2001.10.7 up

タイム・ログ


 活動をどのぐらい続けるのか(どのぐらい時間が残っているか)といった見通しをもたせるため,時計と併用してタイム・ログを活用する。


(7月現在の状態・レベル)

●時刻の理解はできていないが,長針や短針の読みができることから,行動の終わりのサインとして時計を活用している。「のっぽが9になったらおしまい。」,「8時まで。」などの対応はできている。長針の読みは10分まで。

●お風呂の終りや就寝は時刻との関連付けで指示しており,効果的なことも多い。最近はタイマーや目覚ましも自分で消してしまうことが見られる。

●食事を切り上げさせるため,あらかじめ「〜時まで」という指示で夕食をとらせており,ほぼ対応できている。


2000.8.16

 タイム・ログは,五大エンボディ社から購入したもので,ライトのインターバルが1分,時間が最大20分のものを使用しています。

 現在は,時間がかかってしまう食事や,一人でパソコンを遊ぶときなどに活用しています。最初に,ゆうちゃんにボタンを押させています。

 まだ遊び感覚でタイム・ログを使っており,ライトの点灯が消えアラームが鳴ると,自分からまたボタンを押してしまうことが多いようです。


2000.9.6 アラームが鳴っても,また自分から押してしまう

  タイムログを使いこなせていません。ライトの点灯が消えアラームが鳴ると,自分からまたボタンを押してしまいます。代わりに「ノッポが2でパソコンは終わりだよ。」といった,時計の活用は抜群に効果的です。自分で長針の位置を確認して,時間になると一人でさっさと次の行動に切り替えができています。

 現時点では,タイム・エイドとして時計に軍配です。


2001.1.3   タイム・ログも必需品に 

 ゆうちゃんは,寝る前にパソコンで遊ぶことが日課です。パソコンを始める前に自分でタイム・ログをセットさせています。終了アラームがなると,パソコンを終わらせ,トイレに行っているようです。

 まだ,「終わりのアラーム」がなると,自分から「終了」の延長ボタンを押してしまうときもありますが,これは続けたいという自分からの意志表示であり,希望を聞いた上で対応しています。時計で終了時間を指示した場合とこの点が異なります。時計では,自分からチョイスして延長できません。時計の指示は絶対的な指示です。

 時計とタイム・ログの違いがはっきりとしてきたことから,最近では,TPOで使い分けしています。時計はルーチンの日課,タイムログは個々の活動に活用しています。

 タイム・ログは生活の中で必需品になりつつあるのかなあ・・・


2001.1.7   アラームが鳴っても,また自分から押してしまっていたことが解決   

 簡単な工夫で,「終わりのアラーム」が鳴ってもまた自分からボタンを押してしまっていたことが解決しました。

 アラームが鳴ったら,ゆうちゃんに「終了したこと」を確認した上で,タイム・ログを裏返しにする。,ゆうちゃんは目の前からボタンがなくなったことによって,本当に終了し,延長がないことを納得したようです。コミュニケーション・カードの牛乳事件のとき(2000.9.2)と同じ理屈でした。本人の目の前に,「要求」シンボルや「要求」ボタンを用意しながら,「おしまい」や「ダメ」の指示は論理上ありえなかったわけです。だから,(本人も同意して)「要求」ボタンをなくしたことによって,問題は解決いたしました。

 2001.1.3の紹介も含め,終わりの指示バリエーションが増えました。  


2001.10.7  追加  

生活工房 補助具・福祉機器研究所 増澤高志さんの紹介です。 

    生活工房のHPは, http://homepage2.nifty.com/seikatukoubou/

 おやじのしごと。2年ほど前から,木製福祉用具の開発にたずさわっています。お母さんがブランドものの服をまとうように,子どもたちが使う道具も「いいもの」を提供したいというコンセプトで開発しています。

 増澤さんがいくつかタイム・ログのカバーを試作してくれましたので紹介します。現在,ゆうちゃんがモニターとして使用しています。

  増澤さんの試作品

 

(つづく)

戻 る