| 独断と偏見の まんがレビュー 2003年11月 |
| 2003年11月3日(月) | |
| タイトル | Wish |
| 著者名 | CLAMP |
| 巻数 | 全4巻(ASUKA COMICS DX) |
| 出版社 | 角川書店 |
| 発行年 | 1996〜1998年 |
| ジャンル | 天使と人間のラブストーリー。 |
| 評価 | ★★ :種明かしをもうちょっとひねって欲しいところです。 |
| ストーリー | |
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栩堂e一郎は、ある日カラスにからまれている琥珀を助けた。琥珀は天使で、ぜひともe一郎にお礼がしたいと言う。そして、そのお礼を実現するために、琥珀はe一郎の家に居候するのだったが…。 |
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短いようで長く、長いようで短い1年が過ぎました。この「まんがフリーク」のサイトをオープンしてからついに一年です。とは言っても、諸々の事情により9月、10月分がほとんどないので、手放しでは喜べませんね。感覚的には、借金に苦しんだ企業の経営者が金融機関に債権放棄してもらったといった感じです。 さて、この文章を書いている時点でのカウンターの数字は2631です。1日あたり7人といったところです。相変わらずのマイナーサイトぶりですね。でも、最近はどうやら知人以外の人も見てくれているらしいので、うれしい限りです。 また、インターネットでまんがをレビューしているサイトはいくつかあるものの、コンスタントに更新しているサイトは少ないようです。ので、これからも更新をがんばっていこうと思います。まぁ、このサイトが今までコンスタントに更新していたかどうかは、微妙なところですけど。 なお、今回は一周年を記念して「一言感想」という項目を追加しました。これは、買って読んだそのコミックに対して、簡単に一言だけ感想を書いたものです。というのも、コミックを読んで何か言いたいことがあっても、それを通常のレビューですぐに取り上げることはないからです。レビューは、ある程度作品として評価が定まったものを取り上げており、それには複数巻、場合によっては完結するまで待つ必要があります。そのため、特定の巻について感想があっても、通常のレビューでは書くことができないわけです。それを補うために、今回「一言感想」という項目を追加しました。よろしければ、こちらも見てくださいね。こちらは定期更新ではなく随時更新になります。 ということで、すでに完結しているため「一言感想」にはでてこないCLAMPの「Wish」を紹介したいと思います。 ページをめくっていって、気になるのが全般的に白いことです。人物についてはそれなりに描き込まれていますが、背景は白い場合が多いようです。カバーのキャラクターに色が塗られていないのも、それを助長して感じさせる気がします。 さて、「e一郎の秘密」というのが一つのキーポイントでした。しかし、その秘密が「もうすぐ死ぬ人間である」というオチは今ひとつですね。もう一ひねり欲しいところです。 なお、神や天使、悪魔ということでキリスト教がベースっぽいのですが、輪廻転生の概念も取り入れられています。ここら辺は、宗教に頓着しない日本での作品ということでしょう。それにしても、生まれ変わりの相手で、かつ昔の記憶がない状態で結ばれてもハッピーエンド、というのは微妙な感じがします。 なお、カバーをめくると、コミックの表紙にe一郎と琥珀の綺麗なイラストが描かれていますので、持っている人はご覧になると良いでしょう。 蛇足です。前回、これを読んでいる私の知人はメールを送るようにと書いたのですが、残念なことに送られてきません。いえ、送られてはきたんですが、他の伝達手段を用いて連絡が取れる人ばかりでした。ですので、2003年2月19日のレビューに登場した友人K氏、及び、山田芳裕氏のまんがのレビューを要望した友人H氏はメールを送ってくださいね。 |
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| 2003年11月5日(水) | |
| タイトル | 一緒にごはん |
| 著者名 | 谷川史子 |
| 巻数 | 全2巻(りぼんマスコットコミックス クッキー) |
| 出版社 | 集英社 |
| 発行年 | 2002〜2003年 |
| ジャンル | 思わせぶりのラブストーリー |
| 評価 | ★★ :ライトなラブストーリーですね。 |
| ストーリー | |
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梅乃薫は、憧れの先輩を追いかけて東京の大学に進学した。早速、先輩の下宿先を訪ねたが、先輩と共に裸の女の人が現れた。裏切られたというショックを受け大学の寮に戻るが、実は手違いで男子寮に入ることになったのだった…。 |
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同居人H氏が、テンピュールの枕を買いました。噂だけは私も聞いていましたし、最近では低反発性の枕というものが流行のようで、スーパーの寝具売場などに行くと、まがい物も含めて沢山売っていますね。その中でも、テンピュールはかなり値段の高い部類にあると思います。ちなみに、同居人H氏はダイエーが日本一になった時のセールで、表示価格9,980からさらに2割引になった時点で買っていました。 テンピュールの枕に触れてみた感想はというと、ちょっと不思議な感覚です。なんというかゆっくりとクッションが沈んでいくので、粘土に触れている感触に近いですね。もちろん、粘土ほど硬くはありません。H氏に使用感を聞いてみたところ、 ということで、枕を使って横になるシーンがでてくる、谷川史子氏の「一緒にごはん」を紹介したいと思います。 この「一緒にごはん」は、全2巻で前編、後編という形で分かれています。前編には「一緒にごはん」の本編と、読み切りの「秋便り」とあとがきまんがが、後編には本編と、読み切りの「弥生如月」とあとがきまんがが収録されています。 さて、ストーリーの展開としては、思わせぶりにしておいて、実は違ったよ、というパターンが多く用いられています。特に、最後の山場ではこの思わせぶりのパターンを大きくしたものです。全体的にリズム感があり楽しい作りにはなっていますが、深みがありません。設定等もあまり深く考えずに、思いついたストーリーをそのまますぐに描いたのではないでしょうか。 同様のことは読み切りの方にも言えます。「弥生如月」に関して、なぜヒロインの杏が結婚すると実家の旅館はたたまないで済むのでしょうか。相手は、地主の息子となっていますが、これだと金銭的に援助を受けられるから、と読みとれます。 しかし、この結婚から逃げ出し、最終的に柑崎くんと結ばれ、共に実家の旅館を切り盛りします。単に結婚するだけで問題が解決するのなら、最初から実家の両親だけでも十分にやっていけたのではないでしょうか。ここら辺が少々説明不足というか、あまり深く考えていないようです。もう少し設定を考え、ちゃんと作品内でそれを説明して欲しいですね。そうすれば、もう少し作品に深みがでてくると思います。 蛇足です。本編の横に描かれているおまけまんがは結構好きです。お坊さんが何日間も座禅をしたときに、背丈1mの走る大黒様の幻覚を見た、というお話が特に好きです。私も見てみたいですね。 |
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| 2003年11月7日(金) | |
| タイトル | しましま曜日 |
| 著者名 | 竹本泉 |
| 巻数 | 全2巻(アスキーコミックス) |
| 出版社 | アスキー |
| 発行年 | 1993〜1995年 |
| ジャンル | 仮装ラブコメ |
| 評価 | ★★ :主人公がなかなか動きません。 |
| ストーリー | |
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長野晃太郎は転校することになった。転入先のクラスには、着ている服装によって性格が左右される女の子、宮崎ゆかりがいた。そんな不思議な環境で、新学期が始まったのだった…。 |
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読書感想文というものがあります。子供の頃、国語の時間にやったこがあると思います。また、高校時代とかでも、夏休みの宿題に読書感想文が出されたことのある人は多いでしょう。 読書感想文は好きでしたでか? それとも嫌いでしたか? 私は、読書感想文は嫌いな部類の人間でした。そもそも作文を書くのが苦手でした。先生から、 ただ、子供の頃は苦手だった作文も、二十歳頃にはすっかり好きになっていました。きっかけは、パソコン通信だったと思います。パソコン通信で、毎日書き込みを行っているうちに、段々と文章を書くことに抵抗がなくなっていき、しまいには文章を書くことが好きになっていました。 子供の頃、学校の先生が 冷静に考えると、この「まんがフリーク」を更新するということは、毎回読書感想文を書いているようなものです。上手下手はともかく、文章を書くのが嫌いな人では更新ができませんよね。 さて、読書感想文と言えば夏休みの宿題の定番ですね。ということで、夏休み直前に転校してきて、夏休み明けにはクラスメートにその存在を忘れられているキャラが登場する、竹本泉氏の「しましま曜日」を紹介したいと思います。 基本的に竹本泉氏のまんがは好きです。しかし、この「しましま曜日」と「さよりなパラレル」は、その中でもあまり好きではない作品です。そこで、その理由を考えてみました。 「しましま曜日」では、着ている服によって性格や行動が左右されるヒロインが登場します。「さよりなパラレル」ではヒロインの意志に関係なく様々なパラレルワールドに訪れることになります。これらの共通点として、どちらもヒロインが受け身であることが挙げられます。つまり、受け身であるが故、物語がうまく進展せず、どこかに不自然さを感じてしまっているのかもしれません。 私の好き嫌いはともかく、この「しましま曜日」では、竹本泉氏もなかなか動かないヒロインに手を焼いたようです。1巻のあとがきでも、 なお、竹本泉氏が原作・絵コンテを行ったゲーム「ゆみみみっくす」のまんがも、1巻と2巻に収録されています。1巻に収録されているものは、掲載していた雑誌の都合上、左から右に読んでいくことになります。ちょっと違和感を感じますね。 そんなわけで、竹本泉氏の作品のなかでは少々評価の低い「しましま曜日」ですが、竹本泉氏のファンなら押さえておいた方が良いでしょう。また、「ゆみみみっくす」のゲームをやった方にもお勧めしますよ。 蛇足です。前々回に記載した友人H氏は、読書感想文で「ぼのぼの」を選んだそうです。学校の読書感想文にまんがを選択するだけでなく、さらに非常に個性的な4コマである「ぼのぼの」を選ぶとは、なかなかすごいですね。私は手塚治虫氏の「ブッダ」で読書感想文を書こうと考えたこともありました。しかし、小心者の私はそれができず、無難に活字の本を選択したのでした。 |
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| 2003年11月10日(月) | |
| タイトル | マニマニ |
| 著者名 | 宇仁田ゆみ |
| 巻数 | 全1巻 |
| 出版社 | 祥伝社 |
| 発行年 | 2003年 |
| ジャンル | 少女まんが(大人向け) |
| 評価 | ★★★★ :胸がいっぱいになりました。 |
| ストーリー | |
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田舎への帰郷、不登校、妊娠、結婚など、様々な境遇を元に描かれたオムニバスまんが。 |
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最近の本屋さんは、コミックのほとんどをビニールなどにくるんでおり、立ち読みすることができません。私がいきつけの本屋さんの1つに、あまりメジャーでないお勧め作品を紹介するたコーナーがあり、一部の作品を試し読みできるようにしてあります。数少ないコミックの立ち読みができるスポットの1つです。 先日この本屋に訪れたとき、その後の予定がなかった私は、立ち読みすることにしました。そこで、手に取ったのは宇仁田ゆみ氏の「マニマニ」でした。帯に西村しのぶ氏の推薦と書かれていたのが目に入りました。 ページをめくること数十分。丸々一冊を読み終えました。結果、 気に入った作品は、必ず手に入れるのが私のモットーです。平積みしてある中から綺麗そうな1冊を手にとり、さっそくレジに向かったのでした。そして、家に帰ってからも何回も読み直しました。このレビューを書いている時点で買ってから2日ほど経過しており、すでに10回以上繰り返し読みました。 ということで、今回はいたく感動した宇仁田ゆみ氏の「マニマニ」を紹介したいと思います。 各々は読み切り形式になっており、短編集とも言える形態です。コミックスには、全部で6話収録されています。しかし、第1話の「キキョウ」と第6話の「マニマニ」は、主人公が同じで、時間的につながりを持っています。 そして、第2話の「ラージスモールワールド」から第5話の「ゴースロー」までストーリー的に前後しながらも密接に繋がっています。ストーリーごとに主人公が異なり、スポットライトは様々な人に当てられています。また、各々の主人公が他の物語では、脇役として登場しており、それが交差する形で1つの世界ができあがっています。 ですので、特に第2話〜第5話までは最低でも2回読むことをお勧めします。1回目は、各々のストーリーを単体で楽しみ、2回目はそれぞのキャラクターを認識した上で読み直すと、新たな人間関係の発見があると思います。なお、第2話〜第5話までの主人公の繋がりは以下の通りです。 表紙の絵はそうでもないのですが、まんがの中身はイラストっぽい絵です。線は太く、はっきりしています。影の描写がほとんど無いので、人物の描写がのっぺりとした感じです。多少古めかしい感じも受けますが、これはこれでいい味が出ていると思います。 内容は非常に繊細で、主人公達の揺れる心の動きをよくとらえられています。これらの主人公に共感してしまう人は多いのではないでしょうか。私は泣きこそしませんでしたが、読んでいて胸がいっぱいになりました。 あとがきで、 個人的に、第3話の「マザーシップ」が一番お気に入りです。第3話の表紙で、主人公が立っている描写があります。その下腹部になにやら模様みたいなものがあり、最初は何かわかりませんでした。実はこれ、妊娠線なんですね。何回か読み直したときに気づきました。 この「マニマニ」は、とてもお勧めできる作品です。特に、20代後半〜30代前半の女性に読んでもらいたいですね。ちなみに、この「マニマニ」が気に入った私は、宇仁田ゆみ氏の「楽楽」と「スキマスキ」のコミックも買いそろえようと考えています。 蛇足です。カバーをめくるとカバーとは異なった表紙を見ることができますので、持っている方は要チェックですよ。 |
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| 2003年11月12日(水) | |
| タイトル | 急戦法まことスペシャル |
| 著者名 | 青木光恵、小杉あや |
| 巻数 | 全1巻(ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ) |
| 出版社 | 集英社 |
| 発行年 | 1998年 |
| ジャンル | 棋士コメディ |
| 評価 | ★★★ :棋士生活も楽しいかも、と思わせる作品です。 |
| ストーリー | |
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草薙真(くさなぎまこと)は、女子高校生ながら将棋のプロ棋士である。将棋については冴えているが、日常生活ではちょっと天然ぼけ気味。高校とプロの二足の草鞋を履きながら、今日も将棋に没頭するのだった…。 |
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ふと、何気なくGoogleにて、「まんが レビュー」というキーワードで検索をかけてみました。するとびっくり、1番最初に表示されました。 以前から「まんがフリーク」というサイト名で、トップに表示されていたのは知っていました。こちらは、検索結果数も非常に少なく、サイト名に用いているので1番に表示されるのは当然という気はしていました。 しかし、サイト名以外の普通の単語でも一番最初に表示されるとは良いものですね。この結果を知ってちょっと嬉しくなりました。でも、この検索結果はいつまで保ているのでしょうね。末永く、1番を保ていると良いですね。 とか書いているうちに、また順序が変わってしまいました。残念です。この文章を実際にみなさんが読むときには、はたして何位についているんでしょうか。楽しみなような、怖いような、そんな複雑な気持ちです。 ということで、常に順位を気にしなくてはいけない将棋の棋士が主人公の、青木光恵氏、小杉あや氏の「急戦法まことスペシャル」を紹介したいと思います。 今から5年ほど前の作品ということで、全体的に時代の流れを感じます。中途半端に古い感じがしますね。例えば、ジャニーズジュニアの話題や、ルーズソックスをはいている服装などが該当します。ただ、特に意識していなければ気になるものではありません。 この「急戦法まことスペシャル」を読むと、 この「急戦法まことスペシャル」は、青木光恵氏が原作つきで描いたというかなり珍しい作品です。青木光恵氏というと、4コマまんがが多いまんが家です。しかし、当然ながらこの作品は4コマまんがではありません。 では、原作つきということで、青木光恵氏の個性がないかというとそうでもなく、良い意味で小杉あや氏の原作と青木光恵氏の作画がマッチしていると思います。原作つきながら、青木光恵氏の個性が生かされている感じがします。 あとがきで連載時の担当編集者のことを色々と悪く書いてあります。感謝ではなく、こういった形でコミックにあとがきとして収録されるのは非常に珍しいケースですね。よっぽどひどかったのか、それともネタなのか、気になるところです。 蛇足ですが、青木光恵氏はこんなお仕事もされているようです。気になる方は、チェックしてみてくださいね。 |
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| 2003年11月14日(金) | |
| タイトル | かしましハウス |
| 著者名 | 秋月りす |
| 巻数 | 全8巻(BAMBOO COMICS) |
| 出版社 | 竹書房 |
| 発行年 | 1994〜2003年 |
| ジャンル | 四姉妹4コマまんが |
| 評価 | ★★★ :秋月りすワールドを楽しみたい方は是非。 |
| ストーリー | |
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娘達を暖かく見守るお父さん、お母さん代わりの小説家の長女ひとみ、スポーツ万能のOLの次女ふたば、マイペースな女子大生の三女みづえ、沈着冷静でクールな小学生の四女よもぎらが織りなす、日常生活を描写した4コマまんが。 |
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基本的に、私は料理はこだわりたいタイプです。例えば、うどん一つとっても、煮干し、昆布、鰹節からちゃんと出汁をとります。青椒牛肉絲(チンジャオロースー)を作るにしても、できあいのたれなどつかわずにオイスターソースや豆板醤などを用いて味付けします。 しかし、今回はそのポリシーを曲げて唐揚げ粉なるものを用いて唐揚げを作ってみました。しかも、買った鶏肉はすでに一口サイズに切られています。これですと、包丁を一切使わずに唐揚げができてしまうんですね。 さらに、唐揚げ粉の説明は、ビニール袋で鶏肉と粉を混ぜるように記載されています。この方法は、等分に粉が鶏肉の表面につき、かつ手を汚さないという優れものです。後は、油で揚げるだけです。簡単ですね。ちょっと拍子抜けするぐらいです。 こんなに簡単だと、ポリシーを曲げてまた使ってしまうかもしれません。 ということで、ぶつ切りにした唐揚げをつなげてローストチキンもどきにしたギャグがでてくる、秋月りす氏の「かしましハウス」を紹介します。 ご存じの方も多いかと思いますが、先日ついに最終巻が発売されました。月刊誌に掲載されていたため巻数はそんなに多くないのですが、10年近く連載が続いていました。現実世界では、この10年間に様々な出来事がありましたが、この「かしましハウス」ではそういった世相をあまり反映させていないため、時代の流れをあまり感じません。1巻を読み、すぐに8巻を読んでも違和感を感じることはないでしょう。 秋月りす氏のギャグの特徴は、良くも悪くもメリハリが少ないことが挙げられます。そのため、 また、秋月りす氏の4コマまんがは「OL進化論」「かしましハウス」「ミドリさん」「どーでもいいけど」など、全て同じようなテイストのギャグばかりです。しかし、ギャグが安定しているため飽きが来ず、いつまででも読み続けることができます。こういった4コマまんが家は非常に珍しいと言えると思います。 さらに、秋月りす氏の特徴として、これだけ沢山の4コマまんがを描いていながら、同じギャグが少ないという点も挙げられます。というのも、4コマまんが家の中には長年続けていると同じようなギャグを繰り返して使ったり、他のタイトルで再利用する場合が見受けられます。 その最たる例としては、植田まさし氏が挙げられますね。なにせ、「フリテンくん」と「かりあげクン」でまるっきり同じギャグが使われていましたから…。そういったことが少ないのも、秋月りす氏の長所と言えるでしょう。 個人的には、「かしましハウス」はお気に入りの作品でずっと連載を続けて欲しかったです。特に、この作品は四姉妹の異なる性格をうまく生かしており、秋月りす氏の作品の中でも特に魅力的な作品でした。 長年の連載からのお別れの挨拶なのか、最終巻にあたる8巻では、表紙で四姉妹がお別れに手を振っています。お父さんとゴローは裏表紙で描かれています。 そんなわけで、秋月りすワールドを楽しみたい方は是非ともお勧めします。特に、寝る前にふとんの中でのんびり読むのがお勧めですよ。 |
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| 2003年11月17日(月) | |
| タイトル | 恋愛ディストーション |
| 著者名 | 犬上すくね |
| 巻数 | 全4巻(YKコミックス) |
| 出版社 | 少年画報社 |
| 発行年 | 2000〜2002年 |
| ジャンル | 様々な人のラブストーリー |
| 評価 | ★★★ :恋をしたい人へ。 |
| ストーリー | |
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緑川棗と大前田真のペア、大塚まほと江戸川陽一のペアを中心とした、日常生活の中でのラブストーリー。 |
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日曜日に、友人M氏から遊びのお誘いがありました。友人M氏と遊びに出かけるのは久しぶりです。一年ぶりぐらいでしょうか。 一年ぐらい前までは、友人M氏と友人T氏、そして私と3人で良く遊びに出かけていました。多いときは、1ヶ月に2、3回は遊んでいました。しかし、ある日を境に友人M氏から誘われることはなくなりました。それが一年ぐらい前の出来事です。 勘の良い方なら何があったかお気づきでしょう。そう、友人M氏に恋人が出来たのです。友情より愛情の方が大事ということでしょうか。今回のお誘いも、恋人が用事があるとかで暇を持て余し、私と友人T氏を誘ったようです。 そんな友情より愛情をとるであろう犬気質のキャラクターが登場する、犬上すくね氏の「恋愛ディストーション」を紹介したいと思います。 この「恋愛ディストーション」は、少年画報社の「アワーズライト」に創刊号から掲載されていました。が、残念ながら雑誌自体が休刊してしまったことにより、自動的に連載が終了してしまいました。不幸中の幸いといいますか、連載作品は全てこの全4巻の中に収まっているようです。私のようにコミック化されてから読んだ場合でも、読み逃す話がないのでありがたいことですね。 実は、この「恋愛ディストーション」では主人公が沢山います。レギュラーの登場人物みんなが主人公と言ってよいでしょう。というのも、各々の話ごとにスポットが当たる人が異なり、様々な側面から話を展開させているからです。ただし、展開されるとはいっても大幅なストーリー展開があるわけでなく、日常生活の中での恋人に対する揺れ動く気持ちが描かれています。 個人的には、番外編的な1巻の「イヌと上手につき合う方法」と4巻の「女教師はSSMGの妄想を見るか?」が好きです。SSMGとはスベスベマンジュウガニの略ですね。なお、私は江戸川君と違ってスベスベマンジュウガニについては知っていました。と言っても、NHKの「恋のスベスベマンジュウガニ」という歌で初めてその存在を知ったのですが。 この作品を読んでいて気になった点を1つだけ挙げておきます。第4巻の129ページで以下のようなセリフがあります。 なお、カバーをめくった表紙には色々書かれているので持っている方はチェックしてみると良いでしょう。特に4巻の表紙はすっごく意味深で気になります。連載が続いていたら、こういった内容が展開されていたのでしょうか。 蛇足です。上記の友人M氏は、来年の4月に結婚するそうです。こうして、また1人独身仲間が減っていきました…。 |
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| 2003年11月19日(水) | |
| タイトル | とびだせ漂流家族 |
| 著者名 | 小坂俊史 |
| 巻数 | 全1巻(BAMBOO COMICS) |
| 出版社 | 竹書房 |
| 発行年 | 2003年 |
| ジャンル | 引っ越し生活4コマまんが |
| 評価 | ★★★ :自分の住んでいる地域が登場するか確認しては? |
| ストーリー | |
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借金取りに追われたり、引っ越し会社のキャンペーングッズが欲しかったり、なんとなく、などの理由から全国各地を転々とする高波一家の日常引っ越し生活4コマまんが。 |
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突然ですが、今までの人生のなかで何回ぐらい引っ越しをしましたか? 人生の転機で、初めて引っ越しを行った方も多いでしょう。 かくいう私は今まで12回以上引っ越しをしてきました。長いときで5年、短いところでは半年で次の場所に引っ越しています。これだけ回数が多いからといって、別に引っ越しマニアとかいうわけではありません。親の仕事や、進学、就職などの関係で引っ越しをせざるを得ない状況になっていたわけです。 例えば、小学1年生になるまででも、神戸→金沢→東京→東京と4回住む場所がかわっています。こうしたことから、私にとって「故郷」という言葉には、漠然としたイメージしか湧きません。なぜなら、物心付く前から転々としていたため、私には今まで住んだどの場所も「故郷」という実感がないのです。逆に、一般的な感覚と異なり、常に住む場所が移動し続ける方が、私にとっては自然なんですね。なんか、遊牧民みたいですけど。 なお、名古屋の現在の場所に住んでもうすぐ2年半です。今までの経験をふまえると、あと2年半のうちに次の場所に引っ越すかもしれませんね。今のところ引っ越す予定はありませんが。 ということで、そんな私よりもっと頻繁に引っ越している家族が主人公の、小坂俊史氏の「とびだせ漂流家族」を紹介したいと思います。 絵自体はあまりうまくありません。でも、4コマという形式に馴染んでいるので、特に違和感は感じないでしょう。 内容的には、かなりインドアなまんがです。これは、私の主観ですが、4コマまんがというのは比較的インドアな内容が多いような気がします。やはり、描いているまんが家自身がアウトドア派ではなく、インドア派が多いからでしょうか。4コマまんがという形式では、アウトドアが舞台のギャグを作りにくいのかもしれませんね。 さて、主人公の高波一家は、全国各地を転々と引っ越しています。しかし、その地域性を活かしたギャグがあまりないため、引っ越しというテーマをうまく扱いきれていないように思えました。例えば、この引っ越し先を東京23区に置き換えてもストーリーとして成立してしまうわけです。 もちろん、沖縄のイリオモテヤマネコ、浜松のウナギ、佐渡の金山、大阪の通天閣など、地域性を活かした内容も少なからずありました。ただ、実際問題として、ウナギの養殖日本一は静岡ではなく愛知ですし、佐渡の金山では金はもうほとんど採れないんです。そういう意味では、ステレオタイプなネタしか扱い切れていないということですね。まぁ、この手の4コマまんがで、そこまで追求するのは酷なような気もしますが…。 なお、本編以外にもコミックには、脇役として出てきた渡一家を主人公にした書き下ろし「とびだせ渡一家」と、他誌での読み切り「奥さん新聞いらんかね?」も収録されています。 蛇足です。カバーをめくった表紙には、高波家の引っ越しの軌跡が描かれています。残念ながら、私の住んでいる名古屋は素通りされてしまいました。自分の住んでいる地域が登場したかどうか確認するために読んでみるのも良いかもしれませんね。 |
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| 2003年11月21日(金) | |
| タイトル | 天才ファミリー・カンパニー |
| 著者名 | 二ノ宮知子 |
| 巻数 | 全11巻(ソニ−・マガジンズコミックス) |
| 出版社 | ソニ−・マガジンズ |
| 発行年 | 1995〜2001年 |
| ジャンル | 天才コメディドラマ |
| 評価 | ★★★★ :久々にハマりました。 |
| ストーリー | |
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夏木勝幸の家庭は母子家庭である。天才的な頭脳を元に、母の昇進の手助けをしていた。そんなある日、母が再婚していきなり脳天気な父親と弟ができたのだったが…。 |
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| コメント | |
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実は当初の予定では他のものを紹介するつもりでいました。しかし、本屋さんで何気なく手に取った「天才ファミリー・カンパニー」が、その予定を狂わしました。とりあえず1巻だけ買って読んでみました。そこそこ面白かったので、次の日には残りの巻を全て買いました。で、2巻以降を読んでしまったのが、運のつき。非常に面白く、一気に最後まで読んでしまいました。 で、ここまでで終われば、特に問題はありませんでした。が、思わずこの「天才ファミリー・カンパニー」にハマッてしまった私は、その後立て続けに5回ほど最初から最後まで読み直したのでした。結局、気が付いたら午前1時を回っていました。困ったものです。それでも、私の衝動は抑えられず、読んだ直後にすぐにレビューしたい欲望に駆られたのでした。 ということで、今回は二ノ宮知子氏の「天才ファミリー・カンパニー」を紹介したいと思います。 設定自体は、それほどユニークな設定ではありません。ある意味、オーソドックスと言っても良いでしょう。ただし、その後のストーリー展開が非常に面白かったです。 取り扱っている内容も、特に会社運営を中心とする経済、ネットワークやコンピュータについての知識もしっかりしており、読んでいて感心させられました。マニアックな内容にならずに、各々の知識を理解した上でしっかりとストーリーに組み込んでいます。 二ノ宮知子氏がこれらのジャンルに元々詳しかったのか、それとも優秀なブレーンがいるのかは、残念ながら私には分かりません。まだ読んでいないのですが、他のコミックでもそれなりに専門性があることをテーマにしているようなので、二ノ宮知子氏自身がかなりの勉強家なのだと思います。 また、ストーリー展開もテンポがよい上、次から次へと複雑な人間関係が展開されていくので、最初から最後まで読み手を飽きさせません。最初は単純なファミリーものかと思っていたのですが、段々と国際的な話になるなど、息もつかせぬ展開です。どんどん先を読みたくなり、自分のページを読む速度の遅さにいらつくぐらいでした。 難点を言えば、小説家としての荘介をうまくストーリーの中で生かし切れなかったことでしょうか。また、荘介や春がアミィや林ジイとどのように出会ったのか、具体的なエピソードを元に説明して欲しかったですね。現在進行形のストーリーの人間関係はそれなりに描写されていますが、サブストーリーについては一切説明されていません。ここら辺がちょっと物足りないですね。番外編的なものでもよかったので、それらのサブストーリーも読んでみたかったです。 ただ、それらを差し引いても、かなりお勧めの作品です。特に、複雑な人間ドラマがお好きな方は是非とも、読んで欲しい逸品です。 なお、一つだけ野暮なつっこみを記載しますね。主人公の勝幸が、ストーリーの途中から何の前触れもなく眼鏡を掛けなくなってしまいます。しかも、その途中過程ではコマごとに眼鏡を掛けていたり、掛けていなかったりします。単に、眼鏡を描くのを忘れたのでしょうか。ちょっと謎です。 |
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| 2003年11月24日(月) | |
| タイトル | はたらくおねえさん |
| 著者名 | 細井玲子 |
| 巻数 | 全4巻(マーガレット コミックス) |
| 出版社 | 集英社 |
| 発行年 | 1999〜2002年 |
| ジャンル | 学生バイトコメディ |
| 評価 | ★★★ :細井玲子氏の作品は、明るく前向きで好きですよ。 |
| ストーリー | |
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宝田こまちは、バイク好きの女子高校生。アフリカのラリーに出場する夢を叶えるため、バイトにいそしんでいる。そんなある日、バイトをきっかけに知り合った川野麗太にひとめぼれするのだったが…。 |
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これまでに何回か書きましたが、私は定期的に歯医者に通っています。先日、親不知(おやしらず)に虫歯ができているのを発見されました。定期的に歯医者に行っていても、やはりこういった磨きにくい所では虫歯が出来てしまうようです。 さて、このとき歯医者に提示された対処法は2つありました。1つは、治療すること。2つ目は、この機会に親不知を抜いてしまうことです。 私の親不知は、鼻腔に近いところに位置し、抜いたときに鼻腔に穴が開いてしまう可能性があると言われました。そして、その穴から雑菌などが進入し、炎症を起こす可能性があるとのことでした。そのため、当初は抜かずに治療してもらうつもりでいました。しかし、今度は治療してしまうと歯を削ることになり、今後親不知を抜くときに、歯が小さいため抜きにくくなる可能性があると言われました。 いずれは抜いてしまう必要があるとのことでしたので、この機会に抜くことにしました。なお、抜歯自体は5分ぐらいで終わり、幸い鼻腔に穴があくこともありませんでした。 その後は、抗生物質と痛み止めをもらって帰りました。幸い、抜歯した箇所は痛まず、痛み止めを使う必要はありませんでした。よかったです。 ということで、歯医者が休みで虫歯の治療ができずいるキャラクターが登場する、細井玲子氏の「はたらくおねえさん」を紹介したいと思います。 この「はたらくおねえさん」は、ちょっと変わった形式で描かれています。どんな形式かといいますと、4コマと通常の描き方の中間に位置する形式です。4コマまんがのように短いコマ数で起承転結があり、最後はオチがつきます。ただし、4コマまんがと異なり、コマの枠の大きさを自由に変更でき、かつ、コマ数も4つに限定されず、その時に応じて自由に使い分けることができます。反面、コマ数を自由に使える分だけ冗長な内容になりやすいという欠点があります。 この形式で描かれているまんがはそんなに多くありません。コンスタントにこの手法を用いているのは、私の知る限り細井玲子氏ぐらいではないでしょうか。細井玲子氏は、この手法を好んで使用しているようです。以前紹介した「レスキューBoy宅急Girl」でもこの形式を使用していますし、先日発売された「ことぶきファイトクラブ」でも同様です。 この「はたらくおねえさん」では、よくこれだけ様々なバイトを思いついたものだと感心させられます。中には、現役の高校生が行うには無理があるものもありますが。私が学生時代に経験したバイトの種類はそんなに多くないので、まんがの中に登場する様々なバイトをやってみたかったな、などと今更ながら思ったりします。でも、様々なバイトをこなせるほど器用な人間ではないので、仮に今、学生時代に戻ったとしてもやらないでしょうね。 そんなわけで、細井玲子氏の作品が好きな方はもちろん、様々なバイトをしてみたかった方、逆に様々なバイトを経験した方も読んでみると良いかもしれませんね。 蛇足です。1巻のカバー裏には作者のコメントに、細井玲子氏自身、学生時代にスクーターでアルバイトに行ったり、おまわりさんに捕まったり、スクーターで転けたりした、とのことが記載されています。主人公のこまちは、細井玲子氏自身がモデルなのかもしれませんね。 |
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| 2003年11月26日(水) | |
| タイトル | 金魚屋古書店出納帳 |
| 著者名 | 芳崎せいむ |
| 巻数 | 全2巻(YKコミックス) |
| 出版社 | 少年画報社 |
| 発行年 | 2003年 |
| ジャンル | 古書店ドラマ |
| 評価 | ★★★ :まんがを愛する全ての人達へ。 |
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金魚屋古書店は、知る人ぞ知る古まんが本屋。このお店で手に入らないまんが本はないと言われるほど。今日も、様々なまんが好きが金魚屋に集まるのだった…。 |
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ご存じの方も多いかもしれないのですが、左のメニューに記載されている「まんが」の文字の上側が隠れています。このサイトを運営するようになってから1年以上経ちますが、私が気付いたのは最近のことでした。 というのも、私はI.E.を使わずNetscapeを愛用しており、Netscapeでは特に問題なく表示されています。そのため、つい最近まで気付かなかったわけです。 さらに、私は友人や親にパソコンのアドバイスを求められたら、セキュリティの観点から、I.E.を使わずにNetscapeを使うことを進めています。ですので、そういった友人宅で自分のサイトを訪れても、異変に気付かないわけです。 私の主観ですが、スタイルシートの表示に関してはI.E.の方が正しい場合が多いようなので、私の記述したスタイルシートが間違っているんでしょうね。ちなみに、Operaとかではどのように見えるのでしょうか。もし、Operaではきちんと見えるとしたら、I.E.の方が間違っているということになります。Operaでこのサイトを見ている方は、結果を教えていただけると嬉しいです。(NetscapeとOperaの両方が間違っている可能性もありますが…。) なお、最近ではタブブラウザとしてのNetscape7が気に入っていますので、世の大勢に抗してずっと使い続けていこうと思っています。それに、Netscapeが世に出てきた頃から使っているので愛着もありますしね。タブブラウザに慣れてしまうと、タブのないI.E.は使いにくく感じてしまいます。 ところで、I.E.の正式名称は"Internet Explorer"です。"explorer"は日本語に訳すと「探検家」ですね。ということで、まんが本の探検家達が活躍する、芳崎せいむ氏の「金魚屋古書店出納帳」を紹介したいと思います。 基本的に、金魚屋と呼ばれる古書店を中心とし、そこに訪れるお客達のドラマが展開されます。もちろん、このドラマに何らかの形でまんが本が関わっています。この手のお店を中心としたお客のドラマを展開する作品は、安っぽい人情ものになったり、辺に説教くさくなりがちです。この「金魚屋古書店出納帳」では、幸いそのようなことになっていませんでした。 さて、様々なストーリーにまんが本がキーワードとなって登場します。その登場するタイトルもかなりマニアックです。例えば、第2話では水木しげる氏の「河童の三平」が登場します。そして、この「河童の三平」は、紙芝居、貸本、雑誌連載が2回と合計で4回物語が描かれたエピソードを交えてストーリーが展開していきます。 また、登場するまんが本は1960〜1970年代のものが圧倒的に多いです。これはきっと芳崎せいむ氏の趣味なんでしょうね。私は手塚治虫氏の作品ならこの年代でも分かりますが、それ以外の作品はほとんど分かりません。あっ、さいとうたかを氏の「ゴルゴ13」なら分かりますけど。 そういった古いまんが本ばかりが登場するかと思うと、「タッチ」のように比較的年代が新しめのものも登場したりします。自分が知っている作品が登場するとちょっと嬉しくなりますね。 そして、この「金魚屋古書店出納帳」を読むと、 そんなわけで、まんが好きの方は是非とも読んでいただきたい作品です。芳崎せいむ氏のまんがに対する愛情が感じられます。なお、1960〜70年代のまんがを詳しい方はより一層楽しめることと思います。 蛇足になりますが、芳崎せいむ氏のサイトに、作品内に登場したまんが本について解説されています。「金魚屋古書店出納帳」を読んだ方は要チェックですよ。 |
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| 2003年11月28日(金) | |
| タイトル | さよりなパラレル |
| 著者名 | 竹本泉 |
| 巻数 | 全4巻(BAMBOO COMICS) |
| 出版社 | 竹書房 |
| 発行年 | 1993〜1996年 |
| ジャンル | 異世界放浪コメディ |
| 評価 | ★★ :ファンの方は、それなりに楽しめると思います。 |
| ストーリー | |
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岡島さより(15歳)は、静電気体質である。ある日、自分に落雷し、そのせいでパラレルワールドにとばされることになった。そして、空間のひずみを背負いながら、さよりは今日も変な世界へとばされるのであった…。 |
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前回、左上の「まんがフリーク」の文字がOperaでどのように見えるのか、という疑問を投げかけたと思います。その後、大学のときの先輩H氏からレスポンスをいただきました。H氏は、普段からOperaを使っているそうです。 結果、Operaでも崩れて見えるとのことでした。ということは、やはり私が作成したスタイルシートがおかしいということになりますね。時間に余裕のあるときにでも、正しく見えるように修正したいと思います。 それにしても、I.E.やOperaを使っている人は上記のことを知っていたのだと思いますが、なぜ教えてくれなかったんでしょうね。ひょっとしたら、私が意図的にやっていると思っていたのかもしれませんね。一部の人は、私のことを変わり者と思っている人もいるようですし。 ということで、そんな変わり者や変な世界が登場する、竹本泉氏の「さよりなパラレル」を紹介したいと思います。 左側にある「著者名 INDEX」を見ますと、竹本泉氏の作品を紹介することが多いのが分かりますね。これに関して色々な理由がありまして、 それはさておき、この「さよりなパラレル」は以前書いたように竹本泉氏のまんがの中でもあまり好きな作品ではありません。やはり、主人公が受け身になってしまい、話がうまく展開していかないからです。もちろん、「しましま曜日」よりはうまく展開しているとは思います。 この「さよりなパラレル」は、基本的に1世界1回のストーリー構成となっています。が、1世界で2〜4回にまたがってストーリーが展開する場合もあります。こういったときは、冗長なストーリーに陥りやすいです。そういう意味でも、1世界1回の短いストーリーの方が、リズムが良く読んでいて面白いと感じます。 ところで、一般的に本にはあとがきやまえがきがあったりします。もちろん、一切ない場合もあります。竹本泉氏のコミックの特徴としては、あとがきやまえがきだけでなく、なかがきがあることですね。 通常、多くのまんがは奇数ページで始まり、奇数ページで1回分の物語が終了します。そのためページの始まる位置の関係上、1ページ分だけスペースがあくことになります。連載時には、そのまんがとまんがの間に広告などが入るわけですが、コミック化した場合には余白になってしまいます。そこで、コミックによってはそこにイラストを挿入したり、作者の簡単なコメントが入ったりします。 ところが、竹本泉氏の場合には、ページ調整の必要がない場合でもわざわざなかがきを入れてきています。きっとこういったなかがきやあとがきが好きなんでしょうね。今回の「さよりなパラレル」でもなかがきとあとがきが入ってきます。このなかがきでは、各々のストーリーについて補足説明などがされています。 個人的には、著者の一面が見えるこういったなかがきやあとがきは好きでして、読むのを楽しみにしています。一般的には、こういった手間を嫌うまんが家さんも多いので、非常に珍しいと言えますね。 そんなわけで、そんななかがきも楽しみたい竹本泉氏のファンの方に、この「さよりなパラレル」はお勧めしますよ。 蛇足です。もし、この「まんがフリーク」のサイト内で誤字脱字、その他おかしいな箇所を見受けられましたら、是非遠慮せずにご一報くださいね。 |
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