| 独断と偏見の まんがレビュー 2003年3月 |
| 2003年3月3日(月) | |
| タイトル | お金儲けのエンジェル |
| 著者名 | 近藤洋助、高橋三千綱 |
| 巻数 | 1〜3巻(アクションコミックス) |
| 出版社 | 双葉社 |
| 発行年 | 2003年〜 |
| ジャンル | お金儲けのオヤジまんが |
| 評価 | ★★★ :お金儲けのまんがが好きな方へ。 |
| ストーリー | |
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中村信次は中学の美術教師だったが、女子生徒に対する強制ワイセツの冤罪でクビになってしまう。そこを、投資顧問会社の佐原社長に拾われる。投資について右も左も分からぬまま勤めることになったのだが…。 |
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ハイウェイカードの5万円券、3万円券が2003年2月28日をもって販売が終了しました。この販売が終了した5万円券、3万円券は2004年2月いっぱいで使えなくなります。2004年3月になっても残高が残っている場合は、1万円券以下のハイウェイカードに分割して交換してくれるそうです。よって、若干の手間はかかりますが、ユーザが損をするということはなさそうです。詳しくは、日本道路公団の webページに記載されている内容を見て下さいね。 さて、上記の webページを読んでいた私は、1つの財テク(?)を思いつきました。ここでは、手持ちに100万円があるとして説明したいと思います。 これから、単純計算で年率は9.04%ということで、かなり高い利回りということが分かりますね。ただし、リスク要因もいくつか潜んでいます。 第一の要因として、みなが同じことを考えて一斉に1万円のハイカが売り出しにだされることも考えられます。このとき需給関係が悪化して、買い取り価格が安くなる可能性があります。利回りが下がるだけでなく、場合によっては損失が発生する可能性があります。 第二の要因として、最近では偽造ハイウェイカードが出回っていることもあり、金券ショップでの買い取り自体が無くなる可能性があります。この場合は、全損ということになります。 ただし、これらのリスク要因を抱えていてもハイウェイカードとしては使用できるため、車に乗っているかたなら諦めて購入した分を使う、という手も残っています。そのことを考えれば、リスク要因はそれほど高くなく、ミドルリスクミドルリターンといったところでしょうか。興味がある方は、自己責任の上試してみて下さいね。 というわけで、お金儲けのまんがということで、近藤洋助氏、高橋三千綱氏の「お金儲けのエンジェル」を紹介したいと思います。なんというか、そのまんまのタイトルですね。内容は、株式取引の裏側と言いますか、仕手株をテーマに扱っています。以前紹介したことのある「マネーメーカー」は株取引の正攻法とすると、その反対にある横道な方法をテーマとして扱っているのがこの「お金儲けのエンジェル」です。 このまんがを面白いと思うには、それなりに株取引を行っている方、もしくは興味のある方ですね。主人公自身が投資(投機)のことを良く分かっていないという設定なため、ストーリー内で様々な詳しい説明が入っています。そのため、あまり株取引などに詳しくない方でも読みやすくなっていると思います。内容が内容だけに、興味のある方以外は面白いと感じないとは思いますが。 ところで、仕手株の実際というのはどんなものなんでしょうね。手を出す気はないですが、その実態がどのようになっているのか興味があるところではありますね。 |
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| 2003年3月5日(水) | |
| タイトル | パーマン |
| 著者名 | 藤子不二雄(藤子・F・不二雄) |
| 巻数 | 全7巻(てんとう虫コミックス) |
| 出版社 | 小学館 |
| 発行年 | 1979〜1986年 |
| ジャンル | 正体を隠した正義のヒーローものコメディ |
| 評価 | ★★★ :藤子・F・不二雄氏の作品が好きな方へ。 |
| ストーリー | |
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須羽みつ夫は、勉強と運動が苦手な小学生。ある日、バードマンと出会い、マスクやマントを手渡されパーマンに任命される。そして、日々正義のためにパーマンとなって活躍するのであった…。 |
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私が通っている水泳教室は、毎週水曜日の午前10時30分から始まります。幸い、家から近いこともあり、行く準備をするのは10時を過ぎてからだったりします。不測の事態が起こらない限り、これで十分に間に合います。 ところが、今日に限って不測の事態が起こりました。いつも通りに水着やゴーグル、タオルなどの準備をしていたのですが、なぜか水泳帽子だけ見つかりません。部屋の隅や隙間など落ちていそうな所を探してみたのですが、それらしきものは見つかりません。刻一刻と時間だけが過ぎていきます。 5分ほど探していたのですが、水泳教室の開始時間が迫っていたので、探すのは諦めて新たに買うことにしました。しかし、私が行っている水泳教室は市営のため、水泳帽子などは売っていません。そこで、近所にある民営のスポーツジム(コナミスポーツ)で買うことにしました。このコナミスポーツは10時から開店しています。そこで、自転車でフルダッシュし、コナミスポーツへ向かったのでした。 幸い、コナミスポーツは臨時休業していることもなく開店していました。そこでなんとか1000円する水泳帽子を買うことができました。そして、その後はさらにフルダッシュで水泳教室に向かいました。おかげで、少々遅れて到着しましたが、体操を行っている途中で無事に合流することができました。 ちなみに、水泳帽子を無くすのはこれで2回目だったりします。困ったモノです。 ということで、帽子(正確にはマスク)を被ると超人的な力をもつことができる「パーマン」を紹介したいと思います。実は、今本屋さんで、てんとう虫コミックスの新装版の「パーマン」が売られています。店頭で見つけ、なつかしさのあまりに買ってしまいました。 久々に読んだ感想としては、絵柄に古くささを感じるものの、今でも十分に面白いですね。ただ、メリハリが最近のまんがに比べて少ないような気がします。というのも、1ページあたりのコマ数が多く、かつアップの少ない描写になっています。そのため、読み手がかける1ページあたりの時間が多くなってしまい、スピード感に欠けるきらいがあります。まぁ、当時はこれが普通でしたが。 内容は、すでに知っているので目新しさはあまりないですね。あと、残念なことはこのコミックに全てのパーマンの話が収録されているわけではないということです。というのも、パーマンは様々な雑誌で掲載されていたため、コミックに収録されていない話もあったわけです。例えば、パーマン5号の登場する話はほとんど収録されていません。最近のまんがはそうでもないですが、昔の場合にはコミックス化される場合に、一部の原稿が収録から外れてしまうということが結構見受けられましたね。手塚治虫氏の「ブラックジャック」でも、作者の意向により収録されない話があった、というのは有名ですね。 さて、「パーマン」の新装版は現在1〜3巻が店頭で売られています。4、5巻は4月28日に、6、7巻は5月28日に発売されるということのなので、今から順番に買っていくのもよいかもしれません。私は、子どもの頃に友達のを借りて読んでいただけなので、これを機会に買いそろえてみようかと思っています。 私みたいに、子どもの頃に読んでいた方、アニメを見たことのある方、また自分の子どもに読ませたい方などは、新装版がでたのを機にあらためて購入してみるのはいかがでしょうか。 |
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| 2003年3月7日(金) | |
| タイトル | 家栽の人 |
| 著者名 | 魚戸おさむ、毛利甚八 |
| 巻数 | 全15巻(ビッグコミックス) |
| 出版社 | 小学館 |
| 発行年 | 1988〜1996年 |
| ジャンル | 裁判もの |
| 評価 | ★★★★★:読んで損はないというよりも、読まないと損です! |
| ストーリー | |
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桑田義雄は、優秀ながらも家庭裁判所にこだわる判事である。普通の判事はルーチンワークのように少年事件を裁いていく。しかし、桑田判事は少年とともに悩み、苦しみながら裁判の判決を導き出そうとしていく…。 |
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テレビのニュースを見ていると、異なる話題でつづけて2人のまんが家が取り上げられていました。最初の話題では、アメリカ向けのまんがを書いている日本人まんが家、ということで麻宮騎亜氏がインタビューに答えていました。麻宮騎亜氏は、「サイレントメビウス」「快傑蒸気探偵団」などが代表作ですね。麻宮騎亜氏は、まんがのみならずアニメ界でも有名ですね。アニメの方では菊池通隆というペンネームが使われていたようです。 さて、2番目は地方のニュースだったのですが、犯罪被害者のシンポジウムがあったという内容でした。ここで、講演者の1人として毛利甚八氏が紹介されていました。つづけてまんが家2人をテレビで見て、私は意味もなく嬉しくなってしまいました。 ということで、毛利甚八氏が原作の「家栽の人」を紹介したいと思います。実は、私はこのまんがのせいで大学入試を失敗しました。と言うのはちょっと大げさですね。でも少しぐらいは影響しているかもしれません。 高校3年生で、大学入試まで1ヶ月をきっていた時のことです。勉強の合間に近所の本屋さんに寄りました。そこで「家栽の人」のを見つけ気分転換に読むつもりで、とりあえず1巻だけ買って帰りました。 さて、家に帰って読んでみると、これが実に面白い作品でした。1巻を読み終えた後、その面白さのあまり、いつまでたっても興奮が冷めません。当然のことながらすぐに次の巻も読みたくなり、再び本屋さんに出かけて行きました。そして、本棚においてある「家栽の人」の残りの巻を全てレジに持っていき、家に持ち帰ったのでした。当然、その日は勉強もできず、1日ずっと「家栽の人」を読みふけって過ごしました。 その後月日は流れ、大学の入試試験を受けました。そして見事に、本命、すべり止め、両方とも落ちてしまいました。すべり止めの大学まで落ちてしまうのでは、すべり止めになっていないですね。冬には大学のパンフレットを眺めていたのですが、春には予備校のパンフレットを眺めるようになってしまいました。 それほどまでに、夢中になって読んだ「家裁の人」は実に面白いです。面白いといっても"fun"の面白さではなく、"interesting"の面白さです。もちろん、裁判もののエンターテイメント作品という捉え方もあります。しかし、この作品を単なるエンターテイメント作品、ヒューマンドラマ作品として捉えてしまうようではもったいないですね。この作品は、現代の日本の教育システム、裁判所、そしてそれにかかわる人間たちの矛盾を見事に描き出しています。そう、「家裁の人」は単なるヒューマンドラマではありません。 この作品では数多くの問題を抱える少年達が現れます。ここで、実際に教師をしている方達からは、 そんなわけで、「家栽の人」は是非ともみなさんにお勧めしたい傑作です。 |
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| 2003年3月10日(月) | |
| タイトル | こどものおもちゃ |
| 著者名 | 小花美穂 |
| 巻数 | 全10巻(りぼんマスコットコミックス) |
| 出版社 | 集英社 |
| 発行年 | 1995〜1999年 |
| ジャンル | シリアス思春期コメディ |
| 評価 | ★★★★ :前向きなまんが好きな方へ。 |
| ストーリー | |
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倉田紗南は、芸能活動をしている小学6年生。紗南のクラスは、羽山秋人が主犯となって荒れていた。たまりかねた紗南は、羽山に刃向かっていくのだったが…。 |
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先日、久々にOVA(オリジナルビデオアニメーション)を買いました。LDが全盛の時代には色々と買っていたのですが、最近では金銭的な事情もあり、ほとんど買っていませんでした。これ以前に買った作品というと、新海誠氏が監督した「ほしのこえ」ですね。 さて、何を買ったかというとゆめ太カンパニー製作の「アニメーション制作進行くろみちゃん(以下、くろみちゃん)」です。実は、インターネット上のMZTVのCM部分に最初の4分ほどがプロモーションとして配信されていました。何気なくクリックしたのですが、そのノリの良さと扱っているテーマに惹かれ、速攻でDVDを買いに行きました。 以前、島本和彦氏の「吼えろペン」を紹介したことがあると思います。これは、まんがで描いたまんが業界ものでした。この「くろみちゃん」は、アニメで描いたアニメ業界ものといった感じです。ある程度、業界のことを知っている人なら大爆笑の内容です。あまりに私が笑っており、その笑い声が隣の部屋まで響いていたらしく同居人H氏が何事かと不審がっていました。 さて、このOVAは、「おじゃる丸」「こどものおもちゃ」のTVアニメでおなじみの大地丙太郎氏、渡辺はじめ氏が製作に係わっています。どうりで面白いはずです。よく見てみると「くろみちゃん」は「おじゃる丸」や「こどものおもちゃ」と似たキャラや演出が見受けられました。 ということで、今回は小花美穂氏の「こどものおもちゃ」を紹介したいと思います。私が初めて「こどものおもちゃ」を見たきっかけは、TVアニメ版の「こどものおもちゃ」でした。TVアニメの方は今まで見たことのないハイテンションで、ビックリしたことを覚えています。そこで、興味が沸いてコミックを購入したのでした。 さて、内容はというと、そのノリのよさとはうらはらに非常にシリアスで重いです。雰囲気はコメディで、テンションも高いのですが、その取り扱っているテーマは非常に重いものです。ここまで、重い作品だとは思いませんでした。扱っているテーマとしては「クラス崩壊」「いじめ」「家族問題」「捨て子」「片腕不随」「心の病」などです。そんな悩みや苦しみを抱えながらも、前向きに前向きに生きていこうとする子ども達の成長が見事に描かれています。軽い雰囲気の少女まんがだと思って読むとしっぺ返しをくらいます。 非常に出来の良い作品ですので、大人から子どもまで幅広い方達へお勧めです。 |
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| 2003年3月12日(水) | |
| タイトル | 究極超人あ〜る |
| 著者名 | ゆうきまさみ |
| 巻数 | 全9巻(少年サンデーコミックス) |
| 出版社 | 小学館 |
| 発行年 | 1986〜1987年 |
| ジャンル | アンドロイドギャグ |
| 評価 | ★★★ :毛色の変わったまんがが読みたい方へ。 |
| ストーリー | |
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春風高校光画部が撮影旅行をしていると、池から自転車に乗ったR・田中一郎が出現するところに遭遇した。彼は、一騒動起こしたあげく、よく分からないうちに去っていってしまった。ところが1学期が終わる頃に、彼は春風高校に転入してきたのだった…。 |
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2003年4月7日は、アトムの誕生する日です。これをきっかけにして、鉄腕アトムのTVアニメがまた作られることになりました。これで、3回目のTVアニメ化ということになります。1回目は1963〜1966年、2回目は1980〜1981年の放映でした。まんがの方は1950年代の作品ということで、今から半世紀近くも前の作品なんですよね。 さて、そんな記念すべきアトムの誕生日が近づいていると言うことで、プロモーションなどにも力を入れているようです。インターネットでも、今回始まる新しいTVアニメ版鉄腕アトムのプロモーションムービーが配信されています。そこそこ高速なインターネットの接続環境をお持ちの方は、一度ご覧になられてはいかがでしょうか。 このプロモーションムービーを見る限りでは、作画のクォリティはかなり高そうです。やはり、記念すべきタイミングということで、それなりに力が入っている(お金をかけている)ようです。噂では、1年間の放送の制作費で100億円かかっているとのことです。この金額が放送まで含めた金額かどうか分からないのですが、普通のTVアニメの純粋な制作費が1話で1800〜2000万円ぐらいです。この鉄腕アトムは全50話ということなので、普通のアニメだったらせいぜい制作費が10億円といったところになります。これだけでも、力のいれようが分かるというものです。はっきりいって、TVアニメにこれだけお金がかけられた事は今まで無いのではないでしょうか。 ところでプロモーションムービーを見ていて、ちょっと気になったのは天馬博士の扱われ方です。プロモーションムービーを見る限りでは、マッドサイエンティストのように扱われているのですけど、本放送でもそうなんでしょうか。だったら、ちょっと悲しいですね。 ということで、手塚治虫氏の「鉄腕アトム」を紹介し…………たいところだったんですが、残念ながらできません。「鉄腕アトム」のコミックは神戸の実家においてあり手元にないので、紹介できないんです。原則的に、レビュー前には一通り読み直すようにしていますので、それができないのではレビューを行えないんです。ので、ロボットつながりということでゆうきまさみ氏の「究極超人あ〜る」を紹介したいと思います。 昔からのゆうきまさみ氏のファンの方はこの「究極超人あ〜る」を知っている方も多いと思います。これは、ゆうきまさみ氏のメジャーデビュー作で、今でも一部の方に根強い人気があるようです。特に、このまんがのファン同士では待ち合わせに遅刻しても、「光画部時間」と言えば許してもらえたりします。 内容を一言でいうと、少々毛色の変わったギャグまんがといったところでしょうか。ゆうきまさみ氏独特のギャグセンスがあちこちに散りばめられております。その独特さゆえ、これに似たギャグセンスを持ったまんがは他には見たことがありません。 さて、メインの舞台が光画部(写真部)ということになっています。なぜ、光画部だったのでしょうか。推測ですが、ゆうきまさみ氏自身が写真部だったとかで、扱いやすいテーマだったのではないでしょうか。それゆえか、写真関係のマニアックなギャグも含まれています。「じゃじゃ馬グルーミン★Up!」でも、主人公の久世駿平がカメラを買って撮影するというシーンがありました。また、「ゆうきまさみのはてしない物語」でも、苦労してお金を貯めてカメラを買った、といった説明がありました。それなりにカメラについては、色々とこだわりがありそうです。 この「究極超人あ〜る」はOVAでアニメ化もされています。こちらの方も、まんが版のファンならば思わずにやりとする箇所が満載です。「究極超人あ〜る」のファンの方は是非ともOVAも見ることをお勧めしますよ。今なら、DVDで再販されています。今から手に入れるとしたら、DVD版になるでしょう。 そんなわけで、一風変わったギャグまんがを読みたい方に是非ともお勧めしますよ。 |
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| 2003年3月14日(金) | |
| タイトル | 1・2の三四郎 |
| 著者名 | 小林まこと |
| 巻数 | 全20巻(少年マガジンコミックス) |
| 出版社 | 講談社 |
| 発行年 | 1979〜1983年 |
| ジャンル | ラグビー・柔道・プロレス コメディ |
| 評価 | ★★★ :プロレスが好きな方へ。 |
| ストーリー | |
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ある事情によりラグビー部を退部することになった東三四郎。部員のいない柔道部を乗っ取ってレスリング部の西上馬之助、空手部の南小路虎吉、北条志乃の4人で格闘部をつくった。そして、クラブ祭でラグビー部と対決することになるのだが…。 |
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最近は、本屋さんにもまんがの文庫が沢山置かれるようになりました。ここ数年、様々なまんがを文庫化するのが流行っているようです。昔の作品が文庫となることは当然としても、通常のコミックがまだ売られているのに文庫化されたり、現在も連載中のものも文庫化されていたりします。出版業界も不況なんですね。 私は基本的に文庫は買いません。というのも、ページが小さくなって読みにくく、絵柄によっては線やスクリーントーンがつぶれてしまっていたりするからです。 しかし、この信条に反して文庫化されたものを買う場合があります。どんなときでしょうか。それは、どうしてもその作品が読みたくなったにもかかわらず、文庫以外では入手ができない場合です。そんな時は、読みたい欲求を優先して、文庫でも構わずに購入することにしています。そんなわけで、急に「1・2の三四郎」が読みたくなり、本屋に直行して一気に文庫全12巻を買ったのでした。 ということで、今回は小林まこと氏の「1・2の三四郎」を紹介したいと思います。以前、この続きである「1・2の三四郎2」を紹介したことがあると思います。本当なら、描かれた順に紹介するべきでしたね。紹介の順番が逆になってしまいました。 さて、「1・2の三四郎2」は、全面的にプロレスまんがでしたが、この「1・2の三四郎」では、前半は三四郎がプロレスラーになることを決意するまで高校生活を、後半は高校卒業してからプロレスラーになる修行について描かれています。前半の高校生活では、当然プロレスではなく、ラグビー、柔道などをこなしています。ただ、作者自身が元々プロレスを好きだったのか、プロレスラーにさせる伏線なのか、1話のシーンからプロレスがらみのネタが入っていたりします。 さすがに古い作品なので絵柄は古く感じますが、面白さは今読んでも衰えないです。私のように最初に「1・2の三四郎2」を読んだ場合には、 蛇足ですが、岩清水がこんな最初から登場しているとは思いませんでした。それに、小林まこと氏の作品で、「それいけ岩清水」というのがあるんですが、この「1・2の三四郎」で出てきた岩清水が主人公なんでしょうか。機会があったら読んでみたいものです。 |
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| 2003年3月17日(月) | |
| タイトル | T・P(タイムパトロール)ぼん |
| 著者名 | 藤子不二雄(藤子・F・不二雄) |
| 巻数 | 1〜5巻(希望コミックス) |
| 出版社 | 潮出版社 |
| 発行年 | 1979年〜 |
| ジャンル | タイムトラベルSF |
| 評価 | ★★★★ :タイムトラベルもののSFが好きな方は是非! |
| ストーリー | |
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並平凡(なみひらぼん)は、平凡な少年である。ふとしたことから、知られてはいけないはずのタイムパトロールの存在を見てしまう。タイムパトロールの秘密を守るため、並平凡もタイムパトロールに入隊することになった…。 |
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前回紹介した「1・2の三四郎」の文庫を買いに行ったとき、本屋のコミックスフロアの入り口で嶋中書店が発行している「T・Pぼん」の廉価版が置いてあるのに気付きました。私は、この「T・Pぼん」のコミックを変則的(異なる出版社)に持っているため、全話持っているという自信がありませんでした。文庫と同様、原則的に廉価版のコミックは買わないのですが、どうやら私が読んだことの無いストーリーまで含まれていそうです。そこで、急遽方針をねじ曲げ購入することにしました。 で、持っていそうにないストーリーが含まれている巻だけを買うか、それとも全部買うか迷いました。嶋中書店が出しているこの廉価版は1冊305円と安い価格であるため、一気に買いそろえることにしました。一時的な出費よりも、後から買わなかったことを後悔する方が嫌だったからです。特に、最近のコミックは生ものであり、ちょっと油断するとあっとういう間に絶版になり、すぐに手に入らなくなります。そのため、コミックや本に関しては、 そんなわけで、今回は藤子・F・不二雄氏の「T・Pぼん」を紹介したいと思います。藤子・F・不二雄氏というと「パーマン」、「ドラえもん」で有名ですね。しかし、この「T・Pぼん」はメジャーな雑誌に連載されなかったことが災いし、意外と知られていません。ただ、この「T・Pぼん」は藤子・F・不二雄氏のまんがの真骨頂の出来と言ってもよく、今でも根強いファンがいまして、私もその一人だったりします。 内容は、その題名で示している通り、藤子・F・不二雄氏の好きなタイムトラベルものです。実際に、過去は一億九千万年前から、未来は人類が地球外に移住してしまう時までとその歴史の幅はかなり広くなっています。藤子・F・不二雄氏の作品としては珍しく1話が32〜44ページと長いため、読み応えも十分にあります。そして、その長めのページを活かし、存分に描きたいことを描いているということが見受けられました。 さて、このように優れた作品である「T・Pぼん」なのですが、ご存知のように藤子・F・不二雄氏はすでに亡くなってしまっているため、永遠の未完となってしまいました。一応、コミックス上の区切りとしては全5巻ということになっていますが、未収録の原稿があることや、今回の嶋中書店版の第5巻に収録してある205ページに、 なお、最後になりますが、上記の発行年などのデータは連載していた雑誌の休刊、さらに新雑誌での不定期連載と色々あり、正しいかどうかは微妙です。参考程度のデータであると受け止めて下されば幸いです。 |
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| 2003年3月19日(水) | |
| タイトル | お父さんは急がない |
| 著者名 | 倉多江美 |
| 巻数 | 全1巻(PFコミックス) |
| 出版社 | 小学館 |
| 発行年 | 2000年 |
| ジャンル | 日常の1コマドラマ |
| 評価 | ★★★ :のんびりしたまんがでほっと一息つきたい方へ。 |
| ストーリー | |
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「300年生きる」が口癖のお父さんは、プロの囲碁棋士である。そんなお父さんの日常を、娘・佐江子の視点から敬愛を込めて語るエッセー風まんが。 |
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「はじめに」にも書かれているように、このサイトは週3回の定期的な更新をうたっています。しかし、なかなか定期的に更新されないのは、みなさんのご存知の通りです。しかも、記載している日付が必ずしも更新日になっていないばかりか、現在の日付と更新の日付は1週間以上ずれている始末で、有名無実の状態になっています。そのせいで、 そこで、この現状を打破しようと、今週はまんがフリーク更新強化週間ということにして、実際に日付に追いつけるようにがんばろうとしている次第です。ただ、更新が遅れているのは書くネタが無いためではありません。気合いの問題のため、簡単には解決できないという側面を持っています。 どういうことかというと、こんな短い稚拙な文章でも、1回のレビューを書き上げるのには最低でも1時間以上かかっています。もちろん、まんがを読み返す時間を含まずにです。そのため、ある程度気合いをためないと、なかなか書けないものなんです。そのため、1日2回以上のレビューはなかなか書けません。まぁ、単に私の気質の問題ですけどね。何はともあれ、急がずあせらず更新をしていこうと思っています。 そんなわけで、急がないお父さんが登場する倉多江美氏の「お父さんは急がない」を紹介したいと思います。このまんが、上では全1巻となっていますが、この続きとしていわゆる2巻に相当する「続・お父さんは急がない」というのがあります。私は、始めて読んだのはこの「続・お父さんは急がない」の方でした。こちらを読んで気にいったので、前作の「お父さんは急がない」も購入しました。ただ、あまりメジャーな作品でないせいもあって、どこの本屋に行っても「お父さんは急がない」は置いてありませんでした。ので、わざわざ注文して買ったのでした。 なお、このまんがは娘である佐江子の視点から描かれており、「お父さんは急がない」では、佐江子が小学4年生から高校生のときまで、「続・お父さんは急がない」では高校生から大学を得て社会人になり、子どもができるまでの間となっています。ただ、そのほとんどのエピソードは高校生の時の視点から描かれています。 内容は、「300年生きる」が口癖ののんびりとしたお父さん、口うるさいお母さん、頭が良く棋士を目指している弟、そして佐江子の日常的なささいな出来事をテーマとして扱っています。扱っているテーマは違えど「神戸在住」と同じような感じですね。「神戸在住」もそうですが、のんびりとした雰囲気の出来上がりとなっています。 学業や仕事で忙しいとき、ほっと気を抜きたいときに是非とも読んで欲しいまんがです。 |
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| 2003年3月21日(金) | |
| タイトル | 宇宙家族カールビンソン |
| 著者名 | あさりよしとお |
| 巻数 | 1〜13巻(少年キャプテンコミックス) |
| 出版社 | 徳間書店 |
| 発行年 | 1986年〜 |
| ジャンル | SFマニアックギャグ |
| 評価 | ★★★ :感性が合う方なら是非。 |
| ストーリー | |
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アネさんを中心とする旅芸人一座は宇宙船の接触事故により、相手の宇宙船を大破させてしまう。その責任を感じ、相手の宇宙船の生き残りであるコロナを、誰かが捜しに来るまで育てることを決意する。一座をあげてコロナの親を演じる大芝居が始まったのだった…。 |
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以前、NHKで放送していた海外ドラマ「宇宙船レッド・ドワーフ号(原題:RED DWARF)」というのをご存知でしょうか? これは、イギリスBBCで作成されたSFコメディです。どちらかというとあまり品の良くないギャグを連発していまして、とてもNHKで放送しているとは思えない内容でした。 NHKで放送していた当時から、私と同居人H氏はこの「宇宙船レッド・ドワーフ号」が大好きで、いつも見ていました。ただ、放送当初はその存在を知らなかったため、初回部分を知らなかったり、仕事が忙しくて所々見られないこともあり結構見逃したりしていました。 ところが、去年の暮れ頃にこの「宇宙船レッド・ドワーフ号」のDVDが発売されることを知り、早速その情報を同居人H氏に教え、買うことを強く勧めました。粘り強い説得の末、H氏は買うことを決意しました。しかも、DVD−BOX1と2をまとめてです。 BOX1は今年1月に発売され、BOX2は今日の3月21日の発売でした。ので、今手元には「宇宙船レッド・ドワーフ号」全話のDVDがあります。ただ、H氏はDVDプレーヤをもっておらず、私の部屋でしか見ることができません。そこで、私のものでもないのにちゃっかりと私の本棚に「宇宙船レッド・ドワーフ号」のDVDを並べていたりします。そして、仕事の休憩の合間に再生してはケタケタと笑っています。ちなみに、H氏は仕事が忙しくてまだ2話までしか見ていません。 ということで、今回は宇宙コメディつながりで、あさりよしとお氏の「宇宙家族カールビンソン」を紹介したいと思います。実は、この作品は連載している雑誌が休刊になったことにより、現在は休載ということになっています。また、今回あげたもの以外にも、「元祖宇宙家族カールビンソン」や、講談社で連載された「宇宙家族カールビンソン」などがあり、大まかですが3系統あると思って良いと思います。「元祖宇宙家族カールビンソン」は、微妙に設定が異なっており、講談社の「宇宙家族カールビンソン」は今までの作品とは少々毛色が異なっている、といった感じでしょうか。 なお、徳間書店の「宇宙家族カールビンソンオリジナル」は、「元祖宇宙家族カールビンソン」の復刻版、講談社の「宇宙家族カールビンソンSC完全版」は、今回紹介するものの復刻版と思っていいと思います。これだけ、色々と発刊されているとややこしいですね。 さて、あさりよしとお氏の作品は人によって好き嫌いがはっきり分かれると思います。また、面白さを理解できる人でも、疲れているときには読みたくないという人がいます。どういうことでしょうか? これは、この作品は読んでその面白さを理解するには、それ相応の気力が要求されるということです。 というのも、様々な社会現象や映画、まんが、ゲームなどのパロディやギャグが随所に入っているせいで、注意深く読まないとその面白さを満喫できないからです。例えば、同様に社会現象や他のまんがなどをギャグに使った作品に、久米田康治氏の「かってに改蔵」があります。こちらの方はそれらのギャグが直接的に使われているため、元ネタを知っていればすぐに分かります。また、元ネタを知らなくても、そこがギャグのポイントである、ということはすぐに理解できると思います。しかし、「宇宙家族カールビンソン」の場合には、隠し味的にそれらのギャグが散りばめられているため、元ネタを知っていても気付かない、さらに、元ネタすら知らない人はそのギャグの存在すら分からない、ということになってしまいます。つまり、注意深く読まないと面白さが全く分からないわけです。 この作品は、感性的に好き嫌いがはっきりすると思いますので、とりあえず1冊読んで少しでもその面白さが分かるようであったら、続きも読んでみると良いと思います。なお、あさりよしとお氏の作品がお好きな方で、まだ読んでいないようでしたら絶対に読んで欲しい作品ですね。 |
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| 2003年3月24日(月) | |
| タイトル | HAL(はいぱああかでみっくらぼ) |
| 著者名 | あさりよしとお |
| 巻数 | 全2巻(GUM COM!CS) |
| 出版社 | ワニブックス |
| 発行年 | 2000〜2002年 |
| ジャンル | マッドサイエンティストギャグ |
| 評価 | ★★★ :科学知識の造詣が深い方へ。 |
| ストーリー | |
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学校からの帰り道に変な研究室があることに気付いた。そこでは謎の科学者「希印(きじるし)博士」が研究をしており、強制的に博士の助手にされてしまう。そして、博士と共に、日夜、現代科学の謎を解明する日々が始まった…。 |
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風邪を引いてダウンしていました。そのおかげで、遅れている更新がますます遅れる状態になってしまいました。困ったものです。 さて、前回はあさりよしとお氏の「宇宙家族カールビンソン」を紹介し、注意深く読まないとその面白さが分からない、と行った趣旨の説明をしました。今回も、同様の傾向を持っているあさりよしとお氏の「HAL(はいぱああかでみっくらぼ)」を紹介したいと思います。 と、その前にあさりよしとお氏が学研の「科学」にて連載の「まんがサイエンス」というまんがを描いているのはご存知でしょうか。これは、小学生向けに様々な科学の仕組みを説明する、といった内容のまんがです。正統派の学習まんがですね。で、今回紹介する「HAL」はそれのパロディ版といった感じでしょうか。「まんがサイエンス」と同様に科学の説明を行うのですが、それらが嘘で散りばめられています。しかも、最初は真実で途中から嘘だったり、すべてがほぼ真実であるがゆえ、それ自体がギャグになっているような場合もあります。 反面、これも「宇宙家族カールビンソン」と同様に、扱われているテーマに関してある程度の知識がないと、どこまでが真実でどこまでが嘘なのか分からず、どこがギャグになっているのかさっぱり分からないでしょう。私自身も、それほど知識と教養を持っているわけではないため、全部のギャグを理解することはできませんでした。ただ、自分が知っているジャンルのギャグについては大爆笑でしたけどね。 個人的にかなり笑えた話は「ドップラー効果と赤方偏移」「生き物の飼い方 恐竜編」「水道水のしくみ」「倒れながら歩く!?二足歩行ロボット」「夢の単段式宇宙船」ですね。 どれが面白いと感じるかは、人それぞれ得意なジャンルが異なるので読む人によって変わってくるのではないでしょうか。なお、同居人H氏は「真実を見抜く目」の最後のオチである、 そんなわけで、人それぞれ面白く感じるポイントは異なるでしょうが、雑学や科学関連の知識に自信がある方は是非とも読んで爆笑してもらいたいものです。また、時事ネタも結構含まれているため、ギャグが風化する前にできるだけ早く読んだ方が良いでしょう。 なお、余談になりますが「水道水のしくみ」は恐いことにほぼ真実です。雨水が多くなると処理せずにそのまま流すのは、水量が多くて下水処理場で処理できる能力をオーバーするからです。だから、雨量が多いときは基準値をオーバーした状態で流れてしまうことがある、と学校の見学でいった下水処理場の人が言っていました。恐い話ですね。 |
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| 2003年3月26日(水) | |
| タイトル | 私立T女子学園 |
| 著者名 | 竹田エリ |
| 巻数 | 全10巻(YOUNGJUMP COMICS) |
| 出版社 | 集英社 |
| 発行年 | 1996〜2001年 |
| ジャンル | 学園4コマ |
| 評価 | ★★★ :ちょっといじわるな学園4コマが読みたい方へ。 |
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竹田、大崎、井森、山瀬、クズちゃんらを中心とする私立T女子学園に通う女子高校生の間に繰り広げられる日常&非日常学園4コマまんが。 |
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「ヒカルの碁」「私立T女子学園」の両方のコミックを読んでいて思ったことがあります。それは、集英社の編集者はセンスが悪いのではないだろうか、という疑問です。 なぜ、こんな疑問が持ち上がるかと言いますと、両方のコミックで作者が編集者のセンスの悪さについて語っているからです。実際に引用してみますと、 ということで、今回は竹田エリ氏の「私立T女子学園」を紹介したいと思います。内容は、女子高校をテーマにした学園4コマまんがです。登場人物は圧倒的に女子高校生が多く、また各々のキャラは個性派ぞろいです。個性派すぎるゆえ、かなり人間ばなれした描写も見受けられますが、これはこのまんがの面白さといったところでしょう。ただ、性格の悪い人間がメインキャラクターであるため、他の4コマまんがのように読んでいて、ほのぼのとすることはありません。どちらかというと、他の登場人物がいじめられているのを見て楽しむ、といった感じです。そのため、人によっては肌に合わない人がいるかもしれません。 この「私立T女子学園」は比較的長い連載となりました。4コマまんがの場合には、連載している雑誌が発売される季節に準じた内容にしなくてはいけないため、まんがの中はほぼリアルタイムで時間が流れていきます。その場合、1年経つごとに進級し、3年で卒業してしまう計算になります。が、この「私立T女子学園」では、春になると進級せずに同じ学年からまたスタートするという永遠ループの手法を用いています。まぁ、人気があり連載期間が長くなる学園ものではありがちな話ですね。 竹田エリ氏はこの「私立T女子学園」の連載終了後、いくつかのコミックを出していますが、新しいコミックが出るたびに内容はどんどん面白くなくなっている気がします。他のまんが家にも見られる傾向ですが、初期の連載作品などが人気があり、長期連載になった場合に、2作品目、3作品目が面白くなくなるようです。本来は、初期の駆け出しの頃に様々な作品を作り、試行錯誤することは伸びていく上で重要なことだと思います。それが、始めから人気が出ると試行錯誤する前に作者の思考が固定化されてしまうようです。なんとか打破してもらいたいですね。 |
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| 2003年3月28日(金) | |
| タイトル | 本気のしるし |
| 著者名 | 星里もちる |
| 巻数 | 全6巻(ビッグコミックス) |
| 出版社 | 小学館 |
| 発行年 | 2000〜2003年 |
| ジャンル | 泥沼のラブストーリー |
| 評価 | ★★★ :どろどろのラブストーリーが好きな方へ。 |
| ストーリー | |
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辻は、文具メーカーに勤める独身男性社員。人生や恋愛を成り行きのままにまかせて過ごしてきた。そんなある日、不思議な女性浮世と出会い、彼の人生は転落していくのだった…。 |
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一般的によく見かける傾向ですが、デビュー時には少年まんがを描き、ある程度年を重ねると青年誌に活躍の場を移す、というパターンがあります。これは、デビュー当時は作者自身がまだ若く、心理的に子どもと近い状態にあるため少年まんがが描きやすく、年をとっていくごとに読者との年齢差が広がっていき、段々と少年まんがが描けなくなっていく、ということです。そのため、ある一定期間を過ぎると青年誌に移行するまんが家は結構多いようです。 逆に、ずっと少年向けまんがを描き続けることができる人は、なかなかいないのが現状です。また、ずっと少年向けまんがを描いていても、あだち充氏の「H2」「KATSU!」のようにどれも似たようなテイストのまんがばかり、という進歩の見られない状態もあります。これは、まだ年齢的な心理差がまだ無かった頃に確立した手法で、ずっとまんがを描き続けるというパターンです。人気があるうちは良いのですが、人気がなくなった場合には行き詰まってしまう可能性があります。また、少年誌から移動し青年誌をメインの活躍の場としながらも少年向けまんがを描き、玉砕してしまうという細野不二彦氏の「熱拳ムサシ」「ザ・スリーパー」のような例もあります。ただ、チャレンジすることは良いことで、いつか良い結果がでる可能性があります。個人的には、失敗を恐れず様々な作品にチャレンジして作品の幅を広げて欲しいものです。 ということで、一般的なまんが家と同様に年齢を重ねるごとに少年誌から青年誌に移行した星里もちる氏の「本気のしるし」を紹介したいと思います。ご存知の方もいるとは思いますが、星里もちる氏連載デビュー作品は「危険がウォーキング」という明るい前向きな少年まんがでした。それからいくつかの作品を描いたあとは、徳間書店の少年まんがから小学館の青年向けまんがに活躍の場を移していきました。 青年誌に移動してからは、男女のラブストーリーもの、「ハ−フな分だけ」「りびんぐゲーム」などの明るいラブコメディを描いていました。が、同じラブストーリーものでも「結婚しようよ」「夢かもしんない」あたりから段々ときな臭くなり、最近最終巻の出たこの「本気のしるし」では、どうしようもないほど暗く泥沼なストーリー展開を描くようになりました。とても、「危険がウォーキング」を描いた人とは思えません。 星里もちる氏といい、原秀則氏といい、なぜ少年まんがでは脳天気なほど明るいまんがを描いていた人は、青年誌に移るとこういう陰鬱な展開のまんがを描くようになってしまうんでしょうね。まぁ、ストーリー自体は面白いと思いますし、作品の幅を広げるのは良いことですので構わないのですけど。ただ、個人的には今以上の泥沼なラブストーリーものはちょっと遠慮したい気分です。まぁ、最後には主人公達が前向きに行きようと努力している姿で締めくくられているのが救いですね。 余談ですが、最近の星里もちる氏の作品はテレビドラマにでもなりそうなストーリーティングが多いように思われます。ひょっとして、狙っているのかもしれませんね。 |
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| 2003年3月31日(月) | |
| タイトル | 虹色ゼネレ−ション |
| 著者名 | 瀬々倉匠美子 |
| 巻数 | 全3巻(少年チャンピオン・コミックス エクストラ) |
| 出版社 | 秋田書店 |
| 発行年 | 1989年 |
| ジャンル | 学園コメディ |
| 評価 | ★★★ :青春学園ものが読みたい方へ。 |
| ストーリー | |
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吉野舞子は、この春中学生になったばかり。友達のこと、好きな人のこと、家族のことを悩みながらも明るく生活する日々を描いた学園コメディほか。 |
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Macromediaが、ブラウザなしで動くFlashプレーヤ"Macromedia Central"を発表しました。今現在のインターネット上ではまだまだhtmlベースの web環境が多いですが、Flashがより普及してくれば、 webブラウザは必要なくなり、この"Macromedia Central"だけで事足りることになります。更に、現在の"Flash MX"はちょっとしたプログラム的なこともできるため、"Macromedia Central"さえあれば、OSなどの環境に依存しなくなる事態もありえます。さらに、MacromediaはFlashを携帯電話や家庭用機器などにまで浸透させることまで考えているようです。となると、OSはWindowsだろうが、Macだろうが、Linuxだろうが関係なくなります。そして、今までの勢力図では隅にいたMacromediaが、急激に勢力図を塗り替える可能性があります。 と、ここまで書いていて、なんか過去にも似たような事例があったことに気付きますね。そうJavaです。発表当時、あれだけもてはやされたJavaですが、今の主流の使い方といったらサーバサイドプログラミングといったところでしょうか。もちろん、一部の携帯電話では利用することが可能ですが、色々と制限が厳しく今のところこれといった使い道はないようです。組み込み機器でも一部使われているような話は聞きますが、残念ながらどの程度普及しているのか私は分かりません。もちろん、一部の企業では全社を挙げて汎用大型コンピュータからワークステーションまで、アプリケーションのプログラムコードをJavaに書き換えているような話も聞きますが…。 結局Javaは当初予定されていたものとは違った方向で普及していきました。ということは、この"Macromedia Central"もどうなるか分かりませんね。それに、確かにhtmlベースでは表現しにくい時間軸を伴った表現にはとても便利だと思います。が、やはりMacromediaに独占されるのは嫌なので、それらの表現にはSMILあたりが普及して欲しいと思う今日この頃です。SMILとはマークアップランゲージで、文字、絵、音声、動画などを時間軸を指定してアニメーションさせることまで含めて記述することができます。もちろん、W3Cで標準化されていまして、すでにIE5.5やIE6.0などは対応されています。 また、RealPlayerなども対応している関係もあり、SMILは今のところストリーミング配信などで利用されている反面、これらの人達以外にはあまり知られていないのが実状のようです。私も、つい最近までは知りませんでした。また、広く普及しているとは言い難い現状で、日本語の資料もほとんどありません。数少ないSMILを取り扱った書籍もストリーミング配信を行う前提の記述ばかりで、言語リファレンスといった詳しい説明はありませんでした。そのおかげで、私はW3Cの英語で書かれている原文を直接読まざるを得ません。今も、原文と格闘している最中です。 ということで、私と同様に英語で苦労している吉野舞子が主人公の「虹色ゼネレ−ション」です。この瀬々倉匠美子氏の「虹色ゼネレ−ション」は、旺文社の学習雑誌「中1時代」に連載されていました。と言っても、ぴんと来ない方も大勢いるでしょう。なにせ、この旺文社の学習雑誌「中1時代」は1991年の3月号を最後に休刊しているのです。多分、知っている人は特定の年代の方だけだと思います。 さて、この「虹色ゼネレ−ション」は全3巻となっていますが、ストーリー区分の上では全1巻のコミックが3冊ある、と言った方が正しいでしょう。というのも、連載していた雑誌の関係上、どうしても1年間で1つの物語を終わらせなくてはいけなかったからです。読者自身が中1から中2になっても、まだ「中1時代」を読むことはまれだからですね。そんなわけで、12話で物語が一応完結し、次の巻ではまた新たな設定でストーリーが展開されるわけです。 内容は、青春時代の悩んだり迷ったりしながらも、自分で解決し進んでいく青春まんがっぽいものとなっています。ストーリーはとりたててユニークな所はありませんが、レベルが低いわけではないので安心して読むことができます。悪く言うと、小さくまとまりすぎている嫌いがありますが…。 さて、瀬々倉匠美子氏ですが1990年に「ヨコハマお元気キッズ」を出したのを最後に、ここ10年以上コミックがでていません。未確認情報ですが、某新聞に挿し絵を描いているという話もあります。これだけ描けるのに、もったいないですね。是非とも、まんが界にカムバックして欲しいものです。 |
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