キリンビール工場
キリンは全国13ケ所に工場を持っています。
私が訪れたのは、取手工場。
さて、ビール工場見学も2度目ともなると、だんだんとずずしくもなってまいります。
予約の電話も堂にはいり、
『あの〜、ビール工場見学って初めてなんですが、どうしたらよいのでしょうか?』
なんて、言いながら即座に日程を決め、
またもや、車で出かけたのであります。(飲んだら乗るな!飲むなら乗るな!)
アサヒとは違い、キリン取手工場はまさに工場らしい工場といえます。
国道6号線に面した場所柄か、ビールを満載したトラックが入り口を何台も出入りしたり、
工場の敷地を忙しそうに行き交っています。
入り口の警備員さんに駐車場の場所を聞き、指定されたところに止めると、
すぐ横の建物に受け付けがありました。
名前を告げ、パンフレットをもらうと、会議室のようなところに案内されます。
やはりビールの出来るまでのビデオ上映です。
アサヒとおおよそ、同じ内容でした。
ひととおりビデオを見終わると、工場見学になります。
今回は「昔は美人だったろうな〜」というお姉様が工場を案内してくれました。
受け付けのある棟から、いったん、外に出て、ちかくの建物のなかに入っていきます。
すぐにもむっとした、香りが立ちこめてまいりす。ホップの熟成される匂いです。
近代的ビルのアサヒとは違い、もろ〜という感じで、私の鼻に刺激臭を嗅がせてきます。
ビールびんのガチャガチャとぶつかりあいながら流れる音もまじかに聞こえ、まさに工場見学という感じです。
おうう!! 『一番絞り!』『端麗生!』ふだん、良く見るブランドが行き来しているではあ〜りませんか。
こんなにあるなら、1ケースぐらい、帰りに車のトランクに積み込んでもわからないんじゃない!?
なんて、不謹慎な考えが浮かんでも、きっと、神様は許してくれるでしょう!! ラーメン!おっと、アーメン!
そして、いくつかの建物をまわると、かなり歩いたようで、1台のバスに乗りこみ、最初の建物まで戻りました。
歩き疲れた後には、やはりのどが乾いてしょうがありませんよね!
いよいよです!
中食堂という感じの部屋に通され、空いている席におのおの座りました。
しかし、期待とは裏腹に、テーブルのうえにはビールなどありません!
ただ、おつまみらしきものが入ったバスケットのようなものだけが載っているではあ〜りませんか!
どうしたんじゃい! のどにキリっとするものはないんかいの〜!!と、目が血走ります。
ぎょろぎょろと、ジャングルで獲物を捕らえようとする、野獣の目でその姿を追っていると......
さきほどの案兄をしてくれたお姉様?のテーブルには、大きな蛇口らしきものが....
『どこかで見たような?どこだったかな?』『そうだ!居酒屋だ!!』
そうです!その蛇口のようなものは樽生ビールを注ぐノズルではありませんか!!!
テーブルの下には大きな樽ナマが隠されていたのでした。
お姉様はおおきなピッチャーにこがね色した液体を並々とついで、皆の前にど〜んと置いていきます。
こばさないように、冷えたグラスに注いで、一気に....
おおっ! うまい!! まさしくナマ〜〜〜〜〜!!!
感激しながら、グラスを飲み干していきます。
『おかわりも自由ですよ!』の声に、あちらこちらから『は〜い!お願いしま〜す』の返事。
ようやく、のども湿りも落ち着いた頃、ふと、壁に目が止まりました。
何か、紙が貼ってありますね。
ないなに、「おつまみの持ち込みはご遠慮ください!」
そうです。
常連さんのなかにはお新香やイカなどのおつまみを持ち込んで
まさに試飲会が宴会化してしまう猛者も結構いるんだとか.....。
アサヒでは味わえなかった、ほんわか気分でキリンを後にしました。
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