| 独断と偏見の まんがレビュー 2003年5月 |
| 2003年5月2日(金) | |
| タイトル | コンパイラ |
| 著者名 | 麻宮騎亜 |
| 巻数 | 全3巻(アフタヌーンKC) |
| 出版社 | 講談社 |
| 発行年 | 1991〜1993年 |
| ジャンル | ああっ女神さまっ、麻宮騎亜版 |
| 評価 | ★★ :麻宮騎亜氏のファンの方に。 |
| ストーリー | |
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ある日、那智と淑(とし)の兄弟の元に、コンパイラとアセンブラの2人が現れた。彼女らは人間ではなく、様々な特殊能力を持っていた。そして、彼女らのおかげで大波乱の日々が訪れることになったのだった…。 |
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友人H氏から、「コンパイラ」及び「アセンブラ0X」のレビューを要望されました。4月の始め頃のお話です。 手元に「アセンブラ0X」はあったのですが、「コンパイラ」の方は実家に置いてありました。とりあえず、「アセンブラ0X」だけでもレビューしようと思ったのですが、後述の通り「コンパイラ」->「アセンブラ0X」と一応話がつながっています。そのため、「コンパイラ」先に説明しておかないと、「アセンブラ0X」のレビューが行いにくいという状態になりました。 そこで、私が実家に帰省したときに「コンパイラ」を持ってくるまで待ってもらうことにしました。さらに、このまんがフリークの更新自体が遅れていることもあり、結局、要望をもらってから1ヶ月半以上経過してから、ようやくレビューすることができました。なお、実家に置いてあるまんがは、ほぼ全てのタイトルをパソコンにて整理してあるので、簡単に見つけることができました。 というわけで、今回は麻宮騎亜氏の「コンパイラ」を紹介したいと思います。当時、ストーリーまんがを描いていた麻宮騎亜氏が、多分始めてチャレンジしたギャグまんがだと思います。 いきなり結論を言いますと、あまり面白くありません。ノリだけのまんが、という言葉がピッタリと当てはまります。第1巻のカバーにて、麻宮騎亜氏が以下のようなコメントをしています。 なお、あちこちに様々なパロディが使われており、私が分かる範囲では、「サーキットの狼」、「サンダーバード」、「あしたのジョー」、「哭きの竜」、「麻雀放浪記(小説)」、「スーパーマン」などです。あと私は詳しくないので良く分からないのですが、色々な特撮ネタなどもパロディとして使われているようです。 さて、登場人物の名前には、コンピュータ関係、特に開発関係の単語が使われていることが多いようです。例えば、コンパイラ、アセンブラ、インタプリタなどですね。コンピュータで開発を行っている方には、おなじみの単語ですね。 この「コンパイラ」ですが、ストーリーに何の脈略もなくいきなり3巻で完結してしまいました。で、どうなったかというと、ほぼ同じメンバーで主人公をコンパイラからアセンブラに変えて、新たに「アセンブラ0X」というものが連載開始されました。これが、大人の事情なのか、作者の趣味なのかは良く分かりません。単にアセンブラの方がコンパイラより人気があったから、変更されただけかもしれませんね。 とりあえず、麻宮騎亜氏のファン以外の方は、今更見る必要はないと思われます。なお、次回も引き続き友人H氏の要望である「アセンブラ0X」を紹介したいと思います。 |
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| 2003年5月5日(月) | |
| タイトル | アセンブラ0X |
| 著者名 | 麻宮騎亜 |
| 巻数 | 全4巻(アフタヌーンKC) |
| 出版社 | 講談社 |
| 発行年 | 1993〜1995年 |
| ジャンル | 最初はラブコメ、あとはアイドルもの、と見せかけたギャグまんが |
| 評価 | ★★ :コンパイラを読んだ人は、読むと良いかも。 |
| ストーリー | |
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コンパイラとアセンブラが五十嵐家に同居するようになってから、いくばくかの時間が経過した。ある日、淑は天堂寺恵の助けを借りて一人暮らしをするようになる。淑が好きなアセンブラは、彼のために人間になろうとするが…。 |
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前回に引き続き友人H氏の要望である「アセンブラ0X」のレビューを行いたいと思います。 この「アセンブラ0X」は、「コンパイラ」の続きものになっています。しいて言えば、名目上、主人公がコンパイラからアセンブラに移った、といった所でしょうか。相変わらず、何でも有りの世界です。 そして、最初のうちは淑とアセンブラのラブコメ路線で描かれていました。が、2巻からはアセンブラと、その恋敵天堂寺恵がデュオでアイドルデビューする、という話になります。そして、ラブコメ部分は忘れ去られたかのように、アイドルとしての話だけが展開されてしまいます。本当に何でも有りですね。 今回も、様々な作品のパロディが入っています。特に、麻宮騎亜氏自身が好きだったのかどうかは定かではないのですが、「セーラームーン」のパロディがかなり多用されています。「サンダーバード」ネタも、相変わらず満載です。また、最後にアセンブラが燃え尽きる所は「あしたのジョー」のパロディですしね。 さて、2巻の巻末において、「主役にはならんほうがええ」という4ページのあとがきまんががあります。これは、完全に自虐ネタでして、麻宮騎亜氏のまんがでは主人公になった方が登場回数が少なくなる、という内容を他の作品の主人公も交えて対話させています。今回紹介している作品以外にも、「サイレントメビウス」などの麻宮騎亜氏の他の作品を読んで事のある方なら大爆笑ですね。 他の作品も含めて麻宮騎亜氏の作品は本編よりもあとがきの方が好きだったりします。困ったものですね。なお、この「アセンブラ0X」、内容が内容だけにあまりお勧めできる作品ではありません。「コンパイラ」を気に入った方や、麻宮騎亜氏のファンなら良いかもしれません。が、それ以外の方は、読む価値はないでしょう。 |
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| 2003年5月7日(水) | |
| タイトル | 少女鮫 |
| 著者名 | 和田慎二 |
| 巻数 | 全9巻(花とゆめコミックス) |
| 出版社 | 白泉社 |
| 発行年 | 1996〜1999年 |
| ジャンル | コンバット少女もの |
| 評価 | ★★★ :ちょっと風変わりなコンバットものが好きな方へ。 |
| ストーリー | |
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紫堂凉子は、帰国子女として桜ノ宮高等学校に転入した。転入して早々に、凉子は学校の麻薬事件に巻き込まれてしまう。そして、彼女には秘密があった…。 |
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前回の「アセンブラ0X」のレビューを読んだ方は、左のメニューに「著者名 INDEX」というものが出来たのに気付かれたことかと思います。そろそろレビュー数が多くなってきて、自分で過去のレビューを検索するのも難儀してくるようになってきたので、検索に便利なように著者名別の索引を作ってみました。自分で言うのも何ですが、結構便利ですね。 この「著者名 INDEX」なんですが、作るのが簡単なように見えて、実は結構手間取りました。何が手間がかかるかと言いますと、作者名をあいうえお順に並べ、タイトルを書き、さらにリンクまで調べることです。こういう地道な作業は、結構面倒ですね。ただ、以前に今年の3月まで整理していたことがあったので、今回は4月分を追加するだけでした。 が、更に面倒なのが、上で作成した一覧からhtmlファイルを作成することです。まず、htmlで書かれているタグをいくつかコピーします。で、その後、先ほど作った一覧からコピー&ペーストで作者名、タイトル、リンク先を書き込みます。カーソルのを動かしコピー、カーソルを動かしペースト、カーソルを動かしコピー、カーソルを動かしペースト………………。あ行の半分まできて嫌になりました。 こういった単純な繰り返し作業を行うと、発狂しそうになります。ということで、コンピュータにやらせることにしました。そして、先ほど整理した一覧から自動的に「著者名 INDEX」のhtmlファイルを生成するプログラムを作成しました。このプログラムを作成するのに1時間ほどかかってしまったため、手作業の方がはやかったかもしれませんね。ただ、手作業は精神衛生上よろしくないということと、今後も同じ作業をこのプログラムで行うことができる、ということで良しとしましょう。 さて、実際に作成された「著者名 INDEX」を眺めてみたのですが、ら行とわ行が1人もいません。確かに、ら行とわ行の著者名というのは少ないのですが、空欄のままだとちょっと寂しいですね。 ということで、そのわ行を埋めるべく今回は和田慎二氏の「少女鮫」を紹介したいと思います。 この「少女鮫」は、おおざっぱに2つのパートに分かれています。戦場編と、久須見ウィルス編です。久須見ウィルス編が本来のストーリーで、戦場編はあくまでも裏設定の予定だったらしいです。しかし、戦場編が意外に受けたこともあり、戦場編を長く連載することとなりました。おかげで、久須見ウィルスの秘密がなかなか明かされない状態となってしまいました。 が、私も久須美ウィルス編よりも戦場編の方が好きだったため、当時はこの戦場編が長く続くといいな、などと密かに思っていました。なお、戦場は、ジャングルだったり、海だったり、砂漠だったり、北極だったり、とバラエティーに富んでいます。 さて、こういうコンバットものだと、銃の扱い方から作戦のプランまで詳しく検証して、これは間違っている、これは正しい、などと言う方もいるかもしれません。が、この「少女鮫」については、コンバットのリアルさがメインではないため、そういった検証は野暮と言うものでしょう。 そういう意味では、一風変わったコンバットものとして捉えた方が、正しいかもしれませんね。リアルさという点では、新谷かおる氏の「デザートローズ」などの作品と同レベルだと思います。ですので、新谷かおる氏の作品の考証が気にならない方なら問題ないでしょう。 ということで、一風変わったコンバットものが読みたい方へお勧めしますよ。 |
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| 2003年5月9日(金) | |
| タイトル | ガタピシ車でいこう!! |
| 著者名 | 山本マサユキ |
| 巻数 | 全4巻(ヤンマガKC) |
| 出版社 | 講談社 |
| 発行年 | 2002〜2003年 |
| ジャンル | ガタピシ車コメディ |
| 評価 | ★★★ :ガタピシ車が好きな方へ。 |
| ストーリー | |
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主人公の山本は、旧い車やレストアが大好き。今日も、彼は愛車にさまざまな改造を施す。実体験を元に描かれたガタピシ車コメディ。 |
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友人N氏の持っているノートパソコンのお話です。友人N氏はS社のノートパソコンを持っているのですが、春頃からハードディスクの調子が悪かったそうです。ひどい場合には、スイッチを入れてから使えるようになるまで、30分以上かかることもありました。で、完全に使えなくなる前に、データのバックアップを取って、私の車でパソコンショップに持っていき修理を依頼しました。 その後、2週間経ってからパソコンショップから修理の見積もりがきました。ちょっと、ビックリ! ハードディスク交換だけで、なんと9万円もかかるそうです。ノートパソコンの実売は、20万円(当時)ぐらいだったのに…。 しかし、S社は「S社タイマー」など言われるぐらい一般的に壊れやすいというイメージがあるのに、こんなに高い修理代を請求していたら、次からはS社の製品を買って貰えなくなるような気がします。大丈夫なんでしょうかね。 そんなわけで、今日はしょっちゅう車を修理している人物が登場する山本マサユキ氏の「ガタピシ車でいこう!!」を紹介したいと思います。 これは、全4巻となっていますが、実はまだ連載されています。この全4巻は「風林火山編」ということですが、現在は「迷走編 東西南北」が連載されているようです。厳密には、第一期が完というところでしょうか。私は雑誌を読んでいないので知らないのですが、多分、今までの物とほぼ同じ内容だと思います。きっと、当初は4巻で終わらせるつもりが、意外に人気があったので続いた、というところでしょう。 さて、このコミックですが色々と凝っていまして、初回特典には全ての巻に異なるシールが付属しています。カバー裏にもイラストが描かれていますし、カバーをめくった表紙には描き下ろしのまんがもあります。コミックを買った方で、カバーをめくったことの無い方は、是非めくってみて下さいね。 さて、内容なんですが、本編の「ガタピシ車でいこう!!」は、実体験を元に描かれているだけあって、なかなか面白いです。もちろん、いくらなんでもこれは無理だろう、というのもありますが、そこら辺はご愛敬ということで。この「ガタピシ車でいこう!!」は、車好きな人、特にヨーロッパの旧い車が好きな人には喜んで貰えるんではないでしょうか。 また、各回の冒頭には車の紹介文がイラストと共に描かれています。この試みは良いのですが、山本マサユキ氏のこだわりからか、それとも調査不足のせいか、FIAT 500の登場する割合が非常に多いです。せっかくの紹介欄なんですから、作中に登場しなくても毎回異なる車種を紹介して欲しかったです。 このコミックには、「ガタピシ車でいこう!!」だけでなく、読み切りや続き物のストーリーまんがも収録されています。山本マサユキ氏の「六本木リサイクルショップシ−サ−」という他のコミックもそうなんですが、ストーリーものはとても読めたものではありません。「ガタピシ車でいこう!!」では、良い意味でいい加減な考証も許されたのですが、これ以外の作品ではいい加減な考証のせいで、作品自体がチープな感じがします。元々のストーリーが面白さも、目新しさもなく、考証もいい加減ということで、非常に幼稚な作品に仕上がっています。とても、お金を取る作品とは思えません。今はまだ「ガタピシ車でいこう!!」の連載があるから良いですが、この連載が終わる前までに相当な精進をしないと、今後もまんが家でやっていけるかどうか怪しいところです。今後のがんばりに期待したいと思います。 なお、★3つの評価は、「ガタピシ車でいこう!!」本編だけの評価です。他の作品については★1つというところでしょう。 |
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| 2003年5月12日(月) | |
| タイトル | ラジオの探偵 |
| 著者名 | はしもとみつお、西ゆうじ |
| 巻数 | 全1巻(ビッグコミックス) |
| 出版社 | 小学館 |
| 発行年 | 2000年 |
| ジャンル | ハードボイルド探偵物 |
| 評価 | ★★ :ライトなヒューマンドラマを読みたい方へ。 |
| ストーリー | |
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城名次郎はFM曲のDJであり、通称「ラジオの探偵」ジョナサンである。彼は、琴線に触れた視聴者の依頼の元に、殺人事件の犯人探しから、生き別れの母親探しまで行い、それをラジオで放送する。そして、今日も彼の元には依頼が舞い込むのであった…。 |
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みなさんはラジオを聴きますか? 私は、車を運転しているときなどにはラジオを聴きますが、普段家にいるときはほとんど聴きません。だけど、ストリーミング放送のインターネットラジオは好んで聴いていたりします。インターネットラジオの場合ですと、大体1週間ごとに内容が更新されるため、その1週間内だったら好きな時に聴けるから非常に便利です。時間の都合が合わなくて聴き逃した、ということが発生しません。 どんな時に聴いているかと言いますと、パソコンの前に向かってプログラムを書いているときなどです。私の場合、プログラムを書いているときに、なんらかしらの音が耳に入っていた方が作業効率が上がるようです。ただし、あんまりプログラムを書くことに集中していると、放送の内容が頭に入ってこなかったりします。でも、インターネットラジオの場合には何回でも繰り返して聴くことができますので、あまり頭に入っていなくても問題はないですね。 さて、今までは基本的には聴くだけで、投稿などはしたことがありませんでした。が、投稿するのにちょっと良いネタを思いつき、居ても立っても居られない状態になったので始めて投稿してみました。インターネットラジオというだけあって、インターネットから投稿できるので非常に便利ですね。ハガキ代やFAX代もかからないですし。 早速、投稿後の放送を聴く日がやってきました。ちょっとドキドキしながらラジオを聴いていると、なんと採用されました。感動ですね。この手の体験は始めてだったので、かなり興奮しました。思わず自分の投稿が読まれたところを何回も繰り返して聴いてしまいました。 その回の放送が終わった後、調子に乗った私は再度いくつかの投稿を行ったのですが、その後読まれることはありませんでした。残念。 ということで、はしもとみつお氏、西ゆうじ氏の「ラジオの探偵」を紹介したいと思います。結論から言いますと、今ひとつです。単に探偵というだけでなく、ラジオのDJであり、その番組内で様々な探偵をする、という発想は良かったと思います。が、残念ながら力不足で、その設定を十分に生かし切ることができていませんでした。 また、ストーリー展開に着目してもどこかで見たことのある展開の焼き直しにすぎず、読んでいる途中でその謎解きが見えてしまいます。そのため、謎解きとしての探偵物の面白さはありません。では、ヒューマンドラマとして面白いか、と言われるとこれまた疑問符がつきます。例えば、1話と2話を検証してみますと、 さらに、物語として最大の欠点なんですが、メリハリがありません。例え謎解きがメインでないにしろ、読者を引き込むには「魅力ある謎」と、「意外な結末」が必要です。残念ながらこの「ラジオの探偵」では、展開にメリハリがなく途中であきがきてしまいます。最後の2話こそページ数は少なくなりましたが、当初は32ページもありました。このページ数でメリハリを表現できなかったということは、残念ながらこの設定に作者の力量が遠く及ばなかった、ということを意味します。残念ですね。 そんなわけで、個人的にはあまりお勧めしない作品です。 |
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| 2003年5月14日(水) | |
| タイトル | あずまんが大王 |
| 著者名 | あずまきよひこ |
| 巻数 | 全4巻(Dengeki Comics EX) |
| 出版社 | メディアワークス、角川書店 |
| 発行年 | 2000〜2002年 |
| ジャンル | おっとり学園4コマ |
| 評価 | ★★★ :おっとり4コマが好きな方へ。 |
| ストーリー | |
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ちょっと我が儘なゆかり先生、10歳で飛び級で高校に転入してきたちよちゃん、クールだけどもかわいいものが好きな榊さん、榊さんにあこがれているかおりん、元気いっぱいのともちゃん、いつも体重を気にしているよみ、本名で呼ばれない大阪、などなどの個性的な登場人物がおりなす学園4コマ。 |
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友人O氏と2人で遊びに行ったときのことです。夕食までにはまだ時間があり、何かをして時間をつぶそうということになりました。で、提案されたのがカラオケです。私は自他共に認める音痴なので、歌うことは好きではありません。ので、友人O氏が2時間全て歌うことを前提に了承しました。 カラオケになんかいったのは、数年ぶりです。その変化にちょっとビックリしてしまいました。音楽データと文字データを通信で取得しているのは昔と変わらないですが、なんと映像まで取得しているみたいですね。昔は、いくつかの映像が何回も使い回されていたのですが、今では音楽に合わせてちゃんと映像が表示されていました。 その昔のLDカラオケのときは映像が各々の曲にあり、歌わない私でも退屈しませんでしたが、その後の通信カラオケの台頭により、映像が使い回しになってしまい、楽しめなくなってしまいました。 当然、歌わないのですから普通友達とカラオケに行くと退屈し、寝てしまうことも度々あったのですが、曲に合わせた映像が表示されるので、歌わない私もかなり楽しめました。その昔、曲と文字だけの通信カラオケ時代に、映像も通信できたらいいのになぁ、などと思ったことがあったのですが、今はそれが実現できているのですね。感動しました。 ちなみに、私がいったカラオケはフリードリンク、ケーキ付き、2時間というコースでした。友人O氏がほぼ2時間歌いっぱなしだったので、友人O氏のケーキも私が食べてしまいました。おいしかったけど、太りそう。 そんなわけで、カラオケシーンが登場するあずまきよひこ氏の「あずまんが大王」を紹介したいと思います。この「あずまんが大王」は、結構コアなファン層がいる4コマまんがです。4コマまんがでコアなファン層がつく、というのは珍しいことではないでしょうか。 この「あずまんが大王」は、アニメ化もされました。深夜に放送しているアニメ版の「あずまんが大王」をたまたま見たことがあるのですが、あまり面白くありませんでした。4コマでの独特の間合いが表現されておらず、本来ならテンポよく展開する部分が冗長な描写になっていました。4コマまんがをアニメ化する難しさですね。 さて、「あずまんが大王」は連載の期間とまんが内での期間が一致しており、実際に1年進むごとに登場人物達も歳を重ねていきました。そして、人気があるにもかかわらず高校を卒業と同時に連載も終了しました。ここら辺は、非常に潔良く好感が持てますね。きっと連載当初から、3年間の枠内でやることが決まっていたんでしょうね。 これは、メディアワークスで出版されているコミック全般にいえることですが、この「あずまんが大王」も絵がアニメ調です。アニメ調にする理由としては、そういう読者層を狙っていることと、TVアニメ化やゲーム化などのメディアミックスを最初から狙っているからでしょう。まんが内の雰囲気としては、のんびりと言いますか、おっとりした感じです。疲れたときなどに気楽に読むには良いと思います。ので、特にすることは無く、なんとなく時間を持て余しているときなどに読むと良いと思います。 それにしても、平日の昼間、一般の人が働いている時に遊ぶのは気分の良いものですね。思わず、優越感にひたってしまいました。 |
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| 2003年5月16日(金) | |
| タイトル | 示談交渉人M |
| 著者名 | 佐藤秀峰 |
| 巻数 | 全1巻(BAMBOO COMICS) |
| 出版社 | 竹書房 |
| 発行年 | 2003年 |
| ジャンル | 麻雀劇画 |
| 評価 | ★★ :佐藤秀峰氏のファンの方へ。 |
| ストーリー | |
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坂本次郎は、雀荘での負けがこみ、負けた分をとあるバイトでチャラにしてもらうことになった。そのバイトとは、命を懸けた麻雀の勝負のパートナーである。それを知らずに引き受けた坂本であったが…。 |
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まんが喫茶内で読まれたまんがの使用料について、まんが家の団体「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」、まんが喫茶及びインターネットカフェの団体「日本複合カフェ協会」、出版社の団体「日本雑誌協会」が合意した模様です。また、この合意を受けてブックオフなどもまんが家への利益還元を考えはじめたようです。 個人的には、良い流れだと思います。もちろん、使用料を支払うことによってまんが喫茶の料金が上がったり、古本の値段が上がったりする可能性はあるので、それらの利用者にとってはつらいかもしれませんね。 私は基本的にまんが家を応援したい立場にいる上、元々読みたいコミックは全て買ってしまうので、あまりこの流れに関係なかったりします。 ただ、この合意で出版社は気を緩めないで欲しいですね。まんが喫茶や新古書店が登場する背景は、不況の影響だけでなく新たな時代の流れが発生している証拠でもあります。そのため、出版社も今までのようなビジネスモデルは、段々と成り立たなくなっているのかもしれません。出版社も今までのビジネスモデルにとらわれることなく、新たなチャレンジをどんどんして欲しいのです。 で、ふと思ったんですが、まんが喫茶で読む本は全て電子媒体にしてしまう、というのはどうでしょう。以前紹介した松下の読書用端末を利用し、出版社側ではまんがを電子媒体にして提供し、まんが喫茶内でそのライブラリを見放題にする、というわけです。まんが喫茶のメリットとしては、コミックのラインナップがほぼ無制限という形になりますし、今までの本棚のスペースを客席にできるため、収容人数が多くなります。読む方も見たいまんがが他人にとられている、もしくは、そのまんが喫茶には存在しない、ということが解消されます。反面、どこのまんが喫茶もラインナップは等しくなるため、まんがのラインナップ以外での差別化が鍵になりますね。 出版社側にもメリットがありまして、どのコミックが読まれているのかが、はっきりわかり、読まれているまんが家だけに利益を還元することができます。また、まんがの人気、とくに雑誌アンケートと異なる実際のコミックの人気というものがリアルタイムで分かります。雑誌のアンケートの場合は、「アンケートを送る人間群の中での人気」だったわけですが、これですと、実際に読まれている作品が如実に判明します。また、過去の作品を再販して売れるかどうか、現在ではどのような作品が人気があるのか、それらをマーケティング調査する上でも向いていると思われます。 これらのシステムは、現在の通信カラオケとコンビニのPOSに通じるものがありますね。これだと、出版社とまんが喫茶は今までのような敵対関係ではなく、協力関係になっていくと思います。 ただ、個人的には紙の媒体が好きですし、まんが喫茶にも行かないので、全てのコミックが電子媒体になり、まんが喫茶でしか閲覧できない、というような事になったら困りものですが…。 そんなわけで、コミックのあとがきに大きく「ブックオフ反対!!!」と書いた佐藤秀峰氏の「示談交渉人M」を紹介したいと思います。 実はこの作品、著者が佐藤秀峰氏である、というだけで買ったコミックでして、内容は一切しらずに買いました。で、読んでいるうちに これらの麻雀劇画には、「やくざの登場」、「麻雀の勝ち負けで物事を解決する」、「卓を囲んだ誰かが死ぬ」などのお約束があります。もちろん、この「示談交渉人M」でも例外ではありません。これらのお約束を知らないで読むと、 麻雀を知らなくても楽しめる内容にはなっていますが、ストーリー自体は可もなく不可もなくといった具合です。主人公には、「海猿」などに共通するある種の熱さがありますので、この手のテイストを楽しみたい方にはお勧めします。が、単に1作品として見る場合には、あまりお勧めしません。 ただ、あとがきで ところで、このコミックには目次というものがあり、それぞれの話のページ番号が記載されています。が、どのページをめくってもページ番号が見あたりません。これでは、あまり目次の意味がないような気がしますが…。 |
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| 2003年5月19日(月) | |
| タイトル | 男おいどん |
| 著者名 | 松本零士 |
| 巻数 | 全9巻(講談社コミックス) |
| 出版社 | 講談社 |
| 発行年 | 1972〜1973年 |
| ジャンル | 四畳半まんが |
| 評価 | ★★★ :大志を抱いている方へ。 |
| ストーリー | |
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九州男児の大山昇太「おいどん」は、大志を抱きながら四畳半に住んでいる。が、昼間のバイトはクビになり、夜間高校も中退することになった。何をやっても空回りする彼の人生だったが…。 |
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私が、毎日ヨーグルトを食べているのは、以前書いたと思います。500mlのプレーンヨーグルトをマグカップに移し替え、ブルーベリーを入れて食べています。ここで、いつもは金属製のスプーンで食べるのですが、ふと陶器製のレンゲが目に入りました。これで食べたらおいしいかな、などという疑問が湧き、レンゲで食べてみることにしました。 結構いい感じです。口に入れたときの金属製の感触がしないのが良いですね。例えばお茶を飲むときに、アウトドア用の金属製のマグカップで飲むか、普通の陶器製のマグカップで飲むか、と言ったような違いです。単に私の主観ですけどね。この口に触れる感触が気に入ったので、今後もヨーグルトはレンゲで食べようと思っています。ただ、難点もありまして、ヨーグルトやブルーベリーを入れた後、マグカップの中でヨーグルトを混ぜるのですが、レンゲだとスプーンに比べて短いのでかき混ぜにくいですね。スプーンで混ぜた後にレンゲで食べれば良い、という意見もありますが、それだと洗い物が増えてしまいますし。と、まぁ下らない事に頭を悩ましながら過ごす今日この頃だったります。 レンゲと言えば、ラーメン。ラーメンといえば、ラーメンライス。そんなわけで、松本零士氏の「男おいどん」を紹介したいと思います。 この「男おいどん」は、大志を抱きつつも、やることなすことが全て裏目に出る、というちょっと悲しい物語です。もちろん、運命に翻弄される部分もありますが、自業自得と感じられる部分もあります。特に、女性に対しては勝手に期待しては、真実を知って失望する、という繰り返しです。 ストーリー自体には、これといった山場はなく、おいどんのひねもすの生活の描写になっています。どんなに馬鹿にされ蔑まされても、プライドだけは捨てない心意気のおいどんです。大志を抱きつつも、現実にはなかなかうまくいかずにくさってしまっている、そんな人には是非とも読んでいただきたいです。 最後にはおいどんは下宿を出ていきますが、果たして成功を納めたのでしょうか。成功して、またあの四畳半に戻ってこれるといいですね。 |
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| 2003年5月21日(水) | |
| タイトル | 赤ちゃんと僕 |
| 著者名 | 羅川真里茂 |
| 巻数 | 全18巻(花とゆめコミックス) |
| 出版社 | 白泉社 |
| 発行年 | 1992〜1997年 |
| ジャンル | 家族コメディ |
| 評価 | ★★★ :ふと、家族というものを再認識したい方へ。 |
| ストーリー | |
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拓也の母は、拓也とまだ小さい実を残して交通事故で亡くなってしまった。残された小学生の拓也は、パパを助けるため懸命に実の世話する。そして、実を愛しいと思うときもあれば憎むときもある、そんな日々を送るのだった…。 |
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今、現在ある横のメニューの「著者名 INDEX」ですが、ら行が相変わらず空いています。で、そのことを頭の隅に置きつつ、とあるサイトのまんが家一覧を何気なく眺めていました。その一覧はあいうえお順になっており、ら行も複数のまんが家の名前が記載されていました。その一覧を眺めてると、ありました。私がコミックを持っている著者の名前が。その著者名は、羅川真里茂氏です。 ということで、今回はら行の著者名を埋めるべく羅川真里茂氏の「赤ちゃんと僕」を紹介したいと思います。 この「赤ちゃんと僕」ですが、アニメにもなった作品で、拓也の葛藤がうまく描かれてる作品です。特に、実を愛しいと思う心と、実のせいで不自由な生活を強いられていると憎む心、その間に揺れ動く心情が見事に描かれています。 反面、これらの描写のせいもあって、初期の「赤ちゃんと僕」は少々暗い感じがします。ただ、このような傾向は2巻までで、その後は段々と拓也の周り人間に焦点が当てられるようになります。突発的に1回しか登場しない人物もいれば、その後レギュラー、準レギュラーになる人物もいます。このように様々な人間模様を描いたかと思えば、忘れた頃に、また拓也の心の葛藤が描かれる、といった繰り返しで巻が進んでいきます。 他の人にスポットがあたったストーリーでは、拓也は模範的な人間を演じており、そこには上記のような心の葛藤は描かれていません。逆に、拓也以外の人物が、なんらかしらの悩みや葛藤、コンプレックスを抱いていることを露呈させています。 巻が進むごとにどんどんと人間関係の広がりが大きくなっていきます。単純にいうと、ドンドンと新しい登場人物が出てきます。が、それらの横の繋がりはあまりなく、ネタに困って突発的に出てきた感が否めない所はありますが、あまり露骨に登場人物が増えて行くわけではないので、特に気になりません。 また、内面の心情描写だけでなく、単純な家族コメディーとしても楽しめる話もあるので、大人から子どもまで幅広い層に受け入れられる作品だと思います。ので、まだ読んだことのない方は一度読んでみては如何でしょうか。 |
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| 2003年5月23日(金) | |
| タイトル | ラブミ−てんだい! |
| 著者名 | 有間しのぶ |
| 巻数 | 全3巻(BAMBOO COMICS) |
| 出版社 | 竹書房 |
| 発行年 | 2001〜2002年 |
| ジャンル | ファミリー4コマ |
| 評価 | ★★★ :有間しのぶファンは、必見! |
| ストーリー | |
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奥さんに逃げられ会社をリストラされたお父さん、バリバリのキャリアウーマンの長女みなこ、熱血フリーターの次女ゆゆこ、夢見がちで家事をきりもりする三女チャコ、登校拒否児の長男えい、婿養子でみなこ姉のダンナそうへいの6人家族がおりなす日常ドタバタ4コマ。 |
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私は、毎日ヨーグルトを食べています。というのは、今までさんざん書いてきましたね。で、どんなヨーグルトを食べているのかというと、その日のスーパーで一番安いヨーグルトを買っていました。当然、特売日などによって一番安いヨーグルトは替わるため、そのときどきによって様々な味を試していました。と言っても、どれもプレーンなので大した違いはないんですけどね。 ところが、ある日同居人がヨーグルトの菌を買ってきました。正確には、「ケフィア(KEFIR)」と言って、ヨーグルトとは別のようです。特徴としては、ヨーグルトより酸味が少ないと書いてあります。そこで、早速牛乳1リットルを使い、試してみました。 1日常温において十分に発酵させた後、早速試食です。お味は、 とてもそのままでは食べられなかったので、砂糖などを加えてなんとか同居人と2人でたいらげました。さすがに、これはおかしいと思い、早速2個目を作ってみました。すると今度はそれほど酸味がなく、うまく出来上がりました。きっとこれが本来の味なんですね。 ちなみに、このケフィアなんですが、1箱で10パック入っています。1パックで牛乳1リットル発酵させることができます。で、肝心のお値段なんですが1箱1000円もします。私が買っている牛乳は1リットル149円なので、1リットルのヨーグルト(ケフィア)を作るのに、249円かかることになります。普段スーパーで売っている500ccのヨーグルトが120〜170円なので、あまりお得感はないですね。もっと安いヨーグルトの菌もあるんですが、これだと常温で発酵出来ないので、かなり不便です。ので、きっとこれからもケフィアを買っていくことになりそうです。 そんなわけで、ヨーグルトを作った話が出てくる有間しのぶ氏の「ラブミ−てんだい!」を紹介したいと思います。 この「ラブミ−てんだい!」のコミックスですが、第3巻のあとがきに書かれているように、残念ながら連載時の全てを収録されているわけではないようです。この辺の事情は分からないのですが、是非とも全部収録して欲しかったですね。 元々は他誌に掲載された別ものを今回はファミリー向けにアレンジし、全80回の連載となったそうです。全3巻で66回分が収録されていますので、14回分は残念ながら今回のコミックスには収録されていません。 昔の4コマまんがは、なかなかコミックス化されず、またコミックス化されても全てが収録されるとは限りませんでした。最近では、そのような傾向は減ってきたと思っていたのですが、残念ながら依然としてこの傾向が残っている場合がまだあるようですね。 まぁ、これも出版社サイドの事情だとは思います。著者にとっては、刷った分だけ印税が入るので、全てをコミックス化した方が嬉しいでしょうしね。単純に、14回分ではコミック1冊分にならず出せなかった、というだけかもしれません。なんかの機会には、是非とも出版して欲しいものです。権利の関係上難しいかもしれませんが、他誌に連載されていた別物も一緒に収録して第4巻として出して欲しいですね。 なお、私は、有間しのぶ氏は初期の「本場ぢょしこうマニュアル」からのファンです。有間しのぶ氏は独特の4コマセンスを持っており、この笑いのセンスは他に類を見ません。4コマ以外にも短編のストーリーものとかも描いているようですが、こちらは今ひとつと言ったところでしょうか。個人的な見解ですが、有間しのぶ氏は、4コマでこそその才能を発揮すると思います。 一時期、コミックスが出るのがパッタリと途絶えていたため、どうしているのか心配でした。が、最近になってまた色々と精力的に活動されているようなので、ちょっと一安心しました。なにせ、中にはみず谷なおき氏のように、気付いたら亡くなっていた、ということもありますので…。 そんなわけで先行き不安の暗い世の中ですが、そんな不安を明るく笑いとばしたい方に是非ともお勧めします。 |
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| 2003年5月26日(月) | |
| タイトル | 蒼天の拳 |
| 著者名 | 原哲夫、武論尊 |
| 巻数 | 1〜6巻(BUNCH COMICS) |
| 出版社 | 新潮社 |
| 発行年 | 2001年〜 |
| ジャンル | バイオレンスアクション エピソード1 |
| 評価 | ★ :「北斗の拳」の面白さに足下にも及ばないです。 |
| ストーリー | |
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時代は、197x年の日本。女子大の講師をしている霞拳志朗は、其の実、北斗神拳の第六二代伝承者であった。そんなある日、拳志朗の元に昔の朋友李さんが訪れるのだったが…。 |
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最近のまんがには続編ものが多くなってきた気がします。この背景には、多分に出版不況が影響しているのでしょう。というのも、過去に人気のあった作品であれば読者層をある程度特定でき、ある一定以上の収益を簡単に上げることが予想されるからです。 また、少年時代に読んでいた類似作品を大人になってからまた読みたい、と思う現在の読者層が多いのも特徴でしょう。 反面、これらにも弊害があります。というのも、これらの作品は過去をなぞっているに過ぎず、新しいチャレンジというものが損なわれるからです。そのため、新しいジャンルへの開拓というものが行われなくなり、過去にヒットしたベテランまんが家にのみ頼るまんが誌になってしまいます。 これは、他のジャンル、映画やゲームなども同じ事が言えますが、続き物を行うということは、守りの姿勢に入るということであり、今後の成長が見込めなくなります。 また、一般的に、ある一つのジャンルがヒットすると、それを真似たものが出てきます。が、今回の続編は、時間差こそありますが、言ってみれば、同じまんが家が描いている二番煎じものなわけです。これは、短期的にに収益をあげるには良い方法ですが、長期的にはまんが界というものを衰退する原因ともなります。また、作者自身の成長にも寄与しません。 ですので、安易にこの方法に頼るのは良くないと思います。ただ、不況になり、経営が厳しくなればなるほど、この安易な方法を採りたくなるのは心情的に理解できます。しかし、昔のゲーム業界の盛り上がりと、現在の衰退を見れば、これが危険なことだと理解できますね。 ちなみに、今連載されているメジャーな続編ものとしては、「銀河鉄道999」「ドカベン・プロ野球編」「エンジェルハート」などです。他にも数え切れないほどあると思います。 というわけで、北斗の拳の続編(?)である原哲夫氏、武論尊氏の「蒼天の拳」を紹介したいと思います。 内容ですが、時代で見ると続編というよりはその前に相当します。スターウォーズ初代に対する、エピソード1みたいな感じですね。ただ、厳密には北斗神拳をつかったパラレルワールドと言った方がしっくりくるかもしれません。 さて、内容ですが、はっきりいって面白くありません。私は1巻を購入した所で、買うことをやめてしまいました。「北斗の拳」でも見受けられた傾向ですが、友情(強敵)というものを強く打ち出しています。ただ、「北斗の拳」ではそれを打ち出していても嫌味にならなかったのですが、この「蒼天の拳」ではそれが全面的にでてしまい、かなりくどい仕上がりになっています。演出のバランスが非常に悪いのです。 また、時代背景はともかく、ストーリーがかなりシンプルです。もちろん、私は1巻しか読んでいないので、その後どのような展開になったのかは知りません。が、はっきりいって大体想像つきます。なにせ、あまりにも正悪がはっきりしすぎているからです。 「G」と言い、最近の武論尊氏の作品はいまいちです。是非とも、もっと魅力あるオリジナリティ溢れる作品を手がけて欲しいものです。 蛇足ですが、主人公の霞拳志朗の性格は、ちょっと不良がかったケンシロウと言ったところでしょうか。 |
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| 2003年5月28日(水) | |
| タイトル | はに−すぃ−とティ−タイム |
| 著者名 | 山野りんりん |
| 巻数 | 1〜3巻(BAMBOO COMICS) |
| 出版社 | 竹書房 |
| 発行年 | 2002年〜 |
| ジャンル | 甘味4コマ |
| 評価 | ★★ :今後の成長に期待しています。 |
| ストーリー | |
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ここは、三代続く喫茶店「すぃ−と館」。看板娘の三姉妹、長女茶苗(さなえ)、次女葉摘(はつみ)、三女珈流(かおる)、そして納品に来る甘党の柿沼さんを交えた、ドタバタ喫茶店4コマまんが。 |
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突然ですが、DeLonghiのアイスクリームメーカーをゲットしました。 私はアイスクリームが好きで、学生時代には良く食べていました。で、去年の夏に本屋で手作りアイスクリームの本があり、それを参考に色々と作ってみました。が、どんなにがんばってもシャーベット状になってしまい、本来のアイスクリームのようなきめの細かさが再現できませんでした。 結局、アイスクリームメーカーを導入しない限りこれ以上の向上は目指せない、という私なりの結論に至りました。その後、数ヶ月間はアイスクリームを作ることから離れていたのですが、同居人が私の嘆きを聞き入れ、アイスクリームメーカーを買ってくれました。もちろん、私がアイスクリームを作って、それをごちそうするのを条件に。 ちなみに、このアイスクリームメーカーは、保冷材の入っている器を冷凍庫で1日近く冷やしておき、その後、その中に材料を入れてモーターで混ぜる、という非常にシンプルな構造をしています。早速試したところ……………うまくいきました。 このアイスクリームメーカーで作った場合には、きめがかなり細かくなり、本当のアイスクリームっぽく仕上がりました。(いや、本当のアイスクリームなんですけどね。) なお、一般的な料理に当てはまることですが、アイスクリームでもやはり出来立てが一番おいしいです。冷凍庫で固めてしまうと、市販のコンビニなどで売っているアイスクリームの固さになってしまいます。出来立てだと、きじがふんわりとし、かつ粘りがあるため、その味は絶品です。 言ってみれば、出来立ての状態がイタリアのアイスクリーム専門店のアイスクリームとすると、固めてしまったのがコンビニで売っているハーゲンダッツと言ったところですね。ちなみに、私が作っている基本形の材料は以下の通りです。 ・バニラビーンズ 1/2本 作り方は簡単で、上の材料をボールでよく混ぜて、後はアイスクリームメーカーに流し込むだけです。 なお、バニラエッセンスではなくバニラビーンズを使うあたりが、ちょっとしたこだわりですね。値段は高いですけど。あと、生クリームは植物性ではなく、ちゃんとしたのを使っています。植物性も試してみたのですが、コクがなくて今いちでした。なお、牛乳を加えているのは生クリームだけだと少々くどすぎるからです。出来上がりすぐにではなく、冷凍庫で固めてから食べる分には、牛乳をいれなくても大丈夫だと思います。 ちなみに、今後は上記の基本形を元にチョコアイスや、紅茶アイスなども試してみようと思っています。今年の夏は、色々と楽しめそうです。 ただ、アイスクリームは太るというのは、実際に作ってみると実感できますね。上記の材料を眺めるだけで、そのカロリーの高さが一目瞭然ですから。アイスクリームを食べるのはいいのですが、体重の増加には気をつけないといけないですね。 とういうことで、アイスクリームも当然メニューにある山野りんりん氏の「はに−すぃ−とティ−タイム」を紹介したいと思います。 最近の4コマまんがでは見受けられる傾向ですが、絵の線が多いです。昔から4コマまんがは線が少なく、かつ等身も小さい、というのが定番です。古い作品では「サザエさん」、最近のものですと「OL進化論」などがその代表ですね。 逆に、この「はに−すぃ−とティ−タイム」では等身を普通の少女まんが並にとっています。絵的には、少女まんがの絵を彷彿させます。元々は、そちらの方を描いていたのでしょう。そのせいか、読んでいて絵が窮屈な感じがします。 というのも、普通のまんがですとコマ割りは作者の自由に行うことができますが、4コマまんがでは当然ながら固定されてしまいます。そのため、今まで自由にコマ割りをしていた人間にとって、4コマまんがというのは自由の利かない、かなり窮屈な感じがするはずです。 特に、少女まんがでは他のジャンルのまんがより遙かに複雑なコマ割りをするまんが家が多く、そういう人がコマ割りの固定されたまんがを描くにはかなりの違和感があることでしょう。推測ですが、山野りんりん氏自身、その違和感に最初はかなり苦労したのではないでしょうか。 4コマまんがにしては、アップが異常に多いのもその影響でしょう。4コマまんがでのアップの多用は、非常に圧迫感を感じてしまいます。 さて、4コマまんがと言えば、絵よりもギャグに重点が置かれますね。というか、ギャグは4コマまんがの命です。が、残念ながらこの「はに−すぃ−とティ−タイム」は今ひとつでした。 実のところ、1巻を読んだ時点で2巻は買うつもりはありませんでした。しかし、山野りんりん氏の他の作品「メデューサの朝」が意外に面白かったのです。そこで、少しは成長したかと思い2巻も買ってみました。内容は相変わらずでしたが、今後の成長に期待して、今後もコミックが出たら買ってみようと思います。 あと、「はに−すぃ−とティ−タイム」では、カバーをめくると中には異なる表紙が描かれています。持っている人はチェックしてみると良いでしょう。なお、裏表紙だけに連載されている4コマまんがもあるので、こちらも要チェックですね。 |
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| 2003年5月30日(金) | |
| タイトル | エロイカより愛をこめて |
| 著者名 | 青池保子 |
| 巻数 | 1〜29巻(PRINCESS COMICS) |
| 出版社 | 秋田書店 |
| 発行年 | 1978年〜 |
| ジャンル | 怪盗&スパイコメディ |
| 評価 | ★★★ :スケールの大きなコメディが好きな方へ。 |
| ストーリー | |
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エーベルバッハ少佐は、NATOの将校である。彼の任務には、毛嫌いしている怪盗エロイカがなぜかいつも絡んでくる。両者の思惑をよそに、今日もエロイカとエーベルバッハ少佐はかち合うのだった…。 |
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久々に、NHK−BSで放送されている「まんが夜話」を見ました。いいですねぇ。出演者たちの意見に同意できるかどうかはともかく、思い入れを持って熱く語るシーンなどには、思わず「うんうん。」とうなずいてしまいます。 私は、まんがを描く立場には居らず、あくまでも読み手でしかありません。残念ながらこのレビューでは夏目房之介氏のようなまんがの記号化に関する議論はできません。なぜなら記号化自体を読むことはできても、描くことはできないからです。例えて言うと、難しい漢字を読むことはできるけど、書くことはできない、てな具合ですね。ここら辺は、実際にまんがを描いたことがある人でないと無理だと思います。かと言って、今から描こうとも思いませんけど。 ただ、ストーリー展開や考証などについては、時間をかけてじっくりと調べればなんとかなると思います。ですので、ある特定のタイトルを取り上げ、1ページ1ページじっくりと中身を検証し、熱く語ってみたいですね。もちろん、この場合は定期的に更新するのは無理なので、不定期更新になると思いますが。将来的には、左のメニューに「徹底レビュー!」と言った名前でも付けて項目を増やしてみたいですね。 まぁ、その前にこの週3回更新のレビューが本来の時間まで追いつくのが先決ですけど。時間が経つごとにどんどんとノルマ(?)が増えていくため、レビューを書いても書いても減るどころかどんどんと増えていっているような気がします。まるで、不良債権問題のようで、経営困難に陥っている経営者の気持ちが実感できます。でもまぁ、書くのは苦痛ではなく楽しいから構わないんですけどね。 というわけで、「まんが夜話」で過去の取り上げられたことのある青池保子氏の「エロイカより愛をこめて」を紹介したいと思います。 この「エロイカより愛をこめて」は、怪盗+美術品というありきたりな組み合わせに、NATO将校を登場人物に加え、美術品とスパイの騒ぎを絡めるという他に類をみないユニークさを持っている作品です。さらに、怪盗がホモでそのNATO将校にモーションをかける、というおまけ付きです。 基本的なストーリーパターンとしては、NATO将校のエーベルバッハ少佐の任務を怪盗エロイカが邪魔をする、という構図です。ただ、その時々によっては敵になったり、味方になったりします。なお、このパターンが確立したのは2巻からです。より厳密には1巻の3話目から、と言った方が正しいでしょう。 というのも、それまでは3人の天才で美形の超能力者達が主人公で、そこに正体不明の怪盗エロイカが物語に絡んでくる、と言った感じでした。が、2話目にNATO将校のエーベルバッハ少佐が脇役として登場し、エロイカと掛け合いが始まりました。そして、これ以降はエロイカとエーベルバッハ少佐の掛け合いが基本的なパターンになりました。その後、3人の美形超能力者は一切登場しません。 このエロイカとエーベルバッハ少佐の掛け合いが良い意味でワンパターン(お約束)で面白いです。しかも、ただ掛け合いがあるのではなく、さりげなくその時の世界情勢に合わせて物語を展開させているので、非常に奥が深いです。なお、他の登場人物はソヴィエト連邦やアメリカ、イギリスなどの様々なスパイが登場し、これまた個性的なキャラクター達が物語を盛り上げてくれます。特に、KGBのスパイで通称「仔熊のミーシャ」がいい味を出しています。 さて、この「エロイカより愛をこめて」のコミックですが、1988年に19巻が発刊されてから、次の20巻が発刊まで8年ほど間があります。連載されている漫画誌を読んでいないので断定はできないのですが、この間に「アルカサル−王城」のコミックが定期的に発刊されていたので、「エロイカより愛をこめて」を休載し、この「アルカサル−王城」」を連載していたのではないでしょうか。 その後、休載の間に世界情勢がかなり変化しました。1996年に発刊された20巻では、変化した世界情勢がちゃんと反映されています。例えば、今までは宿敵だった仔熊のミーシャと手を組んで任務を遂行しなくてはいけなくなるなど、以前の世界情勢では考えられなかった組み合わせが実現することになります。もちろん、冷戦が終結した後でも相変わらず仲が悪かったりしますが。 さて、キャラクターの絵柄ですが、これは70年代のままです。もちろん、長い年月においての絵の変化というのはありますが、基本的には同じです。そのため、今となっては古い感じがするでしょう。が、内容は非常にユニークで面白いため、そのような事は気になりません。特に、過去の世界情勢を知っていれば面白さが倍増です。ですので、時間があるときなどにじっくりと始めから読んでみると良いでしょう。その際に、最低でも2巻まで読んでから、気に入るかどうか判断すると良いと思いますよ。上記の通り、1巻は現在のものとまるっきり別物ですので。 |
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