、残念ながら前者です。そこそこハードな体験をしていますが、西原理恵子氏ほど体当たりしているわけではないですし、かといって独自の切り口もありません。体験を元に、浜口乃理子氏と編集者のやり取りをまんが家しているだけの作品です。もうちょっと、レポートや体験したことに対する独自の切り口が欲しかったですね。

 なお、コミックは「のんポリズム」になっていますが、これ以外にも複数収録されています。
のんポリズム      :インタビューまんが、後に体当たりレポートまんが
いろんな国からこんにちは:体当たりレポートまんが
GOGOイブニング   :まんが家さんインタビューまんが

 この「のんポリズム」のコミックには多数まんが家さんが登場しています。いくつか例を挙げますと、「プラネテス」の幸村誠氏、「警察署長」のやぶうちゆうき氏、「ドカベン」の水島新司氏、「おるちゅばんエビちゅ」の伊藤理佐氏、「島耕作」シリーズの弘兼憲史氏、「ギャラリーフェイク」の細野不二彦氏らです。なお、なぜか作中では「プラネテス」を「プラテネス」と誤表記しています。

 そんなわけで、体験まんがやレポートまんががお好きな方にはお勧めしますよ。

 蛇足です。カバーをめくった表紙にも、まんがが記載されていますので、持っている方は要チェックですね。

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2004年1月21日(水)
タイトル 小梅ちゃんが行く!!
著者名 青木光恵
巻数 全3巻(BAMBOO COMICS)
出版社 竹書房
発行年 1993〜1996年
ジャンル 関西4コマギャグ
評価 ★★★  :関西のノリが好きな方へ。
ストーリー

 関西にあるファンシーグッズのきゃらめるリボン社で、小梅ちゃんはデザイナーとして働いている。しかし、小梅ちゃんのデザインは不気味なものばかりでなかなか採用されない。そんな小梅ちゃんと、個性豊かな社員達がおりなす関西4コマギャグ。

コメント

 ふぐをおごってもらいました。おかげで、生まれて初めてふぐというものを食べることができました。食べたのは、ふぐの刺身、ふぐの揚げ物、そして、ふぐちり鍋です。

 味は、みんながふぐ、ふぐと騒ぐだけあって非常に美味でした…と、言えれば良いのですが、正直なところよく分かりませんでした。もちろん、美味しくなかったわけではありません。初めて出会った味で、美味しいかどうか判断できずにいる、という表現が正しいと思います。

 なお、刺身は普通に美味しく、揚げ物、ふぐちり鍋は、単に白身魚の鍋物、という感じでした。普段、食べ慣れてないものを食べると、正直とまどってしまいますね。ふぐの味を理解するには、もっとコンスタントにふぐを食べないといけないのかもしれません。

 なお、ふぐちり鍋では、ふぐの口の部分が美味しいということで、その部分を頂きました。今までに食べたことのない、とても不思議な味がしました。

 そんなわけで、夢日記に「今度はてっちりに行く」ともの悲しく書いている主人公が登場する、青木光恵氏の「小梅ちゃんが行く!!」を紹介したいと思います。

 この「小梅ちゃんが行く!!」は、青木光恵氏の比較的初期の頃の作品です。初期作品ゆえ、まだまだ線が安定していません。下手をすると、落書きに見えるようなコマもちらほら見受けられます。

 内容自体は、関西を強調したギャグの作りとなっています。特に、初期の頃の青木光恵氏の作品はその傾向が非常に強く出ていました。また、それ自身が1つの個性になっていました。そういう意味では、関西の独特のノリが嫌いな方は、これらの作品は好きになれないかもしれません。

 巻末に、「小梅ちゃん辞典」というのがあり、その巻に出てきた関西的なキーワードを説明してあります。関西と関東の違いが分かるので、これがなかなか面白いです。ここら辺も、関西ということを強調していますね。

 なお、3巻では小梅ちゃんが自分自身の成長のため上京を決心し、実際に上京するところで物語が終了します。しかし、その後「小梅ちゃんが行く!!R(リターンズ)」にて、「小梅ちゃんが行く!!」の続きが描かれています。つまり、小梅ちゃんの上京生活が描かれているわけです。「小梅ちゃんが行く!!」が気に入った方はこちらも読まれると良いでしょう。

 蛇足です。カバーをめくった表紙には、色んなまんが家さんによって描かれた小梅ちゃんが収録されています。がんばって全員当ててみて下さいね。

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2004年1月23日(金)
タイトル ホール営業日誌
著者名 ムラマツヒロキ、堂本隆章
巻数 1巻〜(白夜コミックス)
出版社 白夜書房
発行年 2003年〜
ジャンル パチスロ攻略4コマ
評価 ★★★  :パチスロ好きは是非。
ストーリー

 現役のホール営業マンが語る、新台の情報、業界の情報、設定方法など、一般的には知り得ない情報を提供してくれるパチスロ4コマまんが。

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 みなさんは、パチンコやパチスロをやりますか? 一時期、友達に誘われてパチンコを付き合いでやったことがあります。しかし、それ以外には、ほとんどやったことがありません。ですので、ここ数年パチンコはやっていません。

 パチスロにいたっては、一度もやったことがありません。目押しなるテクニックがあるそうですが、私はできそうにありません。ので、友達に誘われたときも、パチスロではなくパチンコの方をやっています。

 なお、今パチンコ店に入るといったら、せいぜいトイレを借りるときぐらいのものだったりします。

 そんな私ですが、なぜかテレビで放送している深夜のパチンコやパチスロの番組は結構見ています。他に見たい番組がないときなどに、良く見ていますね。最近の機器は色々と演出が派手なものが多く、それらを見ているだけで楽しくなってしまいます。おかげで、ついつい見いってしまうといった感じですね。

 実際にお店に行ってお金をつぎ込んでいるわけではないので、ある意味お得です。ほぼ無料で、様々な演出が楽しめるのですから。お金が儲かることはありませんが、損をすることもありませんし。

 そんなわけで、パチスロについて色々と描かれている、ムラマツヒロキ氏、堂本隆章氏の「ホール営業日誌」を紹介したいと思います。

 この「ホール営業日誌」ですが、現役のホール営業マンが機種ごとの特徴や、設定の仕方などを説明しています。いわゆる、攻略本ですね。

 本屋さんの新刊コミック売場に置かれていたので、何気なく手に取り、ついつい買ってしまいました。パチスロをやらない私には、そのほとんどの内容が役に立ちません。どちらかというと、日記まんがのような感覚で読んでいます。

 内容は、それぞれのパチスロの機種の攻略方法や、機種ごとの設定、ホールでの攻略アドバイスなど、普段では知り得ないことを語っています。ですので、実際にパチスロをやっている方には参考になるのではないでしょうか。パチスロを一回もやったことのない私は、どの程度参考になるのか判断できませんけど。

 なお、絵はほとんど顔のアップばっかりです。とは言っても、この「ホール営業日誌」はそういう箇所にこだわるまんがではないので、特に気にすることはないでしょう。パチスロが好きで、新装開店などに並ぶ方なら読んでも損はないのではないでしょうか。

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2004年1月26日(月)
タイトル 魔法使いさんおしずかに!
著者名 竹本泉
巻数 全2巻(講談社コミックスなかよし)
出版社 講談社
発行年 1985年
ジャンル ファンタジーコメディー
評価 ★★★  :ほんわかファンタジーがお好きな方へ。
ストーリー

 スーザン=ソームズ(13)は、挿絵画家のおじさんとクルーリコーンの村に引っ越してきた。元々住んでいたひいおじいさんが旅行にでかけてしまい、その間ただで住めることになった。ところが、この村には仙女やら、魔法使いやら、小人やらが住んでいる不思議な村だった…。

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 4月5日からデジタル放送において、コピーワンスの制御信号が付加されて放送されることになります。私は、地上デジタル放送は見ることはできませんが、友達からチューナーをもらったのでBSデジタル放送は見ることができます。

 が、チューナーをもらったときにB-CASカードが付属していませんでした。今までデジタル放送には、コピーワンスの制御信号が付加されていなかったため、B-CASカードが無くても見ることができました。しかし、今の状態のままだと4月5日からBSデジタル放送が見られなくなってしまいます。

 そこで、急遽B-CASカードを申し込むことにしました。今なら、再発行の特別対応期間ということで、通常より安くカードを発行してくれます。この機会に乗じることにしました。

 さて、申込書をダウンロードして、個人情報を記載します。再発行費用のところで、はたと考え込んでしまいました。再発行の金額が、2,000円だということは問題ありません。気になったのは、その費用の支払方法です。申込書には、「郵便小為替(郵便切手も可)」と記載されています。

 郵便小為替は特に不思議ではありませんが、なぜ郵便切手でも可能なんでしょう? 切手はそのまま等価交換で現金化できるんでしょうか。それとも、切手として使うのでしょうか。ちょっと謎です。ここら辺の事情を知っている方がいたら教えて下さいね。

 とりあえず、ものは試しということで、私は切手を2,000円分同封することにしました。切手なら郵便小為替と違って手数料が取られませんしね。なお、郵便局で2,000円分の切手と申し出たら、500円切手を4枚出してくれました。500円切手って存在するんですね。知りませんでした。

 そんなわけで、テレビ好きの仙女が登場する、竹本泉氏の「魔法使いさんおしずかに!」を紹介したいと思います。

 この「魔法使いさんおしずかに!」は、竹本泉氏のかなり初期の頃の作品です。読んでいてまず目に付くのが、その線の太さです。竹本泉氏は、どの作品でも比較的太い線を描いていますが、この「魔法使いさんおしずかに!」は特に顕著に表れています。どのぐらい太いかと言いますと、Gペンではなく、筆で描いているのかと思わせるほどです。

 「さよりなパラレル」の第1巻のあとがきの201ページにて線の太さを指摘され、
「GペンGペンGペンなんだよーっ」
と叫んでいる描写がありました。ですので、この「魔法使いさんおしずかに!」もGペンで描かれているのだと思います。なお、線が太くても絵的に違和感はないので、読んでいて特に気になるということはありません。

 元々の発想は、「魔法使いが魔法を使って銀行強盗をする」というものだったらしいです。これだけ聞いても、なんとなくユニークなお話であるのが想像つきますね。タイトルに「魔法使いさん」とありますが、登場する魔法使いは準レビュラー的な扱いです。もちろん、村に起こった様々なトラブルに関わってはいるのですが。

 舞台になったクルーリコーンの村には、魔法使いだけでなく、仙女やら、小人やらがいます。自然豊かな村で、村の周りに自然が溢れているというよりも、森の中に村がある感じです。こんなのんびりとした村に住んでみたいものです。村に住むのが無理なら、せめて後片づけや掃除をしてくれるトロールだけでもいると、大変助かるんですけどね。

 なお、18年もの長い間この「魔法使いさんおしずかに!」は絶版状態になっていましたが、2003年にエンターブレインからリニューアルされて発刊されました。竹本泉ファンの方で、まだ持っていない方はこの機会をお見逃し無く。

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2004年1月28日(水)
タイトル ウイングハーフ
著者名 岩尾奈美恵
巻数 全2巻(アフタヌーンKC)
出版社 講談社
発行年 1993年
ジャンル ほのぼのちょっとだけ非日常ファンタジー
評価 ★★   :ちょっとマンネリ。
ストーリー

 よしのりは、がんばり屋の小学生で、脳天気で明るいお母さんと一緒に暮らしていた。お父さんは外国にいるため、生まれてから一度も会ったことがなかった。10歳の誕生日を迎えた朝、気付くと背中に大きな羽が生えていたのだったが…。

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 平成16年用お年玉郵便はがきの当選番号の発表がありました。みなさんは、何通ほどの年賀状が送られてきて、そのうち何通ほど当選しましたか?

 私はというと、今年送られてきた年賀状は一通だけでした。まぁ、私が送った年賀状も一通だけなのでバランスは取れていますね。現実問題として、友人らに年賀状を送ろうにも友人らの住所が分かりません。メールアドレスや電話番号、実際に住んでいる場所も知っていて何回か遊びに行っているのにも関わらずです。結構そういう人って多いのではないでしょうか。もちろん、私の友人らも、私の住んでいる所は知っていても住所は知らないと思います。ちょっと変な関係ですね。

 私は去年の暮れに年賀状を懸賞目当てで500円分、つまり8枚購入しました。そのうち一通は送り、一通は送られてきたので、手元には8枚あることになります。早速、当選しているかどうか調べてみました。8枚しかないと調べるのも簡単ですね。結果、お年玉切手シートが1つ当たっていました。

 今度は同居人H氏に送られてきた年賀状を調べてみました。H氏には年賀状が130枚ぐらい届いていました。すごいですね。私の130倍です。130枚あると、調べるのも結構大変です。結果、お年玉切手シートが私と同様に1つだけ当たっていました。

 私は、8枚中1枚と確率は12.5%ですが、H氏は130枚中1枚と0.77%です。お年玉切手シートは100本中3本、つまり3%の確率で入っています。H氏の場合4枚ぐらい当選しているはずなのですが、残念ながら1枚です。H氏の運の悪さを物語っていますね。なお、H氏は昔からくじ運が悪いそうで、いままで切手シートすら当たったことがなかったそうです。ちょっと不幸ですね。H氏は、去年の暮れに年末ジャンボ宝くじを買っていましたが、ご察しの通りかすりもしていませんでした。

 そんなわけで、年賀状と言えば郵便ですね。お父さんから国際郵便が届いたキャラが主人公の、岩尾奈美恵氏の「ウイングハーフ」を紹介したいと思います。

 絵的には、登場キャラクターがデフォルメされた時の大きなくちばしのような口の描写が特徴です。キャラクターの感情が大きく動いている時に、この描写が良く使われています。驚いた時や、叫んでいる時などですね。これらは、「ウイングハーフ」だけでなく岩尾奈美恵氏の他のコミックでも多く用いられています。

 なお、この「ウイングハーフ」以降、新声社から「極上パロディウス」というゲーム関係のコミックを1995年に発行してから、岩尾奈美恵は新刊が出ていません。まんが自体をすでに描いていないのか、単にコミック化されていないのかは不明です。多分、前者だと思います。

 個人的には「KIOSK FRAPPER」を始めとする、あの独特のノリは好きだったので、またどこかで復活して欲しいですね。

 ただ、「KIOSK FRAPPER」以降、新作が発表される度に似たようなテイストのまんがばかりでマンネリを感じていたのも事実です。もし、復活するようなことがあるのなら、新たなエッセンスを加えて新鮮味を感じさせるような作品にしていただきたいですね。

 蛇足です。カバーをめくると、よしのりのお母さんたえ子の喜怒哀楽の顔が描かれています。持っている方は要チェックですよ。

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2004年1月30日(金)
タイトル 男女
著者名 宇仁田ゆみ
巻数 全1巻(JETS COMICS)
出版社 白泉社
発行年 2004年
ジャンル 大人のための少女まんが
評価 ★★★  :宇仁田ゆみ氏のファンは必見
ストーリー

 相田は古びた町工場で働いていた。そこには、綺麗だけどもとても冷徹な中西エリコも働いており、相田はどちらかというと苦手としていた。ところがある日、戦隊ヒーローショーのバイトで、中西エリコと遭遇し、彼女の別の一面を見たのだった…。他、5話の短編が収録。

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 去年の暮れに同居人H氏が購入したiMacですが、どうも調子が良くありません。どう調子が良くないかと言いますと、
1)DVDを入れても再生されずにハングアップする。
2)色々と操作をしているとハングアップする。
3)ハングアップしたら、一切入力を受け付けなくなる。
4)これらがしょっちゅう起きる。
といった感じです。

 OSはプレインストールでしたが、輸送中にHDが破損して必要なシステムファイルの一部が破損してしまい、それが不安定な状態を引き起こしているのかと勘案しました。そこで、この際だからOSの再インストールを行って、きれいな状態に戻すことにしました。もちろん、持ち主であるH氏の許可をもらってです。なぜ、H氏本人でなく私がやるかと言いますと、H氏は仕事が忙しくてMacどころではないようだからです。

 H氏が会社に出かけている間に作業を行うことにしました。箱からインストール用のCDを取り出し、iMacにセットしました。そして、OSの再インストール開始です。が、すぐにインストールの途中でハングアップしてしまいました。ひょっとして、iMac自体が初期不良なんでは、と不安にかられてきました。

 こんな時は初心に戻り、取扱説明書を読むことにしました。すると、どうやらハードウェアテストというものが出来るらしいです。もしこれで不具合が報告されるようなら、お店に行って修理に出さないといけません。早速、このハードウェアテストを実行してみました。

 結果、どうやらメモリに不具合があるようです。メモリと言えば、純正でなく増設したものが2つ差してあります。片方が簡単に交換できる場所にありますが、もう片方は本体奥の内部に差さっており、交換するには少々やっかいな場所にあります。しかも、本体内部のメモリ交換方法については、取扱説明書には一切記載されていません。

 とりあえず、外すのが簡単な方のメモリを外し、再度ハードウェアテストを行ってみました。不幸中の幸いと言いますか、この状態では不具合は報告されませんでした。ということは、今外した方のメモリがおかしいと類推されます。

 そこで、取り外したメモリを元あった箱に戻し、購入したお店に持っていきました。そこで、不具合の状態を説明すると、すぐに新しいメモリと交換してくれました。こういった素早い対応は嬉しいですね。

 早速家に帰り、交換してくれたメモリをiMacに差し、もう一度ハードウェアテストを行ってみました。結果、特に問題は報告されませんでした。やはり、最初から刺さっていた増設メモリがおかしかったようです。その後のOSの再インストールは拍子抜けするぐらいに順調に進み、あっさりと終了しました。

 その後、色々とiMacを使ってみましたが、ハングアップするようなことはありませんでした。今でも、安定して稼働しています。めでたし、めでたし。

 ということで、iMacはiMacでも初期型iMacが登場する、宇仁田ゆみ氏の「男女」を紹介したいと思います。

 この「男女」のコミックなんですが、本来の更新日にはまだ発売されていません。が、細かいことは気にしないでおきましょう。

 さて、今までの宇仁田ゆみ氏のコミックのタイトルは、何らかしらの単語が繰り返されるのが特徴でした。今まで発行されたコミックのタイトルを挙げますと、「マニマニ」「楽楽」「スキマスキ」「喜喜」などです。しかし今回は、単語が繰り返さない初のコミックのタイトルということになります。なお、「祝!できちゃった結婚」は、純粋な形での宇仁田ゆみ氏のコミックでないので除外しています。

 中身は今までのJETS COMICSと同様に、短編集になっています。1話で完結するものもあれば、複数話にまたがっているものもあります。これらの中で、個人的に一番好きだったのは、「ファースト」です。87ページにおけるトモさんのセリフが特にいいですね。
「男の子の子でも女の子でもさ…」
「ちょっと年上の人にあこがれる時期ってのがあるんだよ」
「でも それは」
「一過性の病気みたいなモンで…」
これだけのセリフで、トモさん自身が過去に年上の人に失恋した、もしくは付き合ったけども冷めてしまった、という経験があることを読み手に彷彿させます。この短いセリフながら、そういったことを連想させるこのセリフは絶品ですね。

 こういった意味深なセリフは、「ハレエション」の67ページにおける、
「…………」
「中見ないと信用できないの」
も同様です。なお、これらのセリフは吹き出し単位で括弧で括っています。

 そんなわけで、宇仁田ゆみ氏のファンの方は必見ですね。また、大人向けの少女まんがを読みたい方にも是非お勧めします。登場人物の繊細な心情、及びその微妙な変化が描かれていますよ。

 蛇足です。カバーをめくった内側の表紙には、カバーと異なる絵が描かれているので、持っている方は要チェックですね。

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